境界線上の魔王

読了目安時間:11分

エピソード:31 / 142

4-3 一難去って……

 正午が過ぎた。  ひやりとした空気は、曇天と相まって早くも夕暮れの気配を感じられる。出立時に厚く濃く頭上を覆っていた雲はいまだ晴れず、暗灰色の影と透明な雨粒を地表に注いでいた。 「止みそうにもないな」  鼻孔がむず痒いのは、降り始めた雨のせいではない。永らく放置されていた城塞に滞留していた埃っぽい空気によるものだろう。  恵みの雨などと言われるように、日常的にはよい印象のある雨だが、魔力の濃い地域においては時に致命的な外敵となり得る。どういうわけか魔力は水と親和性が高く、上空から魔力をたっぷりと含んで降り注ぐ雨は、魔力に耐性がない生物にとって不可避の災害になるのだ。  雨粒に直接触れた場合は言うまでもないが、地表付近の魔力濃度が上がることによって、たとえ濡れずとも体に累が及ぶ。  このような時に重宝するのが、結界魔法なのであるが── 「……本当に、ご迷惑を…………」  かすれたうめき声の合間に力のない謝罪を挟んでいるのは、龍との戦いの直後に倒れ、荷車の上で旅路をはじめることとなったヘイゼルだ。いまは色白な顔つきを紅色に染めあげて、布団の上で病人さながらに横たわっている。  道中で迂回し、放置されていた城塞に飛び込んで、なんとか事なきを得たわけだが、ヘイゼルの体調が戻らないことには身動きがとれない。さすがにリュートの結界ひとつで歩を進めるのは、リュートになにかあった瞬間、即詰みとなる危険性がある。 「ええから安静にしとき。出発までに体調戻さんかったら、話が進まんねんから」  苦言を呈したのは、寝台に寄り添うポーラである。言いながら、氷の魔法で氷嚢をつくって、布で覆ったそれをヘイゼルの額にかけてやっていた。  龍との戦闘後、ヘイゼルは気を失った。身を守る結界が損壊し、生身で魔力に触れることでいわゆる『魔力酔い』という昏睡状態に陥ったのだ。龍を相手どることを考えすぎたあまり、自分の魔法がヘイゼルの結界にまで影響を及ぼしていたことに気がつけなかった。結界魔法を信用していたこともあるが、いかにも初心者らしい失敗をしてしまったわけだ。 「セイジ、そんな気にせんでええて」  おれの内心を推し量ったのか、それとも顔に出してしまっていたのか。ポーラが沈黙を破った。 「いや、もう少し安全な魔法にすべきだった」 「ちゃうちゃう。兄貴な、魔力の耐性ほんまにないねん。小動物か!言うくらい」 「弱いったって、そんな極端な……」 「いや、言うてへんかったけど、兄貴は循環魔力ないみたいやねん。せやから結界魔法も好きで覚えたんやのうて、日常的に張ってな死ぬから身につけたんや」 「循環魔力が……? なら、おれは近くにいないほうがいいんじゃないのか」 「いえ、いまは身の回りに結界を張っているので……」  平気です、とでも言いたいのだろうが、とてもそう聞こえない。  そもそも魔力酔いというものは、前提として非常に発症しづらい。人の体に宿る魔力は、その性質から熱や汗に例えられることもあり、しばしば『循環魔力』とも呼ばれるとおり、無意識下においても絶えず体表をめぐっている。魔法使いも一般人も変わりのない前提であり、この微量な魔力の盾が、体を害する魔力から身を守ってくれるのだ。  そして人間には、この循環を止めることも増進させることもできない。つまり、魔法を使いすぎたときなどの例外はあれど、循環魔力の盾がなくなることは基本的にはありえない。  過去、物好きの魔法使いたちが循環を意識的に消す研究に没頭した。成功すれば、むだな魔力の放出が削減できる。その大きな期待を背負い、結果、三年の歳月が徒労に終わったという記録が残されている。  そんな過去の研究者の苦労などいざ知れず、ヘイゼルは幼少より自覚なく循環魔力を使わず過ごしてきたというのだ。元来、無意識下で起こり得るものなのだから、教えようも覚えようもなく、結界魔法という力業でひとまず解決させたという経緯があるのだろう。 「手は打たなかったのか? 魔法具で和らげるとか、色々あるだろう」 「やった。でも、言うてもたらどれも魔力で動くもんやろ? 買って着けて寝て起きたら、ベッドが鼻血で赤なっとったわ」  まあええけど。と、ポーラが言葉を区切って腰をあげた。その動きを制するように、セイジがあわてて立ち上がった。 「ああ、見回りならおれがやるよ」  機敏な動きが気味悪がられたか、こちらを振り向いたポーラが返答に詰まったように固まった。 「……自分、一番魔力使っとるやろ? なんでそんな元気なん?」 「それが仕事だからだよ。お前はヘイゼルについてやれ」 「それっぽいこと言うても誤魔化されへんで」 「うるせえっての」  額のあたりを指先で押し返すと、ポーラは訝しげな表情をつくりながら、ヘイゼルのそばに腰を下ろした。不満げな視線に振り返ることもなく、セイジは躊躇いなく足早に部屋から立ち去っていった。 「寡黙なんか秘匿主義なんかようわからんけど、クリスがセイジをやたら心配する理由わかった気ぃするわ」  小さなポーラの唇が、重々しい溜息を吐き出した。その先、ヘイゼルを挟んだ向こう側で本を読み耽っていたリュートが、おもむろに顔をあげた。 「セイジさんは、ヘイゼルと真逆の体質なのかもしれませんね」 「……なんや、その仕草は」 「本に出ていた聡明そうな人の真似です」  言いながら、リュートは得意げに眼鏡を指の腹で押し上げる。二、三度繰り返したところで、ポーラの表情が冷え切っていたことに気がついたのか、慌ててごまかすように本を閉じた。 「で、体質がなんやって?」 「あれだけの魔法を使いわけながら、溢れる魔力をとどめることには無頓着なことに違和感を覚えまして。ヘイゼルの場合、魔力を浪費せずにすむ利点がありますが、垂れ流すことにはなんの利点もないでしょう?」 「……セイジは魔力を使いたがっとるってことか?」 「憶測ですけどね。あれほど膨大な魔力の持ち主にとっては、むしろ浪費するくらいで丁度いいのかもしれません」 「まあ、帰ってもたら好きに魔法なんか使えんやろからなあ」 「使えないでしょうね。あの人が満足しそうな規模の魔法なら、なおさらでしょう」  リュートが苦笑しながら同意をしめした。  所持することに許可が必要な剣や槍などと異なり、魔法には改まった許可は基本的に不要だ。使えるものなら、主婦が日常的に火を起こしたとしても、原則、お咎めなどはない。  むろん悪用すれば話は別である。魔術先進国たるフェルミーナの城下などで悪意のともなった魔力を振るおうものなら、瞬きの間にでも宮廷魔道師が飛んできて、状況次第で即刻お縄となる。物質的な武装に比べて規制が緩いのは、行使したことを感づかれやすい点が大きな要因となっている。  しかし、セイジの場合、使う魔法の規模が人の世の安全基準に到底おさまるものではない。  もしリュートの唱える仮説が正しいのであれば、セイジにとっての魔力は溜め込むものではなく発散させるものであって、人の世にとどまることは、体力を持て余す幼子に鎖をつけるような行為になるのだろう。  もっとも、大の大人が何人いても止められないであろう点、幼児の我儘と同列に語るわけにはいかないのだが……。  考慮に沈む静謐な空間に、衣擦れとかるい咳の音が飛び込んだ。はっと顔をあげたポーラの視線が、目を覚ましたヘイゼルの視線と交差し、重なった。 「なんや聞いてたんか。体調、ましになったんか?」 「うん、明日には歩けそうだよ。けど……」 「? なんかあったんか?」  真剣に悩むポーラの顔を病床から見上げて、ヘイゼルは苦々しく微笑んだ。 「……セイジさんはともかく、僕たちは国境に辿り着いたあと、どうすればいいんだろう?」  毛布を持ち上げたポーラの指先がぴくりと震えた。汗の滴る唇を震わせて、ヘイゼルは言葉をつづける。 「ルーレインの人たちにとって、僕たちは……」 「それ以上言わんでええ。今は体なおすことだけ考え」 「そうだね、ごめん。体が弱ると、気も弱くなって……だめだな、僕……」  ヘイゼルの語尾が溶けるように途切れると、すぐに穏やかな寝息がそれにつづいた。つまみ上げたままの毛布の端を握りしめたポーラが、幼い顔つきに似合わない渋面で唇を結んだ。 「ポーラ、君まで押しつぶされてくれるなよ。私たちには、セイジさんが送り届けてくれた後の自分たちの処遇まで考えられるほどの余裕はないんですから」 「……わかっとる。すまんな、確かにあたしらは生き抜いて国境に出ることだけ考えなあかん」  わかっとる。と繰り返したポーラは、はだけたヘイゼルの布団を改めて掛け直し、兄の顔を覗き込むようにして膝を抱えてうずくまった。その様子を、子を見守る親のような目で見つめていたリュートが、かるく小首をかしげた。近づいて確かめるまでもなく、ポーラもまた安らかな寝息をたててまどろんでいた。  声をかけようとして口をつぐんで、代わりに苦笑をこぼしたリュートは、彼女を抱えあげてヘイゼルの隣に寝かせてやった。その指先がポーラの額にかすかに触れて、穏やかな顔つきに陰がさした。 「そういうことか、あの人……」  兄妹の寝顔をしばらく眺めたあと、リュートは音もなく部屋を出ていった。放置されて灰だけになった燭台を横目に、いかにも要塞らしい入り組んだ回廊をくぐり抜け、ひときわ暗い階段を登りきると、紺と灰が入り混じった夜空が頭上いっぱいに広がった。  その景色の一角に、夜闇に溶けるような黒のローブをまとったセイジが佇んでいた。 「ヘイゼル……? いや、リュートか?」 「後者です。こんなところで何をされておいでで?」 「いや、防護魔法でここ覆っちまえば、そもそも見回りとかいらないかなって」  そう言った広げたセイジの手のひらに、黄色く輝く正方形の光が浮かび上がった。その光は瞬きのうちに上空に舞い上がり、光彩を放つ巨大な物質へと変貌を遂げた。感心するばかりのリュートが空を見上げていると、セイジの手からまた新たな光が飛び出しはじめ、やがて篝火ひとつない要塞の上空は、光り輝く四つの防護魔法に照らされて白昼さながらの眩さに包まれた。 「防護魔法は、内側の人間に危険が及ぶのでは?」 「内側にいればな。だけど、こういう使い方も……あるかなと思って……な!」  頭上でゆらゆらと浮いていた光が、セイジの指先の動きをなぞるように落下をはじめた。要塞の外壁めがけ機械的な軌道をえがいて、光はみごとなまでに要塞の四辺を覆い尽くしてしまった。 「リュート、ちょっとだけ空飛んでてくれるか?」 「はい?」  疑問符を浮かべたリュートには目もくれず、ふとしゃがみこんだセイジが、石畳の一辺に手を触れた。楕円形の閃光がセイジを中心に周辺を駆け抜けると、黒ずんだ石畳の隙間から青白い光がじわりと浮かび上がってきた。  舞い降りたリュートが、疑念と困惑を織り交ぜた表情で、足元を二、三度踏みつけると、つま先がわずかに沈み込んでいった。力を弱めると、弾力のある感触が靴の裏を弾き返した。  天頂部を含めた広大な要塞の全方位を、単独かつ短時間で覆い尽くしてしまったわけだ。 「……なるほど」  ──この人は、だめだ。  人間という生物は、肉体的に強靭な種ではない。だがその欠点を補って余りある知恵と、それを支える学習能力、知識と経験を共有し発展させる技術を併せ持っている。  はるか昔、魔力という力がこの世に生まれたとき、女王さまは『われらを脅かす存在が現れるとするのなら、それは人間であろうな』と仰った。まさしくその予言のとおり、ここ数十年ほどの人間の魔法技術の発展は目覚ましいものがあり、しかしそれでも、現時点では自分たちのほうが明確に上の存在だと、当たり前のように信じ込んでいた。  ――その自信は、ポーラとヘイゼルのふたりに出会ったときに揺らぎ、ふらりと現れたこの騎士によって、あっけなく崩れ去った。  ポーラやヘイゼル、クリスといった優秀な人間たちが、こぞってセイジを特別扱いするその理由が、今更にして痛いほどわかった。この人は、特別だからこそ特別扱いされているのだ。  種族の基準などこの場にはない。過去の常識などもはや通用しない。  この場においては、龍より人間のほうが強いのだ。 「……ところで、この防護魔法、どれくらい頑丈ですか?」 「おれが解除しない限り、割れることはないと思いたい。具体的に聞かれると、答えづらいけど……」  思案に沈むように視線をおとしたセイジは、だがすぐに顔をあげて口を開いた。 「……そうだな、出発のときに襲ってきた龍の魔力でも、たぶん耐えるんじゃないか?」 「そうですか、それはよかった」 「え?」  だらりと垂れ下がったリュートの袖から、にぶく光る球体がこぼれ落ちた。石畳のうえで二、三度跳ねたその球は、思わず釣られたセイジの視線の先で、乾いた音をたててひび割れた。その隙間から迸った閃光が、青白く彩られた景色をさらに青く重ね塗った。 「──ッ!」  霞む視界のなか、セイジは不穏な重圧を感じて半ば反射的に距離をとった。間もなく光を取り戻した両の目が、そこにあるはずのない姿かたちを捉えて、強張った全身を魔力が走り抜けた。  鱗に覆われた巨体、するどい角と牙、風を打って空を駆る翼。旅路のはじまりに倒したはずの龍が、宝石のような瞳をぎらつかせて鎮座していたのだ。 「……さて、セイジさん。少しお話、よろしいですか?」  龍を背にしたリュートは、得意気に眼鏡を指で押し上げながら、いつものように薄い笑みを浮かべた。

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  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年6月2日 22時19分

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    えんどろ~!ファイ

    くにざゎゆぅ

    2022年6月2日 22時19分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年6月3日 2時06分

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    うれしぬ

    羽山一明

    2022年6月3日 2時06分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年5月4日 5時13分

    何で初見時にさらっと読み流してしまったんだろう。この地域、雨降ったら致命的じゃないですか。植生とか昆虫とか小動物はどうなってるんでしょうか。まったく居ない感じでしょうか。気になります押忍!

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    うさみしん

    2022年5月4日 5時13分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年5月4日 9時58分

    そうですね。それが恒久的に救助が出せない理由のひとつでもありました。植生はたき火のくだりあたりでご覧の通り枯れ木ばかり、動物は死に絶えるか魔物化しています。津波による土地へのダメージの影響もありますが、生命の気配はごくごくわずかです。

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    羽山一明

    2022年5月4日 9時58分

    ミミズクさん
  • 吟遊詩人

    秋真

    ビビッと ♡1,000pt 〇200pt 2021年8月2日 6時10分

    《ポーラやヘイゼル、クリスといった優秀な人間たちが、こぞってセイジを特別扱いするその理由が、今更にして痛いほどわかった。この人は、特別だからこそ特別扱いされているのだ。》にビビッとしました!

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    秋真

    2021年8月2日 6時10分

    吟遊詩人
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年8月3日 0時58分

    特別だから特別。身も蓋もないですが、誰よりも特別扱いしているのは自分たちだと理解していなさそうです。 そのあたりがもう…

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    羽山一明

    2021年8月3日 0時58分

    ミミズクさん
  • くのいち

    葵乃カモン

    ♡500pt 〇200pt 2021年7月1日 6時30分

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    良いものを見せてもらった

    葵乃カモン

    2021年7月1日 6時30分

    くのいち
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年7月2日 4時14分

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    「ドヤァ」ステラ

    羽山一明

    2021年7月2日 4時14分

    ミミズクさん
  • あんでっどさん

    星降る夜

    〇200pt 2021年8月3日 20時00分

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    面白い!

    星降る夜

    2021年8月3日 20時00分

    あんでっどさん
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年8月4日 1時32分

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    ありがてえありがてえ

    羽山一明

    2021年8月4日 1時32分

    ミミズクさん

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