恋愛/ラブコメ 短編 完結済
読了目安時間:10分
総エピソード数:1話
卒業式の日、皆が帰った教室に居残って思い出話をする樹里とユリ。 卒業後、樹里は東京の服飾系専門学校へ行き、ユリは地元の大学へ進む予定だった。 クラスの中心的人物で皆の人気者、サバサバした性格のギャルの樹里。 教室の隅っこで本を読む、地味で目立たたないユリ。 正反対の二人が友達になったきっかけは、クラス替えから間もないある日、購買の列の前後に並んだこと。 人気のハムサンドが売り切れてがっかりするユリに、樹里は自分のぶんを半分分けてやった。 以来二人は急速に親しくなっていく。 樹里は小説家志望のユリを応援し、ユリは親友の樹里にだけ自分が書いた話を読ませる。 高校を卒業すれば進路は別々、心理的にも物理的にも距離ができる。 樹里はいずれユリが出すかもしれない本に自分と同じ名前の登場人物を出してくれとお願いし、互いに別れを惜しむ。 さらに卒業祝いにピアスを開けようと持ちかけ、自分が左耳にしているピアスの片割れをユリに見せる。 「特別な人の為にとっておいたの」 親友の本当の気持ちを知ったユリは、自分も樹里を大切に思っている事に気付くのだった。
総エピソード数:1話
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◇2023年3月31日に株式会社Bookbase様の運営する電子書籍ストアにて電子書籍版が発売されました。9割以上の改稿によって大きくパワーアップしております。さらに人気イラストレーターのpotgさんが表紙とキービジュアルを担当してくださいました。本作を読んでご興味を持っていただけたのでしたら、是非電子書籍版もご覧になってみてください。試し読みもあります。 大柄で筋骨隆々、顔が怖くて何故か和服。外見だけでしょっちゅうヤクザに間違われる善良な一般人の大塚 豪鉄は宝くじを当てたのを機に長年勤めた過酷な職場を離れ、実家に戻って悠々自適の一人暮らし中。 そんな折、揃って学者の妹夫婦が新発見の遺跡を調査するため一ヶ月間海外へ行くことに。三歳の娘を預かって欲しいと頼まれた彼は姪っ子・友美と暮らし始める。 「友美よ、俺はお前を甘やかさんぞ」 姪の将来のため厳しくしつけると決意した豪鉄。とりあえず彼は子育てのコツを学ぶため本屋へ向かった。 さらに、そんな彼の前に学生時代の後輩までもが現れて── ※主人公を交代した続編「歩美ちゃんは勝ちたい(完結済)」もあります。 「歩美ちゃんは呼びたい」(短編) https://novelup.plus/story/727083797 「歩美ちゃんは勝ちたい」(続編) https://novelup.plus/story/207068758
読了目安時間:4時間0分
作者からの一言コメント
ヴァージンもらうね。