歴史/時代 短編 完結済
読了目安時間:10分
総エピソード数:1話
ガダルカナルはたんなる島の名前ではない。それは帝国陸軍の墓地の名である。 (『帝国陸軍の最後』より) 今はゆっくりとした平和な時が流れるガダルカナル島。 しかし、各地に多くの戦争の爪痕が残り、多くの者たちがいまだに帰れずにジャングルの土の下で朽ち果てようとしている。 かつてそこで何があったのか。 そして、私たちに残された宿題。 『夏の五題小説マラソン その五』
総エピソード数:1話
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豊臣秀吉が全国を平定し、「瑞祥」と元号を改元した瑞祥時代。家の再興のため、三振りの宝刀を取り戻すため、国を滅ぼされた復讐のため、亡国の姫、さやと、その従者、紫月が戦乱の日ノ本を駆け巡る! ※これは史実をベースにした和風ファンタジーです。 作中で使われている暦・距離・時間の単位はわかりやすさ重視のため現代か江戸時代以降のものを使っています。 また、物理法則を無視した術、架空の人物や家などが出てきます。言葉も現代的な言い回しやルビがつくときがあります。 史実どおりでないと駄目! 硬派な歴史小説を読みたい! という方は申し訳ありませんが読むのをお控えください。 カクヨムにも連載しております。
読了目安時間:15時間5分
江戸時代、フリーターという働き方があったことをご存じですか? このお話は雇われ中間としてあちこちの大名行列に加わって稼いで暮らした若者助三郎の物語です。 さて助三郎、大名行列屋のまま生きたのでしょうか。それとも……。 木曾の炭焼き与助の孫三郎は二人暮らしの祖父の死で十六歳で江戸へ出る。日雇い人足、物売りで一年を過ごす。 その後、体格が良く、凛々しい顔立ちの三郎は誘われて大名行列の雇われ中間のフリーターとなる。 初めての雇われ中間の盛岡藩南部家の国入り行列で、徒士頭は三郎の凛々しいのを見て助三郎という名を与える。三郎は助三郎と改名。 不安を覚えつつ、惰性に流されていく助三郎。廻船問屋備前屋の娘お結に行列姿を褒められ、思わず『祖父の代から盛岡藩に仕えています』と嘘を。 この嘘で二人の縁がどう流れていくのか。
読了目安時間:4時間5分
幕末日本に転生しましたが、現代知識を活かしてスポーツ振興に取り組みたいと思います
龍馬! おまんはオリンピックを目指すがよ
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歴史/時代
長編
286話
565,096字
2023年10月2日更新
宮地燐はスポーツ史の卒論を書き終えた後、不幸な事故に遭った。 しかし、死の直前に彼の魂は1842年まで遡り、土佐藩の幼子に宿る。 時は幕末維新、動乱の時代であるが、燐は政治や経済には背を向け、野球や競馬、フットボールといったスポーツがより早く日本で、世界で、発展できるよう知恵を絞っていく。 "コメント" ・スポーツ黎明期の歴史を駆け巡るかなり異色な歴史小説です。 ・本来なら各地の方言などが出てきますが、作者が知らないので標準語で統一します ・広範な分野になるので誤りなどが出て来るかもしれません。やんわり指摘していただけますと助かります(汗
読了目安時間:18時間50分
遠すぎた橋 軍神マルスの娘と言われた女 その3 -初めての負け戦 マーケット・ガーデン作戦-
女アサシン・ヤヨイが空挺部隊指揮官に
11,100
10
歴史/時代
長編
43話
185,096字
2023年10月2日更新
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「――絶対ナメられてるッ!!!」 世界最高峰のブランドを背負う学生が集う「稜泉学園」、その黑稜キャンパス。 その一人である裏口入学レベルのヤンキー志向お嬢様・ココアは今日も嘆いていた。 自分がほぼ全てにおいてへっぽこであることが気になって仕方なかったのである! だったら自慢できるような実績(ステータス)を作ったら? と周りからのアドバイスを受けて、ココアはある検定資格の勉強を始める。 様々な分野の「死語」を使いこなす「レコンキスタエクスプレサー」への道。 ココアが択んだのは、カッコ良さげな「難漢字」表現。その筆頭である四字熟語の世界を、頼もしい(?)仲間と共に突き進んでいく。 一人の少女のお瑣末な日常。 貧弱ココアは果たして立派なヤンキー、じゃなくて稜泉に相応しい女になれるのか!? ☆ 留意事項 ☆ ・本作世界観やキャラは「SAKΔ」シリーズを踏襲してますが、何も知らなくても雰囲気で楽しめます。 ・本コンテンツは「エブリスタ」との重複投稿となっています。いつかオリジナルHPも作る予定です。
読了目安時間:24時間6分
かつて辺境の森の奥の村で、村人を全員喰らい殺した人狼がいた。 その人狼は何百年という時を生き、人を喰らい続け、王国中で畏怖される伝説の獣として言い伝えられていた。 だが人狼は、他人の命を奪い、ただ無意味に生き永らえる己の生き方に疑問を抱いていた。 かつて愛していた妻と娘を殺し、自分だけが獣に成り下がりのうのうと生き残っている。 その罪深き過去は、人狼をずっと苦悩と後悔で苛んでいた。 やがて人狼は家族を愛していた事実さえ忘れ去ろうとしていた。 だがそんな折に、自らを生贄だと名乗る少女が現れる。 その娘は王の命令により、己が人狼に喰らわれることを望んでいた。 その娘は言う。「あなたに喰らわれることで私の生きる意味を見出したい」と。 人狼はその不可解な娘の言葉に興味を抱き、そして喰らうことをやめる。 やがて言葉を交わすうちに少女は、かつて人狼が滅ぼした村に行きたいと願うようになった。 人狼と娘は、何もかもを失った血塗られた伝承の村へと向かう。 これは生きる意味を失った怪物と少女が、自らの生きる意味を探す物語。 ※表紙イラストはAIを使用しています。
読了目安時間:20分
作者からの一言コメント
夏の五題小説マラソン その五