イチャイチャ☆百合っ娘ロボ 〜怪獣VS巨大ロボッ娘〜

読了目安時間:7分

エピソード:3 / 42

怪獣の画像貼るタイミング、どこにしたらいいのかな〜

「救世主降臨!?」

a. VS強風怪鳥アイオロード  “YUR‐1、承認開始。所有者の指紋、遺伝子と一致、照合完了、対巨大生物戦闘モードに移行します”。 「わわわっ」  小柄な体から漏れ出した大きな駆動音と無機質な音声に驚き、香燐は思わずボタンから指を離した。 「お姉さま、いってくるね」 「バッテリーは大丈夫ね、勝ったら記事にしてあげるから!」 「それよりパフェをたくさん奢ってね、格好良く決めちゃうからさ!」  たぁあああああっ、少女は丘から飛び降りる。そこから純白ブーツの裏からジェットを噴射させ、空を走りアイオロードの背後まで移動した。 ギピ、ギピ。アイオロードは小さな気配など気にも止めず、巨大怪蟲を啄み食らうのに夢中の様子。 「こいつ、私は小蝿程度にしか思ってないな〜!油断大敵、小蠅じゃなくて雀蜂だと思い知らせたげよう!」   少女の全身から白い光が放たれ、一瞬だが街の半分を包み込む。あまりの眩さに、人々は咄嗟に腕で視界を覆った。   「眩しい...けれど優しい光だわ」   カメラをズームして見ていたので、香燐は余計に眩しく感じたが、彼女の視力に悪影響は現れない、人類にとっての救世主を喚ぶ光なのだから。   「なんだあれ!」 「ひ、ひと? にしてもおっきくない?」 「まさか、あれも怪獣なのか!!」      避難所から小型テレビで見ていた市民、モニターを眺めていた防衛軍、そして香燐は目にした。 怪獣とほぼ同等の背丈の、白ロリィタ服の少女が、大地に降り立つ光景を。 「とうっ」  少女が着地した瞬間、大地が揺れ、砂埃が空高くまで舞い上がる。これには食欲旺盛な巨大怪鳥も食事を中断し、ぐるりと長い首を回した。 ギピピピピッ、アイオロードは少女が食べ物を横取りしにきたと思い込み、威嚇の為に六枚の翼を一斉に広げる。 「対怪獣用ミサイル・イクチ、発射だよ」  少女は威嚇にも怯まない。両肩に隠されていた発射口を露出させると、射程距離は2キロとショボいことこの上ないものの、威力は絶大な複数のミサイルを発射する。 ギピピピピッ。交戦開始の合図と受け取ったアイオロードは、口から色艶やかな羽根を連続で吐き出してイクチを迎え撃つ。 たかが羽根とは侮れない。サイズと速度で少女の撃ち出したミサイルを上回っており、簡単に破壊してしまった。 「なにゃっ!」  羽根がミサイルを次々と粉砕してゆくなか、アイオロードは六枚の巨大な翼を羽ばたかせはじめる。 六枚の巨大翼から繰り出される風ともなれば凄まじく、瓦礫や半壊したビルやホテルなどの建造物を数百メートル先まで難なく吹き飛ばす。 「にゃああああっ、ふっ飛ばされるぅううう!」  アイオロードの起こした風は、建造物のみならず、巨大化した少女の体すらも、強制的に、僅かずつだが後退させてしまう。 かなり力を込めて踏ん張っていながらこの様なので、気を抜けば簡単に吹き飛ばされてしまうだろう。 「計算完了、風速200メートル」  風速200メートルにも及ぶ風の中では、ミサイルどころかあらゆる武器を使用しても吹き飛ばされるのがオチだ。 「計算中。ヤツが疲れ果てるまで耐える、成功率2%、98%の確率で私が先にエネルギー切れ」  しつこい少女を吹き飛ばすため、アイオロードはより強く翼を羽ばたかせる。 「予測...800メートルの巨大竜巻が発生」  少女の予測通り、今度は巨大な竜巻がアイオロードの眼前に発生。車や建造物、巨大怪蟲アシドムの残骸を容易く空へ舞い上げ、粉微塵にしながら少女に迫った。 「53メートル4万4千トンにもなった私の体も、巻き込まれたら終わり。こうなれば、緊急防御システム、作動」  少女は上半身のみを異様なスピードで回転させ始めた、下半身は風で吹き飛ばされないために踏ん張ったままで。 ギュピピピ?アイオロードも首を傾げるシュールな光景︺だが、全身に強力なバリアを張り巡らせるには必要な動作だ。 「地球の風も、外から来た私に平和を託してる」   竜巻は少女の体を吹き飛ばして通過せず、彼女の回転に巻き込まれて、矛と盾の役割を備えた頼もしい味方となった。 少女は竜巻を味方にし、その核となってもバラバラにならないようバリアを展開していたのだ。   「次はお前が吹き飛んじゃえええええええ!!」  巨大竜巻を我が身とした少女は、バリアを起動したまま超高速で回転しながらアイオロードに向かってゆく。 ギビ、ギピピピピッ! 本能で危機を感じたアイオロードは、六枚の翼を激しく羽ばたかせ急上昇、マッハ10にも及ぶ超音速での逃亡を試みる。 「ここで逃がした場合、逃げた先で人類を捕食する可能性100パーセント。一日ごとの推定被害人数3000人... ... ...逃がすわけにはいかない!」      全開のジェット噴射により、巨大竜巻状態のまま少女はスピードアップ。 ギッ!!! やがて巨大竜巻に追いつかれたアイオロードの体は肉体は血と風ごと消滅、ただ鮮やかな羽だけが街中に舞い落ちるのだった。   「ぴーす、大勝利!」  竜巻を霧散させ、バリアも解除した少女は、ピースサインと満面の笑みを残して姿を消した。 「よっしゃあああああああ、あの女の子は味方だ!」 「女の子っていうにはデカすぎるだろ、女神だよ、女神」 「平和は取り戻された!!」  避難所の市民たちも、一般隊員らとハイタッチやハグなんかをして歓喜の声をあげた。 b. あなたの名前は 「おねえさま〜撮影してくれた?って、あれ?!」  丘に戻ってきたのは良いが、香燐の姿が見当たらない。そこで少女は体内に搭載された整体探知機を起動して、彼女を探し出すことにした。 「生命反応探知中、生命反応探知中、暫くお待ち下さい...生命反応あり、東南に百メートル!」  香燐を見つけて少女が駆けて行ったのは、ぽつんとそびえる大木、彼女はその幹にもたれ掛かっていた。 「風で吹き飛ばされてさあ、下手したら死んでるわ、これ、カメラだって壊れるし」 「え〜私の写真パーじゃん、残念だね」 「そんなことより、本当に怪獣を倒すなんて凄いじゃん、いったい貴方は何者?名前は?そろそろ教えてくれてもよくない?」      大学に避難したときも、それなりの時間があったが人前なのもあって、あまり深く話ができなかった。 少女から情報を聞き出すなら、恐らく今だ。 「正式名称はYUR‐1だけど、お姉様が名前つけてよ!ゴールデンレトリバーはゴールデンレトリバーでも飼い主によってそれぞれ違った名前をつけるでしょ?」 「じゃあスキヤキ、スシ、サブカルチャー」 「適当すぎない? 真面目に考えてってば、確かに猫にみかんとか名付けたりするけど〜」 「じゃあ...」  香燐は暫く考えていると、幼い頃に初恋の相手である女性教師から白いネリネを貰った日の記憶を思い出した。 親が里親募集の猫を引き取ってきたのも、同じ日である。 「昔飼ってた猫にも似てるし、ねりね、漢字で猫に鈴に猫、とかどう?」 「うん!猫鈴猫と一緒に幸せになろうね、お姉さま」   猫鈴猫はニッコリ笑うと香燐の手を握った、どことなく飼い猫に似ている気がする、彼女も餌を多目にやるとこんな顔をしていたなあと懐かしい記憶がある。 「あっつぅ…!!!」  ノスタルジックな気持ちに浸りかけた香燐が叫んだ、戦いで発熱した金属の体は、人間の皮膚には熱すぎたのだ。 「あ〜ごめん!」 「有能なのかポンコツなのか分かんない子ね」 「次から同じミスが無いように記録されるからさ、限度はあるけどね」  ぎゅっ。純白の袖で手を覆って、猫鈴猫は再び香燐の手を握る。 「これ以上詳しくは〜帰ってからにしよ、住居は特定済みだから背負ってもいいよ」  え...? 香燐はちょっとビビりましたとさ。 つづく 怪獣図鑑 1. 強酸怪虫アシドム 身長:25メートル 体重:3千トン 武器:強酸光線、電撃 強酸と電撃を発射して敵を排除する、特定の爬虫類の肉体は自分の酸で溶けないため、死体に寄生し酸を体内に注入して無理やり巨大化させる。 2. 合体甲獣アルドム 身長:50メートル 体重:3万トン 武器:超強酸光線、雷撃 アシドムが爬虫類の死骸と寄生して誕生した怪獣で、これまでに防衛軍が交戦した怪獣達を上回る戦闘力を誇る。アシドムの酸と爬虫類の胃酸が合わさり、あらゆるものを溶かす超強酸光線となる。 3.強風怪鳥アイオロード 身長:70メートル 体重:1万トン 翼長:30メートル 武器:クチバシ、爪、翼から発生させる風速200メートルの風 古来より阿蘇山で眠りに就いていたが、巨大な餌の気配を察知して目覚めた。三対六枚の翼は飛行や戦闘にも役立つ

デカいのに少女とはいったい。あとウーは風速2000メートルくらいの突風を吹けるってどっかで見たことあります、えぇ...(困惑)

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  • 1周年記念ノベラ&ステラ

    方舟みちる

    ♡1,500pt 〇50pt 2021年6月8日 20時03分

    今回は怪獣&ロボットモノなんですね!凄く好きな作風で1話目から刺さりまくりでした。命も顧みずいかんなく記者魂を発揮していく香燐さんと、巨大化できたり分析能力に長けている猫鈴猫ちゃん。両者とも印象に残る色濃いキャラで、今後二人がどのような物語を紡いでいくのか楽しみです!

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    方舟みちる

    2021年6月8日 20時03分

    1周年記念ノベラ&ステラ
  • ゆりすぺしゃる2

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時18分

    3話でこんなにたくさんのポイントいただきありがとうございます 前は怪獣対怪獣だったので!ロボ知識とか全然ないからロボアニメファンに怒られるかな?ロボ怪獣知識でやってます、キャラも印象に残ったなんて感激、動かし甲斐がありますわ!!

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    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時18分

    ゆりすぺしゃる2
  • ゆりすぺしゃる2

    ワタル

    ♡1,000pt 2021年6月20日 10時35分

    今回は光に包まれて謎でしたが、ロボものお約束である巨大ユニットとの合体、変形シーンも観たいですね。常にデータや確立を計算して戦うのロボらしくていいです!遺伝子で認証されるってことはネリネちゃん完全なロボじゃなくてサイボーグなんでしょうか?

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    ワタル

    2021年6月20日 10時35分

    ゆりすぺしゃる2
  • ゆりすぺしゃる2

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月20日 16時53分

    話が進むと見られるかも?そういうのも醍醐味らしいですからね、いやあ生物との差別化もなかなか簡単ではないっすなあ その謎はいつ明らかになるでしょうなあ...

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    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月20日 16時53分

    ゆりすぺしゃる2
  • 女騎士

    米ちゃん

    ♡1,000pt 2021年6月7日 22時17分

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    応援しています

    米ちゃん

    2021年6月7日 22時17分

    女騎士
  • ゆりすぺしゃる2

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時10分

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    ホラー「嬉しぃぃぃっ!」

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時10分

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  • 1周年記念ノベラ&ステラ

    方舟みちる

    ビビッと ♡400pt 2021年6月8日 19時48分

    《「うん!猫鈴猫と一緒に幸せになろうね、お姉さま」》にビビッとしました!

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    方舟みちる

    2021年6月8日 19時48分

    1周年記念ノベラ&ステラ
  • ゆりすぺしゃる2

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時14分

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    うれしぬ

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時14分

    ゆりすぺしゃる2
  • 1周年記念ノベラ&ステラ

    方舟みちる

    ビビッと ♡300pt 2021年6月8日 19時43分

    《ギュピピピ?アイオロードも首を傾げるシュールな光景︺だが、全身に強力なバリアを張り巡らせるには必要な動作だ。》にビビッとしました!

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    方舟みちる

    2021年6月8日 19時43分

    1周年記念ノベラ&ステラ
  • ゆりすぺしゃる2

    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時14分

    ここにいて誤字を発見!修正します

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    百合豚怪獣キマシラス

    2021年6月8日 20時14分

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