境界線上の魔王

読了目安時間:11分

エピソード:30 / 142

4-2 勝利の裏側で

 風の祝砲が放たれて、名実ともにラフィア住民救出作戦が始まった。  実力顕示と先制攻撃、ふたつの効果を期待して放たれたセイジの魔法は、ひとまず成功したと言っていいだろう。良くも悪くも浮き足立っていた住民たちの雰囲気は、軍事行動よろしく、ほどよく引き締まった。  興奮に似たざわめきを背に、魔法の余韻を見送っていたセイジが、満足げに振り返った。  その姿勢のまま、ぴたりと動きをとめる。 「…………」 「なんや急に足止めて。忘れもんでもしたんか?」  変なものでも見るような目で軽口を叩いた直後、ポーラもまたぴたりと動きをとめて、前を歩くセイジにならって視線を転じた。 「マリー! クリス!」  ひと呼吸のうちに、ふたりがセイジのもとに駆け寄ってきた。事情の説明が不要であることは、それぞれの表情が語っている。 「ようわからんけど、なんかおるよな? やばいやつか?」  自覚がないことはわかっているが、ポーラが喋ると緊張感のいっさいが吹き飛んでしまう。このさいは、空気が重くならないことを素直に歓迎することにした。 「わからん。わからんが、あれを食らって動けるなら相当だな」  手は抜かなかった。金属製の剣や鎧程度なら、多少頑丈なものでも原型がなくなるくらいの魔法を起こしたはずだった。 「一度、みなさんを屋内へ案内したほうがよろしいですよね?」  言いながら、クリスはすでに半身を翻している。 「ごめん。試し斬りの機会は持ち越しになるな」 「いいえ。ここで死ななければ、次がありますわ」  笑顔で言うことではないが、彼我の戦力差を踏まえて剣を抜いてくれるようになったのだろう。向こうに帰ったら、レオ兄に報告しておこう。 「あたしもみんなのとこ行ってくるわ。ここおっても役立たんやろし」  言うなり、ポーラは跳ねるような足取りとともに矢継ぎ早に指示を出し始めた。人の声が途切れた静かな空間で、傍に立ったマリーの顔をちらりと窺うと、示し合わせたかのように視線が重なった。一拍の間をおいて、どちらからともなく表情が緩んで、かすかな笑い声がこぼれた。 「結局、こうなるんだよな」 「ですね。私は嬉しいですけど」 「嬉しい? 何がだ?」  ポーラの話の直後で、妙なことを意識してしまう。 「最近、あまりふたりになれることがなかったので。なんとなく落ち着きません?」 「落ち着くというか、気が楽だ。お互い遠慮しなくていいからなあ」 「同感です……さ、そろそろですか」  交差する視線をゆっくりと離し、同時に正面へと向き直る。それを待ちわびていたかのように、甲高い獣の咆哮が空気を震わせた。  ──鳴いた。つまり、敵はただの獣の可能性が高い。  明確な意思を示しつつ襲いかかってくるものに対しては、特段これといって身構える必要はない。ただ相手の姿形を見て、武器や戦い方を覚え、そのひとつずつを丁寧に対処すればいい。自分の意思で襲ってくる相手の行動というものは、観察さえしていればおおよそ見当がつくからだ。  問題なのは、例えば実体がなく姿形が捉えられない相手や、意思や感情がまったく感じられず、本能が敵味方の区別をつけられないような規格外を相手どる時だ。鬼人族のファルマーに取り憑いていた『カオス』と呼んでいる化け物が前者、リュートのようなある種生命体の壁を超越したような存在が後者にあたる。  だが例えそういう特殊な相手であっても、おれとマリーなら── 「? あれ……あっ……」 「なにか?」 「……剣、クリスに預けたままだった」 「…………」  何も言ってくれないのが一番きつい。おれの落ち度とはいえ、無言で目を逸らすのはやめてほしかった。  腹をくくって、マリーに倣い徒手空拳の構えをとると、前方に広がる森林の一点をぶち抜いて、巨大な化け物が姿を現した。  反射的に体が強張ったが、すぐにほぐれた。鱗に覆われた巨体、するどい角と牙、風を打って空を駆る翼。紛れもなく、リュートの同族とやらだろう。  だが、リュートほどの圧力は感じない。ならば戦い、ねじ伏せるだけだ。 「マリー、回り込んで引きつけてくれ」 「引き離しましょうか?」 「いや、あいつの狙いはたぶんおれだ。釣れんだろう」 「では、的を散らす方向で」  みじかいやり取りののち、マリーはなぜか真正面から龍へと突っ込んでいった。虚を突いたのも一瞬のことで、龍はすぐに胸を逸らして口を開いた。喉奥にはすでに赤黒い炎が火の粉を散らしており、このまま何も手を打たなければ、灼熱の炎がマリーに襲いかかるのは明白だ。  当のマリーは回避する素振りすらみせない。文字通り、おれに背中を預けるつもりなのだろう。 「魔法具ないっつってんだろ……!」  愚痴ついでに手のひらから放った魔力が、稲妻の勢いで空を走り抜けて、狙い通りに龍の口へと飛び込んでいった。鈴の音のような目の覚める音が響いて、広げた口のなかが氷塊で埋め尽くされた。これにはさすがの龍も面食らったようで、鼻息のまじったうめき声とともに動きをとめた。  今度こそ虚を突かれた龍めがけて跳躍したマリーが、勢いそのままに下顎を蹴り上げた。巨体が揺れ動く鈍い音に、氷の砕ける快音が重なった。  体格のわりに小さな目を細めて、龍が痛苦の表情を浮かべた。それでも前脚を踏みしめてこらえると、次こそはと頭上のマリーめがけて口を開いた。と、マリーのさらに頭上に閃光が瞬いて、轟音とともに落ちた雷が龍の開いた口に吸い込まれていった。 「ガッ…………!」  口内に立て続けに魔法を受けて、龍は言葉にならない声をあげた。その硬直した頭部に、またしてもマリーの蹴りが命中した。巨体が振動とともに地面に叩きつけられて、ついに龍が膝を折った。 「畳みかけるぞ! 離れてろ!」 「はい!」  龍は人語を理解するそうだが、抵抗する暇を与えなければ問題はないだろう。実戦で全力を振るうのは久しぶりになるが、魔力を出し惜しみしている余裕はない。 『大地よ星よ、万象に宿りし大自然の摂理よ。黒き魔力に呼応し、異形となりて顕現せよ』  頭を殴られたような衝撃が全身をかけめぐり、自身の魔法ながらに悪寒が汗とともに滲み出した。  龍もまた何かを感じ取ったのだろう。瞳を輝かせ、満を持して翼をもたげた。 『落ちろ』  重々しく声に出した魔法が、辺り一帯の空気を締め付けた。咆哮を中断させられた龍の体は、翼もろとも地面に叩きつけられ、ひび割れた大地が巨体の輪郭に沿って陥没した。岩石は砕かれ砂となり、龍の奥に広がる木々が頭から真下に潰れて、数十もの異様な音が悲鳴の合唱を奏でた。 「あー……耐えるか、くそ」  ひとたび詠唱すればほぼ回避不能な大技のひとつだが、いまは単純に魔力が足りない。拘束ついでに気絶させるつもりのはずが、このままだと膠着状態になりかねない。こうなれば、もう―― 「セイジさま……!」  思考が弾け、体が反射的に振り返った。姿が霞むほどに防護魔法を重ねたクリスが、今にも倒れそうな風体でそこに立っていた。 「クリスか!? なんで来た──」  突き返そうと張り上げた声は、クリスの手に握られた愛剣が目に入った途端、見事なまでに手のひらを返した。 「……すまん。よくやった」  身を挺しておれの失態を穴埋めしてくれた後輩は、穏やかな笑みを浮かべて倒れかけたところをマリーに支えられた。  ふたりの背に防護魔法を投げかけてから、満を持して剣を抜き放った。剥き出しになった刀身から、待ちかねたと言わんばかりに光が溢れ出した。 「舞い散れ、蛍火よ」  光が体の輪郭線をなぞり、空気の張り詰めた戦場がオレンジ色の灯火に彩られた。穏やかな光景を横目に剣を龍の鼻先へと掲げると、周囲を浮遊していた光がぴたりと動きを止めて、ひと息のうちに剣先に群がった。 『潰れろ!』  またしても、肺が押しつぶされるような息苦しさが頭上から襲い掛かってきた。刺すような耳鳴りと重低音が交互に現れては消えて、龍に照準を合わせた視界が霞みはじめた。これで仕留めきれないとただの自滅になる。クリスに体を張らせた挙げ句そうなるのは、絶対にご勘弁願いたい。  切実な願いは、果たして報われた。魔法に押さえつけられ地を這う龍が、体躯に似合わないか細い鳴き声をひとつ吐き出して、やがて動かなくなった。 「…………あぁ」  砂塵に濁る光景に目を細めながら、おそるおそる魔法を解くと、疲労がどっと押し寄せてきた。魔力と体力はともかく、精神力のほうがはっきりと自覚できるほどに摩耗していた。 「仕留めました?」 「いや、あくまで押し潰すだけの魔法だから、気絶してるだけだろうな」  物足りなさそうに光を滲ませる剣を納めて、脱力した手足を地面に投げ出した。顔を覗き込んできたマリーが、おれに倣うようにして、隣にちょこんと腰掛けた。 「疲れた。もうちょっとうまいことやれなかったかなあ……」 「完封したように見えましたけど……」 「加減がわからなかったからな。手抜きしてやられたらおれが馬鹿みたいだし」 「もしそうなったときは、セイジがやられる前に私がなんとかしますよ」  そう言ってマリーは笑ったが、物理的な手法が果たして通用するのだろうか。もしくは、おとなしくなるまで殴り続けるのだろうか?  うすら寒い光景が脳内に浮かんできたので、考えることをやめて体を起こした。 「そうだ。クリスはどうしてる?」 「身体を休めてます」 「やっぱりか。無茶させちゃったなあ……」 「いえ、『セイジさまの魔法を直接浴びられましたわ』だとか嬉しそうに口走ってましたから、平気でしょう」 「…………」  閉口したおれとマリーの間を、どこからともなく現れたリュートがすり抜けた。そのまま無造作に龍の鼻先に歩を進め、生気のないその顔をまじまじと観察しはじめた。ややあって振り返ったいつもの鉄面皮には、表現しようのない圧力が浮かび上がっていた。 「おみごとでした。ここからは私が」  リュートが龍の口あたりに手を当て、なにやら聞き慣れない言葉を紡ぎ始めると、リュートの全身から青白い光が滲み出した。光は手のひらを伝って龍の頭部を撫でると、それを追うように全身を覆い隠していった。  やがて、龍の姿形が完全に見えなくなる頃合い、瞳を閉じて詠唱をつづけていたリュートがゆっくりと顔をあげた。途切れた言葉に呼応して、眩しいくらいに輝いていた光が色を失い、龍の体を飲み込んだまま溶けるように消えてしまった。  激戦の爪痕だけが残された静謐な空間に、からん、と、涼しげな音が響きわたった。龍に潰されて変形した地面の上に転がったそれを、リュートは無造作に拾い上げた。 「青か。まあ、そんなところですかね」 「なんだ、それ……?」  聞いておきながら何だが、漂う魔力からして見当はついている。 「龍を龍たらしめる宝玉です。元の姿に戻ったりはしないので、ご安心ください」 「人間には毒です。とかはないよな?」 「ありませんって」  にこやかに差し出され受け取ってみると、力を込めていたつもりの指先がずしりと沈み込んだ。見た目がどうとかではなく、単純にすさまじく重い。なんとか持ち上げて眺めると、飴色に透き通った表層のむこう側で、群青に近い鮮やかな色をした液体が、ゆっくりと蠢いていた。 「お受け取りください。龍の核となる魔力の塊ですから、魔法具にもなるでしょう。龍を打ち負かした正当な報酬ですよ」 「いや、魔法の邪魔になりそうだし……」  普段なら、魔法具になりそうなものとみれば飛びつくところなのだが、いまは少し状況が違う。これほどの魔力を放つものを身につけるとなると、強くなれるどころかおれの魔力が乱されることすらあり得る。  あとは単純に、この重さに耐えられる容れ物など持っていない。地面に落としたが最後、どこまでも沈んでいってしまいそうだ。 「……でしたら、私が預かっておきましょうか? 歩いているだけの道中ですし、国境の向こうでお渡しするということで」 「そうしてくれるか? 正直扱いのわからん代物だし、そのほうがありがたい」 「では、そのように――」 「セイジ!!」  リュートに宝玉をさしだした直後、背後からポーラの声が飛んできた。悲鳴に近いその呼び声は、おれの返事を待たずに言葉をつづけた。 「来てくれ! 兄貴が倒れた!」 「……? はあ!?」  ここにきて、結界の片翼が失われる。信じがたい危機をまさに信じられないといった様相で、セイジは宝玉を手放して駆け出した。  ポーラもそれにつづいて、ひとりその場に残されたリュートは、走り去るセイジの背を放心したように眺めていた。やがてその後ろ姿が口をあけた門の奥に溶けてなくなると、ふと思い出したように宝玉に視線を落とした。 「やられちゃいましたねえ?」 『……なんだ。自分なら善戦できたとでも言いたいのか?』  リュートはふたたび顔をあげた。周辺に生物の気配がないことをみとめると、口角を薄く吊り上げて不気味な笑みを浮かべた。 「ふふ、言いませんよお。彼の強さを身を持って知るいい機会だったでしょう?」  手のひらに乗せた宝玉に話しかける声は、なにかに興奮したように艶やかな情感を纏っていた。空の隙間からこぼれる光を浴びて、宝玉のなかの群青色がひときわ大きく蠢いた。 『いい機会かは知らんが、いつかは知ることになっただろうな』 「で、体を張ったご感想は?」 『わからんな。あいつに私を殺す意志はなかった。たとえ同じことを繰り返しても、得られる情報に違いはないだろう』 「そうですか……確か、騎士というものは、他人の窮地にこそ命を燃やすのだとか」 『? そうだな。そういう職業だと話には聞くが……?』  ひとり思案にふけるリュートに取り残されたように、宝玉が放つ声が困惑の気配を帯びた。ややあって、吹き抜けた風に体を揺らされたリュートが、端正な顔立ちに軽やかな微笑を貼り付けてゆらりと振り返った。 「でしたら、彼にとっての他人の窮地とやらを用意してしまえばいいんですよねえ……?」 『お前、何を考えてる……?』 「さて、ね……ふふ、ふふふふ……あはははは……!」  取り憑かれたかのごとく仰々しい身振りをしながら、リュートは風に吹かれて狂ったように笑い続けた。やがて風が吹き止むと、ふいにぴたりと動きをとめて、ゆっくりとその場を後にした。

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  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年5月31日 22時53分

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    「気になるわネ!」ステラ

    くにざゎゆぅ

    2022年5月31日 22時53分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年5月31日 23時25分

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    実は狙ってました。

    羽山一明

    2022年5月31日 23時25分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年5月3日 5時12分

    戦闘シーンを書く時は脳内で絵コンテを切っていますか? それとも映像が直接頭の中に浮かんでいますか?

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    うさみしん

    2022年5月3日 5時12分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年5月3日 8時43分

    一人称視点はノリと勢いです。三人称視点だとカメラの高さ、視野角、回し方、などなど考えることはたくさんありますが、だいたい想像です。どちらも時間経過や位置関係などに矛盾が起きないことだけ気をつけています。

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    羽山一明

    2022年5月3日 8時43分

    ミミズクさん
  • 吟遊詩人

    秋真

    ♡500pt 〇200pt 2021年7月23日 12時34分

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    追いかけがいがありそうだ

    秋真

    2021年7月23日 12時34分

    吟遊詩人
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年7月24日 3時13分

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    ありがてえありがてえ

    羽山一明

    2021年7月24日 3時13分

    ミミズクさん
  • くのいち

    葵乃カモン

    ♡500pt 〇200pt 2021年6月30日 7時03分

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    見事なお点前で

    葵乃カモン

    2021年6月30日 7時03分

    くのいち
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年7月1日 5時48分

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    ありがてえありがてえ

    羽山一明

    2021年7月1日 5時48分

    ミミズクさん
  • 土偶(純金)

    阿暦史

    ♡500pt 〇108pt 2021年12月22日 22時30分

    ちなみに、前者が後者に乗り移る事は可能なのでしょうか…脅威合体!カオスドラゴン!(SR)みたいな。宝玉重そうですね…武器にするには向かないか…マリーちゃんのアクセサリーとか?

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    阿暦史

    2021年12月22日 22時30分

    土偶(純金)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年12月23日 2時23分

    いまは、ただ理論上は可能です、とだけ。相手が強いほど難度が増すので、あくまで理論上ですが……。アクセサリーにしても重すぎるので、あえて使うなら分銅鎖みたいにしてぶん回すとかですかね?

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    羽山一明

    2021年12月23日 2時23分

    ミミズクさん

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