私立緑工業高校女子eSports部

読了目安時間:14分

ファーストシーズン

おなちゅう

おなちゅうの挿絵1 おなちゅうの挿絵2 そう呼びながらセーラージャケットの胸元をほぼ全開にして、入学したての高校一年生とは思えない立派な谷間を見せつけながら彼女は教室に入ってきた。 おなちゅうの挿絵3 そう答えたのは栗原麻衣子。 ゲーム学科CG(コンピューターグラフィックス)科の一年生。 麻衣子の前の机の上に腰掛けて、短いスカートから太腿を露出させて愚痴をこぼす。 おなちゅうの挿絵4 彼女は石田琴絵。麻衣子の中学時代からの友人だ。 同じ学校の同級生ではあるがクラスで一緒になったことはない。たまたま近くのゲームセンターで出会い、女子で格闘ゲームをプレイしているのは彼女たちだけだったので、自然に学校帰りはゲームセンターでおちあって一緒に遊んだりするようになった。 もっとも麻衣子はキャラから入ったぼっちなオタク少女だったのに対し、琴絵は男に勝ちたいといった目的で格闘ゲームを始めたガチゲーマーではあったが。 「いや・・・私は元々ゲーマーじゃないんだし。あんたに対戦付き合ってたせいで、結果的に上手くなっただけだってば」 「ま、そうはいってもお前だって友達なかなか出来ないじゃん?もっとも出来たところで私が気に入らない奴だったら・・・」 「うぇ・・どうするってのよ?」 ジトッとした目で机に座っている琴絵の顔を見上げる。 「いやまあ、マイコの弱みはいろいろ握ってるからな~それをばらせば普通に引くんじゃね?www」 言葉にならない悲鳴を上げそうになるが、それをこらえて反論する。 「くっ・・・いや、この学校に居るのは同類ばかりだ・・多少バラされたところでかえって親密になれるかもしれないわよ!」 そういいつつも、そんな危険な賭けをしたくないとは思う麻衣子だった。 (・・・・そういやこいつの秘密とか弱みは思い当たらないなぁ。というか自分でもう非処女とか言っちゃうぐらいだし) さて、ここでこの学校の説明をしておこう。 ここは今年度発足の私立の工業高校。私立緑工業高校だ。 工業高校とはいっても一般的な"マニュファクチャー"としての工業ではなく、いわゆるオタク文化のマンガやアニメ、ゲームといった産業のコンテンツを作ることを目的にした日本でも初めての工業高校として電気、機械、化学といった学科のある普通の工業高校からリニューアルした。 もっとも少子化や公立の高校無償化などで私立の工業高校の人気がなくなってしまったとか、近隣の就職先になるはずの町工場が生産の拠点が海外に移ったせいで、近年めっきり減ってしまったといった側面もある。 普通科から大学に行っても就職は難しいし、日本のTPP参加で農業の将来無不安だし、福島原発で水産業も不安といった心理も反映していているのかもしれないが、若者の人気のある職業を学べるといったことで初年度としては入学の競争率はなかなか高かったようだ。 学科としてはアニメ、マンガ&ライトノベル、ゲームを制作する人材を育成するということを目的に設立された。 とはいえ校長には別の思惑があったようだが・・・・ 「ようやくスタートしましたね。梶原校長。」 そう黒髪のロングヘアをふわりとなびかせながら振り向いた彼女はオークリーのメガネの奥にアイスブルーの瞳を持った女性だった。 実は彼女お気に入りのカラーコンタクトなのだが、このカラーコンタクトをしたいが為に、メガネをかけてるらしい。 「そうだな。まあうまく行かなかったらそれでいいんだが、まずは高校の授業で教えることに意味があると思うからね。」 答えたのは校長・・というには若い印象の男性だった。少し甲高い声の印象がそうさせるのか。 梶原竜司。彼はゲーム業界に置いては一目置かれた存在だった。大手メーカーでディレクターを務めていたが、ふと会社をやめて新しい新会社を立ち上げたかと思えば売れる保証のないモバイル端末向けのゲームをいち早く手がけ、大きな利益を得ていた。 だがそれもあっさり会社を手放し、今度は学校経営に乗り出したのだ。 「まあ最初に連絡を頂いた時驚きましたけどね。CG学科の教員になってくれだなんて。」 「富永くんにも苦労をかけたね。初年度のカリキュラム作成などかなり手伝ってもらったしなぁ。」 「あ、でもあれはうちにいるニートが結構やってくれたので。でもあれでよかったんでしょうかね?この業界は移り変わりが激しいのにあんな基本的なことだけで。」 頭をかきながら答える富永に、校長はニヤリと笑いながらこう答えた。 「ゲーム業界ってのはもうすでに我々には手に負えないんだよ。巨大になりすぎた。それを従業員のサービス残業で巨大な世界があるように見せかけるだけにすぎない。まあ少しづつアップデートが可能なオンラインゲームであればまだ可能性はあるが、基本無料がこれだけ多くなれば、利益構造にも問題が生じる。 それは君やそのニートさんもよく骨身にしみているんじゃないかな?」 「あはは・・・まったくそうですね。」 苦笑いしながら答える。彼女も校長が過去に経営していたゲームメーカーで働いていた。 女性で独身、それも30歳近くにもなってゲームメーカーで働くのはなかなかにつらいものがあった。 「ところでそのニートさんはどうしてるかな?彼も元気かい?」 「ま、相変わらずですよ。最低限の家事は主夫としてこなしてくれてますけど、こそこそゲームもやってるみたいだし。まあ私専属の漫画家ってところですかね。ほっとくと私をモデルにエロいマンガでも描いて売りそうなんで・・・」 苦笑いしながら答える富永だったが、単なるノロケ話のように見える。 「一応、籍は入れたんだろ?彼もかなり働いてこの業界に限界を感じて引退したわけだし・・・もう楽しむ側でいいんじゃないかな?」 「そうかもしれませんね。」 「ああ、楽しむことを忘れちゃいけないよ。ゲームの専門学校などを卒業してきた新入社員などはクビにならないようにただ働いてるって感じだったしね。そういう状況にならないように、この学校の卒業生は趣味として簡単でもいいからゲームやアニメを作れるようになってほしいと思ってるんだ。」 ~~~~ 「で、何なのよ、今度は。CGとかのゲーム学科の女子に声かけてゲームオタクの友達でも作ろうっての?」 ともかく話題を変えよう。そう思った麻衣子は話を戻す。 おなちゅうの挿絵5 またいつものことだ。こうやってなにかその場の思いつきで行動を起こしては、それに振り回されるのが中学時代からの私のポジションになっている。 せっかくこいつから離れろうと人気がありそうなこの学校を選んで受験したのに・・・。 やれやれ・・・そんな巻き込まれ型主人公のようなことを考えつつ、半分は琴絵が言い出すことを楽しみにしていた。・・いや3割・・二割ぐらい? おなちゅうの挿絵6 おなちゅうの挿絵7 呆れた顔で答える。まあこいつにしてはまだ普通の提案か。 どうせゲームで遊ぶだけの部活なんて、いくらこの学校でも認められるわけはない。 そんなものは売れないライトノベルの中だけに存在する空想上の部活だよね。 おなちゅうの挿絵8 そう答えておくが・・・どうせ本当に部活ができたら入るのは既定の事実ってところだろうしね。 でもまあコンピューター同好会とかのが普通の学校では事実上ゲームで遊ぶだけのやる気のない部活と相場か決まってる。 結局諦めてその手の部活に入ってくれれば私も晴れてコトチンとの縁が切れるわけだし、ここは放置しておこう。 おなちゅうの挿絵9 翌日本当に部活申請が通ったなんて聞かされた時は本当に驚いた。 というか翌日にもう決まってるとか速すぎるよ! 「いや~。なんか初年度は生徒会もまだ始まってないみたいだからね。顧問の先生と場所や部活に必要な道具の予算的ハードルが低ければ結構通るみたいだ。」 朝からその報告をしつつ得意満面な笑顔で答える琴絵。 おなちゅうの挿絵10 おなちゅうの挿絵11 おなちゅうの挿絵12 初耳だよ。女子だけってのはまあ元々女のゲーム友達探したいからってことでつけたんだろうけど、なによ、イースポーツって?! そっぽをむいてはぐらかそうと答える琴絵。明らかに今考えたような適当な感じだ。 おなちゅうの挿絵13 いやいや、女の子がPCゲームとかその時点でハードル高いのに、部活用のパソコンまで必要なのとかありえないから! おなちゅうの挿絵14 「まあ今時は軽音部とかに入ってもギター買ったりでそれぐらいはかかるもんでしょ~諦めな」 人事みたいに軽く言ってくるが、コンピューター学科は自前のタブレット端末も買ってるんだよ。さらに部活用のPCなんて親が買ってくれるわけないよ。なにこれ。お決まりのバイトから始めるパターン? 「よし!まずは部員を集めよう!」 「お~っ!!急にヤル気に!」 もちろんそんな気はない。 部員が集まらなければこの部活は棚上げ。パソコンなんて買わなくても済むからねっ! 「ということでコチチン部員集めよろしく~」 やる気なさそうに机にもたれかかる。意地でもここを離れんないぞ。 「つまりアレだ。パソコンを買いたくないわけだな・・・」 おなちゅうの挿絵15 「え?何くれるの?」 意外な展開だ。コトチンのうちってお金持ちなのかな? スマートフォンを取り出すとどこかに電話をかけながら教室から出て行く。 一分ほど経って戻ってくるとスマホを私に突き出しながらこんなとこを言い出した。 おなちゅうの挿絵16 むぅ・・こうなっては仕方がない。 まあどうせ最近はガラケーのパケット定額なんてほとんど使ってなかったからな~。 家にはパソコンがあるし、学校では無線LANにつながったタブレットがあるから特に情報収集で困ることは殆ど無い。 外出時や通学の時ぐらいだけど、どうせコトチンがなぜか隣にいるからねぇ。 別にスマートフォンは当分必要ないか。親はそろそろねだられるんじゃないかと心配していたみたいだけど。 おなちゅうの挿絵17 そりゃ勝手に話を進められちゃぁねぇ。どうせ部活が出来なくてもコトチンのことだから買ったパソコンでやたらとネットゲームの対戦や協力プレイに誘われまくるの可能性は高い。 それなら部活の時間だけゲームに付き合うほうが、マシというものでしょう・・・。 おなちゅうの挿絵18 確かにこの学校の近くにはラウンドワン系列のボーリング場・・というかゲームセンターがある。テーブルタイプのビデオゲームは少ないが、クレーンゲームや大型マスビデオだけはやたらと充実してるようだ。 実際のところあの手の金かかるゲームは高校生にはあまり縁がないんだけどね。 だからゲーム好きのコトチンも帰りにゲーセン寄ろうとははあまり誘って来ない。 「でも女子とかいないんじゃないか?わたしらが知り合ったゲーセンでも男ばっかりだったしなぁ。」 確かにそうかもしれないけどさ。でもこの学校で女子でゲーム用にパソコン買える人とかそこ以外では見つからないよ。 仮に居たとしても絶対放課後は自宅に直帰でゲームしてるだろうしね。 ということで二人でゲームセンターにやってきた。 この店にはなんとガンスリンガーストラトスがなんと8台も設置されている。 以前はメタルギアアーケードも設置されていた謎のお店だが、実際にプレイしているのをほとんど見たことがない。謎だ。というか無駄だ。 FPSゲームのプレイヤーを探すならこのあたりのゲームをプレイしている人に声をかければいいんだろうけど、やっぱりというか誰もやってない。同じ学校の女子どころか男性もやってないよ。 「まあ対戦格闘なら実際のところ家でやればいいし、FPSゲームのほうがいいんだろうけど、やっぱやってないねぇ。」 「そだね~」 二人でゲームの効果音やBGMの喧騒の中、そんなことを話しながら店内を散策する。 「そういえばこの店って上の遊び放題のところにもガンシューティングゲームってなかったっけ?」 「ああ・・そういえばあった気がする。 というか入るのにお金かかるじゃん。一人で行ってきてきてよ。」 「んなつれないコト言うなって!平日の学生ならそんなに高くないし~。」 結局、コトチンの強引さに負けて入場。 古いアーケードゲームやマンガなどもある施設だ。 入場してみて気が付いたがeスポーツグラウンドなるものがあった。 「え?eスポーツってこれなの? マジで・・。」 「いや・・私の想像してたのと全然違うぞ・・。 というか体を使えばスポーツになるってのもなぁ。  でも確かにエアホッケーだってスポーツか・・・いやエアホッケー・・」 なんかコトチンが悩みだした。 とりあえず見なかったことにしてアーケードゲームのコーナーへ。 古いアーケードゲームがフリープレイで設置されている。 ガンシューティングなどもあるが、メンテナンスが行き届いてないので、まともに遊べないものさえある。 おなちゅうの挿絵19 だがアーケードガンシューティングに関しては、通信対戦のものを除けばある意味でここでしか遊べない状況になりつつある。新作が出てないからね。 いくつか並んでいるガンシューティングのうちの一つ、OPERATION G.H.O.S.T.をプレイしている女の子を発見。それもうちの学校の制服着てるよ!! おなちゅうの挿絵20 しかしこのゲームをやってるとは・・。マニアから初心者まで遊べる良作だった前作のゴーストスカッドとうってかわって、バグに近い鬼畜仕様で1コインクリアがほぼ不可能。 故にクソゲーの烙印を押されてはいるのだが、出回りが悪いのであまり公になってない。 このゲームのサブマシンガンを模した巨大なガンベリフェラルを小柄ながら肩のスポットにストックを当てて中腰の見事な射撃姿勢で構えている・・というかフォアグリップのアクションボタンを使わない時はハンドガードを横から握った姿勢・・・コスタ大明神かよ! などと射撃姿勢以外にも完全にパターンを把握した瞬殺プレイにいろいろ突っ込みつつ、とりあえずゲームが終わるのを待つ。 「・・・なにか妙な視線を感じる。」 後ろから結構離れた位置に居たのでプレイ中も視界には入ってないはずだが、その様子を見ていた私達に気がついたようだ。 おなちゅうの挿絵21 おなちゅうの挿絵22 ゲームが終わってガンベリフェラルを置いたところで振り返る前に琴絵が声をかける。 満面の笑みで。 多分大昔の自衛隊の勧誘のマネのつもりなんだろうけど、なんかそれ怪しいよ。コトチン。 おなちゅうの挿絵23 だがその誘いに一つ返事で答える。本当にいいのかよ! 待望の新人を捕まえてすでにはしゃいでいる。そういやゲーセンで女の子見かけること自体なかなかないからね。 おなちゅうの挿絵24 今までガンシューティングゲームをやっていた女の子は何の部活か問いかける。そりゃまあそうだ。内容も言ってないんだからなぁ。 ちゃんと説明しないと逃げられるかもしれないぞ。 だがコトチンの答えは随分あっさとした説明だ。いいのか?それで・・・コトチン。 おなちゅうの挿絵25 だが小柄なその子からは意外な言葉が帰ってきた。言い出したコトチンですらよく分かってないっぽいのに。 だが予想外にも続けざまに彼女のセリフからよくわからない単語が出てくる。 なにこれ。まったく新しい部活を作ったと思ったら、なんかすごく詳しい新人が入ってくるパターン。囲碁サッカー部? まあともかく私達以上のすごいオタクみたいだ! おなちゅうの挿絵26 おなちゅうの挿絵27 まずは自己紹介してみる。 おなちゅうの挿絵28 さっきまでの雰囲気とは違い、急にきょどり始めた。このゲームセンターでの騒音で聞き取りにくいほど。まあオタクってのはこういうもんかもしれないけどね。 私もコトチン以外とはクラスメイトともうまく話せないからなぁ。 なんというか何を話していいかわかんないんだよね。でも自分の趣味のコトとか話したいし知ってもらいたいけど、でも話したら引かれるから話さない。 相手がオタクだったとしても自分の趣味の領域以外については専門外だし、べらべら話されても正直ウザイ。 そんなことをお互い分かってて話さないという選択を繰り返すうちに、本当に話をしなくなっていく。 「えっと・・・そろそろ私ここを出ないといけないので・・。 夕飯の材料とか買っとかなきゃいけない・・。」 おなちゅうの挿絵29 なとど感慨にひたるまもなくまずは約束をとりつけて今日のところは別れた。 「なぁ、マイコ。あの子のあとを尾行してみないか?」 「なによ突然・・」 初対面の女の子を尾行とかいきなりなにを言い出すんだ。本当にレズにでも目覚めたのか?! 「いや・・いくら苗字が森とはいえ、娘にユキなんて名前つける父親がどんなやつなのか気になってさ。絶対ヤマト世代のオタクだよ!」 「あ~・・そだね」 なんか急に力が抜けたよ。 「ま、家の場所がわかっても父親に会えるとは限らないし、仲良くなってから家に遊びにいけばいいんじゃない~・・・。 というかまだ入ったばかりなのに出るのはもったいない!」 「ん~・・まあそうだよな。 とりあえず何して遊ぶ?ガンシュー?対戦格闘?」 「なにはしゃいでるのよ。 私たちだって門限あるし、あんまり遊べないでしょ?」 その後私たちはいくつかのガンシューティングをコンティニューし放題でプレイ。 なんとなく元を取りたかったというのもあるのかな? といいつつ、つい夢中になって門限に遅れそうになったので家に電話をかけたところ、ゆっくり遊んできていい~~といわれたので、結局ほぼ3時間しっかり遊んできた。 ゲームやってると3時間といってもすぐに過ぎちゃう感じだよね。

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