【ここはなろうじゃない】海産物の島【新天地つくろうぜ】そう思っていた頃が私にもありました。あらすじが空しい。

読了目安時間:2分

好きなものを書くことと、テンプレを書いて読まれることは矛盾しない?

メリクリ! 今日は私の師匠から聞いた話をしようと思います。 最大の生け簀でたくさんエサがもらえるスタイルが気に入らない、という話を師匠にしましたところ、 「スタイルを守った上でやりたい事を盛り込めばいいでしょ」 と返されました。 まあ、この時点で師匠もスタイルについて熟知していたわけではないので、この後の話は、 「誰かにオーダーされて作品を書く」際の参考にしてもらえればと思います。 というのも、現在の上記スタイルには、ほとんど自由に何かを盛り込む余裕がないからです。 なぜないかと言えば、読者が余裕を求めていないからとしか言いようがありません……。難易度たかめですね……。 さて、師匠に「スタイルを踏襲した上で、作家のやりたいことや個性を盛り込んだ作品例」を多数提示された上で思ったことは、最大の生け簀では使えないなあということです。ですが、それ以外ではじゅうぶん使えることが分かりました。 それはイラストで言うところの「画風を寄せる」に近いものだと思いましたし、昔話や神話など筋が最初から決まっているもののアレンジ作品も同じだなと理解しました。 現在、公募出身の作家が編集部のオーダーで、WEBに寄せた作品を幾つも書いては爆死していますが、これは発注者が悪いと思います。ですが、ここで作家のやった方法こそ、本稿で申し上げたいことです。そして、かつて「レーベルカラーに寄せる」ことが公募の攻略法であった時代に、皆が切磋琢磨してきたことでもあるのです。 たとえば、異能伝奇ハーレムラノベと言われて化物語を例に出す人はいないと思いますが、明確にスタイルはクリアしています。 通常だと、スタイルの内容だけを盛り込んで、微妙な差を個性と言い放つことが多いですが、さらに「盛る」ことで独自性を出すことが可能となります。 余分を極力削ぎ落としてエッセンスだけを接取するコンテンツであるWEBでは「盛った」ものがともすればノイズになりがちではありますが、これからの時代は「盛った」もので戦う戦場がやってきます。それは確実にです。 しかし「盛る」にはセンスや技量が必要になると思います。 今から練習するのも悪くないと思いませんか? 池に合わせることも、これからの生存戦略になるかもしれません。かつての公募系でレーベルカラーに合わせてきたように。 それでは皆様、よいお年を。

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 物書きエンジニアのアタマノナカミ ~活動報告と雑記~

    代表作は、ヴィシュタイン・コピーライト!

    573,031

    957


    2021年6月22日更新

    おかげ様で200話突破! 201話目以降のエピソードは「次へ」をクリックしてください! ===================== Web小説における様々な活動報告 + いろんな雑記を書いています。 他にも、企画モノの短編はできるだけ参加して、それらについても触れていきたいと思います。 2021/2/1 ヴィシュタイン・コピーライト 第三部が完結。これにて全三部、完結しました! 【トモユキの主な活動実績】 2021/1/19 ノベプラ「夜食グルメエッセイコン」ノベラ賞 2020/11/4 ノベリズム「食欲の秋」メシテロ賞 2020/6/20 第1回ゴリラ小説大賞ボスゴリラ賞(ノベプラ自主企画)

    読了目安時間:14時間6分

    この作品を読む

  • 『遺書一部遺言』

    現実

    0

    0


    2021年6月22日更新

    過去を振り返り 現在を受け止め 未来を見据えて

    読了目安時間:1分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 金貨使いの怪人<ファントム>

    かつて英雄と持て囃された男の復讐劇

    30,450

    250


    2021年6月19日更新

    超巨大ダンジョン都市アルカディア。七つのダンジョンが都市の中に存在し、冒険者達の黄金郷と呼ばれるこの地で、莫大な借金返済を果たす為、出稼ぎ目的で神(やくざ)に拉致られた一人の日本人が紆余曲折を経て長い眠りから目覚める。かつて金貨使いの怪人と呼ばれ英雄と持て囃されたその男は再びダンジョンに挑む事になる。裏切った仲間とダンジョンを支配する神々に復讐する為、呪われた金貨の力を使って。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:1時間22分

    この作品を読む

  • ブルーモーメント -ハイブリッド・グランツーリスモ-

    女の子が自動車を運転するだけ()

    63,700

    120


    2021年6月21日更新

    GTとは市販の車種から派生したレース専用車両のこと、元は市販車を改造したツーリングカーだったが、それを発展させたレースのためだけに新造したシャーシに市販車風のガワをかぶせたものをグランツーリスモと呼ぶ。 唸るエンジン、回るタイヤ、空気を切り裂くボディ、青い空、白い雲、眩しい太陽、美人のねーちゃん、積み上がる残業、上がらない給料、速く走る事しか考えていないGTカーがサーキットを駆け抜ける。 これはとにかく速いけどスタミナがないF3上がりの"キリノ"と、そんな速くないけど延々と同じペースで走り続けられるS耐上がりの"リンカ"が日本のGTレースに参加する話。 表紙画像提供様 @DonomichiNarito

    読了目安時間:2時間25分

    この作品を読む