ヤオヨロズ・シティポップ

読了目安時間:9分

山下達郎だ

 結論から言うと、フェンスを乗り越えたりする必要はなかった。本来封鎖されているはずの参道が、俺達を誘うように開放されていたからだ。  みほろは「やったじゃん」と上機嫌に歩いているが、個人的にはあまり喜べない。面倒事に巻き込まれる予感がぷんぷんと漂っている。まるで、吉田神社が意思を持ち、俺の到来を待ちわびていたようではないか。  こんな見え透いた罠に、飛び込むしかない現状に腹が立つ。ここまでの道中で、すでに三回も転んでいる。車にも轢かれかけた。明らかに運勢が下降の一途を辿っているのだ。もはや自力ではどうしようもなく、神に縋るしか助かる(すべ)は残されていない。俺が何をしたと言うのか。  大元宮の鳥居を潜ると、抜けるような青空が広がる。節分祭のときは人の多さでわからなかったが、開放感が溢れる空間だった。八角形の社殿に近づくと、古いラジカセが放置されていた。  今どき珍しい、カセットテープを再生するタイプのものだ。朝のラジオ体操でも見かけない古代遺産だろう。そんなことを考えながらぼんやりしていると、突如視界の端から小さな女の子が駆けてきた。  驚きのあまり、みほろの手を咄嗟に掴んでしまう。 「近所の子だと思うよ」  俺の手を握り返し、あやすように腕を揺らす。みほろの言葉でなんとか冷静さを取り戻した俺は、お礼を述べてゆっくりと指を離そうとする。が、離れなかった。 「だめ。このまま」  みほろはそう微笑み、先導するように社殿へと近寄る。先程よりも心なしか上機嫌な背中に、俺の精神は乱れに乱れた。この積極性はクリティカルヒットしてしまう。  加速する心臓の鼓動を、深呼吸で抑える。  クリアな思考を取り戻すと、女の子がラジカセのスイッチをむにむに押していることに気がついた。曲が流れ始めると、女の子はホッとした表情を見せ、ぺこりと頭を下げる。  咄嗟に振り返るが、他には誰も居ない。どうやらあの女の子は、俺達に頭を下げたようだ。呆気に取られていると、どこかで聞いたことのある声が流れた。 「山下達郎だ」  みほろが呟く。  確かにこれは、山下達郎の声だ。音楽に疎い俺でもわかる有名人だし、曲自体も知っている。アニメ映画のタイタップで使用されていたものだろう。しかし、なぜこの女の子は山下達郎を流しているのか。  そもそも、誰なんだ。  腰まで伸びた長い髪は陰気臭く、前髪の隙間から覗く目は不健康そうだ。小学校高学年くらいの年齢だろうが、徹夜続きの勤め人のような疲労が見て取れる。 「サビがいいよね。これ」  みほろの声で山下達郎に意識を戻すが、なぜこの状況で音楽を堪能できるのかわからない。カフェで流れる有線に耳を傾けるのとはわけが違う。  山下達郎と吉田神社。  共通点の欠片も無い組み合わせに、未知の恐怖が膨れあがる。頬杖をつく山下達郎の宣材写真が、後光を浴びながら脳内で巨大化していく。特徴的な声と洗練されたメロディが、賛美歌のように頭の中で鳴り響く。  熱唱する達郎、開放された大元宮。  理解不能の状況が目眩を運ぶ。俺の気が狂う一歩手前で、社殿の扉が勢いよく開いた。 「なんで一人で来ないんですかぁぁぁぁ!」  (つんざ)くような絶叫。社殿の中から飛び出てきたのは、桃色の髪をした女の子だった。胸のあたりまで伸びた毛先は縦横無尽に乱れていて、セットしているのか寝癖なのか判別がつかない。 「……まあ、この人なら別に聞かれてもいいか。いや、それよりです。来るのが遅すぎますよ。もう二ヶ月以上経ってるんですよ。何を呑気に生活してるんですか!」   早口でまくし立てながら、俺の前にドスドスと歩み寄ってくる。毛量の多さで誤魔化されていたが、思いの外背が低かった。先程の陰気臭い女の子と、同い年くらいだろうか。 「しかも手まで繋いでるし。千晃さんの恋愛が順調なのは私の御利益のお陰なんですよ。お賽銭の一つくらい投げたらどうですか。あ、ヘルちゃん。もう山下達郎様の曲を止めてもらって構いませんよ」  誰なんだ、そして何なんだ。  なぜ俺の名前を知っている。  山下達郎は、出囃子なのか。  何一つ状況が飲み込めない俺に反して、みほろは「神様かあ」と納得したように頷く。  もしや、このちんちくりんのガキンチョが神とでも言いたいのだろうか。確かに、神職が纏うような浅葱色の装束を着ているが、威厳は微塵も感じられない。  いや、待て。  この装束は、節分祭の妙な集団と同じではないか。その事実に気づいた瞬間、背中を嫌な汗が伝っていく。頭に浮かぶ可能性を否定したいが、うまく振り払えない。 「はい、そこのピアスガールさん正解です。何を隠そう、私達は神様なんですよ」  嘘だろ、そんなわけがない。 「その顔、まだ半信半疑ですね。これだから人間は」  呆れたように笑いつつ、桃色の髪の女の子はくるりと一回転した。その行動に特に意味はないようで、バランスを崩しながら元の位置に戻ってくる。 「千晃さん。ここ二ヶ月間の運勢、どうでした?」 「……奇妙としか言えない幸運が続いていた」 「そうでしょう。私達が御利益を授けてましたからね」  俺の名前や、ここ二ヶ月の運勢を知っている点から察しても、ただの子どもでない。神様、もしくはそれに近い何かであることは間違いなさそうだ。   「千晃さんは空っぽでしたからね」 「空っぽ……?」 「参拝するときも、心の中で言ってたじゃないですか。運の良し悪しに悩むほど、人生に波が無かったって」  なぜ、それを知っている。たしかに俺は、運が良いとか悪いとか、そういった不確定要素に頭を悩ませることは一度も無かった。だからこそ、ここ最近の奇妙な運気に怯えていたのだ。 「波が無いなんて、おかしいんですよ。普通、人間は何かしらの神様の御利益や加護を授かって生きていくものですから。まあ、数百年に一度くらい、千晃さんみたいな空っぽの人間が存在するらしいですけどね」  空っぽ。  つまり、俺は御利益や加護がすり抜けていく体質とでも言うのだろうか。そんなことはないと反論したかったが、どの記憶を漁っても否定材料が見当たらない。  「思い当たる節があるようですね。信じました?」 「認めたくないが――認めざるを得ない」  神様とやらが、満足そうに頷く。空っぽであるはずの俺の運気を操っていたのは、紛れもなくこの神様なのだろう。 「さて、私達はある問題に直面しています。それは人間の力を借りて、人間界を捜索しないと解決できない問題です。だから、ちょうど良い人材を節分祭で探していたんですよ」  びしっと俺を指差し「それが貴方です」と宣言する。明るい話題かと思いきや、桃色の髪の神様は悲しそうに視線を落とした。 「ただ……誤算がありました。千晃さんはマイナス思考すぎます。普通、こんなに運気が上向いたらすぐに感謝の気持ちを伝えに来るのが筋でしょうよ。きっかけは吉田神社だって気づいてましたよね? ならばなぜ来ない、なぜ二ヶ月も放置した。私は悲しいです」  泣き真似をしつつ、ちらちらと俺の様子を窺ってくる。謝れというサインだろうか。不本意ではあるが、仕方なく頭を下げると「わかれば良し」と微笑んだ。 「それにしても、このタイミングで来るのは千晃さんらしいですね。どうせ、運気の揺り戻しが怖くなったんでしょう」  遠慮なく、ずばずばと言い当てやがる。  全て事実なので、何も言い返せないのが悔しい。 「じゃあ、ちあきちの運が悪いのも貴女のせい?」 「はい、そこのピアスガールさんまたまた正解です」 「なんで――そんなことするの」  みほろが一歩前に出る。なにやら怒っているらしく、凄まじい威圧感を放っている。桃色の髪の神様は視線を泳がせながら、後退りしていた。 「いや、これは、その、私達の特徴といいますか。不本意なんですけど、仕方ないんですよぉ。へへへ」  両手の指先をつんつんと合わせながら、言い訳を並べる姿はただの小学生にしか見えない。 「ヘルちゃんヘルちゃん、緊急事態です! これは、どこから説明すればいいでしょう」  桃色の髪の神様が、手を上げてぴょんぴょんと跳ねる。それを合図に、社殿の壁にもたれていた陰気臭い女の子がとことこ駆けてくる。 「ああ、そうですね。ええ、そうしましょう」  ヘルちゃんとやらが、耳打ちで何かを伝えている。よほど内気なのか、聞かれたくない内容なのか、声は一切こちらには漏れてこない。 「お待たせしました。まずは私達の正体から説明します」  こほんと、咳払いを置く。 「私達は、千晃さんの運気を一時的に司っているんですよ。凄いでしょう、恐ろしいでしょう。そして私達こそが、八百万の神々の精鋭部隊で結成された組織なのです……その名は」  長い髪が、踊るように揺れる。   「やおよろズ!」  両手を上げ、片足立ちでポーズを決めやがった。それを盛り上げるように、ヘルちゃんがぱちぱちと拍手をする。  名前もダサいが、ポーズもダサい。何もかもが二十年前のセンスである。本当に、こんなポンコツが神だというのか。 「ちなみに私は、恋愛運を司る恋の神様なのです」 「で、そっちのヘルちゃんとやらは」 「この子は金運を司ってますね」  ヘルちゃんが照れくさそうに頭を下げるが、伸び切った髪や不摂生そうな見た目から判断すれば、貧乏神だと言われたほうが腑に落ちる。それに、神様なのに呼び名が地獄なのも気になってしまう。 「貴女にも名前があるの?」 「よくぞ聞いてくれました、ピアスガールさん」 「笠置みほろ」 「……よくぞ聞いてくれました。みほろさん」  恋の神様の瞳が、ぎらりと輝く。 「私の名は、ラブサイケ・デリ子!」  その自己紹介は、みほろの言葉さえ奪い去るほどの衝撃だった。嘘みたいな名前だが、嘘をついている雰囲気ではない。それどころか、素敵な名前でしょうと言いたげな様子さえ窺える。 「……本名なのか?」 「はい。最後の文字だけ漢字です」  本当にその名を背負って生きているのならば、笑う権利など俺達に無い。しかし、もう少しこう、他にあっただろう。 「さ、挨拶はこのくらいにして、捜索しましょうか」 「待て待て。手伝うなんて言ってないし、質問がある」  デリ子を手で制止する。今のまま協力を申し出るのは早計だろう。俺の運勢が下降している理由はおろか、何を探すのかも教わっていないのだ。 「ああ、千晃さんに拒否権なんてないですよ」  それは、有無を言わさぬ切り返しだった。  デリ子の青い瞳が俺を捉える。先ほどまでの緩みきった表情ではなく、真剣な眼差しに切り替わっている。なんだか空気が騒がしくなった気がして、思わず辺りを見渡してしまう。 「見つけられなかったら、終わりますから」 「なにが終わるんだよ」 「京都です」 「……へ?」 「そうですね。もってあと一ヶ月ってところですかね。それを過ぎちゃうと、何が起きるかわかりません。でも、間違いなく京都の町が大変なことになります」  破滅へのカウントダウンが、あっさりと告げられる。ふざけた名前の神様は、緊張感を掻き消すように大きなくしゃみを披露した。

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  • 野辺良神社の巫女

    九十九美櫛

    ♡1,000pt 〇100pt 2021年4月2日 22時28分

    早く続きを……

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    九十九美櫛

    2021年4月2日 22時28分

    野辺良神社の巫女
  • ジト目ノベラ

    新田漣

    2021年4月2日 23時50分

    応援ポイント&ノベラポイントありがとうございますー!!本当に嬉しいです(;_;)へへへ、しばしお待ちを……

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    新田漣

    2021年4月2日 23時50分

    ジト目ノベラ
  • 野辺良神社の巫女

    九十九美櫛

    ビビッと 〇50pt 2021年4月2日 22時27分

    《山下達郎は、出囃子なのか。》にビビッとしました!

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    九十九美櫛

    2021年4月2日 22時27分

    野辺良神社の巫女
  • ジト目ノベラ

    新田漣

    2021年4月2日 23時49分

    山下達郎のくだりを書いて満足したところあります。もうむりやり完結しても良いくらいやり切りました(嘘)

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    新田漣

    2021年4月2日 23時49分

    ジト目ノベラ
  • 野辺良神社の巫女

    九十九美櫛

    ビビッと 〇50pt 2021年4月2日 22時23分

    《「だめ。このまま」》にビビッとしました!

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    九十九美櫛

    2021年4月2日 22時23分

    野辺良神社の巫女
  • ジト目ノベラ

    新田漣

    2021年4月2日 23時48分

    ありがとうございます!個人的にみほろが可愛すぎて駄目ですね……

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    新田漣

    2021年4月2日 23時48分

    ジト目ノベラ
  • 魔法剣士

    月原蒼

    ♡5,000pt 2021年4月3日 5時54分

    サブタイトルでもうダメだった。

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    月原蒼

    2021年4月3日 5時54分

    魔法剣士
  • ジト目ノベラ

    新田漣

    2021年4月3日 10時25分

    月原さん、大量の応援ポイントありがとうございます!嬉しいです!!(;_;) 今回はサブタイトル含めて自分でもめちゃくちゃニヤニヤしながら書いてました。やり切りました。

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    新田漣

    2021年4月3日 10時25分

    ジト目ノベラ
  • ひよこ剣士

    Odd

    ♡2,000pt 2021年5月9日 22時06分

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    あの…好きです…///

    Odd

    2021年5月9日 22時06分

    ひよこ剣士
  • ジト目ノベラ

    新田漣

    2021年5月10日 17時59分

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    ▼▼

    ありがとうございます!

    新田漣

    2021年5月10日 17時59分

    ジト目ノベラ

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