シブヤのサンゾク

読了目安時間:10分

ススメとトマレ

「アナタは誰ですか?」  チハヤは赤髪の女性に尋ねる。『円山 チハヤ』とシブヤでしか名乗らない名前で、声をかけられた。シブヤの中でも、この名前を知っている者とすると限られてくる。寒気を感じ、ブツブツと鳥肌が立つことを感じた。  赤髪の女性は、まだ薄ら寒い時期であるにも関わらず、薄着である。健康的な褐色よりの肌だ。灰色の胸元が空いたシャツに、カーキ色の生地が薄いジャケットを羽織っている。淡いジーンズ生地のショートパンツを履いていた。アメリカン・カジュアルといったところか。  ジンボウ町の閑散とした路地に、赤髪と緑髪の人間が出会った。 「アタシ? アタシの名前はイブキよ。そうね。初めましてだものね」  イブキと名乗った女性は、クスクスと含み笑いを漏らした。唇に意識が向く。赤髪に負けないような、鮮烈とした口紅の色だ。はっきりとした顔立ちで、チハヤはどこかニホン人離れしている印象を受けた。 「チハヤくん。まるで、片思いみたいだわ。会えてよかった。()()()になる前に会えて、本当にホッとしたわよ」 「……私に、何か用があるのでしょうか」  チハヤはスーツケースの持ち手を握りながら、そうイブキに問いかける。その怪訝そうな様子を隠そうともしない。イブキはひしひしチハヤから伝わる猜疑心(さいぎしん)に触発された。 「あら、そんな態度でいいのかしら? アタシは君に賠償金を請求しにきたのよ?」 「賠償金?」 「『ジャコモ』をあんな風にして。部屋を壊して、血で汚して。しらばっくれるんじゃないよ」  ワンオクターヴ下がった、イブキの声。チハヤは凍りついた。目の前に立つ女性は、ジャコモで起こったことを知っている。シカとチハヤが起こした凶行。言葉を失うチハヤの姿に、イブキの三白眼は三日月形に歪んだ。加虐的に笑ったのだ。 「うふふ! ジョークよ。別にそんなことはどうでもいいの。それに、結構良かったわよ。監視カメラで見てたのだけどね。チハヤくんが発情期のネコちゃんみたいで。鳴いて(しな)って。すごくキュートだった」 「なんで……」 「なぜなら、アタシは『ジャコモ』の所有者(オーナー)だから。それでいて、君達が血眼で探していた猫又の相棒もまた、アタシなのよ」 「……!」 (この女性がジャコモの主であり、猫又の相棒だって?)  チハヤはイブキの告白に絶句する。(かかと)に体重が乗る。後退りをしたのだ。シカと共有し、行方(ゆくえ)を追っていた猫又の相棒。本来であれば、捕らえるなりしなければならない標的だ。だが本能的に感じ取っていた。今の状況下で、狩られるのはチハヤの方だ。イブキはその反応が気に召したようで、ギラギラと笑っている。 「誤解しないで頂戴ね。別にチハヤくんとケンカしたいってわけではないの。本当はジャコモで君のことをヤっちゃうことができたら、あの山賊も大人しくなると思ったんだけど。ちょっと、戦力的にできそうもなかったから。でもお色気シーンもあれば、暴力シーンもあって。見応えがあったわ」  山賊というのはシカのことを指しているのだろう。チハヤに差し向けた清掃員もこの女性の手先だということが分かった。また、シカをジャコモに招き入れたあの少女も恐らく、この女の差金なのだろう。そしてシカに命を奪われた。  目の前にいる女は、危なげない場所で(くつろ)ぎながら、そのジャコモ・シーンを見ていたのだ。  絶命や叫喚も、彼女のとっての娯楽でしかなかった。  チハヤは腹底から頭の先まで、強い衝動が沸き立つことを感じた。踵から爪先に体重が移動することが分かる。もう自制をすることができなかった。スーツケースを手放す。チハヤはイブキに掴みかかっていた。イブキの灰色のシャツは、ピキと音を立てて伸びる。 「オマエッ!!」 「あれ。アタシ、チハヤくんを怒らせちゃったの? 何が君のポイントなんだか」  イブキはまるで動じず、チハヤを観察するようにして首を傾げた。赤髪は頭の上で纏めて結んである。チハヤはその余裕ある様相に苛立った。そしてチハヤは衝動のままに、右手でイブキの頬を平手で打ったのだ。  パンッと乾いた打音が聞こえる。  ひりつく掌の感触に、チハヤは生唾を呑んだ。やってしまった、と後悔したのだった。イブキの頭はぐわんと揺れた。整っていた頭髪が乱れる。その次にチハヤの目に入ったのは、イブキの強烈な眼差しだった。獲物を捕らえる肉食動物の目だ。  その瞬間に、チハヤは両肩を掴まれた。振り解こうとした時にはもう遅い。気づいた時にはイブキの右膝がチハヤの鳩尾(みぞおち)に埋まっていた。 「ぐっ……!?」  チハヤは捻じ込まれる暴力に息が止まる。臓物を圧迫されるような感覚に、迫り上がるような吐き気を覚えた。そこから染み出すように腹部が痛み出す。のけぞるように後ろに倒れ込んだ。  イブキがチハヤを見下ろしている。チハヤが殴った頬を撫でながら、にやけている。その顔は恍惚そのものだった。チハヤは息ができずにチカチカとする視界の中で、イブキを見上げていた。燃えるような夕暮れの中に彼女は立っている。 「ダメだよ。アタシにケンカを売っちゃったらさ。ちゃんと我慢しようと思ったのに。君の生き方が素晴らしすぎるから、ついジェラシーを感じちゃうの」  イブキが乱れた髪を耳に掛ける。上唇と下唇の割れ目から、赤黒い舌が見えた。唇も舌も目に見える臓器である。グロテスクだ、とチハヤは思った。そしてイブキは右足を浮かせる。イブキの履く靴は黒いパンプスだ。その踵部分はピンヒールになっていた。細く鋭利で、それは凶器となる。 「アタシにはわかるよ? チハヤくんの一番大事な場所が。君の生き方が詰まった場所がね。踏みにじりたくなっちゃうよ。ねぇ?」  イブキは足を振り下ろした。──その先にはチハヤの臍下(せいか)がある。ピンヒールの先でそこを踏みつけたのだった。骨のない箇所であり、柔らかくヒールの先を受け入れてしまう。チハヤに内臓をえぐられるような痛みが走った。 「ぅあぁあっ!」  チハヤは絶叫を上げた。喉があまりの負担に耐えきれず、声が裏返ってしまう。踏まれた場所を抑えて、身体をくの字に曲げる。えずいて、痙攣した。堪えきれずに胃液を吐き出した。何も食べていなかったので、黄色がかった粘質のある液である。口の中に酸味が広がった。焼けつくような痛みに気がどうにかなってしまいそうだった。 「はー……ごめんね。本当に。こんなつもりじゃなかったんだけどな。このくらいじゃ()()にならないから安心してよ。チハヤくんもさぁ、こうなることだって想定しておかなきゃ」  しばらくイブキはチハヤが苦しんでいる姿を堪能した後、憑物(つきもの)が取れたかのように謝罪の言葉を口にした。そしてポケットからハンカチを取り出した。キャラものの可愛らしい赤いハンカチだ。チハヤの前に屈みこむ。そしてチハヤの口の端から漏れるその胃液を丁寧に拭き取っていた。チハヤは抵抗もできず、ただイブキのことを睨んでいた。 「だから、謝ってるじゃない。君が喋れるまで、待っててあげる」  イブキは屈み込んだまま、ハンカチと反対側のポケットに入っていたタバコを取り出した。銘柄はラッキーボールというものだ。真っ白い箱に赤丸が目印のパッケージ。一本手にとって口に咥える。蛍光黄色のライターで火をつけた。煙はチハヤに被らないように顔を背けて、吐く。表情が緩んでくることが分かった。イブキにとって精神安定剤みたいなものなのだろう。 「『ジャコモ』はランブリングストリートにあるけれども、アタシはマルヤマ町にある各店の店長とも仲良くてね」  イブキはチハヤに語りかけるように話し始めた。 「勿論、チハヤくん。君のことも噂にはよく聞いていたのよ? 花街のマルヤマ町を彩る、()()()なデリバリーヘルス。そこで働く緑髪のキャスト。『無愛想かつ愛嬌がある』みたいな、矛盾な評判で人気だったみたいね」  チハヤは少しずつ呼吸が戻ってきたようで、少しずつ立ち上がる為、芋虫のように身をよじって体勢を戻していた。しかし腹への痛みが収まらず、それだけでも荒く息を立てた。そしてチハヤは悟った。イブキはシカと違い、チハヤのシブヤでどのように過ごしたかを知っているということを。  そして、チハヤの()()を知っていることが分かった。 「客に優しくされて情が移り、その客に殺されかけた。儚くも美しいキャストちゃん。……そして、今でもその恋人を想って、告発しないのよね。本当に優しい子。そうだよね、告発なんてしたら、血気盛んな店長も黙ってない。稼ぎ頭を失ったのだものね? バックについてるマルヤマ町の始末屋(ヤクザ)に依頼しちゃうことでしょう。彼に報復を。とね」 「何が……言いたいんだよ……」  チハヤは腹を抑えたまま、ゆらりと立ち上がった。未だにズキズキと疼くような痛みが残っていて足に力を入れるだけで、呻き声が漏れた。イブキもそれに合わせて、膝を伸ばしていく。そしてタバコを口から放した。 「チハヤくん、恋人である『ユウヤくん』との一件。元職場の店長にバレちゃってるよ」  チハヤはサッと顔の血の気が引いていくことを感じた。そして口の中が緊張で、唾液の粘度が高くなる。口の中は酸っぱいままだ。だが、イブキの戯言かもしれないと思い直す。 「そんなことを言って、揺さぶろうとでも思ってるわけ? シカに狙われたくないから、私を利用しようとしてるんじゃないの」  チハヤは挑発するように問いかける。しかし、チハヤは『ユウヤ』という名前に少なからず動揺していた。その名前はチハヤの想い人の名だったからだ。イブキの目は動じることもなく一点にチハヤを映している。 「それは半分正解で半分間違っているわ」  イブキはタバコをその場に捨て、靴底ですり潰すようにタバコの火を消した。チハヤは先ほどあのようにして腹を踏まれたのかと暗鬱な気持ちになる。 「チハヤくんを殺そうと思うなら、すぐに、ここで、できる。そうすれば、あの山賊は再び肉体を失い、シブヤでの影響力もなくなり、ただの幽霊となるでしょう」  イブキは親指で自身の喉元を掻っ切るようなジェスチャーをした。そしてその親指でそのまま背後を指差す。そこには、公園に横付けされた真っ赤なスポーツカーが停まっていた。その洗練されたボディよりも、後方とリアガラスが黒く塗りつぶされていることに意識が向く。チハヤはぞっとした。イブキが殺すことができるというのは、脅しではなく、その通りなのだろう。チハヤはそれを理解せざるを得なかった。 「でもチハヤくん、アタシは君ともう少し話してみたくなったのよ。アタシは山賊に殺されたくないし、アタシもチハヤくんをできれば殺したくない」  チハヤは人のことを二回も蹴り付けて、何をいうのかと口を挟みそうになった。イブキはチハヤの様子を気にもせず、それに、と付け足した。 「……できることなら猫又の『サクちゃん』を成仏させてあげたい。アタシが死ぬという方法ではなくて、本来の『浄化(カタルシス)』としてね」  チハヤはイブキの物言いにいよいよ、汗ばんできた。イブキが嘘を言っていないとしたら、チハヤの想い人は本当に危険な状態にあるのかもしれない。イブキはチハヤの顔色が真っ青になっているのを見て、怪しく微笑むのだった。 「だから手っ取り早く、チハヤくんに貸しをつくりたいと思って。相棒の山賊に助けを求めても構わないけれど。あの山賊が果たして、チハヤのために動いてくれるかしらね? それに一過性のものを助けられても、また彼は危険な目に遭うでしょう。だからアタシが『ジャコモ』の所有者として圧力をかけてあげる。そうすれば一人くらいは見逃してもらえるでしょう」  イブキは畳み掛けるようにチハヤに問いかけるのだった。夕日はチハヤの回答を待たずに沈んでいく。ただ、イブキの身に纏う気配は赤く、確固とした存在を示すのだった。 「さぁ。一分で決めて頂戴。どうかしら、チハヤくん。一緒にいく?」 >to be continued……

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


  • 野辺良神社の巫女

    夜桜恭夜

    ♡100pt 〇100pt 2020年7月5日 20時33分

    チハヤちゃんの過去に驚きながら、イブキという強力かつ強烈なキャラとの対話にただならぬものを感じました!! 女子の闘いのほの暗さが凄い滲みでていて次回どうなってしまうのか今からドキドキしてます!

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    夜桜恭夜

    2020年7月5日 20時33分

    野辺良神社の巫女
  • れびゅにゃ~(シャム)

    革波 マク

    2020年7月6日 20時03分

    コメントと貴重なポイントをありがとうございます!イブキの強烈さが表せてたのならよかったですよ!やべーやつですが、実は悪いところばかりではないのですよ?そんなところを解き明かせたら嬉しいですね。色々やべーですが、楽しんでもらえれば幸いです。

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    革波 マク

    2020年7月6日 20時03分

    れびゅにゃ~(シャム)
  • うどん

    Yuiz

    ♡500pt 〇50pt 2020年8月4日 17時05分

    張り詰めて、淀んだ空気、最高です! そして、イブキさんのキャラクター性とてもとても良いです! チハヤさんと、シカさんと、これからどういうドラマを繰り広げていくのかワクワクです!

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    Yuiz

    2020年8月4日 17時05分

    うどん
  • れびゅにゃ~(シャム)

    革波 マク

    2020年8月4日 21時12分

    ゆいづ先生、マラソンありがとうございます!そろそろ完走ですね!基本的にはかっこいい女性が好みなのです。笑 今後チハヤ氏と接近していきます。それが生み出すものが喜劇か悲劇か……楽しんで頂けたら幸いです!

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    革波 マク

    2020年8月4日 21時12分

    れびゅにゃ~(シャム)
  • ステラ

    レンga

    ♡5,000pt 〇20pt 2020年7月12日 6時50分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    「女神トン」氷川Ver.ノベラ

    レンga

    2020年7月12日 6時50分

    ステラ
  • れびゅにゃ~(シャム)

    革波 マク

    2020年7月12日 12時41分

    レンgaさん!ポイント数がえぐい!!!笑 いやいや、本当にご無理なさらず。でも、ありがとうございます。メガトン級などうかしちゃってる物語を今後も書いていきますのでどうぞよろしくお願いします!

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    革波 マク

    2020年7月12日 12時41分

    れびゅにゃ~(シャム)
  • アマビエペンギンさん

    桃原カナイ

    ♡500pt 〇10pt 2020年8月9日 19時46分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    きゃーーーっ!

    桃原カナイ

    2020年8月9日 19時46分

    アマビエペンギンさん
  • れびゅにゃ~(シャム)

    革波 マク

    2020年8月10日 13時31分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    ドヤァ・・

    革波 マク

    2020年8月10日 13時31分

    れびゅにゃ~(シャム)
  • 黒猫ステラ

    千楓

    ♡2,000pt 2020年9月29日 17時39分

    もしかして?あれ、とチハヤに対して頭のどこかで違和感とも言えない何かを覚えていたのが繋がった想いでした。イブキ、ものすごい強キャラ感ですね!赤と若葉色の髪も、服装も性格もチハヤと対照的なのがまたゾクゾクします( *´艸`)

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    千楓

    2020年9月29日 17時39分

    黒猫ステラ
  • れびゅにゃ~(シャム)

    革波 マク

    2020年9月30日 6時22分

    楓さん、前話と引き続き多大なポイントと、コメントをありがとうございます!どうぞご無理なくっ……!チハヤについて繋がりましたか!イブキとチハヤは表面はかなり異なるのですが、根っこのところは似ているところが多かったりします。だからこそ引き合うところもあるのかもしれません!

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    革波 マク

    2020年9月30日 6時22分

    れびゅにゃ~(シャム)

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • クリフエッジシリーズ第一部「士官候補生コリングウッド」

    ハヤカワ文庫さんのSF好きにお勧め!

    4,000

    0


    2021年6月13日更新

    人類が宇宙に進出して約五千年後、地球より数千光年離れた銀河系ペルセウス腕を舞台に、後に“クリフエッジ(崖っぷち)”と呼ばれることになるクリフォードの士官候補生時代の活躍を描く。 アルビオン王国軍士官候補生クリフォード・カスバート・コリングウッドは哨戒任務を主とするスループ艦、ブルーベル34号に配属された。 士官学校時代とは異なる生活に悩みながらも、士官となるべく努力する。そんな中、ブルーベルにトリビューン星系で行方不明になった商船の捜索任務が与えられた。 トリビューン星系には宿敵ゾンファ共和国の影があった。 陸兵でもないブルーベルの乗組員たちは敵基地への潜入作戦を強行する。若きクリフォードは初めての実戦を経験し、成長していく。 ■■■ 登場人物 ・クリフォード・カスバート・コリングウッド:士官候補生、19歳 ・エルマー・マイヤーズ:スループ艦ブルーベル34艦長、少佐、28歳 ・アナベラ・グレシャム:同副長、大尉、26歳 ・ブランドン・デンゼル:同航法長、大尉、27歳 ・オルガ・ロートン:同戦術士、大尉、28歳 ・フィラーナ・クイン:同情報士、中尉、24歳 ・デリック・トンプソン:同機関長、機関大尉、39歳 ・バーナード・ホプキンス:同軍医、軍医大尉、35歳 ・ナディア・ニコール:同士官 中尉、23歳 ・サミュエル・ラングフォード:同先任士官候補生、20歳 ・アメリア・アンヴィル:同操舵長、兵曹長、35歳 ・テッド・パーマー:同掌砲手 二等兵曹、31歳 ・ヘーゼル・ジェンキンズ:同掌砲手 三等兵曹、26歳 ・ワン・リー:ゾンファ共和国軍 武装商船P-331船長 ・グァン・フェン:同一等航法士 ・カオ・ルーリン:ゾンファ共和国軍准将、私掠船用拠点クーロンベースの司令 ■■■ 小説家になろう、アルファポリス、カクヨムでも投稿しております。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:58分

    この作品を読む

  • 【R·O·S·E】

    剣の学園、深層で始まる少女の復讐劇。

    38,300

    60


    2021年6月13日更新

    異物の異郷【ミスティルテイン】剣聖学園。 毎年、何百人もの入学生を迎える世界の中心にある剣の学園へ入学した女性【リディア・ローズ】は異郷での六年間を開幕させる。 不安定な安寧、不特定な混沌が蠢く世界の中心で、墓標に朽ちた【極剣】と新たな【極剣】を携え、復讐の華を咲かせる。 許しなど必要ない。自分にも誰にも、世界にも。 最低の選択でもいい。それで未来を一滴たりとも残さず奪えるなら。 九年前に平凡な未来を奪われた少女が、今度は未来を奪う。 なんて事ない平凡を失った、滑稽な復讐劇。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 2021/04/24 にて【R·O·S·E】は一旦〆です。 エピローグに 後書き がございますので、そちらも読んでいただけると幸いです。

    読了目安時間:4時間16分

    この作品を読む

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • バニーガールと斬鉄剣

    バニーガールvsメカ軍団!

    12,100

    300


    2021年6月14日更新

    八咲千夏はバニーガールである。それもクラブやカジノなどで給仕するバニーガールではなく、まだ中学二年生の少年に仕える専属のバニーガールである。 とある実業家が遺した遺言により、四六時中バニーの格好をして少年の警護に当たる契約を結ばされた千夏。不本意ではあるが、仕方がない。誰が求める斬鉄剣。彼女の持つ技術は、この令和の時代においては無用の長物。雇ってくれる企業などどこにも無い。 せっかく手に入れた職、恥を忍んで自分の務めを果たす千夏。やがて彼女の前に現れるメカ軍団。やっと私の本領発揮と、千夏は嬉々として斬鉄剣をお見舞いする――。 バニーガールと斬鉄剣。異色の組み合わせが織りなす現代バトルファンタジー、ここに開幕!

    読了目安時間:41分

    この作品を読む

  • 哭神―nakigami―霊安局捜査部第六課

    いよいよ佳境に入る気導と外導の陰陽合戦

    154,200

    3,413


    2021年6月14日更新

    人外の霊的脅威が日常となった世界は、大歴1020年を迎え更なる混迷期へと突入する。 5年間の留学を終え、アイライン王国から母国の九十九皇国へと帰国した天才気導師――真金心治は留学前に保護者となっていた堂島と再会する。 九十九首府の霊的治安を取り締まる霊安局へと入った真金は、幼馴染の巫帯葉子、同い年の久遠雷矢と同僚となり、堂島を課長とした霊安局捜査部第六課が正式に発足された。 若き天才、鬼才で構成された第六課は、突発的に出現する無数の霊魔の討伐が主な役割ではなく、悪辣非道な霊事件や呪いをばら撒く外導師の捜査と排除を専門とする少数精鋭の特殊部隊だった。 霊魔、外導師、呪い、妖魔――そして哭神 霊異が人を蝕み、そして生まれた負の感情を餌に世界の病みはより深まる しかし気導師たちが絶望することはない。いや、絶望すらも受け入れ、前を向こうとするだろう。 誰かが――哭いている その事実が彼らの歩みを鈍らせない 作品は割と硬派な感じですが、イラストやゆるめの外伝なんかを挟みつつまったりやっていければと思ってます。 本作は日本に似た異世界の国――九十九を舞台としております。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:3時間8分

    この作品を読む