境界線上の魔王

読了目安時間:10分

エピソード:89 / 142

6-33 それでも、君と居たいから

 クリスと別れた私は、やけに足早なセイジのあとを追いかけて、部屋に戻った。  その間、セイジは一度も口を利いてくれなかった。  ……やっぱり、怒らせてしまったんだ。  騎士にとって、自分の剣は半身のようなものだ。と、いつかセイジが教えてくれた。他人の剣を持ち出してふるうことが、どれだけその人を傷つける行為なのか、それもしっかり理解していた。  理解しておきながら手を出した。そのうえで私は騎士の生き様に意見した。  焚き付けられて、首を突っ込んで、解決したつもりになっていた。 「セイジ、あの、これ……」 「…………」  まっすぐに寝室に向かったセイジは、そのまま自分のベッドに腰掛け、俯いた。  私が剣を差し出すと、セイジは俯いたまま受け取って、棚にそっと置いた。  かけるべき言葉を見つけられなかった。セイジは今日、朝から晩まで魔力と体力を酷使し続けていた。その上、明日に備えるための睡眠まで取り上げられて、元気でいられるはずがない。 「ごめんなさい。無断で剣を使ってしまいました。緊急とはいえ――」 「マリー」  力と抑揚のない、生気の薄い声に、喉と身体が竦みあがった。 「鈍色蛍ってさ、二本でひとつなんだよ。片割れがどこで何をしてても、その魔力は繋がってる。だからさ――」  持ち上がったセイジの表情を見て、私は息をのんだ。その目元にかすかに、だけど確かに、水滴の名残があったからだ。 「クリスが、鈍色蛍の魔力で治癒魔法を使ったことくらい、わかるんだよ」 「あ…………」 「何があったか聞かないって言ったよ。けどさ……」  立ち上がったセイジが、私の肩に手を置いて、ぐっと引き寄せた。力の抜けた私は、なすがままにセイジの胸に頭をうずめた。 「心配、するから……」  どくん、と、心臓が波打つ音が聞こえた。  それが私のものか、セイジから伝わったものなのか、わからなかった。 「剣なんてどうでもいい。お前に何かあるほうがずっと怖い。だから、無茶だけはしないでくれ」 「……はい。ありがとうございます……」  顔をあげると、見たことのない表情がそこにあった。  強くて、いつも冷静で、だけどどこか物憂げで、ちょっと抜けたところのある人。そのどれにも当てはまらない、子供みたいに感情をあらわにする、私の知らなかった男の子の顔。  そのまま、ぼうっと見つめ合う、無言の時間が過ぎていった。  暖かくてやわらかな体温が馴染んでも、ゆるゆると感じる熱っぽさはおさまらなかった。互いの吐く息が熱くなって、手のひらが汗ばんでも、不思議と寄り添う体を離そうとは思わなかった。どちらかの身体が離れると、どちらかがより強く引き寄せ合った。  同じことを考えている。感じられている。この時間と体を手放したくない。  手のひらから伝わるセイジの鼓動。ゆっくりと早くなるその音を追いかけて、私の胸が早鐘みたいな脈を打った。体温と振動を伝え合うだけの静かな空間が、今はとても煩く感じられた。  この人を、もっと知りたい。  ただ、そう思った。 「セイジ」  服に縋り付く手のひらをきゅっと引き締めて、その名前を呼んだ。  少し遅れて、セイジが目を見開いた。  私を抱きしめたのは、きっと衝動的なものだったんだろう。ぱちぱちと瞬きを繰り返した直後、「あっ」と慌てたような声をこぼして、私の身体から手を離した。 「ごめん……っ!」  ふっと離れていった体を、今度は私のほうから抱き寄せた。額を胸に押し付けて、心地よさに頬を寄せながら、私は、私の思いを言葉にした。 「離れないで」  びくり、と、微かに伝わった動揺が、弾む鼓動のなかに溶けて消えた。見上げると、薄紅色に高揚した視線が、恥ずかしげに私を見つめていた。  私だって、恥ずかしい。  だけど、それ以上に、この気持ちを伝えたい。 「撫でて」  宙を掻いていたセイジの右腕が、ゆっくりと持ち上がった。私の額に触れた人差し指が、瞳を隠す前髪を掬い上げてくれた。それも少しの間で、大きな手のひらが私の髪を梳かしはじめると、またすぐに前が見えなくなった。  重みを感じる大きな動きから、確かめるように小刻みに。  いつもより少しだけ長く触れて、やがて離れた手のひらへと、私は手をのばした。触れた指先をそっと絡めて、セイジは何も言わずに握り返してくれた。  閉じかけていた瞼を持ち上げて、私は、最後の気持ちを乗せて口を開いた。 「……ね、セイジは私のこと、どう思ってるの?」 …… ………… ……………… ……………………  意識するようになったのは、いつからだろうか。  マリーとの出会いは、最悪の一言だった。  ぶつかって、話し合って、帰る場所がないという彼女を迎え入れて。  それからは、何をしていても、どこへ行くにも、ずっと一緒だった。  ……これは同情だ。同じ故郷をなくした彼女に対する、一時的な気の迷いだ。この居心地のよさに身を浸してしまえば、いずれ彼女を不幸にしてしまう。  聖騎士になる前から仲がよかった友人たちは、おれの目の前で溶けて消えた。  叶った念願を伝えたかった母親は、輪郭だけをこの世に残して、灰になって崩れた。  ……みんな、おれだけを残して、死んでいく。  だから、誰の手もとりたくない。どれだけ期待を込めて繋いだ手でも、どうせすぐに離れていく。  それならば、最初からひとりでいたほうがはるかにましだ。  そう思わないと、もう、心がもたなかった。  だというのに、この少女は、おれがどれだけ無茶をしても付いてきた。  置いていこう。呆れてもらおう。振りほどいてしまおう。  何度もそう思い、実行した。だけど、体力と気力をどれだけ振り絞っても、少女は当たり前のようにおれの後ろに付いてきた。  初めての敗北感だった。けれど不思議と不快感はなかった。  諦めてもらうことを諦めてしまうと、無関心から一転、今度は彼女に興味が湧いてきた。すると、見ようとしなかった彼女のことが、次々と鮮明になっていった。  理性的に見えて、意外と怒りっぽいところ。  何かを成功させると、どうだと言わんばかりに胸を張るところ。  そのあと決まって、髪を撫でてと催促する、子供っぽいところ。  ……それなのに、今まで出会ったどんな大人よりも、頼りがいのあるところ。 『後悔するぞ』  その姿に惹かれるたび、心の奥底が叫び声をあげた。 『先の見えた悲劇に手を伸ばして、また被害者面をするのか』  わかっている。おれのこの気持ちは、ただの自己満足だ。 『護る必要などない。近づかなければそれでよいのだ』  それも知っている。だから、死んだ故郷への旅立ちも受け入れた。  気持ちを打ち明けるのならば、せめてこの力を使いこなしてからだ。  ……だけど、その決心は、傷ついて帰ってきたマリーの姿を見た瞬間、あっさりと砕け散った。自分の知らないところで、この子が傷つくことが怖くなった。耐えられなかった。  おれの力がこの子を危険に晒すのだとしても、その他の危険をすべて振り払えるのならば、傍にいることも赦されるだろうか。  殺し続けた感情が、理屈を越えて溢れ出すと、気づけばおれは彼女を抱きしめていた。  触れ合った彼女の口から、躊躇うような問いかけが飛び出した。 「――私のこと、どう思ってるの?」  それ以上、マリーは何も言わなかった。何も言わないまま、じっとおれの返事を待ってくれている。少しだけ遠回りなその言葉の意味は、瞳の光が言葉よりも強く教えてくれた。  マリーはいつだって、自分のことは二の次だった。  おれが自分だけを見ている間も、ずっと傍にいてくれた。支えてくれた。一緒に居たいと言ってくれた。  言葉を返せなかったのは、いつでもおれのほうだった。  この上、この気持ちにまで向き合えないのならば、この先何を護れるというのだろうか。 「……ごめんな、マリー」  肩に置いた手のひらが、告げた言葉にびくりと震えた。  悲しませるのは、これが最後だ。 「一緒に居てくれて嬉しかった。これからもずっと、お前と一緒にいたい」 「……それ、って……」  はっと息をのむ音が、はっきりと聞こえた。その声に紛れて、強く短く息を吸い込んだ。肩から下ろした手を差し出して、震える喉に力を込めた。 「好きだ。おれと本当の家族になってほしい」  唇を薄く開いたまま、マリーは放心したように瞬きを繰り返した。それもわずかのことで、ふらりと持ち上げた両手で、おれの手をそっと包み込んでくれた。 「私も……ずっと、ずっと好きでした。お慕いしておりました……!」  薄明かりのなか、珍しく言葉を濁したマリーの頬が、はっきりと朱色に変わっていった。何度も交わした視線の熱に、今までとは違う意味が込められていた。  何も言わないまま、何を言いたいかをわかりあえた気がした。  ふたたび離した手で、彼女の両肩をゆるく引き寄せた。  我ながら思い切ったことをした。だけど、ただ純粋にそうしたいと思った。  結んで離れなかった視線と瞳が、目の前ですっと閉じていった。  小さな体の、小さな唇へと、位置を確かめながら、距離を詰める。  薄い吐息に次いで、やわらかな感触が唇に触れた。 「ん……」  どれくらいそうしていただろうか。  吐息まじりのマリーの声が耳に滑り込んで、おれは慌てて唇を離した。  体を離していても聞こえるんじゃないかと思うほど、心臓が荒々しい鼓動をうった。ゆるく吐いた息も、火になっていないのがおかしいと思うほどに熱かった。  マリーはというと、人差し指で唇をなぞりながら、紅色の瞳をぼうっと潤ませていた。おれの視線に気がつくと、恥ずかしげに少し視線を逸らして、何かを言いたげに口を開閉させた。やがて、震える人差し指とともに顔を持ち上げた。 「……もう一回、して?」  その言葉に、喉の奥が焼け付くように熱くなった。  顔を真っ赤にして甘えてくれるマリーが愛らしくて、その一方で恥ずかしさもあって、自分の知らない感情を受け入れてくれるのが嬉しくて。  軽く頷いて、二度目のキスをした。確かめるように、長く、ゆっくりと、唇を重ね合った。  ぬるい吐息と肌の熱を感じながら、唇だけを離して、額をくっつける。 「えへへ……」  白肌を紅潮させながら、照れくさそうに微笑むマリーの姿に、あれこれ考えていたことが嘘みたいに吹き飛んだ。ただただ、可愛いとしか思えなかった。  初めて境界線に飛び込んだときより、よっぽど動揺している自分がいた。  世の中の恋人とか夫婦は、こんな感情をどうやって制御しているんだろうか。きっと、聖騎士よりよっぽど勇気があるにちがいない。  余計なことを頭に浮かべていると、逸るばかりだった気持ちが少しだけ落ち着いた。 「あっ……!」  突如、我に返ったような声をあげて、マリーがぱっと体を離した。 「ごめんなさい。お休みの時間、たくさん頂いてしまって……」 「いや、心残りがあるままお別れするより、よっぽどよかったよ。ありがとな」 「はい、えへへ……」  改めて恋人同士になれたことを思い出したのか、頭を撫でたマリーが、甘く赤く破顔した。  上着を脱ぎ捨てて布団に潜り込むと、ふと、ベッドの傍に佇むマリーの姿が視界におさまった。枕を胸に押し付けて、じっとこちらを見つめている。 「あの……私もご一緒してもいいですか?」 「えっ――?」  この状況で、同じ布団で寝る。いくらおれでも、さすがにその意味くらいはわかる。  さすがに押し黙っていると、マリーは何度目かの瞬きのあと、慌てたように目を見開いた。 「ちがっ――! そういうのじゃないです! ほんとに、手を繋ぐだけで……」  後半は、声にならなかった。小さな彼女には少し大きすぎる枕に、真っ赤な顔をうずめてしまったからだ。またしても音量をあげた胸をおさえつけて、焼け焦げた息を思い切り吐ききった。 「いいよ。おいで」  布団を持ち上げてやると、マリーがぱっと顔を輝かせて、身を滑らせてきた。  ひとつの布団の内側に、ふたり分の熱が溶け出した。その熱に包まったマリーが、吐息まじりのゆるい声を吐き出した。どこか色気の感じられる吐息から意識を逸らしたくて、彼女の望み通り、指先を絡めた。  そのまま、どちらからともなく向かい合った。 「セイジ」 「……うん?」 「行ってらっしゃい。お帰りを心待ちにしております」  飾り気のないその言葉に、波打つばかりの心の奥が、すっと凪いでいった。  隠し事も、悩み事も、この笑顔が包み込んでくれる。  言い出せなかった別れの言葉も、今は不思議と怖くない。  この子と生きていく未来のため、その時間を、少し借りるだけだ。 「……うん、行ってくるよ。おれも、また逢えるのを楽しみにしてるから」 「はい。おやすみなさい、セイジ」 「おやすみ、マリー……」  ゆるりと身を包む疲労に身を委ね、目を瞑った。  伝わる熱を忘れないように、小さなその手を握りながら。

次話、第一部最終話となります。

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  • くのいち

    影桜 紅炎

    ♡3,000pt 〇300pt 2021年12月19日 13時04分

    だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!(尊死)

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    影桜 紅炎

    2021年12月19日 13時04分

    くのいち
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年12月19日 18時34分

    6章の存在意義って、まあこれがやりたかっただけなんですよね……

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    羽山一明

    2021年12月19日 18時34分

    ミミズクさん
  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年8月16日 19時04分

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    ・・・深い

    くにざゎゆぅ

    2022年8月16日 19時04分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年8月16日 23時38分

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    尊いは全てを解決する

    羽山一明

    2022年8月16日 23時38分

    ミミズクさん
  • タイムトラベラー

    枢(kaname)

    ♡2,000pt 〇200pt 2022年2月3日 16時25分

    ふふふふ……いやー、途中から『いけ、いけ』と謎の応援をしてしまいました笑 いえ、ちゃんと分かってますよ、お二人の初初しい一面を見ることが出来て幸せです。ちゃんと気持ちを伝え合えてよかった!……もうすぐ第一章が終幕ですね……(すみません、ビビッと伏せるのを忘れました(ó﹏ò。))

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    枢(kaname)

    2022年2月3日 16時25分

    タイムトラベラー
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月4日 6時44分

    ふたりへの応援ありがとうございます! この話は、ふたりのことをじっくりゆっくり考えながら書きました。ふたりが幸せになれるのならそれでいいのですが、過程も幸せにしたいですから。次話、一部最終話にて、一区切りです。お楽しみあれ。

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    羽山一明

    2022年2月4日 6時44分

    ミミズクさん
  • タイムトラベラー

    枢(kaname)

    ビビッと ♡2,000pt 〇200pt 2022年2月3日 16時16分

    《暖かくてやわらかな体温が馴染んでも、ゆるゆると感じる熱っぽさはおさまらなかった。互いの吐く息が熱くなって、手のひらが汗ばんでも、不思議と寄り添う体を離そうとは思わなかった。どちらかの身体が離れると、ど…》にビビッとしました!

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    枢(kaname)

    2022年2月3日 16時16分

    タイムトラベラー
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月4日 1時19分

    言葉を伝えるのは気恥ずかしい。でも、だからこそ伝えたい。そんなふたりの押し問答です。すでに大分仕上がってます。

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    羽山一明

    2022年2月4日 1時19分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年7月10日 5時57分

    アンマ! アッマアマじゃないですかもーやだー! 途中で耐えられなくなるぐらい甘かったであります! もうどんだけ引き出しがあるのやら。脱帽でありますぞ押忍!

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    うさみしん

    2022年7月10日 5時57分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月10日 10時51分

    大丈夫です。僕も耐えられませんでした。読み返すのもキツいです。が、お互いに年齢以上に幼く、そういったところを曝け出せる仲なので、まあ……はい……。

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    羽山一明

    2022年7月10日 10時51分

    ミミズクさん

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