境界線上の魔王

読了目安時間:8分

エピソード:59 / 142

6-3 宵の宴・ポーラの場合

「あ゛~~~~…………」  注がれた葡萄酒をひと息に飲み干したポーラが、風貌には似ても似つかわしくない感嘆を吐き出した。周辺のソファには、彼女に取り入ろうと下心をもって接近した男どもが、うめき声だけを放つ残骸と化して転がっている。 「そんなに気に入った?」  唯一の生き残りであったヘイゼルが、嬉しそうに酒を浴びる妹の横顔に苦笑を浮かべた。返答がわりに差し出された空のグラスに酒瓶を傾けながら、みずからのグラスにもなみなみと酒を継ぎ足す。互いにグラスを目線まで持ち上げて、何度目かもわからない乾杯の意をしめした。 「気に入った言うか……なんちゅーか……」  酩酊の兆しすら見せない白い肌に恍惚の片鱗を浮かべて、ポーラはヘイゼルが引き離した新しい酒瓶をひったくり、無言のまま開栓した。  ……祝賀会そのものは、万事滞りなく進行し、静かに終幕を迎えた。フェルミーナのみならずルーレインの有力者までをも招かれた大規模な会であったはずが、式辞が終わり歓談がはじまっても、恨み言はおろか、敵意ある視線ひとつすらポーラに向かうことはなかった。  身構えていただけに拍子抜けしたポーラは、真意を確かめるべくレオンの姿を探しまわった。だが、すぐさま人の輪に取り囲まれてしまい、興味と好意を投げかけてくる観客の応酬に追われてしまった。  ポーラ自身まったく意識していなかった話であるが、身なりを正して着飾った彼女の容姿は、有り体にいって男に放置される類のものではなかった。  焼けた空のような赤と、透き通る金色がみごとに調和したブロンドの頭髪。長く太い睫毛からのぞく大きな瞳は、見るものの心をうつような、黄色を帯びた橙の光が煌々と輝いている。  クリスの外見が、すらりとした高身長と、指先まで力が込められているような力強い立ち振舞からなる『騎士らしい美しさ』であるとするならば、ポーラの外見は『儚げな可憐さ』であった。薄幸の境遇やあてがわれた衣装、緊張し口数の減った当人から、その印象はより強まって、城内の賓客たちの関心をより強く引き寄せることとなった。  社交場となった会場をやっとの思いで抜け出したポーラは、レオンに連れ出されてべつの部屋に案内された。訝しむのは失礼だろうと思いながら、レオンの妙ににやけた顔が琴線に触れたのか、開口一番、場内で覚えた違和感を口にした。 「なあ……気の所為やったらええねんけど、会場の人ら、なんかみんなあたしに好意的すぎへん?」  王宮へと繋がる回廊の途中、暗がりのなかで振り返ったレオンの顔が、噴き出さんばかりの勢いで破顔した。 「縁談や、後援の話もあがったろ?」 「……なんや、やっぱり心当たりあるんかいな?」 「ああ。有力者のなかでも、クリスに縁談を持ちかけた人には声をかけなかったんだよ」 「…………?」 「加えて、子や孫がお前くらいの歳の人を中心に招聘した」  わけがわからない、といった様子で眉を顰めたポーラだったが、すぐに納得したような声をこぼした。重苦しい声色が、表情より明白な不快感をあらわしていた。 「……それ、あの人らの好意を利用してる言うことか?」 「物は言いようだな。興味をもってくれるであろう人に声をかけて、期待通りに集まってくれた。向こうもこっちの意図はわかってる。圧力もかけてないし、裏金もない。だから、誰にも迷惑はかからない」  そう言い放つと、レオンはひらひらと手を振りながらさっさと歩きだした。 「やっぱお前、聖騎士になる方向で考えた方がいいよ。王族をやってくには毒気がなさすぎる」 「…………」 …… ………… ……………… …………………… 「……それで、自棄酒呑んでんのか、こいつ」 「はい……」  呆れて溜め息を吐いたセイジに、頭を抱えたヘイゼルが返答した。  ポーラが連れられた先の部屋には、すでに馴染みの面々が顔を連ね、各々に寛いでいた。必要十分に色をつけたていどの調度品で仕立てられた部屋には、その他にも二、三十人がそれぞれの人の輪を作っている。  迎賓館のそれと比べて、若年層に偏った顔ぶれであるのは、あちらで熱心に社交に勤しむ来賓の子や孫なのだろう。いずれにせよ、悪目立ちすることを懸念せずにすむことは、ポーラにとってはありがたい限りであった。  張りつめていた気合いが底抜けると、レオンに言われたことも後押しして、彼女は文字通り酒飲み童子と化した。  この間ものの三分である。セイジが見つけたときには、すでにこの状態であったのだ。 「というか、呑んでいいのか?」 「あん? こんな美味い酒やったら、何杯でもいけるで」 「……いや、物理的にじゃなくて、法的にな?」 「ラフィアの法では、飲酒は十六歳から認可されてるんですよ」  返答がわりに酒を仰いだポーラに変わって、またしてもヘイゼルが答える。 「あたしは今年……十七か? 穴蔵生活続きで時間の感覚狂っとるけど、十六になってるんは間違いないで」  空になったグラスをそっと置いたポーラが、色とりどりの酒瓶たちを物色しはじめた。明瞭な声からは素面であるような印象も窺えたが、コルク抜きのかわりに指先から氷を伸ばしたあたり、平常心とはほど遠いようだ。 「あたしらは、一応まだラフィア国民やからな。これくらいはそれらしい振る舞えへんかったらあかんわ」  言いながら、コルクを強引に引き抜いた瓶の口を、セイジのグラスへと傾ける。 「ほれ、セイジも飲みぃや。たまらんで」 「いや、フェルミーナじゃ飲酒は十八からだ。悪いけど付き合えん」 「……あ? 十八からやて……自分いくつや?」  素っ頓狂なポーラの質問の語尾に、感嘆符をまじえた声が割って入った。 「第二聖騎士さま……ですよね?」  聞き慣れない声に振り返ったセイジの前に、ひかえめな装飾をほどこした、がっちりとした男たちがあらわれた。複雑な表情を浮かべる顔ぶれに見覚えはなかったが、胸元でひときわ輝く、馬と盾と剣が描かれた徽章のことは、よく見知っていた。 「はい、セイジ・ルクスリアなら私ですが……」 「ああ、やっぱり。ご息災だったんですね」  セイジの真正面にいた男がそう口にすると、みな口々にざわめきはじめる。どことなく暗く沈んでいた顔つきも、ぱっと明るく一転していた。 「申し遅れました。私たちはみな同期の騎士なのです。セイジさまが聖騎士を拝命されたあとに昇級したので、存じ上げないと思いますが――」 「あの……! 私たちは、みなセイジさまの剣術を遠目見て研鑽してまいりました。この縁に、是非ご指導いただけないかと……!」  いかにも迂遠な説明に痺れを切らしたように、隣の男が体を乗り出してきた。 「おい、いきなり失礼だろう」 「だって……」  すでに酒が入っている者もいるのであろう、礼節を重んじる騎士らしからぬ、ふわりと浮かんだままの雰囲気が地に足つかない。窘めた彼自身も、そう言いたい気持ちを抑えていたのであろう。まるで自分に言い聞かせるような、不確かな語気であった。  憧憬と熱気と、ほんの少しの酒気が入り混じった空気を破って、セイジが苦笑をこぼした。グラスをすっと置き、聖騎士の証である首飾りを指で持ち上げてみせる。 「この首飾りに誓って。私でよろしければ、お付き合いします」  ほんのわずかな空白を挟んで、歓声が弾け飛んだ。部屋中の視線が、セイジとセイジを取り巻く騎士たちに注がれた。ふいにセイジと目があった国王が、グラスを掲げながらにやりと笑うと、隣に立っていたレオンもそれに倣った。  跳ね上がった気持ちがひと段落すると、騎士たちは思い出したように姿勢を正した。右手の中指と人差し指を揃えて、胸元の徽章に添える。フェルミーナ騎士の敬礼の所作であった。今更にして気恥ずかしそうに笑ったセイジが、指先で遊ばせていた首飾りを見て、気の抜けた声をあげた。 「あ、そうだ。ポーラ、これ……」  言いながら、セイジは一本の首飾りを取り出した。リュートから受け取った、王冠と翼と葉が象られたものであったが、改めて見るとそれだけではない。二色の糸が螺旋状に結ばれた線の先には、紅水晶だろうか、透き通る濃い色の宝玉がひとつ。その左右を支えるように、相反する青色の宝玉がふたつ飾られている。  つまり、胸元側と首筋側、両端にそれぞれ別々の装飾が施されていたのだ。 「んん……? なんや、それ……?」 「リュートが――」  言葉を続けようとしたセイジが、集め続けていた視線がはたと色めき立つのを感じ取って、口を開いたまま硬直した。瞳を据わらせたままのポーラに先んじて、周囲の騎士たちが黄色い声をあげた。 「? ………っ!」  差し出された首飾りをぼうっと眺めていたポーラが、はたと瞳孔を閉じて、勢いよく立ち上がった。 「すまん、借りもんの服やし、汚してまう前に着替えてくるわ」  言うなり、駆けだすような勢いで、黒い口をあけた部屋の通用口へと姿を消した。小さなその背を横目見たレオンが、レフィリアにグラスを押し付けて、その後を追っていった。 「王女さま、また方向を間違えて――」  部屋を飛び出すなり吐き出された苦言は、果たして不発に終わった。  レオンの視線の先、葡萄酒のような色に頬を染め上げたポーラが、壁に背を預けるようにうずくまっていた。 「…………へえ」  意味深な笑みを浮かべながら、レオンはそのまま部屋に体を引っ込めた。誰もいなくなった暗がりのなか、ポーラはひとり嬉しそうに頬を緩めると、熱っぽいそこにそっと両手を添えた。

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  • ちびドラゴン(えんどろ~!)

    くにざゎゆぅ

    ♡100pt 〇300pt 2022年7月7日 20時49分

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    「気になるわネ!」ステラ

    くにざゎゆぅ

    2022年7月7日 20時49分

    ちびドラゴン(えんどろ~!)
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月8日 1時05分

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    「計画通り」氷川Ver.ノベラ

    羽山一明

    2022年7月8日 1時05分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ♡1,000pt 〇200pt 2022年6月6日 6時25分

    もうサブタイ見ただけで期待が高まるわけですが、最初から最後までポーラたんが出突っ張りで嬉しかったです押忍。サブキャラにスポットライトが当たる頻度や、それが落ち着いたペースで読める日常シーン?である確率はかなり低いと思います押忍。二重の意味で楽しめるエピソードでありました押忍!

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    うさみしん

    2022年6月6日 6時25分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年6月6日 9時13分

    6章は間口を広げる意味で、7章はその掘り下げ、といった具合に各キャラを書いておりました。戦時中の日常というものが果たしてどういった空気感なのか、というあたりも、いわゆる「日常」を描きづらい理由のひとつかと思います。もうちょっと平和を書きたいんですけどね……。

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    羽山一明

    2022年6月6日 9時13分

    ミミズクさん
  • あんでっどさん

    星降る夜

    ♡500pt 〇200pt 2021年9月26日 18時49分

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    これは名作

    星降る夜

    2021年9月26日 18時49分

    あんでっどさん
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2021年9月27日 3時03分

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    滅相もございません

    羽山一明

    2021年9月27日 3時03分

    ミミズクさん
  • 吟遊詩人

    秋真

    ビビッと ♡1,000pt 〇100pt 2022年6月30日 20時18分

    《憧憬と熱気と、ほんの少しの酒気が入り混じった空気を破って、セイジが苦笑をこぼした。グラスをすっと置き、聖騎士の証である首飾りをすっと持ち上げてみせる。》にビビッとしました!

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    秋真

    2022年6月30日 20時18分

    吟遊詩人
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年7月1日 1時19分

    クリスの指導する姿を見て、彼もまた思うところがあったようです。後輩から受ける薫陶。

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    羽山一明

    2022年7月1日 1時19分

    ミミズクさん
  • メタルひよこ

    うさみしん

    ビビッと ♡1,000pt 〇100pt 2022年2月9日 5時28分

    《クリスの外見が、すらりとした高身長と、指先まで力が込められているような力強い立ち振舞からなる『騎士らしい美しさ』であるとするならば、ポーラの外見は『儚げな可憐さ』であった。薄幸の境遇やあてがわれた衣装…》にビビッとしました!

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    うさみしん

    2022年2月9日 5時28分

    メタルひよこ
  • ミミズクさん

    羽山一明

    2022年2月9日 9時05分

    なにが言いたいかって、どっちも可愛いってことです。(親バカ)

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    羽山一明

    2022年2月9日 9時05分

    ミミズクさん

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