境界線上の魔王

読了目安時間:9分

エピソード:98 / 142

7-3 気付けと覚醒、爆発にて

「魔力の、反応です――」  ささやくようなヘイゼルの語尾が、扉を押し開ける音にかき消された。  視線を転じた一同は、思わず身を竦ませた。テラスへとつづく両開きの扉から吹き込んだ風が、ぬるく煮えたぎった部屋の空気をひと息のうちに洗い流したからだ。  何事かと目を細めたレオンの視界の奥で、テラスへと飛び出すクリスの姿がうつった。 「様子を見てきますわ!」 「あ、おい……!」  言うが早いか、放たれた矢の如く。レオンが制止する頃には、すでにクリスは欄干を蹴っていた。舞い上がる金色の軌跡を追いかけて、銀色の長髪がたなびいた。飛び出したマリーが、欄干に両手を添えて一度だけ振り返った。 「援護してきます!」  するどく告げたマリーの瞳に、焔の光が走り抜けた。滾る視線をクリスへと転じると、欄干に飛び乗る間を惜しむかのように、強く石畳を蹴り出した。  鈍く、重い音を響かせた背中を見上げたレオンが、何かを思い出したような、或いは諦めたような表情で身を翻した。 「……ヘイゼル、詳細を」 「はい。方角は九時、やや北寄り。位置は上空およそ五百メートル。形状は……円形でしょうか。寸法および魔力の規模は、ごく小さなものですが……あれ?」 「なんかわかったか?」  眉を寄せたヘイゼルが、剣呑な声色をふいに変調させた。問いかけるレオンの声もまた、つられて緩んだ。 「……僕、この魔力、知ってる気がします」 「? ……ああ、そういうことか。あの野郎」  レオンは、声とともに溜め息をひとつ吐き出すと、さっさと部屋のなかに潜り込んでいった。取り残された面々も、首を傾げつつそのあとを追った。 「心当たりがあるんですか?」 「見当がついたってだけだ。魔力から嫌な感じはしないんだよな?」 「そうですね。ただ、とても不思議な魔力です。どこか、ふつうの人のものじゃないような……」 「それ、ノインの魔力じゃないか?」  あっ、と声をこぼしたヘイゼルを見やって、レオンは肩を竦ませた。後頭部をがしがしと掻きながら、荒々しく椅子を引き寄せて、逆向きに腰掛けた。椅子の背のうえで組んだ腕に、眉を寄せたままの顔を乗せるさまは、さながら機嫌を損ねた子供のようであった。 「用件まではわからんが、まあ、調査結果をしたためた報告書か、セイジの修練の進捗状況の共有ってとこだろうな……」  言葉の後半が燻ったのは、不貞寝するかのように腕に顔をうずめたからだ。数秒前までの、針の筵のような覇気は、もはや面影もなくゼリー状に溶解していた。取り繕うことすら面倒だ、といわんばかりに、レオンはその姿勢のまま長い溜め息を吐き出した。  張り巡らされた結界には、鳥や木くずが掛かることが何度かあった。術者であるヘイゼルは、宮廷魔導師団として行動する時間が長く、必然、いずれの前例もレオン自身が哨戒を担った。  幾度となく繰り返すうち、レオンは『またか』と落胆しながら、しかし結界を張らせている手前で確認を怠るわけにもいかず、幾度となく公務を中断して王宮の上空を飛び回った。  しかし、魔力を感知したのは今日が初めてのことだった。ともすれば襲撃か、と身構えた直後、どうやら敵どころか味方のしでかしたことらしい、と理解した瞬間、レオンはかろうじて保っていた勤労精神をみずからへし折った。  怠惰の化身となったレオンを見下ろして、ヘイゼルはむしろ安堵した様子で口元を緩めた。 「襲撃じゃなくてよかった、って思うしかないですね」  その声に、レオンはのそりと顔を持ち上げた。まとまりを失った金色の前髪の隙間から、落胆に沈む琥珀色の瞳が覗いた。 「ほんとだぜ。もう、折れる心の余白もねえよ」 「結界のほうには、まだまだ改善の余白がありそうですね」 「そうだな。そっちは追々、魔導師団のほうで考えようぜ」  言いながら、レオンは徐に身を起こした。流した視線の先、開いたままの硝子戸から、冬の風と手をつないだクリスが舞い戻ってきた。そのすぐ後ろには、恥ずかしげにスカートを押さえるマリーの姿もあった。ふたりの手のなかには、光る群青色の輪郭をもつ球体が、溢れんばかりにおさまっていた。 「ただいま戻りましたわ!」  快活に言い放ったクリスの頬が、寒さによるものか、薄い桃色を帯びていた。胸元に押し付けるようにしていた球体を、そのままそっと卓上へと並べていく。  球体は、マリーの持っていたものとあわせて人数分、しめて七つ。灰色の陽射しを浴びる室内で、薄明るい光を放っていた。動きをとめた球体に視線を重ねると、半透明の光に満ちた内側に紙のようなものが見える。 「こちらが、結界に掛かっていましたわ」 「ノインさんの魔力の気配がしたので、安全だと判断し回収しました」  ふたりの言葉にかるく頷いて、レオンはさっそく観察をはじめた。  球体のひとつひとつは、蜘蛛の糸のような薄く細い線で繋がっていた。試しにそのひとつを持ち上げると、隣り合った球体がごろりと卓上を這った。構わず球体を手のひらで転がして、中身に目を凝らす。推察どおり、文であろう便箋には、ご丁寧なことに差出人の名が添えられていた。  しかし、問題はその先にあった。 「……これ、どうやって開くんだ?」  文を秘めた防護魔法らしき球体は、しかし役目を頑として譲らず、指先で力を込めても、爪の先で弾いても、ひたすらに沈黙と内容物を守り続けた。小首をかしげたレフィリアが別のものを摘み上げると、みながそれに続いた。球体同士を繋ぐ糸は振りほどけば切れたものの、開封できなければ如何ともし難い。 「魔力の感じは、魔法より魔法具に近いようだが」 「魔法具なら、セイジが詳しいのですが……」  セイジからの文を開封するために、セイジ本人を訪ねるわけにもいかない。ともすれば惚気のようなマリーの独り言を見やって、クリスが口元に手をあてて、くすりと微笑んだ。 「魔法具なら、私もそれなりに造詣が深いぞ。どうだレオン、ここはひとつ――」 「だめ」  意気揚々と、目を輝かせて手をあげたレフィリアの言葉は、もはや反射ともいえる速度で寸断された。声にすら至らないうちに、わずか二文字で棄却されたその意図は、ふたりの間だけで疎通し得るものであった。 「なんだ、まだ何も言ってないだろう」 「言わずと知れたことだ。この手の厄介事で、お前の手を借りることはない」 「ちょい。言い過ぎちゃうんか、それ……」  冷たくも聞こえるレオンの物言いに、ポーラがレフィリアを庇うように反応した。返事がわりに、幾度目かの溜め息をともなって振り返ったレオンが、介入した小さな両肩をがっしりと掴んだ。 「レベッカと戦ったレフィリアの屋敷の中庭、綺麗なもんだったろ?」 「あ? ああ、あの噴水のあるとこやろ……?」  ポーラの眉が、何の話だと言いたげに形を変えたが、レオンの不気味な迫力に押し負けて、口に出しては何も言わなかった。 「あそこな、跡地なんだぜ。誰かが魔法具の実験ついでに倒壊させた研究棟の、なあ?」 「破壊とは、創造の親だからな。好奇心には逆らえんよ」 「その言い方だと、両親を手にかけたことになるが……」 「(二回やらかしたんか……)」  詮の無いやりとりの真ん中に、弾けるような音が飛び込んだ。  耳目を寄せたマリーの目の前で、球体のかけらが砕けて舞い散った。薄暗い部屋のなか、輝いた燐光が、血色を喪失させた表情を鮮やかに飾り付けた。茫然と硬直した手のひらのうえに、便箋が乾いた音をたてて舞い降りた。 「……マリーちゃん、いま、どうやったんですの?」 「わかりません。力を込めたら、こうなって……」 「力……魔力か?!」  得たり、と、ポーラが手にもつ球体にいきおい魔力を込めた。浮かび上がった手のひらの輝きが、青白く光る球体に伝わり、溶けて――  ――ひと呼吸ののち、小さな爆発を起こした。大きくのけぞったポーラの体が、後方に据えられていたソファに背中から飛び込んで、添えられていた毛布のなかに埋もれた。 「なんでや!?」  吹き飛ばされた帽子のかわりに毛布をかぶりながら、ポーラは顔を真っ赤にして憤慨した。爆発したはずの球体は、どこ吹く風、他人事のような顔つきで、絨毯の上をころころと転がっていた。  それを拾い上げたレオンが、いま一度中身を確認した。ひとつ頷くと、近くで諦観の姿勢をみせていたレフィリアに手渡した。 「やればいいのか? 弾け飛んだら、受け止めてくれよ?」 「なんだ、爆発は慣れてるんじゃないのか」 「…………」  口を尖らせながら従ったレフィリアの手のなかで、果たして球体は期待通りあっけなく弾けた。驚きつつも鮮やかに便箋を手に取ると、そこには達筆で描かれた彼女自身の名が記されていた。視線を落としたまま、得心したように目の色をあらためた。 「なるほど、宛てた相手の魔力でしか開封できないのか」 「そういうことだな、さて、おれも試してみるか」 「……んん? ちょっと待て。自分で試す前に私にやらせたのか?」 「まあ、結果的には……」 「…………」  ばつの悪そうに目を逸らしたレオンの前で、レフィリアとポーラが尖った視線を重ねて、何やら同調したように頷いた。お目当ての球体を手にして、いざ、と両腕を持ち上げたレオンの視線の外で、ポーラが自分宛てのもの()()()()球体に魔力を込めた。  不穏な光を帯びたそれを、ポーラはさっとレオンの眼前に放り投げた。お目当ての便箋を手にした瞬間、レオンの目の前で光芒が弾けた。反応すらできずに吹き飛んだ体が、ポーラが描いた軌跡をなぞってソファに叩きつけられた。 「どや? ええ気付けになったやろ?」  呆然と瞬くばかりのレオンの目の前で、ポーラがしてやったりと言わんばかりに胸を反らした。その言葉に苦笑を重ねたレフィリアが、いまだソファにおさまって動かないレオンへと手を差し伸べた。 「なあ、レオン。苦悩をすべて吐き出せとは言わないが、たまには手をとってくれ。私は、殿方に寄り添うだけの女にはなりたくないぞ?」 「…………」  掛けられた言葉を咀嚼するかのように、レオンは荒れた前髪を荒々しく整えた。長い吐息をひとつ吐ききると、レフィリアの手のひらを握り返して、しかと体重を預けて立ち上がった。抱きかかえるように寄り添った想い人の向こう側、気づけば集まっていた一同の表情が、レオンを見守るような穏やかな笑みをたたえていた。  そこで初めて、レオンは自分が気遣われていることを覚った。凝り固まっていた肩の力をふっと緩めると、その日はじめて見せるやわらかな笑みをこぼして、ゆるりと口を開いた。 「……荒々しい激励、ありがとな。もう、大丈夫だ」  通りすがりざま、レフィリアとポーラの肩をぽんと叩いて、レオンは自分の椅子に腰掛けた。それに倣って座った面々の顔を撫でるように視線を配らせて、便箋を持ち上げてみせた。 「よし。じゃあ、まずは各自検閲。そのあと共通すべき事項を纏めようか」  緩んだ心地を引き締めるような、しかし晴れやかなその声色に、みなが嬉しそうに頷いた。  誰からともなく視線を交わし合うと、互いに気の抜けた笑みをこぼして、視線を落とした。  あとには、紙をめくる静寂だけが続いた。

ノイン「そういう用途ではない」

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  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年8月27日 20時51分

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    見事なお点前で

    くにざゎゆぅ

    2022年8月27日 20時51分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年8月27日 22時55分

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    御礼申し上げます

    羽山一明

    2022年8月27日 22時55分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年7月20日 3時12分

    全員が全力で真面目にやってるのに反し、様相がコミカルというのは大好物であります。ぜひこの路線の作品も読んでみたいところであります押忍。

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    うさみしん

    2022年7月20日 3時12分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月20日 8時08分

    だいたいポーラのせいです。ですが、この子のコミカルな動きを見ていると、だんだん「わかっててやってるんじゃ……」と思い始めてしまいました。我が子の内心がわからない。複雑。

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    羽山一明

    2022年7月20日 8時08分

    ミミズクさん
  • ひよこ剣士

    塔都

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年9月8日 14時18分

    ポーラのちょっとした仕返しに、レオンの倦怠が吹き飛びましたね。清新な風が吹き込んで。 レフィリアのレオンに言ったセリフに、思いやりと愛情、プライドが。こうした言葉をサラッと口にできるところが、地味にかっこいいです。

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    塔都

    2022年9月8日 14時18分

    ひよこ剣士
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年9月8日 22時34分

    基本的に言葉少なな男性陣を容赦なく鼓舞していく女性陣。このあたりはかなりはっきりと男女の違いを意識してします。かっこいい男性よりかっこいい女性のほうが書きやすいのはなぜだろうか……?

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    羽山一明

    2022年9月8日 22時34分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月27日 6時03分

    前話の最後のくだりで、すわ敵の急襲か? と思ってましたが、予想を覆す日常回が楽しめました押忍。ギャグと言うのもまた違う、無理やりではない何かこうナチュラルなお笑いに癒やされたであります押忍。

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    うさみしん

    2022年2月27日 6時03分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月27日 9時32分

    ポーラがちょこちょこ動くとこういう流れになっちゃいます。彼女は国境での戦況が思わしくないことに対し、自分だけの責任ではないとわかりつつ、それでも、と責を感じておりました。仄暗い感情を隠しつつも励ますにはどうすれば、と思い至っての本話でした。

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    羽山一明

    2022年2月27日 9時32分

    ミミズクさん
  • ひよこ剣士

    乃木重獏久

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月12日 0時07分

    警戒網にかかったのは、セイジからの便りでしたか。一人一人に宛てたことに、セイジの細やかな心遣いが見て取れます。ポーラの激励を込めた悪戯もあり、朝食時の気まずい空気は完全に払拭されましたね。さて、便りには何が記されているのでしょうか。良い報せであればいいのですが。

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    乃木重獏久

    2022年2月12日 0時07分

    ひよこ剣士
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月12日 12時37分

    セイジとノインですね!もう少し言うと、ノインが「必要なことだけを」と主張したところ、セイジが「言葉を伝えるだけでも安心できるから」と、全員に手紙を宛てた、という経緯があります。ポーラのいたずらまではさすがに考慮外でしたが……。

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    羽山一明

    2022年2月12日 12時37分

    ミミズクさん

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