魔童貞殺し

読了目安時間:10分

エピソード:27 / 34

<真紅の猫>

 げらげらと笑い続けるサラをただ呆然と見つめる一同であったが、やがてカルロが我にかえる。 「な、何がおかしい?」  食ってかかる彼に、相変わらず笑いながらサラは答えた。 「だ、だってさ――」  苦しげに身を震わせながら、彼女は言う。 「あんたって、着てる胴着は赤いし、股引やら顔色は白いし、それらが混ざって桃色(ももいろ)って感じがするんだよね」  カルロの険悪な目つきを物ともせず、笑い涙を拭いながら彼女は続ける。 「おまけに、やたらと服にひらひらがついてて蝶々(ちょうちょう)みたいだしさ。一体、誰なんだい、あんたにその通り名を付けたのは?」 「それは、わしだが?」  その問いにグラッソが答えると、サラは盛大に笑いながら、首領さん詩的感覚(センス)あるねえなどと返す。彼女の言葉を受けた首領は、ぶふっと音を立てて吹き出すと、にやにやと笑みを浮かべながら、お褒めに預かり光栄だ、と言った。すると、ヴィックやがっしりとした体格の護衛の者までもがつられて吹き出し、ドロテオなどは、サラにならってげらげらと笑い始める。そして、それらの反応を見たカルロは目をつり上げ、(わめ)くように言った。 「首領のせいだ!」  彼は、グラッソを指差しながら続ける。 「首領が、こんなおかしな通り名を付けたから、おれは、なめられるんだ!!」 「おい――」  ティベリオがカルロをたしなめようとするも、すでに首領の顔からは笑みが消えていた。 「なるほど。貴様がばかにされるのは、わしのせいであったのか。それはすまぬ事をしたな?」  彼は、この愚かな美青年に冷たい目を向ける。 「わしの考えてやった通り名が、お気に召さぬとあれば、いっそ<桃色芋虫(ももいろいもむし)>とでも、改めるか?  その場合、通り名に合わせて手足を斬り落とす必要があろうが、なに、見世物小屋ではきっと人気者になれるだろうな」  首領の恐ろしい提案に、カルロは顔をすっかり青くすると、兄貴分の背の後ろに隠れてしまう。 「首領!」  自分の背後に隠れた愛人を(かば)うようにしながら、ティベリオはグラッソに抗議しようと口を開く。 「いくらなんでも、それはあまりにも――」 「ほんの冗談だ」  部下の言葉を(さえぎ)って、首領は言う。 「ティベリオよ。そなた、下がって良いぞ?」 「では、護衛の役目は――」 「そんなもの、一人おれば十分だ」 「しかし――」 「わしは下がれと言っておるのだ、そなたに時間をくれてやる。その無能かつ、無礼なやくざ犬を(しつ)けておくが良い」  そう言うと、グラッソは部下を冷たい目で睨みつける。そうされて仕方なく、ティベリオはカルロを連れて、退室すべく扉へ向かう。そんな彼に、首領は声をかける。 「おお、そうだ、ティベリオよ」  彼は思い出したように言う。 「その犬だが、あまりそなたを煩わせるようであれば遠慮なく申せ。それの代わりに、新しいのを用意してやろう。もっと若くて従順な『愛玩犬』などどうだ?」  その提案を聞き、ティベリオは首領の方へ振り向く。彼のその恍惚(こうこつ)とした表情を見たグラッソは、(よこしま)な笑みを浮かべる。一方、「犬」はそんな兄貴分を目にして、明らかに傷ついた様子だった。それを見たティベリオがはっと我にかえるも、カルロは彼に背を向け、荒々しく部屋の扉を開けると、走り去って行く。 「待て、カルロ!」  今のは違うんだ、などと言いつつ、ティベリオは愛人の後を追う。やがて、がっしりした護衛の男が深々とため息をつくと、開けっ放しになった扉を閉めに行った。 「やれやれ――」  扉を閉めた男がこちらへ戻って来るのを見ながら、首領はうんざりとした様子で言う。 「まったく、口やかましいだけの、あの無能者めが。ぶうぶうと鳴き喚き、ただ餌を(むさぼり)り喰らって肥え太るばかりの豚と大差無いという事を、少しは自覚して欲しいものだがな」  グラッソの愚痴じみた独り言を聞いて、ヴィックは、お前が「豚」という言葉を使うなよ、と内心毒づいた。首領で無かった頃の彼は、今ほど太ってはおらず「固太り」といった感じだったのに。 「それはそうと、ヴィクトリウスよ?」  突然声をかけられ、ヴィックは我にかえる。 「そなた、『雛罌粟(ひなげし)(かん)』と、その場所を知っておるか?」  問われたヴィックは、確か<多彩(たさい)なる(けもの)団>が経営する高級娼館で、表向きは、貴金属の店を兼ねた「貴族や富豪の殿方たちのための社交場(サロン)」としていたような、などと考えつつ答えた。 「知ってはいるが、場所までは分からないな」 「そうか――」  首領は、(かたわ)らに丸めてあった羊皮紙を広げると、ペン立てから一本の羽ペンを取り、その先をインク壺に漬けながら続ける。 「では、ドロテオに案内させると良かろう。女将(マダム)宛の手紙を書いてやるから、着いたら渡すのだぞ」  そう言いながら、彼はすらすらと手紙を書きにかかる。やがて、それが終わると羊皮紙をくるくると丸め、机上の燭台(しょくだい)を傾けて、継ぎ目の部分に溶けた(ろう)を垂らす。そして、そばに置いてあった何かの紋様が彫刻された指輪を手に取ると、まだ固まりきっていない蝋に押し当て、少し置いてからそれを離した。 「――では、ヴィクトリウス。これを」  そう言ってグラッソは封蝋(ふうろう)の施された手紙を差し出す。それを受け取ったヴィックが封蝋の部分を見ると、(うさぎ)の首の紋章になっているのが目に入る。彼は、この盗賊団が商売上、名義として使っている架空の商家の一つに、「野兎(レープレ)家」と言うのがあったな、などと思い出していた。そんな彼の様子に気付いたのか、首領は言う。 「女将(マダム)には、レープレ家の使いの者だと名乗るようにな?」  まあ、間違っても我々は盗賊団です、などとは言わぬと思うがな、などと続けつつ、彼は机の引き出しを開けて中からいくつかの宝石を取り出すと、小さな革袋に納め、それもヴィックに手渡しながら、女将(マダム)への手間賃だ、と説明した。 「ねえヴィック――」  手紙と革袋を懐の中にしまうヴィックに、サラが問う。 「『ひなげし(かん)』って何だい?」 「ああ。高級娼館なんだが……」  彼の説明を聞いたサラの眉が曇るのを見て、グラッソは言った。 「これは失礼した、サラ殿。説明を先にすべきであったな……」  苦笑いを浮かべながら、彼は説明する。それによると、明日の魔道士襲撃の折、サラには「さらわれた令嬢」の役をやってもらうわけだが、さすがにその「少々変わった恰好」では説得力が無いため、「ひなげし(かん)」にて貴族や富豪の令嬢が着るようなドレスを借り、それを着てくれ、という事である。 「なるほどね……」  説明を聞いたサラは(及び、ヴィックとドロテオも)、納得したようにうなずくも、彼女には別の疑問があるようだった。 「けどさ、首領さん――」  サラはグラッソに問う。 「高級娼婦の着てるドレスって、やたらとおっぱいの谷間とか腰のくびれを強調してないかい?」  それじゃあ、あまり令嬢に見えないんじゃないかねえ、との彼女の問いに、首領は答える。 「確かに『高級娼婦』と言えば、その高級かつ大胆なドレス、といった恰好の印象が強いな。  しかし、ああいう店へ通う客というのは、保守的な考えの者が多い。そういう客の好みに合わせて、従来通りの『清楚なドレス』も用意してあるはずだ。それなら問題無いだろう」  グラッソの言葉に、サラ達が納得した時。  部屋の扉が開き、団員らしき女性が一人、入って来た。美人だが、気の強そうな感じのその女性は、革製の黒く、ぴったりとした胴着に股引といった恰好をしており、黒い髪の毛をやや短めにしている。彼女の姿を目にするなり、首領は表情を輝かせた。 「おお。誰かと思えば、アレッサではないか!」  彼はうっとりとした目をその女性――アレッサに向けながら続ける。 「わしの可愛い猫ちゃんよ。何か用かね?」  問われたアレッサは、首領の文字通りの「猫なで声」を耳にして眉をひそめるヴィックに、どことなく(たの)しげな目を投げながら答えた。 「珍しい客人が来たって聞いたから、誰かと思って来てみたんだけど――」  意地悪げににやりと笑うと、彼女は続ける。 「まさか、あんただったとはねえ?」 「それは、悪かったな」  ヴィックは不機嫌に答える。 (くそっ。まさか、彼女に会う事になるとはな……)  内心舌打ちする彼の思惑など知るよしも無く、アレッサはあっけらかんとした表情で言い返す。 「別に、責めてるわけじゃないわよ?」  何を怒ってんだか、などとつぶやきつつ、アレッサはサラに目を向けると、つかつかと彼女の方へ近寄る。 「あなた、ヴィックの恋人?」 「ああ、そうだけどさ――」  サラは、アレッサをじろりと睨みながら答えた。 「それが、どうかしたかい。……てか、あんた誰だよ?」  敵意むき出し、といった感じの彼女に対し、アレッサは挑発するかのような笑みを浮かべながら言い返す。 「わたしは<真紅の猫(クリムゾンキャット)>こと、アレクサンドラ。あなたの恋人の同僚よ――」  アレッサがそこまで言った所で、ヴィックが割って入る。 「『元、同僚』だろう?」  相変わらず不機嫌な態度で訂正する彼を、軽く睨みつけるアレッサに対してサラは言い放つ。 「あたしゃサラ。あんたの『元、同僚』の恋人だよ!」 「ふうん……」  アレッサは再度サラに目を向けると、彼女の全身を舐めまわすように眺めながら言った。 「どうでもいいけどあなた、ちょっと肌を出しすぎじゃないかしら。恥ずかしくないの?」  その言葉に、サラは目をつり上げ、言い返す。 「こんないい身体してんのに、何で恥じなきゃいけないのさ?」  かつて、巨漢の悪党の片割れに向けて言い放ったのと同じ言葉を放つや否や、彼女は悪態をついた。 「そういうあんたは、気の毒に。肌出しゃ、おっぱいが小さいのが、ばれちまうもんねえ?」  言われるや否や、アレッサの目もつり上がる。 「まあ、失礼ね! 言っとくけど、わたしだって胸くらい、人並みにあるわよ?」  彼女は胸をぐっと反らして、その膨らみを強調させながら苦言を言う。 「ちょっとくらい大きいからって、何よ。この牝牛(めうし)!」 「ヴィック――」  サラはアレッサを指差しながら言う。 「あたし、この(ひと)嫌い!」 「首領――」  アレッサはグラッソの元に駆け寄ると、ひしと彼にしがみつきながら言った。 「わたし、あの乳牛みたいな露出女、嫌い。追い出してやって!」  アレッサに泣きつかれた首領は、鼻の下を伸ばしながら(なだ)めにかかる。 「まあ、そう言ってくれるな、猫ちゃんよ。彼らは、わしの客人であると同時に、大事な取り引き相手なのだから」 「取り引き相手、ですって?」  アレッサは目を丸くした。 「一体、何の――」 「きみには、関係無いだろう!」  ヴィックは、いらいらとしながら苦情を述べる。グラッソに寄り添うアレッサを見ると、苦い思い出が蘇り、ついつい言い方が攻撃的になるのだが、彼の気持ちを知ってか知らずか、アレッサは心外そうな表情を浮かべた。 「彼、さっきから何を怒っているのかしら?」  彼女は、首領の頬や首のあたりを撫でこすりながら問う。一方、そうされて嬉しげな表情を浮かべながら、グラッソはさあな、と答えた後、ヴィックに問いかける。 「なあ、ヴィクトリウスよ。アレッサに取り引きの事を教えてやっても良いだろう? 彼女が『奴ら』と通じておるわけで無し、教えた所で、明日の計画に影響が無い事は保証するゆえ」  言われたヴィックは、敗北感を覚えつつも、分かった、とだけ答えた。それを聞くや否や、首領は明日の計画の事を全てアレッサに話して聞かせる。すると、彼女は興味深げな表情を浮かべた。 「じゃあ、そこのヴィックの恋人さんのために、彼らはこれから『ひなげし(かん)』に行くのね?」  そうだ、とグラッソが答えると、彼女は言う。 「面白そう! わたしもついて行っていい?」  問われた首領は苦笑いを浮かべる。 「やめておきなさい。あまり、彼らの邪魔をするのも良くない」  二人のやりとりを見ていたヴィックは、大きなため息をつくと、グラッソに問う。 「――さて、おれたちはそろそろ行くが、いいだろうか?」 「おお、もちろんだ。では、わしも明日の準備に取り掛かるとしよう」  首領は、おほんと咳ばらいをしてから言った。 「では、ヴィクトリウスにサラ殿、そしてドロテオよ。そなたたちの武運を祈っておるぞ?」  グラッソからのはげましの言葉を受けつつ、ヴィックは彼の部屋を後にするのであった。彼の後ろについている、サラの何か問いたげな表情と、ドロテオの気まずげな表情に、全く気付くことも無く。

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 終末魔法少女と淵源のドラコニア

    楽しんでいただけたら何よりです

    1,100

    0


    2022年9月30日更新

    終末世界に愛と勇気とお巫山戯と僥倖を。 【魔女の月】と呼ばれる巨大隕石の衝突により大地の八割が焼け多くの都市と文明が崩壊し、後には爛れた荒野と灰の積もる世界しか残されていなかった。 審判の日と呼ばれたその日から三十年。 人類は緩やかな滅亡へと突き進んでいた。 そんな終わった世界で生きていた女騎士イルはある日、神龍姫と名乗る人外の少女ナナと出会う。 運命の二人の出会いは世界を変える……かもしれない。 それは置いといてイルの毎日はナナのせいで休む暇もないハチャメチャが押し寄せてくるようになってしまった! がんばれイル負けるなイル、いつの日か幸せで平穏な未来を掴むために。 この小説は他サイトでも公開しています、よければ遊びに行ってね

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:1時間22分

    この作品を読む

  • ノーマルエンドは趣味じゃない ~エンディングを拒否したらガチ攻略をする羽目に!

    冒険の最後に待つのは破滅か、それとも。

    50,700

    0


    2022年9月30日更新

    気がついたらドハマリしていた乙女ゲー『幻想迷宮グローリーフィア』の主人公に転生してた。 これがオープニングならこれから素敵な恋と冒険の旅が始まるはず。だけど前世の記憶を取り戻したのは第一王子ウォルターとの残念なノーマルエンドの結婚式の真っ最中。ちょっとまって、これはない、絶対にない。だってこのノーマルエンドは最悪だ。ウォルターはポンコツ過ぎて国は滅ぶともっぱらの評判。それにそもそもこの第一王子は生理的に受け付けない。 だから私はトゥルーエンドを求めて再びダンジョンに潜り直す。けれどもそこで見える世界の姿はゲームから次第に乖離していく。そもそもエンディングのキャンセル自体が重大なバグだったんだ。繰り返す世界と『ゲーム転生』というメタ概念の歪みの先、この呪いを解いて辿り着く真実は破滅か、それとも。 注:すぐ死にかけたり奴隷がいたりとストレス有リーな話です❤︎

    読了目安時間:19時間48分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 【半フルボイス】知識0から創る異世界辞典(ストラペディア) ~チャラ駄神を添えて~

    ボイスドラマを聴くように小説を読もう

    29,200

    1,141


    2022年9月29日更新

    _人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 当作品はイヤホン推奨です!! <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ =================== 「【なろうぜ系】って分かる?」 「分かりません」 「ラノベ読んだ事無い?」 「ありません」 「ラノベって分かる?」 「ライトノベルの略です」 「漫画は?」 「読みません」 「ゲーム」 「しません」 「テレビ」 「見ません」 「ざけんなおらあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 サブカル0知識の私が死んだ先で背負わされたのは、 異世界情報を詰め込んだ【異世界辞典】の編纂作業でした。 ======================== 利己的な人間に歪まされた自分の居場所を守る為に、私は私の正しさを貫く事で歪みを利己的な人間ごと排斥しようとした。 結果、利己的な人間により私の人生は幕を下ろした。 …違う。本当に利己的であったのは、紛まぎれも無く、私だ。間違えてしまったのだ。私は。その事実だけは間違えてはならない。 「……私は確かに、正しさという物を間違えました」 「そうだよなァ!? 綺麗事はやめようよ、ねェ! キミは正義の味方でも何でもないでしょォ!?」 我が意を得たり、と言わんばかりに醜くく歪んだ笑顔を見せる創造主。 そんな主に作られた、弄れるかわいそうな命。 違う…、違う!! その命達を憐れむ権利など私には無い! 「───だから?」 「……へっ?」 「だから、それがどうかしたんですか。私は今度こそ私の正しさを貫き通します。あなたが生み出したこの星の命へ、そしてあなたへ」 彼等のその手にそれぞれ強制的に渡されたとある本。それは目の前に浮かぶ地球によく似た星そのものであり、これから歩む人生でもある。二人の未熟なカミサマに与えられた使命、それはその本を完成させる事。 誰の思惑なのか、何故選ばれたのか、それすらも分からず。 一人は自らの正しさを証明する為に。 一人は自らの人生を否定し自由に生きる為に。 ───これは、意図せず『カミサマ』の役目を負わされてしまった不完全な者達が、自ら傷付きながらも気付き立ち上がり、繰り返しては進んでいく天地創造の軌跡である。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:15分

    この作品を読む

  • 落零〈rakurei〉~おちこぼれ達の退魔伝~

    妖魔VS退魔師のバトルファンタジー

    490,850

    2,303


    2022年7月11日更新

    ──これは少年の物語である。 男子高校生、五十土五奇(いかづちいつき)の平和な日常は、とある一体の”妖魔”と呼ばれる存在によって破壊された。 父子家庭で育った五奇がある日学校から帰宅すると、何者かの手により、父の精神を破壊されてしまったのだ。 「キミ可愛いね? 優しく殺してあげようか?」 その魔の手に襲われそうになった所を、白いマントの男に救われた五奇は、敵が”妖魔”であること、それを倒せるのは”退魔師”だけだと教えられ、父の仇を討つため退魔師を目指すことになる。 それから三年後、退魔師達が所属する、特殊対妖魔殲滅部隊(とくしゅたいようませんめつぶたい)通称:トクタイに、なんとか入隊出来た五奇だったが、割り振られたチームは”おちこぼれ”達の巣窟だった!? 前途多難な落ちこぼれ退魔師達の物語、開幕! (表紙イラストは梅咲しゃきこ様https://twitter.com/Ume_syakiです) (こちらは小説家になろう様、カクヨム様、Nolaノベル様でも連載しております)

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:4時間40分

    この作品を読む