現代/その他ファンタジー 長編 完結済

偽称の虚言者 ―嘘を吐く正直者―

作者からの一言コメント

自称「嘘つき」。その言葉は、嘘か真実か。

読了目安時間:3時間21分

『異能力事件専門捜査室』という秘匿機関の新米捜査官・泉小路小夜(いずみこうじさよ)は、ここ二年間で起きている不可解な事件に頭を悩ませていた。       事件の始まりは二年前からで、発見されたのは二人の能力者の死体。明らかに誰かに殺された、というような有様だった。しかし不気味なことに、肝心の犯人に繋がる痕跡だけが一切見つからないのだ。足跡も、毛髪の一本も、指紋すらも。何者かと「いた」はずなのに、その「情報」が何一つ、無い。    小夜の仕事は能力者収容施設にいる『情報屋』に会い、捜査協力をしてもらうこと。すぐに終わると思っていた矢先、目の前で堂々と脱走しようとする男に遭遇する。小夜は放っておく訳にもいかず、ひとまずその男の用事に同行することに。    京谷要(きょうや かなめ)と名乗った男は、なんでも自他ともに認める「ひどい嘘つき」らしく、「自分の持つ能力は『嘘を信じ込ませること』だ」という。そして、「二人の能力者を“賭け”で殺したのは、この、嘘つきの自分だ」と口にする。    疑う小夜は「証拠を出せ」というものの、要の言葉が嘘か本当なのかは、小夜には分からない。  果たして要は本当にこの事件の犯人なのだろうか。「自分は嘘つきだ」という彼は、その通りの嘘つきなのか。それともその言葉は嘘で、最初から真実を語る正直者なのか――。

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作品情報

作品名 偽称の虚言者 ―嘘を吐く正直者―
作者名 萩月ヱリカ
ジャンル 現代/その他ファンタジー
タグ シリアス 男主人公 女主人公 現代日本 異能 女捜査官 オリジナル ライト文芸 嘘つきのパラドックス ミステリー 男性向け 嘘つき 思考の迷路 能力者
セルフレイティング 残酷描写あり
暴力描写あり
初掲載日 2021年3月22日 0時45分
最終投稿日 2021年4月17日 20時52分
完結日 2021年4月17日 20時53分
文字数 100,649文字
読了目安時間 3時間21分
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