冷静に見ると7章も色々ヤバい感じが詰め込まれていましたが、9章はちょっと毛色が異なる感じになりそうです。ドン引きされないように祈っております。

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だいたいポーラのせいです。ですが、この子のコミカルな動きを見ていると、だんだん「わかっててやってるんじゃ……」と思い始めてしまいました。我が子の内心がわからない。複雑。

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解けたのか、爆散したのか。それぞれに魔法の得手不得手がありますが、環境や外的要因によって魔力の特色が変わることもひとつ大きな鍵になっているようです。

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基本的に言葉少なな男性陣を容赦なく鼓舞していく女性陣。このあたりはかなりはっきりと男女の違いを意識してします。かっこいい男性よりかっこいい女性のほうが書きやすいのはなぜだろうか……？

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ポーラがちょこちょこ動くとこういう流れになっちゃいます。彼女は国境での戦況が思わしくないことに対し、自分だけの責任ではないとわかりつつ、それでも、と責を感じておりました。仄暗い感情を隠しつつも励ますにはどうすれば、と思い至っての本話でした。

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セイジとノインですね！もう少し言うと、ノインが「必要なことだけを」と主張したところ、セイジが「言葉を伝えるだけでも安心できるから」と、全員に手紙を宛てた、という経緯があります。ポーラのいたずらまではさすがに考慮外でしたが……。

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ようやくいつもの調子に。レオンも苦悩が耐えませんが、そのぶんよい知人に恵まれていると思います。

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ちょっとしたショック療法でした！　こうでもしないとレオンは理解しないだろう。という女性衆の気遣いです。ポーラは半分くらいイジリ入ってそうですけど、軸がレオンであることは重々承知していることでしょう。セイジはいませんが、それぞれ頑張ってます。

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女の子は手も早いし足も早い。男衆もっと頑張れ……！

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本当はそういうバカみたいなノリもやりたいんですけども、なんかもう雰囲気出来上がっちゃっててなかなか。閑話とかそのへんでできないかなあ……。

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本作の女性陣は何かと男前というご感想をいただけます。男性陣が少々草食入っているせいもあるかなと思いますが、おそらく、ひとりで生き抜かなければならない厳しい世界だからという点が強いのかな、と。

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結界に激突することでしか通知させられない点を除いて、現時点でノインが選びうる最高の手段だと思います。二度目(7-1)ではやや微調整した模様。ポーラのこれは完全に仕返しでしたが、結果的にはレオンを気遣った体にして誤魔化しました。ポーラとレフィリアの気も済んで、一石三鳥かも。

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こちら側は、やはりレオンがいつもの調子でないといけません。皮肉を飛ばすくらいでないと、みなが落ち着かなくなってしまっている。ある意味問題。

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うーん……あくまで本人以外を弾く目的の術式なので、殺傷力はないと思います。強い魔力をぶつけると、先に手紙が破損してしまいそう。

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強いて、というか明確な欠点として、結界魔法がなければ届いたことさえ気づかない可能性があるということでしょうか。本人にしか開封できないメリットはありますが、本人以外には荷物か爆弾にしかならないデメリットが……。

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セイジもノインもいないので、いま襲撃があるとかなり、どころじゃないくらい危険です。ばたばた戦ってばかりいたので、しばしみんなの日常的な掛け合いをお楽しみ頂ければと思います。ポーラはいつでも忙しないですが……

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現時点では、この魔法を同じレベルで再現できる人間はひとりもいません。魔力の歴史が浅いのはあくまで人類史上でのお話です。広く伝わるそれまでも独力で身につける者はいましたが、年季という点ではさすがに龍族に軍配が上がるようです。

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そもそもが、爆発するほどの魔力を込める想定はされていませんでした。撫でる程度で開封できるはずが、なぜかみな力業でこじ開けようとしたようです。ノインがここにいたら呆れて天を仰いでいたかもしれません。

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だいぶん昔の話ですが、序盤でレオンがルーレインが戦争をしようとしたわけではない、と知った瞬間も同じリアクションをしました。ほどほどにやる気をぶん投げていくスタイルです。

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夫婦漫才、たしかにそうですね。このふたりはじつにきれいに絡み合ってくれます。このあたりは関係もさることながら、シンプルに相性がいいのでしょうね。実のところ、このふたりの出逢いもあまりよいものではなかったのですけど、案外うまくやれるものです。

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ノインは効率主義なので、開封した瞬間魔力の気配で察知できるようにしていると思います。これは魔法具ではなく魔法なので、ポーラがミスったこともおそらく。いじられる。 全員分用意したのはセイジの提案です。手紙を共通の話題に、足並みを揃えさせる意図があったみたいです。

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あとがきは、目にしていれば絶対に同じことを言うでしょうね。蒼い目をじとりと細めて。ポーラみたいな子がひとりいると、雰囲気がぐっと明るくなると思います。クリスも天真爛漫ですが、ベクトルが少々異なるので、みんながみんな、やれることをしているイメージです。

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オチ要因に使ってごめんなポーラ……

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さらっと言ってますが、ヘイゼルの結界はかなりの異能です。死を前にしてポーラが覚醒したことと同様に、彼もまた人の領分を踏み外した感があります。そもそも魔力が無いと反応すらしないので、魔法が使えるなら二次被害はないだろう、というのがノインの考えですね。

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自愛という点では、まったくもってセイジのことを言えない性質をしています。もしパートナーがいなかったと思うとぞっとします。

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やわらぐ雰囲気を見て取った瞬間です。いつ言うべきか、ということが言わずに済んだ安堵もありそうです。

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どんなシーンでもころころ動いてくれるんですよね、この子。適応力が半端じゃない。

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わかっているような。わかりたくないような。

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ちょっと逢ってなかった悪友の悪戯を知った瞬間、みたいな具合です。

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だいたい女のほうが強い作品なので、今更なにを……といった具合です。

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親展ですね。現代的な文明が発達しない理由のひとつに、こうした生活にも応用できる利便性の高い魔法の存在があるようです。龍は、というかノインはさらにその一歩先を行っているようです。群像劇ほど大したものは書けませんが、ネームドは全員大切に書いていきたいです。

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一部損壊が一度目、半壊が二度目です。三度目が来る前に全壊してしまいましたが、遅かれ早かれかもしれません。祖父からの伝統です。

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レオン「（あってるよな……？）」

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ちょっとファンタジー色を入れてみました。ポーラはレフィリアのものを開けようとして、無事爆発したようです。あの子は悪くない。荒療治になりましたが、文字通り悩みを吹っ飛ばすことに成功しました。純粋な仕返しだった説も考察される。ノインもきっと呆れ返ることでしょうね。

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毎度のことながらオチまでの展開が早すぎるため、そろそろわざとやっている疑惑がかけられております。本人のリアクションのせいもあるかもしれません。

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いつかレフィリアの率いる軍の真意を知った際と似た反応。解りやすくむくれる性格をさらすのは身内にだけですが。

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