【ここはなろうじゃない】海産物の島【新天地つくろうぜ】そう思っていた頃が私にもありました。あらすじが空しい。

読了目安時間:2分

intermission 1

僕が小説を書き始めた頃の話

僕が小説を書き始めたのは2010~2011年末ぐらいだったかな。まあ十年前です。 それまで自分は物語が作れない人間だと思っていたので、創作活動などしてきませんでした。 若い頃に物語を作ろうとして何度も失敗していたからです。原因は明白で、まともなストーリーのない作家の作品を幼少期にインプットしてしまったせいです。 それから数十年、いきなりラノベを書けと言われ、騙されたと思って書いたら300枚(昔の公募の1単位です。今でいう10万字)書けたので、それ以来書いてます。 当時のことですから、WEB小説なんてマイナーサイトか個人サイトという時代です。発表するには同人誌または商業デビューするしか道がありませんでした。 誰にも読まれることなくお蔵入りする作品を何本も書きました。リアクションは下読みの書く嫌味な講評だけ、という時間をしばらく過ごしました。 のちに、新人賞投稿仲間からWEB小説投稿サイトのことを聞き、供養がてら投稿を始めました。あまり読まれることはありませんでしたが。 まもなく、どこから金の臭いを嗅ぎつけたのか、手間と金を惜しむ悪い大人が次々とやってきて、素人作品を買い上げて商品にしていった流れは皆さんもよくご存じのことと思います。 そうか。ここで目立てば買い上げてもらえるのか。 下読みに媚びる時代から、いきなり、読者に媚びる時代がやってきました。 我々は、てっきり紙の本が好きな連中がいるのかと勘違いしました。 それが大きな間違いだと気付くのに、時間と犠牲が必要でした。 悪い大人たちは、それが人気で面白い商品だと疑いませんでした。 自分たちには分からないけど、きっとそうなんだな、とね。 彼等にとって面白さなんてどうでもよかったのです。 面白いと商品が売れるから、面白そうなものを商品にしてただけ。 売れそうなら、面白くなくても全く問題なかったのです。 だから、気にしなかった。水面に上がるものだけ釣り上げればよかった。 でも本当は、面白いからランキングに上るんじゃなかった。 効率よくゲームを勝ち上がってきたにすぎなかった。 たまにゲームのルールを守りながら面白いものを書く強い人もあったけど。 だから、スマホで暇つぶしに、物語形式のショート・シチュエーションを消費するだけの人たちに人気なものは、 従来型かつ極めて娯楽として基本的な、ストーリーが面白いキャラクター物語をしっかり味わいたい人、の需要にはマッチしなかった。 そのことに、悪い大人が気付くことは、いまだないのです。 気付くことなく、戦線離脱する大人の屍が広くうち捨てられているだけです。 悪い大人たちは、自分が商売をする市場がどんどん閉鎖され、場所取り競争が過酷になり、市場に来る人たちの関心がスマホに移ったことにも気付かずに、息絶えていくのです。

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    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:2時間8分

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