境界線上の魔王

読了目安時間:10分

エピソード:81 / 142

6-25 好敵手

 ポーラとふたりで運び出した、大人用のそれより少し短い模造刀の束から、ひとつを選んで拾い上げる。  堅くしなやかな木のひんやりとした感触が、どこか懐かしい。おれが一介の騎士だったころから陽の光を浴びていないとすれば、もう五年ほど放置されていたのだろう。記憶のなかにある濃い茶色の刀身は、すっかり色白に褪せてしまっていた。それでも、かるく振ってみせたときの手応えはあの頃のままだ。 「なあ……セイジ、大丈夫なんか?」  背中から声をかけられて振り返る。心配そうに見上げるポーラが、言葉のままに表情を曇らせて佇んでいた。その後ろに、こちらは無表情のマリーの姿がうつりこむ。  ちらりと視線を転じる。おれと同じく、真剣を帯びて久しいクリスは、自分の剣を吟味するために席を外している。燃え上がった闘志のまま剣を抜き放ったおれたちに、マリーが放った『また剣を折る気ですか?』という正論によって、模造刀を採用する運びとなったのだ。 「大丈夫だ。クリスには言わなかったけど、黒い魔力を使うと、もともと持ってる魔力と体力が思いっきり持ってかれるんだよ。だから使い手を疲弊させたほうが暴発しなくていい」 「そうなんか? ……ああ、そういえば、セイジも国境のときは気絶しとったな」  覚えていないことを引き合いに出されて、思わず髪をぐしゃぐしゃに掻き回す。覚えていないからこそ忘れるな、という、ポーラなりの意思表示なのだろう。 「まあ、正直あんまり褒められた解決方法じゃないけどな。対症療法だ」 「それでも、ここで騒ぎにするよりはええやろな」 「……でも、剣だけで戦ってみたいのも本音なんですよね?」  再び、ぐうの音もでない正論一閃。 「うん、はっきり言うと、はっきりさせたい……止めるか?」 「いえ。セイジがそうしたいなら、止めはしません。ただ、怪我のないように」 「怪我のない、ね……」  それはどっちの、と返そうとした言葉は、横合いから舞い込んできた快活な呼び声に止められた。木目の鮮やかな、焦げ茶色の刀剣を携えたクリスが、おれの名前を繰り返し叫んでいる。 「まあ、やるだけやってみるよ」 「御武運を……」 「やるんならやりきりや。骨くらいは拾ったるからな」  色の異なるふたつの声援を背中に受けて、手のひらだけで返答をする。 「……ふう」  息を吸い、みじかく吐き出す。一歩ごとに肌に染み込む緊張感を、体内から追い出すように、二度、三度。 「おまたせいたしましたわ」 「剣は、一本でいいのか?」 「はい。みなにああいった手前ですが、わたくしの長所は剣術であると思いますので、参考になれば、と……」  おれの手に握る剣をちらりと窺って、クリスが剣を握り直す。やはり、黒い魔力に押されて逸った覇気だけで立っているわけではなさそうだ。 「なら、魔法も防護と、風系統だけでいいか?」 「風、ですか? 体と剣を覆う防護魔法だけでよろしいのでは?」 「立ち回りと迫力が全然違うだろ? クリスもそのほうがやりやすいだろうし」 「それは確かにそうですが、私にばかり有利では……」 「それでいいだろ。基本を極めればこれだけできる、っていう、聖騎士の格好いいところを見せられるんだぜ」 「…………」 「勝ち負けは二の次だ。楽しんでやろう!」  言いたいことだけ言い切って、剣を前方に突き出す。鈍い音が響いて、その先端が重々しく揺らめいた。 「はい……ですが、負けるつもりはありませんわ!」 「うん、互いに全力で……っと。マリー! ポーラ!」  剣先を重ねたまま、視線を横に流す。長身の騎士たちのなかに紛れていたふたりが、慌てて姿をみせる。 「端のほうにみんなを連れて、なにかあったら庇ってやってくれ!」 「みなさん! そのふたりの言うとおりに!」  おれの声に、クリスが援護を重ねてくれた。これで、後方の憂いはすべて断った。  今ここにいるのは、おれとクリスだけだ。 「じゃ、はじめるか」 「ええ、存分に!」  重心が揺れ、互いの剣が音をたてて押しあった。  直後、飛び退って生まれた間合いを切り裂くように、クリスが地を蹴った。右手に構えたままの剣を、そのまま左上へと斬り上げる。地面を割るような勢いの逆袈裟の勢いを、距離を詰めて半ばで殺す。左側に構えた剣に伝った衝撃が、電撃のごとく勢いで全身を走り抜けた。 「っ……!」  望めば触れられるほどに接近したクリスと目線が重なる。口惜しそうに目を細めながら、その口元は確かに喜びに打ち震えている。自然と、こちらも笑みがこぼれてしまう。 「甘い!」  十字に交差した剣を、左手を支えにして思い切り持ち上げる。クリスがそれに気づく前に、鍔がクリスの剣を両手もろとも弾き飛ばした。すかさず踏み込むと同時に、がら空きになった胴に右肘をねじ込む。鈍い感触に次いで、鈍い痛痒の声がひびいた。  逃がす手はない。後方に倒れ込むその胴体めがけて、のばした肘を支点に剣を振り払う。と、渦をまいてあらわれた風が、クリスの体を大きく攫っていった。ふわりと空中で一回転した体の前に、牽制するようにゆっくりと剣を構え直す。ひとつ大きな息を吐ききって、クリスもまた体勢を整えた。 「さすが、ですわね……!」 「クリスこそ、相変わらず容赦がないな」  ふと人心地をつくと、横合いからすさまじい歓声の嵐が吹き荒れた。聞き慣れた声も混じっていたが、確認する余裕も暇もありはしない。 「今度はこっちから行くぞ!」  高揚した声が、自分でも驚くほどの勢いで飛び出した。クリスの初撃と真似るように、右下に剣を構えたままの姿勢で、まっすぐに走り出す。真正面から待ち構えるように構えたクリスの間合いの外で、とん、と身を翻して、クリスに背を向ける。自分の体に隠すような小さな風を巻き起こして、自分に向けて思い切り炸裂させた。  息苦しさとともに、左右を流れる景色の速度が跳ね上がった。半ば空を飛ぶような勢いのまま、無理矢理に地面を蹴って、回転斬りのように右側に振り抜いた。そのひと振りを、クリスは回避しなかった。  おれがそうしたように、逃げずに打破したいと考えたのだろう。腰を落とし、盾のように持ち上げた左腕と交差させるように剣を据えていた。その双剣さながらの防御の構え目掛けて、渾身の一撃を振り抜いた。  重々しい手応えが逃げ場を求めて駆け巡り、腹の底をずしりと震わせた。 「…………!」  競り合いのなか、ぎしり、と響いたのは、攻撃を真正面から受けとめた剣か、それを支える腕かはわからない。引き締まる目元、焦げた熱視線、耐え忍ぶように歪む口元が、クリスの痛苦をあらわしていた。  堪えつづけたものを吐き出すような声をあげて、クリスは体を大きく後退させた。わずかな暇も与えぬよう、間髪入れずに後を追う。  ちらり、と視線をずらしたクリスの全身を、風が包み込んだ。地上戦は不利とみての、空中戦の誘いだろう。逃げた勢いそのままに、直上へと舞い上がる体を、見上げるようにして追い縋る。  天井を覆う魔法の壁を突き破らんばかりの勢いで、クリスがなおも空を昇っていく。と、ふわりと一回転したその体が、魔法の壁を蹴って反転し、凄まじい勢いで攻勢に転じてきた。 「やっ!!」 「おっ……!」  大振りではあるものの、苛烈極まる不意打ちに、さすがに面食らって守勢にまわる。三度、四度と振り下ろされる剣を、風で姿勢を制御しながら受け切る。  連撃を得意とする双剣使いを相手に、受け流したり、避けたりするのは悪手だ。  クリスが振りかぶるたび、体を支える風に緩急をつけ、距離を詰めて連撃を防ぐ。躊躇おうものならば、こちらから斬り返す。受けと攻めが入れ替わり、その数だけ震える両腕が、痺れるように痛む。先の攻防で傷を負ったとは思えないほどの、苛烈な応酬だった。  繰り返すうち、前だけでなく背中にも圧力を感じ始めた。地面が近い。  いきおい斬りかかり、その反動を利用して距離をとる。接地ぎりぎりで短く強い風を巻き起こし、触れた足の裏を思い切り蹴り飛ばす。直後、人の形をした剣が、落雷のような轟音とともに地面に突き刺さった。舞い上がった土煙を風で飛ばしたくなる気持ちを抑え、白濁する景色の奥にじっと目を凝らす。  風を使えば、位置を気取られ後手をとる。魔法の壁に覆われた無風の訓練場のなか、じわりと晴れていく土煙の、その一点が放射状に揺らいだ。  地面を踏みしめ、剣をかるく握り直す。視界の右端が引き裂かれるようにして晴れると、それを追って走り抜ける剣閃が見えた。その軌道上めがけて、右腕を振り上げる。  もう何度目か。走り抜けた衝撃が体を揺らし、わずかに押し返された右腕は、しかしクリスの剣を確かに受け止めた。ぎりぎりと悲鳴をあげながらせめぎ合う剣の奥に、痛苦の感情を混ぜ込んだ不敵な笑みがうつった。  ――もしかしたら、おれもこんな顔をしているのか。  戦いのさなか、ふとそんなことが頭をよぎる。それとほぼ同時に気がついた。  おれがそうしたい、と思うように、クリスも自分の技量を試してみたいんじゃないのか? 「クリス」 「……っ……はい!」  歯を食いしばりながら重ねる瞳の奥に、黒ずんだ気配など見えるはずもない。  負けるかもしれない。でも、試してみたい。そんな応酬すら、クリスにとっては叶わない願いだったんだ。かつてのおれがそうだったように、剣を競い合う相手を失い、舞台の上、ひとりで舞うことしかできなかったんだろう。  騎士だから、強くありたかった。聖騎士だから、強くあらねばならなかった。  義務感に塗りつぶされたその奥で、強く強く切望した、対等な好敵手。  それが、ここにいた。 「楽しいか?」 「……はいっ!」  顔を持ち上げたクリスの、笑顔と汗が弾けた。ともにする思いをなぞるように、鏡写しの笑みがこぼれる。 「よかった。おれも楽しいよ。だけど──!」  軋む剣を力任せに振り上げて、強引に距離をとった。だが、思ったとおり、クリスから追い打ちを仕掛けてくる様子はない。  笑ってはいるが、疲弊もまた隠せない様子で、肩を上下に動かしながら、荒々しい呼吸を繰り返している。おれも似たようなもんだ。潮時だろう。 「そろそろ、白黒つけようか」  剣を鞘におさめ、左手で鍔を押し出すように握り込む。その姿勢のまま無造作に歩き出すおれを見て、クリスはやや上段ぎみに剣を構えた。走り抜けざまの抜刀術で脚部を狙う、という筋を誘い込んでいるようにも見える。  さて、うまくいくかどうか。勝ち負けは二の次、といった手前言いづらいけど、やっぱり、勝てるなら勝っておきたい。  クリスを見据え、おおきく息を吸って、吐ききる。手持ち無沙汰になった右手で風を巻き起こし、悲鳴をあげはじめた体を叱咤するように押し出した。その風に乗るように、真正面に地を駆る。低いままのおれの体勢を見て、クリスの剣がすっと持ち上がった。ここだ。  跳ね上げた視線の先、振り下ろされる直前の剣。競り合いにならないよう、その先端めがけて、抜き放った剣を振りあげた。クリスではなく、クリスの剣を狙った抜刀術。噛み合わない意識と呼吸に、その剣がほんのわずかな揺らぎを見せる。  体ごと剣に触れたかのような強烈な衝撃に、頭が揺れ、視界が霞む。薄らぐ目を懸命に凝らして、剣とともに着地。悲鳴をあげる体を反転させ、振り抜いた剣を切り返した。  風をきった剣が、やわらかな感触とともに動きをとめた。切り取られたかのような時間のなか、今まさに剣を振りかぶらんとしていたクリスの喉元に、おれの剣が確かに触れていた。 「――はぁ……」  重苦しい息を吐いて、クリスが力なく剣をおろした。獣のようにするどく輝いていた瞳に、口惜しそうな、しかし穏やかな光がたたえられていた。 「それまで!」  横合いから、聞き慣れた声が割って入った。ふたり同時に視線をうつすと、いつの間にやら、騎士たちに混じってレオ兄が観戦していた。その声を聞き入れた騎士たちから、驚嘆まじりの歓声が吹き荒れた。 「クリス」 「はい」  声の勢いから目を逸らすと、またしても視線が重なった。その眼差しに向けて、手をさしだした。 「また、やろう」 「ええ、是非!」  熱と力のこもった手のひらを、ぎゅっと握りしめる。  紅色に染まる顔、珠のように滲む汗、繰り返し瞬く目。疲労困憊の極地にありながら、しかしそれでも、クリスは破顔した。  聖騎士として、先達として、できることはやりぬいた。やがてレオ兄に呼び止められるまで、心地良い手のひらの感触と達成感に浸るように、おれたちは手を握り続けていた。

コメント

もっと見る

コメント投稿

スタンプ投稿


  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年8月6日 22時08分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    見事なお点前で

    くにざゎゆぅ

    2022年8月6日 22時08分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年8月7日 12時07分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    御礼申し上げます

    羽山一明

    2022年8月7日 12時07分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年7月1日 4時25分

    決着ゥッ! しかしここで拙者はもしクリスが勝っていたら、というアナザーを想像してしまいました。けど後に何ら影響を及ぼさない気もします押忍。

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    うさみしん

    2022年7月1日 4時25分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月1日 8時17分

    勝っててもいいんですけどねえ。本人的にはどちらでもいいんでしょうし。ただ、ひとつの目標を達成してしまうことで、よからぬ影響がどこかに出ていたような気がします。

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    羽山一明

    2022年7月1日 8時17分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月20日 5時41分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    これはやみつきになりそう

    うさみしん

    2022年2月20日 5時41分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月20日 11時06分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    う…う…嬉しいですっっ!

    羽山一明

    2022年2月20日 11時06分

    ミミズクさん
  • ひよこ剣士

    乃木重獏久

    ♡1,000pt 〇100pt 2022年1月28日 0時10分

    否応にも引き込まれる、立体的な剣戟の描写が素晴らしい! 私はこういった表現が苦手なため、勉強になります。そして、正面からぶつかり合う、黒き不穏が入り込む余地さえない潔い闘いが尊いですね! 激しさの中に見える楽しげな様子が清清しくて良き。互いに握る手を伝い合う喜びが伝わってきます。

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    乃木重獏久

    2022年1月28日 0時10分

    ひよこ剣士
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年1月28日 2時13分

    ありがとうございます。理にかなった剣の動きをベースに、ファンタジーならではの機動を織り交ぜて、飽きさせぬように趣向を凝らしております。責務を背負った子供同士、剣と思いを存分に重ねることのできた、かけがえのない時間であったと思います。

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    羽山一明

    2022年1月28日 2時13分

    ミミズクさん
  • あんでっどさん

    星降る夜

    ♡500pt 〇100pt 2021年11月10日 18時07分

    ※ 注意!このコメントには
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    楽しませていただきました

    星降る夜

    2021年11月10日 18時07分

    あんでっどさん
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年11月11日 1時01分

    ※ 注意!この返信には
    ネタバレが含まれています

    タップして表示

    ▼▼

    いつもありがとう

    羽山一明

    2021年11月11日 1時01分

    ミミズクさん

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • ストラトスフィア・クロニクル

    空と大地と星々をめぐる冒険ファンタジー

    40,800

    700


    2022年9月29日更新

    この空だけが、世界のすべてだと教えられてきた――――。 翼と魔力を持つ種族、天使が住む天空都市。 ここでは、2つの禁忌が存在します。 1つ目は、この天空都市を離れること。 2つ目は、教典に書かれた歴史以外の「過去の出来事」を、次世代に伝えること。 この閉ざされた天空都市に、ある少年と少女が居ました。 少年は冒険を求め、少女は空よりもはるかに高い星々の領域に焦がれます。 そしてある日。少年と少女が『禁忌』と出会ったことから、新たな神話が始まるのでした。 【イラスト・キャラクターデザイン】 まや様 【まや様リンク】 リットリンク https://lit.link/fukkatsunomaya ホーム https://rofuuro0122.wixsite.com/-site 【Twitterハッシュタグ】 #ストクロ #しろいはね便り ※本作は、イラストレーターまや様の活動・作風・世界観から着想を得て創作したファンノベルです。

    読了目安時間:18分

    この作品を読む

  • タイムオブザワールド ~ワンオブストーリー~

    作者の願望もしも誰も死ななかったらの世界

    200

    0


    2022年9月29日更新

    この物語は [story:411315390] の枝分かれした並行世界での世界軸で紡がれる物語です。 もし大切に思う人達が誰も死なずに生きて幸せになっていたならばというifの世界でのお話。 謎の声の言葉に導かれて己の願いが叶うのならばと願った一人の少女の夢が実るまで繰り返される過去の世界での物語です。 少女の名はシトロン。日本名はゆず。勇者物語、英雄物語、戦国物語の三つの世界軸で紡がれる彼女の願いが叶うまでの道のりを描いたお話をお届けいたします。 [story:411315390] を拝読したことが前提で紡がれておりますが、こちらから拝読されても違和感なく読めるようにはなっております。 作者が自己満足したいがために書き上げた作品です。読みたいと思った方だけどうぞ。 現在勇者物語までしか書けておりませんので、英雄物語や戦国物語はまた完結できてからこちらに掲載予定です。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:3時間45分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 『この星で、最後の愛を語る。』~the Phantom World War~

    世界は彼女を選び、彼女は未来を選んだ。

    572,140

    19,145


    2022年6月28日更新

    戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。 時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。 異なる価値観、異なる思想、異なる種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。 蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。 彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。 そんな時代に生きた少年達が居る。 彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」 お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。 ・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。 ◆こんな方にお勧め! ・オリジナル世界観が好きな方 ・成長物語が好きな方 ・じっくり読みたい方 ・ネクストファンタジー以外をお探しの方 ・チートやハーレム物に飽きてしまった方 ※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。 ◆過去実績 ・ジャンル別ランキング最高順位 一位 ・総合ランキング最高順位 一位 ・第一回ノベプラ大賞 一次通過 ・第二回ノベプラ大賞 一次通過 ■過去の更新記録■ ※2020年 04/18 一話辺りの文字数を減らし分散させました、内容は変わっておりません。 05/12 一部の誤字脱字を修正しました。 07/22 キャラクターイラストを追加しました。 09/02 一部タグの修正および追加を行いました。 10/19 あらすじを一部改変を行いました。 ※2021年 02/06 各章にてアイキャッチイラストを追加しました。 04/18 キャラクターイラストを追加ました。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:14時間59分

    この作品を読む

  • (かいりゅうのエコー) 現代海軍×ロボット兵器 現行文明が滅亡して、何千年も後のどこかの惑星。海に囲まれ、大海流に流される浮島に住む人々の物語。 星の命運も尽きるかと思われた第二次全洋大戦から20年が過ぎた。人々が平和な日々に慣れつつあった開放歴865年、再び暗雲が世界を覆いつくそうとしていた。 大戦の英雄、羽佐間誠十郎の甥である羽佐間勇名(いさな)は、叔父の元で優秀なパイロットになるべく英才教育を受けていた。彼が駆るのは海面を滑走する海軍所属のロボット、機甲神骸(アーミス)だ。 16歳の勇名は、様々な人々と関わりを持ちながら成長し、世界の危機を食い止めるため、仲間を失わないために、戦いの日々に身を投じる。 ※本作は小説家になろう様にも投稿しています。

    • 残酷描写あり

    読了目安時間:4時間0分

    この作品を読む