現代/青春ドラマ 短編 完結済
読了目安時間:3分
総エピソード数:1話
アイスコーヒーを好む「ともくん」と、アイスココア(ホイップクリームもりもり)を飲むその友人です。
総エピソード数:1話
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お題:振り向けばそこにクリスマス 制限時間:30分
読了目安時間:3分
お題:官能的な葬式 制限時間:15分
読了目安時間:2分
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バレンタインデー当日。今や時代は国際化(インターナショナル)時代。多様性(ダイバーシティ)を受け入れるのにやぶさかではない時代であれば、乗るしかないそのビッグウェーブに! ということで、コツコツ貯めた小遣いとバイト代で購入した真っ赤な薔薇の花束を持って、足掛け十五年恋した幼馴染へいざ告白! と隣のクラスを訪れた越後 櫂(えちご かい)高校三年生。 クラス一同衆人環視の中での告白はあえなく玉砕。地面に散らばった赤い花弁を半泣きで回収しながら馴染んだ生物の準備室に駆け込んで、しくしくと膝を抱えて丸くなっていた彼の前に現れたのは、銀縁眼鏡と無精髭がトレードマークの生物教師、和泉。 いつも通りに憎まれ口を叩きながらも、そっと差し出された味も香りもろくにしないコーヒーを受け取って、ふと眺めた棚に並んだインスタントコーヒーの空き瓶たち。その意味を悟って見上げた無精髭だらけの顔が、何やらいつもと違う風に見えてきて——? 見た目は美少年な極北国とのハーフ、その実、ボケとツッコミハイブリッド属性な男子高校生の幼馴染の女の子への当たって砕けろなバレンタインデーの告白と、そこから振り返る銀縁眼鏡無精髭な生物教師のおっさんと何かが始まるような始まらないような微妙な距離感のアレコレ。 恋は始まるのか始まらないのか? 天然小僧となんだかんだよろめきがちな大人げないオブ大人げない生物教師 VS こじれにこじれまくった恋する少女のややこしいテンション高めのラブコメディ。お楽しみいただければ幸いです。
読了目安時間:2時間14分
この世界は悲劇である。 誰かが救われれば、誰かは救われない。 誰かが幸せになるならば、誰かが不幸になる。 世の中はそうしてバランスをとってできている。 自分が幸せになるためには誰かが不幸になるしかない。 そういうことは学校では教えてくれない。 繰り返すがこの世界は悲劇でできている。 革命は血を流して起こっている。 平和は戦いの後で成り立つものだ。 誰かが笑っているそばで誰かが泣いている。 誰かが楽しそうにしている横で誰かが泣いている。 歴史は悲劇でできている。 現代を生きる我々が美化しているだけだ。 「ならば今を生きる私には何ができる?」
読了目安時間:21分
作者からの一言コメント
ともくんっていつもそれ飲んでるよね