異世界ファンタジー 長編 連載中
読了目安時間:4時間36分
総エピソード数:21話
およそ百年前、女勇者アルウェンと後の伴侶となる少年によりサッキュバスの王クシモは敗れ封印された。 しかしその直前、クシモは『お前達の子が余を復活させる神官となる』という不気味な予言を残す。 そして現在、クシモは既に復活しており魔王としてではなく地母神として崇拝されていた。 復活させたのは予言の通りアルウェンの息子であった。 彼はクシモを信仰する慈母豊穣会を組織し教皇として君臨している。 しかも彼は復活したクシモを征伐しにきた数多の勇者を悉く屠っている強大な守護者でもあった。 これは勇者の息子でありながら神々に『魔人』と呼ばれ畏れられている男と神に未来を托された勇者達との闘争の物語である。 今日もまた一人の勇者が斃され、教皇ミーケの手向けの言葉が紡がれる。 「生まれ生まれ生まれ生まれて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」
総エピソード数:21話
投稿日2023/1/20 1:54
投稿日2023/1/21 3:00
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投稿日2023/2/8 2:22
投稿日2023/2/11 0:53
投稿日2023/2/11 1:31
投稿日2023/2/12 1:54
投稿日2023/3/7 1:03
投稿日2023/3/11 1:08
投稿日2023/3/13 0:27
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滅亡間近の国の男爵家にチート娘が生まれた。その田舎の男爵家の娘が中央高等学院に首席入学したことで、公爵令嬢、令息たちの運命は大きく動きだす。 優秀を通り越して〝非常識〟な男爵令嬢に、公爵や王族すらも頭を抱えるのだが、権力者たちは彼女を安易に排除することはできない。 何年も続く不作に国全体が窮しており、収穫の改善をも成し遂げた男爵令嬢は救いをもたらす存在でもあるはずなのだ。 問題はもう一つある。 常軌を逸した数で押し寄せてくる魔物。人智を越えた力を持つ化物。 人々を恐怖に陥れんとばかりにやってくる。 しかし、いかなる敵が来ようとも、貴族令嬢と〝もふもふ〟の力が合わさったら倒せないはずが無いッ! そして、令嬢たちと〝もふもふ〟が交流をもつことで周辺国の行く末すらも変わる。 いずれは国王とその重臣となり、その先にあるのは大陸制覇しての統一国家である。が、そこまで物語が続くのかは誰も知らない…… ※ 「小説家になろう」「カクヨム」「noveler」でも公開中
読了目安時間:58時間51分
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古き語り……昔話を用いて、酔いどれ神使たちと戦う和風ファンタジー。 その日――殺生石は割れ、封印が解かれた。 殺生石伝説。 青年と白狐の大蛇退治の伝説は永い時を経て風化し、やがて九尾の狐を封印する物語へと変貌を遂げていた。 薄れつつある神への信仰によって殺生石の封印さえも風化し、ついに殺生石は割れ、幾百年もの間封印していた邪な神が復活してしまった。 邪な神は十二体の神使を利用し、人々を不安や恐怖によって自らを神として信仰させ、この世全てを支配しようとしていた。 平和な世を築いた神、宇迦之御魂神はこの事態に対し、三体の神使を遣わせた。 しかし三体の神使は失われた信仰により、すべての力を発揮できなくなっており、強い神気を持つ人間の力を借りなくてはならなかった。 「慎太郎、準備は良いな?」 「うん、行こう稲荷!」 神の衣【神羽織】を纏いて、酔いしれた同胞を古き語りで目覚めさせよ。 そして新たな信仰とともに失われた力を取り戻し、邪を払い除け。 たとえ、【カミノイイナリ】と呼ばれようとも。
読了目安時間:1時間42分
作者からの一言コメント
勇者の子が魔王の手先になるお話です。