英国探偵と伯爵令嬢の華麗なる戯曲

読了目安時間:11分

エピソード:1 / 27

※このお話はコナン・ドイル著「シャーロック・ホームズ」シリーズの世界観をモチーフにしたフィクションです。 オリジナルキャラクターも登場いたしますため、完全踏襲しているものではありません。 ※19世紀イギリスを舞台にしておりますが、当方絶賛勉強中のため少々怪しい部分があるかと思いますが、ご了承くださいませ。 ※小説執筆はまだまだ勉強中の身です。拙文ですが御容赦くださいませ。

モルダウの醜聞

【第一幕】 序章

「モルダウの醜聞」 《自慢の友人である 英国探偵と伯爵令嬢に敬意を込めて。》 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ -19世紀 イギリス ロンドン‐ 【第一幕】   序章の挿絵1  ウエストミンスター内のメルリボーン地区を南北に走るベイカー街は様々な店が並んでおり、来客をあちらこちらへ目移りさせる楽しさを持ち合わせている。  しとしとと雨が降っているにも関わらず、たくさんの人で賑わっているその様子は、ほんの半年前までアフガンの地で戦火に蠢く地平線を眺めていた日々を、もうずっと昔のことのように思わせた。 馬車から流れ見るこの景色も、ここへ来た当初は少し窮屈そうに見えていたが今ではすっかり慣れ親しんだものになり、それ程にわが祖国に帰還してからの日々は色濃く、その根源は「ここ」(ベイカー街)にあると言っても過言ではない。 正確には、この通り沿いに住む()()()()が根源なのだが......今日もまた然り、その友人の急な呼び出しに応じるためにこの通りを訪れているわけである。 【第一幕】   序章の挿絵2  しばらく馬車に揺られていると、通りの左側にお気に入りのサンドイッチ屋が見えてきた。 僕は胸のポケットから懐中時計を取り出す。 時刻は午前10時24分ーー待ち合わせの時刻まであと6分。 ここから馬車で5分はかかるから、今日も寄り道はできないなと、僕は諦めて懐中時計をしまった。 僕の友人は時間にとても煩く、1秒でも遅れると不機嫌になる。 しかも彼はそれを遠慮なくフルオープンにする性質(たち)だから、ここだけの話、その相手をするのがものすごくめんどくさい。 「女子か!」と思わずツッコミたくなるレヴェルだということだけ言っておこう。 まあ、僕があと5分早く家を出ればいいだけの話だが、いい訳をすると彼の呼び出しはいつも突然で、計画性であったり余裕をもった行動というのは難しいのである。 あと僕は早起きが苦手だ。 でもこれは大した理由ではない。 さらに僕は支度をするのも遅い。 しかしこれもさほど問題ではない。 僕のせいではない。 【第一幕】   序章の挿絵3 サンドイッチを諦めてから約5分、今度は通りの左側に紅い日除けテントを拵えた小さなカフェーが見えてきた。 そのカフェーの入った2階建ての古いアパートが目的地である。 白い外壁に墨色の木扉が5つと少し大きめの窓が5つ。 屋根は扉に合わせて墨色のレンガで作られており、その他はとてもシンプルで、僕の好きな感じだ。 チップをいくらか渡して馬車を降り、もう一度懐中時計を取り出して時間を確認するーー午前10時29分。間に合ったようだ。 僕は懐中時計をポケットに押し込み、建物の手前から2つめ......「221B」と白い文字盤が打ち込まれている扉をノックした。 【第一幕】   序章の挿絵4 -コンコン- 返事はない。 しかし人を呼び出しておいて不在だなんて、いくら彼でもそんなことはしないはずだ。......いや、彼ならしかねない。 僕は銅の取っ手に手をかけ、回してみる。 するとガチャりと扉が開いた。 「ごめんください」 これまた返事はない。 中は暗く、とても人がいるようには思えなかったが、僕は足を進めた。 【第一幕】   序章の挿絵5 彼の居住スペースは2階にある。 そこへ上がる階段をギィギィと不穏な音を立てながら登ると、今度はセピア色の扉が現れる。 【第一幕】   序章の挿絵6 覗き窓から覗いても中は暗くてよく見えない。 まさか本当に留守なのだろうかーーそんな疑念が()ぎった、その時。 【第一幕】   序章の挿絵7 こんなことにはもうほとんど驚かなくなったが、 彼は来訪者が扉を開けて顔を出す前から、その人物が誰かわかるらしい。 【第一幕】   序章の挿絵8 中へ入ると、暗い部屋で独り安楽椅子に深く腰掛け、天井を見あげている友人の姿があった。 「いるなら返事してくださいよ。 明かりもつけないでどうしたんですか?」と、僕。 「明かり? ああ、そういえばそんなものもあったな」 ......何を言っているかわからないが、 とりあえずスルーしよう。 「今日も足音でわかったんですか?」と、僕。 「本当にそんなことを言っているのかい?」 「え?」 「あまり失望させないでくれたまえよワトソン君」 そう言いながら彼は自身の顔を左手で覆う。 その細く長い指の隙間から僕を小馬鹿にしている笑みが垣間見得るのだが、それを隠そうと手を顔に当てたのだろうか? だとしたら、おもいきり見えているのでまったく無意味だが。 この、やや失礼で容姿端麗な紳士の名前は 「シャーロック・ホームズ」。 【第一幕】   序章の挿絵9 ここベイカー街221Bに住む私立探偵で、僕の友人である。 友人と言っても、彼の方が6つほど歳が上なので、僕はいつも敬語だ。 「さて」と、ホームズさんは天井を見上げたまま話を続ける。 「足音なんて聞かなくても、 俺には君だとわかったよ」 「まさか。未来予知の能力でもあるんですか?」 僕のその言葉に、彼は今度は声を出して笑った。 「いいかい?ワトソン君。ここへ君を呼んだのは誰だ?」 「......ああ!」 言われてみれば当たり前である。 僕はさすがに少し恥ずかしくなった。 「いやはや。タネ明かしをされるまでは、 いつもあなたが本当にすごい能力を持ってるんじゃないかって本気で思うんですけどね」と、僕。 「事象には偶然であれ必然であれ、 必ずその起こりうる原因があるものだ。 たまにはサンドイッチ以外のことでも頭を使うといい」 そんなことより、と彼は言葉を続ける。 「俺はね、ワトソン君。そりゃあもう退屈なんだ。 退屈過ぎて天井の木目で人の顔がいくつ作れるかと数えていた」 「は、はあ.....」 「ああ、どこまで数えたっけ。まあいい、君が来たからもう数える必要はなくなった」 そう言ってホームズさんはやっと僕の方に目を向ける。 【第一幕】   序章の挿絵10 今となってはこれも慣れたものだが、初めて会った頃はその鋭い瞳に捕食される前のうさぎのような気分になったものだ。 「ええと、電報には火急だと書いてありましたが。なにかあったんですか?」と僕。 「火急だよ! このままでは俺は死んでしまう。 退屈すぎてね! 一大事だろう?」 「は、はあ.....」 「だが、君が来てくれたのならば幾分かは退屈が凌げるというものだ。そうだな、今日は【水死における窒息死と溺死の差異】について議論しようじゃないか。」 と、まあここまでの会話を見てもらえれば、彼が少々? 変わった人物だということを説明する必要もないと思うが、読者のみなさんが気分を害さないよう、著者の僕には先に彼の悪習を伝えておく義務がある。 まず第1に、その独特な話し方。 これにはしばしば......いやかなり他人へのデリカシーが欠落している。 よって人から好かれない。 よって友人もほとんどいない。 僕と他2人くらいしか会話らしきものをしているところを見たことがない。 上記を踏まえ、第2に、彼は()()()()()他人には興味がないようであった。 そもそも人間を好いていないのだと思う。 では、何故僕が彼の数少ない友人になれたのか。 一応僕は生きている人間だと前置きしておくが......それは彼が医学や化学といったものの勉強に特に意欲的だからである。 彼の職業病のようなもので、犯罪が発生した際に必要となりうる知識ーーそれを彼は「推理学」と名付けていたがーーを学ぶことに対しては非常に熱心であった。 だから、医者の端くれである僕との会話は、「それなりに有意義」であるらしく、そう言った意味で僕は貴重な「友人」に分類されているようだった。 性格にはいささか難ありだが、言うだけあって彼は様々な分野において博識であった。と、同時に、その知識には偏りが激しく、無知な分野においてはそれはそれはお粗末なものでもあった。 例えば天文学なんかにはこれっぽっちも興味がないようで、彼は地動説すら知らない。 さすがにこれには「君がそんな常識を知らないなんて」と笑ってしまったが、 「君たちは常識という言葉に正当性や絶対的なものを感じているようだが、常識ほどあやふやなものはないよワトソン君。 それに、地動説を知ったところで、何に使えるんだ? 殺人犯を捕まえられるのかい? ワトソン君、人間の脳みそが記憶できる分量には限界がある。 そんな実用性のないもので引き出しをひとつ埋めてしまうなんて無駄なことはしたくないね。 そうだな、『イギリス国民はみな地動説を学ばなければならない』という法律でもできたら考えよう」 と、恥じるどころか盛大に開き直っていた。 自分の興味のないものに対してはいつもこの調子である。 さて。 このままでは記念すべき1作目が全て「彼の悪習について」を記したものになってしまいかねないため、本来書きたいことである彼の探偵としての素晴らしさをお伝えするためにも、ここでひとつ、彼が携わった事件の話を踏まえて、彼のことを紹介したいと思う。 それにはもう1人、事前に紹介しておきたい人がいるのだがーー 【第一幕】   序章の挿絵11 ーーふと、表の通りで馬車が止まった音がした。 ホームズさんも気がついたらしく、安楽椅子に座ったまま、外も見ずに「4輪馬車だね」と呟く。 彼が言うのだからそうなのだろうが、僕は一応窓の外を見る。 確かに立派な4輪馬車が止まっていた。 それもーー 「この家の前に止まってますよ」と、僕。 その言葉に、ホームズさんは一気に顔を煌めかせ、 「依頼人か?!」と、椅子から飛び立った。 「ええと、ベランダのでっぱりがあるから真下の玄関に誰が立っているかまでは見えないです」 僕のその言葉に彼は鋭い目を ぴったりと閉まった扉の方に、いや、()()()に向けた。 と同時に、玄関の扉をノックする音が響く。 「さてワトソン君。本領発揮といこうじゃないか。 ここへ現れる人物がどんな人間か当ててみよう。」 そう言ってホームズさんはわざと返事をせずに様子を伺う。 来訪者には居留守を決めて少し申し訳ない気持ちにもなったが、僕も好奇心には敵わない。彼のその奇妙な特技を黙って見守ることにした。 数回のノックがあった(のち)、こちらが何も答えずにいると、ギィと扉が開く音がして、足音がコツコツと階段を上がってきた。 「勝手に入ってきた時点で6択......足音は女性のものだ。この時点で4択......うちの暗い階段を慣れた足つきで登ってきている。2択まで絞れた。大家のハドソンさんではない。足の動く速さが老人のそれではないーーああ!」 ホームズさんには来訪者が誰だかわかったらしい。 そして僕の方を向いてこう言った。 「これはだめだ。いいか、ワトソン君。この扉をノックされても返事をするなよ? あと声も出すな。」 よくわからなかったが、僕は黙ってこくこくと頷く。 しかし、僕らのその密やかなやり取りはすぐに無意味になった。 ノックよりも先に扉が開いたからだ。 【第一幕】   序章の挿絵12 現れたのは、この()()()()な建物には似つかわしくないほど上品なご令嬢がひとり。 彼女はホームズさんと僕を交互に見てから、その大きな蒼い瞳を優しく細め、柔らかそうなハニーブロンドの髪ゆらしながら膝を曲げた。 「あら、ワトソン先生もいらしてたんですのね」 そう言って花が咲くような微笑みを向けられ、僕は思わず綻んでしまったが、ホームズさんはというと虫歯が痛むような顔をしていた。 「他人の家を尋ねる時はノックをしろと君は教わらなかったのか?」 「必要ありませんわ。 他人ではなく私はホームズさまの助手ですから。」 「君を助手にした覚えはないよ、メアリー・リーズべット嬢」 【第一幕】   序章の挿絵13 メアリー・リーズベット嬢。 国の研究機関に務めているリーズベット伯爵の御息女で、 なんでも、幼い頃にホームズさんに助けられたのだとか。 それがきっかけで、メアリー嬢はホームズさんに会うために探偵となり、例の「踊る音符事件」、通称「3つの葬送曲事件」で再会を果たしたそうだ。 ーーそうそう、この事件に関してもいつか書きたいと思っているのでお楽しみに。 そして、彼女こそが事前に紹介したかった、(ホームズさん)の事件を語る上で欠かせない人物である。 メアリー嬢は手に持っていた袋を開け、スコーンと紅茶の葉が入ったビンを取り出す。 「いまお紅茶をお淹れしますね」 「お淹れしなくていい。君は俺の話をーー」 「本日はフォートナム&メイソンの新作のアールグレイです! とても美味しいんですよ。ふふふっ」 「......ああ、もうめんどくさい」 この2人はいつもこんな感じで、一回りも歳下の「押しかけ女房」なメアリー嬢を、ホームズさんが毎度迷惑そうにしながら適当にあしらうというのが定型なのだが......しかし、実際は、ホームズさんも彼女のことを気に入っているのではないかと僕は思う。 本当に迷惑であれば、メアリー嬢がホームズさんと会話ができる数少ない人間の1人になることはなかっただろうし、捜査や潜入といった時には、彼女の「伯爵」という肩書きをホームズさんはとても頼りにしているからだ。 それともうひとつ..... 「メアリー嬢ひとつお聞きしても?」と、僕。 「ええ、もちろんですわワトソン先生」 「よくホームズさんが居るとわかりましたね? 僕は呼び出された身だったからホームズさんがいるのはわかってたけど、返事もなければ真っ暗だし留守だと思ってもおかしくないのに」 僕のその質問にメアリー嬢はニヤリとして「足跡です」と、答えた。 「雨が降っているでしょう? だから、もしも出ていかれたなら、ぬかるんだ入口には足跡がついているはず。でも足跡はここに入っていくものが1つだけ。 ということは、どなたかいらっしゃっていて、ホームズさまはご在宅とわかるわけです」 そう、彼女はただの「お飾り(探偵気取り)」ではない。 ホームズさんもそれをわかっているから、なんだかんだ相手にしているのだろう。 さて。 それでは役者も揃ったわけであるし、読者のみなさんもきっと痺れを切らしているだろから前置きはこの辺にして、さっそく事件のお話に移らせていただくことにする。 英国探偵「シャーロック・ホームズ」と 伯爵令嬢「メアリー・リーズベット」、 そして僕、「ジョン・H・ワトソン」 【第一幕】   序章の挿絵14 彼らの華麗なる事件簿を、僕がこうしてしたためることになるほんの少し前のーー英国を揺るがしたあの事件を。

読んでくださってありがとうございます。 次回更新は4月5日予定ですが、もっと早く書けたらアップいたします。

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  • ラティナ(うちの娘)

    degirock

    ♡500pt 〇50pt 2020年6月13日 11時19分

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    ラティナ(うちの娘)

    degirock

    2020年6月13日 11時19分

    ラティナ(うちの娘)
  • アマビエペンギンさん

    こまつみえ

    2020年6月13日 16時17分

    degirockさまありがとうございます(´;ω;`)✨ ノベラポイントまで!!光栄です!! 次の一幕も楽しんでいただけるようがんばります!!

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    こまつみえ

    2020年6月13日 16時17分

    アマビエペンギンさん
  • エルフアーチャー

    s.h.n

    ♡400pt 〇20pt 2020年8月9日 12時58分

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    初見です よろしくお願いします

    s.h.n

    2020年8月9日 12時58分

    エルフアーチャー
  • アマビエペンギンさん

    こまつみえ

    2020年8月9日 15時36分

    s.h.nさま ありがとうございます(´;ω;`)!頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします!

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    こまつみえ

    2020年8月9日 15時36分

    アマビエペンギンさん
  • タイムトラベラー

    綾瀬アヤト

    ♡500pt 〇10pt 2021年8月17日 15時27分

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    これは期待

    綾瀬アヤト

    2021年8月17日 15時27分

    タイムトラベラー
  • アマビエペンギンさん

    こまつみえ

    2021年8月18日 23時47分

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    圧倒的感謝

    こまつみえ

    2021年8月18日 23時47分

    アマビエペンギンさん
  • うどん

    Yuiz

    ♡100pt 〇10pt 2020年7月11日 14時51分

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    応援しています

    Yuiz

    2020年7月11日 14時51分

    うどん
  • アマビエペンギンさん

    こまつみえ

    2020年7月13日 14時13分

    Yuizさまありがとうございます!励みになります(*´-`*)

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    こまつみえ

    2020年7月13日 14時13分

    アマビエペンギンさん
  • 女神官

    夏目みもり

    ♡500pt 〇5pt 2021年8月18日 7時09分

    文章が流麗ですね。馬車から見えるロンドンの街並みの部分などは特に巧いと感じさせられます。私はホームズは未読なのですが、それでも彼はこういう人柄なのかな、と原作を想像しながらでも読める作品だなと感じました!メアリー嬢はオリジナルでしょうか?これからの活躍が楽しみです!!

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    夏目みもり

    2021年8月18日 7時09分

    女神官
  • アマビエペンギンさん

    こまつみえ

    2021年8月18日 23時53分

    夏目さまありがとうございます(´;ω;`)! そのように言っていただけて光栄です! まだまだ未熟ですが、がんばってまいります!! 夏目さまの作品の更新も楽しみにしております!!

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    こまつみえ

    2021年8月18日 23時53分

    アマビエペンギンさん

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