境界線上の魔王

読了目安時間:11分

エピソード:87 / 142

6-31 紅の意志

 ――いかないで。  消え入るような声が頭の中に響いて、おれは目を見開いた。同時に、ここが時々見るあの夢のなかだ、ということに気がついた。 『おねがい、いかないで……!』  鮮明になった声を背に受けて、視点が緩慢に振り返った。声の主は、外套を握りしめていた手を胸に押し当てて、ゆっくりと、ゆっくりと、顔をあげた。 (クリス?)  ひと目そう見えた女性は、だが、よく見れば違っていた。  クリスより少しだけ高い背丈、腰までのばした金色の髪の毛と、そこからのぞく切れ長の目。それはまさに、大人びたクリス、といった印象を受ける。少しだけ下がった視線の先、腰に帯びていた双剣を見て、声にならない声が飛び出した。 (飛天龍、か? いや、でも、意匠が少し――)  瞬間、ぼやけていた思考が、水をかぶったように鮮明になった。  みじかい逡巡が、少ない情報の内側に、すぐさま答えを見いだした。 (初代……聖騎士さま……?)  はじまりの聖騎士、フリージア・フェルミーナ。  境界線が出現した前後に彼の地へ旅立ち、行方不明になった人。おれが騎士を目指すきっかけになった人。そして、クリスとレオ兄の叔母にあたる人だ。  思い出の人は、すぐに視界から外れた。彼女の言葉を否定するように、おれの視界が二度、横向きに往復した。踵を返した先に、黒い魔力をぐちゃぐちゃに積み上げて閉じこめたような、この世のものとは思えない何かの塊が、音をたてて渦巻いていた。 『だめ……だめ……いかないで――!』  背中に聞こえた悲鳴は、巻き起こる風の音にかき消されて、やがてあっけなく聞こえなくなった。  歯切れの悪い夢に体を起こすと、暑くもないのに全身から汗が噴き出していた。なんなら息も切れている。 「なんだ、いまの夢……」  独りごちて、額の汗をぬぐう。  たまに見る不可解な夢のなかでも、人の顔と声がここまで鮮明なのは初めてかもしれない。もし、あの人物が本当にフリージアさまで、一連の光景に彼女が関わっていたとするのなら……。 「まだ、起きてるかな……」  境界線の出現時にすでに活動をはじめていたノインなら、なにか心当たりがあるかもしれない。  龍は睡眠を必要としない、とリュートに聞いたことがある。非常識もいいところな訪問時間だが、妙なものを抱えたまま出発はしたくない。むしろ、言わないままにしておくとまた怒られてしまいそうだ。  重苦しい気持ちを引きずったまま、ベッドから這い出る。念の為、と、枕元に置いた剣に伸びた手が、不意に動きをとめた。 「あ……?」  重ねるように置いていた双剣の、片割れの姿がないことに気がついた。そこにない、というだけではない。魔力が感じられないのだ。  嫌な予感を振り払うように、寝室を飛び出す。だが、マリーの姿を探すまでもなく、そこは真っ暗な空間が広がっていた。踵を返して、マリーのベッドに手をあてると、ぞくりとした冷感が指先に触れた。  残された剣をつかみ取り、廊下に躍り出る。吹き抜けた夜風は、人の気配も魔力も教えてくれない。寝起きの熱っぽい体に、ただただ寒気だけが走った。  拳を握りしめ、顔をあげる。ほの明るく光る中庭を睨みつけ、欄干に足をかけた。  魔力が感じられない。それはつまり、何かで覆い隠されているということだ。  そんな場所は、王宮内に一箇所しかない。 「……そこか」  自分を鼓舞するように声をあげて、おれは欄干から身を投げだした。 …… ………… ……………… ……………………  何もかもが、甘かった。  思いの丈を涙に変えて叫ぶクリスを見て、私は、私の浅はかな決意を後悔した。  私がわけもなく強かったから。セイジが誰よりも優しかったから。  人の世の決まり事に左右されない、境界線の向こう側でともに暮らしていたから。だから、クリスの抱える思いと悩みを、セイジの事情に重ねて、いたずらに憶測をたててしまった。『これくらいのものかな』と、さも知っているようなフリをしてしまった。  私も、なにかを賭けよう、と。  そう思ってからは、早かった。  空を舞うクリスの姿を、強く睨みつけた。  右側からおおきく振りかぶる剣が見える。これを避けても、さっきみたいな斬り返しが飛んでくる。つまり、これは牽制の一撃だ。  時機を見計らって、私は掲げていた剣から手を離した。両腕を交差させて、ぐっと歯を食いしばる。見つめる先で、クリスの表情が色を変えた。  でも、もう遅い。  みじかい衝撃のあと、私の腕に剣が食い込んだ。ずり、と、靴底が後退した音が聞こえて、体中に力を込めて懸命に押し返した。  だけど、腕だけはどうにもならなかった。掲げた構えが胸まで押し込まれると、露出した肩に剣が触れた。  そこで、ようやく剣の動きが止まった。クリスが止めてくれたにちがいなかった。 「……なに、を……?」  クリスの絶句をかき消すように、ふたつの傷口から血が噴き出した。食いしばっていた歯を振りほどき、みじかく息を吸って、吐いた。 「ごめんなさい」  剣がびくりと震えた。体ごと引き下がろうとしたそれを、拳を解いた手のひらで掴み、引き寄せた。触れた手のひらから、赤々とした滴が垂れて落ちた。見開かれたクリスの瞳が、行き先を求めてふらふらと彷徨った。 「何をして――」 「クリス。私を見て?」  空いた右手を、揺れるクリスの頬にそっと添えた。ふらつく視線が定まるまでの数秒が、とても長い時間に感じられた。  やっと視線を交わしてくれたクリスは、だけど子供みたいに力なく首を振るばかりだった。 「手を。手をはなして。マリーちゃん。お願い……」 「嫌です。話を聞いてくれるまで離しません」  ……痛い。  強さが、思いが。近づけば近づくほどに、セイジはクリスを護ろうとする。クリスも護られまいと、また走りだす。  同じ道を同じ向きで進むふたりの思いは、決して交わらない。すれ違うことすら許されなかった歩みを思うたび、そのために血を流すふたりの姿が重なるたび、心の奥がぎしぎしと痛む。  ……それに比べたら、私のこの痛みなんて、ちっぽけなものだ。 「ほんとうに、ごめんなさい。あなたの生きる世界に口を挟むだけのものを、私は何も持っていませんでした。だから、覚悟も立場もない、これは私のただの綺麗事です」 「…………」 「どうか、死に場所を求めるように生き急がないで。簡単に命を投げ出すなんていわないで。あなたたちが守る当たり前の毎日のなかで、私たちと一緒に、ただ当たり前みたいに生きていてほしい」  剣を伝って流れたマリーの血が、クリスの手を赤く濡らしていた。溢れ出したクリスの透明な涙が、一滴、また一滴と、その手を静かに濯いでいった。 「あなたたちの命を代償にしなければ成り立たない未来なんて、私は欲しくありません。笑われてしまうかもしれませんが、これが……こんな小さなものが、私のただひとつの願いです」 「…………っ!」  唇をぎゅっと結んで。涙を隠すように少しだけ俯いて。こくこくと、クリスが頷いた。  ああ、また、悲しませてしまった。やっぱり、私は騎士にはなれそうにないなあ。 「ごめんなさい、私、ごめんなさい……」  クリスの手が剣から離れるのを見て、私も同じく、剣を手放した。  崩れ落ちた剣の音を合図に、あちこちからまた血が噴き出した。にぶい音に慌てたクリスが、力が抜けて垂れ下がった私の手と肩に、さっと手のひらを翳した。涙で濡れた口元を引き締めながら、それでも反射的に治癒する。  それは何度も何度も反復して身につけた、クリスの修練の成果にちがいない。 「すぐに、治して――」  呟くなりぱっと輝いた手のひらは、だけどすぐに光を失った。眉をひそめたクリスが、何度力を込めたところで、その光が治癒魔法に変わることはなかった。  心の動揺が、魔法を邪魔してしまっているのだろうか。やけに鈍い痛みのなかで、私はぼんやりとそんなことを考えていた。  揺れ動いた目が、壁と手のひらに淡く照らされていたクリスの表情を眺めやって、震えて留まった。  半開きの目、虚ろな視線、そして何より、顔色があまりにも青すぎる。   ――魔力欠乏症だ! 「クリス! 手を離して――」  私の声と同時に、周りで浮かんでばかりだった鈍色蛍の光が、私たちの間に割って入ってきた。列をなして回転する光は、私たちの目の前をやわらかく照らすと、クリスの体へとひと息に飛び込んで、そのまま溶けて消えてしまった。 「「…………」」  何が起こったのか、と、ふたりして小首を傾げた。  思い出したように、クリスが手に魔力をかざした。その手から立ち昇った白い煙が、私の傷の上でくるくると螺旋をえがいた。ぼやけた光の繭に見えるそれは、繰り返すうちに小さな白点になった。  白点がぱっと瞬いて、空中に波紋が浮かびあがった。生まれた大小ふたつの輪っかが、解けた糸のようにほろりと崩れて集約すると、それはひとつの雫に変わった。  雫が青白い軌跡を描いて、私の傷口にこぼれ落ちた。ぴちょん。と、心地の良い水音が反響して、体じゅうがぼうっと暖かくなった。  弾けた雫と光が見えなくなると、肩に、指に、腕に刻まれていた傷が、痛みと一緒に跡形もなく消えていた。 「すごい……!」  いくつもの傷を同時に治癒する。そんな魔法は今まで見たことがなかった。  元通りになった手を見つめて、ふと顔をあげると、クリスと目があった。信じられない、と言いたげに、泣きはらして赤くなった目をぱちぱちと開閉させていた。 「クリス」  びくり、と震えた肩に腕をまわして、細くてやわらかい体をぎゅっと引き寄せる。抱き返してくれたクリスの背をさすって、流れる髪の毛のそばでそっと口を開いた。 「こんな素敵な魔法は、セイジにだってできません。間違いなくクリスだけの、クリスらしい強さですよ」 「はい……」 「本音を言ってくれてありがとうございます。辛いときは私がお手伝いしますから。どうか泣かないでください」 「はい……はい……!」  そうして、クリスはしばらく私の服にしがみついていた。セイジが私にしてくれたみたいに、金色に輝く髪を撫でていると、落ち着いたのか、体がすっと離れていった。すん、と鼻をひとつすすると、顔をあげて私に向き直った。 「お見苦しいところをお見せしました。あまつさえ怪我をさせてしまい、その、なんとお詫びをすれば……」 「いいえ。私は大丈夫ですから」  浅はかに見えたクリスの行動のもとに、深く大きな理由があったこと。  正しいと思っていた私の考えは、ひとつ観点を変えると――たとえば、セイジが同じように悩んでいたら、と考えると――困ったことに、自分で自分の意見を否定したくなってしまうこと。  それを知った今となっては、今回の件でクリスを責める気はまったくなくなってしまった。 「ですが――」 「クリスほどになると、本音で相談できる相手も限られるでしょう。騎士が戦うことで私たちを支えるのなら、私たちは戦いの外側で騎士を支えるべきです」 「……ずるいですわ。マリーちゃんは、どちらも背負うおつもりでしょう?」 「だって、私が見てないと、セイジもクリスもすぐ無茶するじゃないですか」 「……ずるい。私だって、マリーちゃんに悩み事を打ち明けてほしいです」 「え? なんですか、それ?」  思わぬところから、思わぬ攻撃が飛んできた。 「だって、私ばっかり恥ずかしいところをお見せしているんですもの。マリーちゃんにだって、誰にも言えなくて抱えている気持ちのひとつくらい、ありませんか?」 「それは……」  当たり前みたいに、セイジの顔がぱっと浮かんだ。  もう、明日にはお別れをしないといけない。逢えなくなるのが嫌だ。  だけど、これはただの私の我儘で――。 「もちろん無理にとは言いませんわ。ただ、騎士のような生き方をしていると、言うか言わないか迷ったまま、今生の別れになった……なんてこともよくあります。迷うくらいなら言動にしてしまえ、というのが、私の持論ですわ」  結果的に迷惑をかけた私の意見なんか、あてにならないですけどね、と、苦々しく微笑むクリスの言葉が、頭のなかに突き刺さった。  私は、セイジとお別れをするのは初めてだ。一方、クリスは少なくとも三度、セイジと実質的にお別れをしている。そのうちの二度はお別れさえ言えなかったのだから、『あてにならない』なんて、とても言えなかった。 「私は…………」  一緒にいたい。と言いかけたその瞬間、頭上から硝子の割れるような音がひびいて、とっさに身構えた。剣を構え直したクリスとの間に、星が落ちてきたような輝きをまとった姿で着地したのは、他ならないセイジだった。余韻たっぷりに立ち上がると、セイジは私とクリスを交互に見つめて、訝しげに眉をひそめた。 「……ふたりとも、何してんだ?」 「ごめんなさい、私が無理を言って、マリーちゃんに手合わせをお願いしたのです」 「いや、病み上がりなのはクリスのほうだろ。体、平気なのか?」 「その……先程目が覚めたばかりで、持て余してしまいまして……」  クリスの言葉には覇気がない。かくいう私も、無断で剣を持ち出している。どう責められてもおかしくはない。  無言の時間は、だけど長くは続かなかった。髪の毛をぐしゃっと掻いたセイジが、短いため息を吐いて顔をあげた。 「ん……わかった。何があったのかは聞かない。でも、言いたくなったら言ってくれよ?」  そういうと、セイジはさっと踵を返した。クリスと一緒に息を吐ききって、互いに剣を拾い上げた。 『迷うくらいなら言動にしてしまえ』 『言いたくなったら、言ってくれ』  ふたりの言葉が、ぐるぐると結びついて離れない。気がつけば、部屋を出る前に抱えていたもやもやが、また、ゆっくりと見え隠れしはじめた。  頭を振って歩き出した直後、後ろから背中をぽんと叩かれた。振り返ると、両拳をぐっと握りしめたクリスが、無言のままに熱視線を放っていた。  かるく頷いて、足早にセイジのあとを追いかける。  うまく言えるかわからない、けど。クリスは本音を言ってくれた。  私も、勇気を出してみよう。

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年8月14日 20時49分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    君なら世界を救えるかもしれない

    くにざゎゆぅ

    2022年8月14日 20時49分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年8月15日 0時04分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    できらぁ!

    羽山一明

    2022年8月15日 0時04分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年7月8日 3時41分

    「雨降ってェ、地ィ固まるゥ!」であります! 事情を知らないセイジの登場がどこかコミカルに見えるのはもはやお約束でしょうか。とてもホンワカしたでありますぞ押忍!

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    うさみしん

    2022年7月8日 3時41分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月8日 10時35分

    土砂降りでしたね。このくだりはほんとマリーに救われた感があります。彼女の「戦いに身を置かず、されども強い」という特殊な立ち位置に助けられました。ふつうはこじれて終わりです。セイジはいつもこんな役どころですね!

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    羽山一明

    2022年7月8日 10時35分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月23日 5時11分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    筆文字「尊みを感じるゥ!」

    うさみしん

    2022年2月23日 5時11分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月23日 13時34分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    筆文字「嬉しい…(震え声)」

    羽山一明

    2022年2月23日 13時34分

    ミミズクさん
  • ひよこ剣士

    乃木重獏久

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月3日 0時07分

    マリーちゃんの寝床に入れた手に感じる冷たさに芽生えた、セイジの胸騒ぎが伝わって来るかのようです。そして、マリーちゃんの流す鮮血に驚きつつも、クリスの涙に共感します。ある意味、強烈な出来事でしたが、ふたり、いや、三人の関係性が、より良き方向へ進んでいくような、明るい予感がしました。

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    乃木重獏久

    2022年2月3日 0時07分

    ひよこ剣士
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月3日 2時14分

    致し方ない、と言ってよいものではないと思いますが、みながそれぞれ意見を抱き、折衝を繰り返し、時に傷つけ合うことは、子供らの特権ではなかろうか、とも思います。この三人の関係性が重要になるであろう今後の舞台、しっかりと向き直って次へ進んでもらいます。あと3話、お付き合いください。

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    羽山一明

    2022年2月3日 2時14分

    ミミズクさん
  • マンドラゴラ(覚醒ver.)

    志茂塚 ゆり

    ♡1,000pt 〇100pt 2021年10月28日 8時28分

    クリスさんの強さ、マリーさんの強さ…ひとくちに強さといっても、色んな強さがありますね。クリスさんの思いを受け止めたマリーさんの強さに胸を打たれました。いつも控えめだった彼女が、自身の思いを口にすることのできる日がきますように。

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    志茂塚 ゆり

    2021年10月28日 8時28分

    マンドラゴラ(覚醒ver.)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年10月29日 0時41分

    ありがとうございます。意志を貫くも受け入れるも、とても勇気のいることだと思います。彼女たちに拍手。 後半は……また後日。

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    羽山一明

    2021年10月29日 0時41分

    ミミズクさん

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • ウェルヴィーア~邪神と戦えと異世界に放り込まれたオレ(♀)の苦労話をしようか

    神に選ばれし幼女の苦労話W──

    7,750

    0


    2022年10月4日更新

    神より邪神と戦えと異世界に転生させられた男は、手のひらの創造魔法と言う欠陥チートをもらって女として生まれた。魔物が犇めく世界で母子家庭。貧乏。平均的魔力。詰んでるとしか言えないこの状況。だが、諦めたらそこで死合い終了。生きるために、安住を求めて主人公、リンは三歳から異世界革命を始める、そんな物語。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:6時間22分

    この作品を読む

  • 子どもたちの逆襲 大人が不老不死の世界 魔王城で子どもを守る保育士兼魔王始めました。

    シリアスほのぼのミックスジュース

    397,010

    8,370


    2022年10月4日更新

    保育士をしていた25歳。 マリカはある日気が付いたら異世界の子どもに転生していました。 その世界は魔王が勇者に倒されてから、誰もが不老不死を持っている「平和」で「幸福?」な世界。 ただし、子ども以外は。 子どもが幸せでない世界なんて我慢できない。 異世界に転生した保育士は子どもだけが持つ「ギフト」を使い子ども達の未来と幸せの為に戦います。 住処はなんと魔王城。 目指せ、世界の環境整備。 誰もが望む不老不死を手に入れた世界は本当に幸せな世界なのか。 今のところは子どもとのスローライフほのぼの(?)系。 ですが少しずつ世界全てを敵にした子どもたちの逆襲が始まります。 ハデな戦闘はもう少し後。 あまり主流のお話ではありませんが丁寧に描いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします、 一部、子どもの苦しむ姿や虐待の描写があるところもあります。

    読了目安時間:73時間26分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • Dual World War

    異世界転移×ロボアクション

    802,100

    10,984


    2022年9月28日更新

    もし今日生きる世界が明日に繋がらないとしたら……あなたならどうしますか? 平坦で窮屈な毎日がガラリと様変わりして人知れず悦びます? あるいは、充実した日々を何の脈絡もなく奪われて涙します? この青年、ごく普通の高校生:水奈 亮(17)は現在まさにそんな状況下に置かれている。 『昨日』と同じような『今日』を過ごし、『今日』に似た『明日』を迎える、そう信じていたのに…… ◇◇◇ 『昨日』に通じるようで通じない世界。突如襲来した謎の存在:外来生物により既存の秩序・規則が崩壊し、人類は新たなる国家・制度・価値観のもとに生まれ変わろうとしていた。それは日本とて例外ではなく、実質的な首都:東京と人口の約60%という尊い犠牲を払いつつも、新たなる首都:神奈川県新都小田原のもとで立ち直りをみせていた。 しかし、そんな日々をまたしても危機が襲う。5年前に世界の理を強制的に変えた存在、外来生物が首都近くの海域:日本のEEZ域内に侵入したのだ。 突然の出来事。『昨日』とは全く異なる状況から逃れることも戸惑うことすらも許されず、ごく普通の高校生は『昨日』とは少し違う親友と全く異なる幼馴染らとともに、迫り狂う『滅亡の再来』に対し特殊装甲ARMAで挑む! それが人類に与えられた【最後の希望】だと告げられて…… ◇◇◇ 現代世界に似た世界を舞台にしたSF長編作品。異世界転移を基本ベースにしつつ、ロボットアクションに、政治的な駆け引きに、早熟で未熟な恋愛劇にと、自身が好きな要素を「これでもか!」と加えています。登場人物が割と多めですが、主役・準主役以外にもスポットライトは当てるつもり。毎回いろんなことを調べながら記しているので更新は週1程度ですが、どうぞ最後までお付き合いませ♪ 【ジャンル別ランキング日間1位獲得】(2022.09.28) 【ジャンル別ランキング週間1位獲得】(2022.08.01) 【ジャンル別ランキング月間1位獲得】(2022.08.01) 【ジャンル別ランキング年間5位獲得】(2022.09.30) 【総合ランキング日間1位獲得】(2022.09.28) 【総応援数1,200件到達】(2022.09.28) ※日頃よりのご支援・ご愛顧ありがとうございます(*'ω'*)

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:5時間2分

    この作品を読む

  • クェトル&エアリアル

    望まずとも厄介事は向こうからやってくる。

    236,410

    685


    2022年10月3日更新

    illustration : pikora氏 …………… 中央帝国オデツィア。 新皇帝バナロスは、燃えさかる炎のように紅い髪とは対照的に、身震いするほどに冷たく美しい男であった。 生来の持て余すほどの才知に加え、人心掌握術にたけていた。人間らしさのない冷酷さで、周辺国を手中に収め始める。小国の全てを配下に置き、世界を帝国一国にまとめ上げようとしていたーーー 一方では、そんな不穏なことが起こっているのだが、戦乱の火の手が迫ってきているわけでもない。わりと市井(しせい)の人々は平和に暮らしていた。 そんな平和な国の一つであるヴァーバル。その城下に住む口利き屋を営む祖父に育てられたクェトル。彼の視点で物語は綴られてゆくのだ。主人公の彼は、なかなかの男前だが、無口で偏屈。でも優しいところもあるみたいだ。 クェトル自身は、まったく誰も寄ってきてほしいとは思ってないのだが、勝手に寄ってくる彼の取り巻きは変人ばかりだ。 ヴァーバルの城下町にある移民街。そこに暮らすエアリアルは弟分。大阪弁で口やかましい。 ふらりと現れる銀髪で容姿端麗・性別不明の人物は、身分を隠したヴァーバルの王子様ジェンス。ちなみに超KY。 そんな彼らのもとに舞い込んでくる依頼や事件を描く、魔物も魔法も大冒険もない世界で繰り広げられる庶民レベルの小冒険。 だがしかし………過去の因縁によって、徐々に魔の手が迫りくる。 いつかやってくる平和な日々の終焉。“その日”に、どう立ち向かう? 注※ストーリーは真面目だけど、書いてるヤツの変態さが、端々に露呈しているような気がするのであった。きっと気のせい。 セルフな挿し絵ありには「*」マーク付けてます。

    • 性的表現あり

    読了目安時間:5時間22分

    この作品を読む