歴史/時代 短編 完結済
読了目安時間:1時間41分
総エピソード数:40話
「真田対徳川なら絶対に徳川が勝つに決まってるから真田は見限る。でも徳川軍の一員として戦場に出て痛い思いをするのはまっぴら御免。だから『徳川に味方する宣言』だけしておいて、終戦まで主戦場から離れた山城に引きこもる作戦」 を実行に移した杉原四郎兵衛。 ところが、戦から半月ほど経過したのに「勝ったはずの徳川」からの使者が来ない。 それもそのはず。実は徳川軍はあっさり負けてしまっていたのだ! やがて、四郎兵衛たちの籠もる山城に、真田の若殿が率いる一軍が迫り来る。 兵糧もやる気も尽きた四郎兵衛たちの運命や如何に。 ----------✂---------- 真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。 上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。 いよいよ戦が始まる、というその日、昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ詰めた。 同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。 真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、 「徳川に身方する」 と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、 「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」 を待つという消極的策戦を取ったのだった。 しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。 それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった! 廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。 天正十三年(1585)閏八月。 後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。 ----------✂---------- ※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。 旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。 ----------✂----------
総エピソード数:40話
投稿日2021/8/30 17:49
投稿日2021/8/31 18:04
投稿日2021/9/1 18:05
投稿日2021/9/2 18:04
投稿日2021/9/3 18:06
投稿日2021/9/4 18:05
投稿日2021/8/30 19:35
投稿日2021/9/5 18:02
投稿日2021/9/6 18:00
投稿日2021/9/7 18:02
投稿日2021/9/8 18:03
投稿日2021/9/9 18:04
投稿日2021/9/10 18:01
投稿日2021/9/11 17:55
投稿日2021/9/12 12:03
投稿日2021/9/12 18:02
投稿日2021/8/31 19:44
投稿日2021/9/14 18:02
投稿日2021/9/15 18:02
投稿日2021/9/16 18:03
投稿日2021/9/17 18:02
投稿日2021/9/18 12:05
投稿日2021/9/18 18:02
投稿日2021/9/19 9:31
投稿日2021/9/19 18:03
投稿日2021/9/20 12:02
投稿日2021/9/20 18:02
投稿日2021/9/22 12:00
投稿日2021/9/22 18:02
投稿日2021/9/23 12:02
投稿日2021/9/23 18:02
投稿日2021/9/24 18:02
投稿日2021/9/25 18:02
投稿日2021/9/26 9:31
投稿日2021/9/26 18:02
投稿日2021/9/27 18:02
投稿日2021/9/28 18:02
投稿日2021/9/29 18:02
投稿日2021/9/30 18:02
投稿日2021/9/30 23:02
作品名 | 子檀嶺城始末―こまゆみじょうしまつ― |
---|---|
作者名 | 神光寺かをり |
ジャンル | 歴史/時代 |
タグ | シリアス 戦記 男主人公 和風 戦国時代 日本史 歴史 時代劇 三人称 完結済 |
セルフレイティング | 暴力描写あり |
初掲載日 | 2021年8月30日 17時49分 |
最終更新日 | 2021年9月30日 23時02分 |
完結日 | 2021年10月1日 14時36分 |
文字数 | 50,578文字 |
読了目安時間 | 1時間41分 |
総エピソード数 | 40話 |
ブックマーク登録 | 11件 |
コメント | 0件 |
スタンプ | 90件 |
ビビッと | 0件 |
応援ポイント | 30,500pt |
ノベラポイント | 0pt |
応援レビュー |
0件 |
誤字報告 | 誰でも受け付けています |
もっと見る
前作『処の境界』の続篇。 呪いの神社から始まった国主継承権復活。人形《ひとかた》に穢れを移し、呪いを掛けた者へと呪詛返しを行ったが、陰陽師、紫条 流の体には痣が残ったままだった。 それでも無事に高宮は国主の位を継いだが、父、流の痣が消えない事を危惧した蓮は、その経緯を羽矢と追い始める。 高宮の父親が継承権を失っていた事、神仏分離、廃仏毀釈、その流れの中で見えてきた氏族の存在。 そんな中、国主となった高宮から蓮に声が掛かった。 『前聖王の墓が掘り起こされました』 更に過去へと遡り、因縁めいた見えない存在を探る……。 そして、その存在が見えた時、互いの力の大きさを実感する事となる。 『同等だというのか……?』 それぞれが持つ、呪力、法力。 その全てを、たった一人が持っていた……。
読了目安時間:1時間52分
もっと見る
―――西暦四千五百年 全ての惑星人が惑星、小惑星問わず、宇宙空間を自由に行き来出来る時代。 発展した世の中になったが、一方で犯罪を行う者も増えていってしまう。 混沌とした状況に、宇宙全体の秩序や治安を維持、各惑星人の安全の為に作られた組織 警察機関“宇宙警察ガーディアン・オブ・コスモ”が爆誕。 そんな宇宙空間全体を守る要、宇宙警察官のヘルメス・エドワーズは 優秀ではあるが、どこか自分に自信を持てないでいた。 だが、宇宙警察の中でも最も難しく、かつ『花形』とも呼ばれる "アース支部"へとの移動を命じられ、美人警部アロディ・ジョーンズと出会う。 そして、とある海岸にて”グロブスター”が見つかりヘルメスはアロディと共に 捜査を開始するが、この事件が宇宙全体を巻き込む様な驚く事態に発生しーーー? ※本作「ギャラクシーバステッド・オリンポリス」は小説家になろう様、アルファポリス様、カクヨム様でも掲載させていただいております。
読了目安時間:2時間41分
ジャンル日間/週間/月間1位・総合日間4位 ウァー⁉マジカー!!!! 皆様のおかげ過ぎて五体投地_(:3」∠)_ 香港に巣食う東洋の魔窟、九龍城砦。 犯罪が蔓延る無法地帯で、日々をのんびり暮らす何でも屋の少年と、周りを取りまく住人たち。 今日の依頼は猫探し…のはずだった。 散乱するドラッグと転がる死体を見つけるまでは。 話は繋がっていますが章ごとでも読めるのでお暇なときにごゆるりとどうぞ_(:3」∠)_ みんなで九龍城砦で暮らそう…!! ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※キネノベ大賞1次通ったよ
読了目安時間:6時間32分
作者からの一言コメント
派手な戦の裏側で、地味に事件が起きていた