Amazonギフトカードが当たる会員登録キャンペーン実施中!詳しくはこちら

『人魚の館』設定集

読了目安時間:2分

11.5話目<1/2>(プロット)登場妖怪『3.55』

3.秋殺人(あき さつひと) 55.邪李(じゃり)(受け)♂ 邪李さん思ったより重要人物になりました。 ちなみに100の妖怪の中で設定上諸々適任だったからです。 年頃の女性っぽい人の裸を見ても動じなさそうな老妖怪がよかったんや。 以降プロット ↓↓ *** 「ウチは、死ぬために地上に上がった」 一度陸に上がった人魚は、人間となる。 その代わり、二度と泳げない体になる。元の住処である海へ戻ろうとすると泡となってしまう。 その伝承を信じて死を望んだ視湖は陸に上がって人になってから海に戻るが死ななかった。 泡は出たが、それは全て視湖の力となった。 数万年に一度現れる特別な人魚。 全てに愛を与え、愛の為に生きる宿命を背負った人魚。 寿命はない。 《その胸に愛さえあれば生きていられる》存在。 それが視湖だった。 その宿命を背負った人魚が死んでから100年後に生まれた彼女は、愛に溢れた家族がいた。 愛し方を教える母。愛ある厳しさを教える父。愛された時の愛の返し方を教える祖父。 ひたすらに優しい慈愛を説く祖母。 家族からの愛を受けた視湖は、どれだけ辛い物事があろうと常にその命の中に愛がある存在となった。 愛さない方法を知らない人魚 死のうとしても死ねない人魚になった彼女は死を求めても、自分では死ねない。 物理的に誰かにお願いするしかなかった。 祖母から受け継いだ一度だけ願いを叶えてくれるアクアマリンの鈴がついた簪は視湖の死を叶えてはくれず、代わりに人へと変えた。 そう、思い込んだ視湖は一糸まとわぬ姿で水辺の傍を歩いていたところ、邪李に出会った。 「人間なら水につかっていれば凍え死ぬかと思って」 「無理やな。なんせアンタは妖怪なんやから」 そこで人ではなく妖怪と知った視湖。 本気で死を望んでいるならば、と邪李は命を奪うためだけに作られた墓を教えた。 ちぇりが最初に出会い布を渡していた。 「そこに入れば、なーんて……」という言葉を真に受けて墓へ行った視湖は、そこで殺人と出会った。 自分が入ろうと思った墓から殺人が出てきて驚いたと共に、自分と同じ何かを感じた視湖は思わず嬉しくなってしまった。 打った頭を看てあげようとして墓の傍にある看板を見つけた。 『何でも一個聞いてくれはんの? ほな、ウチの願いは一つだけ』 『ウチを殺して』 *** 視湖さんの切ない思いもチラ見せ。 どうにかできそうでどうにもならない両片思いの切なさを感じていただけたら嬉しいです。

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 佰肆拾字のお話

    140文字以内で。。。

    809,196

    1,123


    2021年7月29日更新

    Twitterでのコンテンツ用に作ったお話です。 ---------- 「結果的連作」の お品書き:https://novelup.plus/story/770595863

    読了目安時間:1時間33分

    この作品を読む

  • 100文字ショート

    100文字きっかりです。

    187,154

    0


    2021年7月29日更新

    小説を書く力を取り戻す為のリハビリとしてTwitterに投稿を始めたのが、この作品を創るきっかけになりました。タイトルも含めて、100文字完結型の短編集です。誰もがやったことがあるだろう日常の失敗、勘違い、自慢などを100文字にまとめてみました。皆さんにクスッと笑ってもらえる作品を目指します。 ※モバスペにも掲載しております。

    読了目安時間:1時間1分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 大正石華戀奇譚<二>

    大正時代が舞台のお話です。

    11,100

    0


    2021年7月28日更新

    大正の時代、華の帝都はある怪事件に揺れていた。 其の名も「血花事件」。 体中の血を抜き取られ、全身に血の様に紅い花を咲かせた遺体が相次いで見つかり大騒ぎとなっていた。 警察の捜査は後手に回り、人々は怯えながら日々を過ごしていた。 そんな帝都の一角にある見城診療所で働く看護婦の歌那(かな)は、優しい女医と先輩看護婦と、忙しくも充実した日々を送っていた。 目新しい事も、特別な事も必要ない。得る事が出来た穏やかで変わらぬ日常をこそ愛する日々。 けれど、歌那は思わぬ形で「血花事件」に関わる事になってしまう。 運命の夜、出会ったのは紅の髪と琥珀の瞳を持つ美しい青年。 それを契機に、歌那の日常は変わり始める。 美しいあやかし達との出会いを経て、帝都を揺るがす大事件へと繋がる運命の糸車は静かに回り始める――。 ※時代設定的に、現代では女性蔑視や差別など不適切とされる表現等がありますが、差別や偏見を肯定する意図はありません。 ※この作品は『カクヨム』『Novelism』『エブリスタ』様にも掲載しています。

    読了目安時間:37分

    この作品を読む

  • 漂流してきたお姫様と浜辺の巨神

    描いていて明るい気持ちになりました👸

    2,500

    30


    2021年7月29日更新

    「ねぇねぇ、次は砂のお城を作りましょう」 「うん、わかった」 1人浜辺で遊んでいた少年、彼がたまたま見つけたのはオモチャのような潜水艦。 その中から出てきたのは、なんと赤いリボンを付けた小人の女の子だった。 最初は驚く少年も2人は意気投合し一緒に遊ぶことに。 少年と女の子が届ける現代ファンタジーのショートショートストーリー🎵

    読了目安時間:8分

    この作品を読む