『
うろん
今日、地球外部門の副主任がどこかからの土産と言って、うろんと書かれた乾麺のパッケージを手渡してきた。どうやら昨今の迷惑行為に対する謝罪のつもりのようだ。しかし、その時に彼が浮かべていた薄気味の悪い笑みを私は忘れることができない。……気持ち悪い。 ◇ 独立法人外来生命体研究所 地底部門 チームリーダー I 女史からの報告
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今日、彼らは私をアルデバランのドリームランドへ誘ってくれた。そこで私は彼らなりの歓迎を受けることになる。どういった歓迎かは、是非体感して欲しい。私の言葉では言い表せないのだから。 ◇ 独立法人外来生命体研究所 地球外部門 副主任 Oの手記
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2021年1月17日更新
あらすじ: 時は20世紀初頭、イングレス連合王国首都、ロンドン。 産業革命による蒸気機関の急激な発達によって人々の暮らしは豊かなものとなり、 芸術文化の花開く土壌が、上流階級から労働者にまで幅広く広がっていた。 パトロン付きの十七歳のピアニスト、アンジェラは、一ヶ月後に迫るロンドンピアノコンペティションで優勝しないと家を追い出されてしまう。 しかし調子は絶不調。諦め気味のアンジェラは夜になると屋敷を抜け出し、街のバーでジャズピアノを弾く毎日。 そんなある日、ピアニストとしても一流の調律師、アドニスと出会う。 とある依頼でアンジェラは、超絶技巧の右手専用ピアノ曲『右手のためのピアノ独奏曲』を演奏しなければならなくなり、 アドニスのレッスンを受けて、その才能を開花させていくのだが……。 その裏では、大きな陰謀が渦巻いていた。 曲に隠された秘密。 謎多きピアノ調律師。 裏世界で暗躍する男達。 霧煙る街ロンドンで、人々の思惑は交錯し、複雑に絡み合う。 十七歳の少女が奏でるピアノが、それを解きほぐす鍵になるとも知らずに。 --------------------------------------------------------------------- コンセプトは、ピアノ × 冒険 × スチームパンク‼ 読んでてワクワクする! 続きが気になる! そんな気分になってもらいたくて書いてます。 第三部、ついに連載開始! (2020/11/1) --------------------------------------------------------------------- 【更新履歴】 2020/1/23 第一部完結しました。 2020/2/2 第二部 予告編を更新開始。 2020/2/14 第二部 予告編終了。 2020/5/15 第二部 プロローグ公開、予告編を第一章として改稿。 2020/5/28 第二部 連載開始。 2020/7/31 第二部 完結しました。 2020/10/26 幕間を更新。 2020/11/1 第三部 連載開始。 ※作者Twitter: https://twitter.com/tomoyuki2019 ※表紙写真: https://pixnio.com/ja by Tama66
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2021年1月17日更新
クリスマスも間近の浮き足立つ季節の中、息子の変わった願いに困惑する父親。 昔のことばかりが、ちらついて。苛む記憶。怖い過去。 記憶は生きるための術だというのに、どうしてそれに苦しめられなくちゃいけないんだろう。 分からない、分からない、分かることは分かるし、分からないことは分からない、それは当たり前のこと。 息子を見詰め、自分を見詰め、過去も見詰められたなら、その時には、前だって向けるのだろうか。
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カンキリ
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カンキリ
2020年9月14日 11時18分
歪鼻
2020年9月14日 11時38分
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歪鼻
2020年9月14日 11時38分
すすき
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すすき
2020年9月13日 19時42分
歪鼻
2020年9月13日 19時55分
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歪鼻
2020年9月13日 19時55分
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