辺境夫婦善哉-ひきこもり雪獅子公と陽気な嫁様-

読了目安時間:13分

エピソード:36 / 45

第三十五話

「どう思う?」  男は、円盤棋(ラプム)の駒をぽんと置く。正面の女は、溜め息をついた。 「どうも何も。貴方が何をどうしようとしているのか、わたくしは何も存じ上げませんが」 「そっか。言ってないなそういや。あのね、」 「(おっしゃ)らずとも」  首を横に振りながら。 「もう何もかもお決めになっていらっしゃるくせに、今更わたくしに訊くのですか?」  手持ちの駒を置いて、相手が置いたばかりの駒を取る。男もまた、同じことをする。  二手三手、同じことの繰り返し。  それは遊戯を楽しむというよりも、会話のための言葉を紡ぎ出す思考の時間であった。  ふと手を止めた男は、銀の杯に注がれた酒を一口、含む。 「怒らない?」 「何故?」 「その……だってさぁ」 「わたくしは貴方の妻ですが、()()()()関係ではございませんでしょう? それでもう十年以上も連れ添っているのですよ」 「……そっか。そんなに、なります、か」 「はい。ノユも今年で八つです、そんなになるのです」  しばらくの沈黙。その間にも、駒はどんどん置かれ、取り、取られていく。なかなか勝負がつかない。二人の腕は互角であった。 「ファーリ」  男は再び手を止めると、女の横に自身の座っていた椅子を持っていき、腰を下ろした。女の肩を抱き、ぽん、ぽん、と軽く叩く。 「今ここには俺だけしかいない。力抜いて。今日は皇后はお休みの日だって言っただろ」  静かに声を掛けた途端、 「……だってぇ」  引き締まっていた女の顔が、崩れる。 「いつ誰が入ってくるかわからないではないですかぁ!」 「大丈夫、部屋の外もちゃんと人払いしてある。そんないつも皇后(づら)してなくてもいいって言ってるのに。顔疲れない?」 「わたくしは皇后なんですぅ! 威厳! 大事じゃないですかぁ! クォンシュの! 皇帝の妻! 皇后なのですよぉ!?」  半ベソ状態の皇后に、男――皇帝リュセイは苦笑する。ここまで感情的にはならないが、どこか、親友に似ていると思いながら。 「うん、うん、いつも頑張ってるなありがとう助かる、俺はどうも大臣どもになめられてて威厳がないからな。でもそういうのは、ほら、(おおやけ)の場だけでいいから。ハンジュだって心配してるんだぞ、皇后はずっと気を張ってるように見えるって」  言われて気付く。 「は、ハンジュ様……まさか、わたくしがこんなだなんてこと、」  バレてると思う、という言葉を何とか飲み込んで、リュセイは笑って誤魔化(ごまか)した。 「大丈夫、大丈夫。ファーリはちゃんと皇后してる」 「ちゃんとできてなかったらわたくし、モーディアお姉様に叱られてしまいますぅ」 「さすがにモーディアどのでも海の向こうから覗いてきたりしないよ、そんなことしてたら気力を使い果たして倒れちゃう、ここ結構内陸だぞ?」  皇后ファーリの従姉にあたる東の海の向こうの大国ビツィニアの女王モーディアも、龍女アルマトとまではいかないが相当な術の使い手として有名だ。また烈婦としても知られている。 「そんな、ことよりも、ですっ」  肩に乗っていた皇帝の手を取り、きっと見上げる。が、迫力は完全に失われている。 「ショウハ様は見つかったのですか!? わたくし、あの子に何かあったらっ」  ファーリも、気は強いが素直で息子と遊んでくれるショウハのことは妹のように可愛がっている。ここ数日どこか落ち着かない様子を見せていたのはそのせいか。安心させるため、今度は向かい合った姿勢で肩を叩く。 「居場所はわかってる、トウキのところだ。キクロ(にい)と一緒にいるから心配ない」  教えると、ファーリは冷静さを取り戻した。 「事務長と一緒……トウキ様の、ところ……と、いうことは、」 「うん」  リュセイは、盤上の駒をひとつ、動かした。 「シウルに会いに行ったんだな、あれはそういう子だ」  何か思案するような皇帝の真顔に、皇后もつられて表情を再度、引き締めた。 「…………はい、俺の勝ち。ちゃんと周囲をよく見なきゃ」 「……えっ!? やっ、やだっ、もう一回! もう一回お願いしますぅ!」 「よーしかかってこい」      ◎     ◎     ◎  大好きな、愛する存在と離ればなれになってしまう。  それはどんな気分だろう。  実際マイラはそうなっている。  両親や姉や弟、嫁ぐ前に乗っていた馬、父に仕えてくれていた者たち。  みんな大切な存在。離れた今でもそうだ。  しかしこの感情は、シウルやショウハが皇帝に向けるもの、ドウジェがユイナに向けるもの、チュフィンとエシュがお互いに向けるものとは恐らく全く違う。そのくらいは理解できる。  「たとえば」で考えてみる。きっとこういうことだ。 (旦那様、と……会えなくなっちゃう……?)  あの、静かで低い声で呼んでもらえなくなる。  あの、美しく整った面差しには似合わない、節の目立つ荒れた手に触れられなくなる。  ときどき、何かを言おうとしてやめて、口を小さく動かしたり、笑うのをすぐ(こら)えようとしてしまう癖も。  秋の森を彩る実と葉、日の落ちる空、この世の赤という色を全て集めたような、深い深い色の髪も。  祖父が大事なものだと見せてくれた、祖母との揃いの指輪のような金の瞳も。 「…………ん、う」  せっかく仲良くなれたのに、別れろと命じられてしまったら、彼の隣という場所にいられなくなる。考えただけで悲しくなってしまい、じわりと目が熱くなった。 「奥様?」  夕食に出す麦鳥の肉の処理を一緒にしていたシウルが覗き込む。 「ほゎ!?」 「どーしたのー何か思い出しちゃった?」  シウルは美しい。  心地よい冷たさの、澄んだ流水のような人だ、とマイラは思う。 「ここしばらく立て続けにいろいろあったし、疲れちゃったよね。うちの兄貴とショウハ様が帰ったら、しばらく実家行ってきなよ。奥様もたまにはお休みしなくちゃ。家のことは任せてくれて大丈夫だからね」  いつもこうして、周囲に気を配る。たまに叱る。仕事や役目がちゃんと回るように。  その上で、その人が健やかでいられるように。  この家のことを取り仕切る者としての責務として当然と彼女は考えているのだろうが、そこには彼女自身の人柄もちゃんと見てとれる。  この人を、あの皇帝陛下が―― 「いえ、その……シウルさん」 「なぁに?」 「私、男だったら、シウルさんのことすごく、すごく、伴侶にしたいと思ってたと思います」  真剣に口にしたのだが、 「んっふふっ、何言ってるの」  笑われてしまった。が、それは決してバカにしたような笑いではない。 「マイラちゃんが男だったら、私なんかよりずっとずっといい人お嫁さんにできるでしょうよ」  違う。そういうことではなく。 「いえ。貴女は、上に立つ者の(そば)にあるべき人です」  言ってしまってはっとする。  シウルは、にこりと笑った。  目、鼻も、口元も。キクロによく似ている。軍の高官――否、あのとてつもなく強い、皇帝直属の術剣士隊『白梅』の隊長に。  この国の主の双剣のうちの片方に。 「だから、領主様の傍にいるのよ。……さっ、煮込みだ煮込みだ! 今日はお芋とビヤタいっぱい入れちゃお!」  はぐらかされた、というよりも、上手く受け流してくれた、気がした。きっと今のマイラの発言の意図は伝わってしまったはずだ。もしかしたら、シウルにしてみれば聞き飽きた言葉だったかもしれない。だから、そういう類の言葉に対する受け答えにも慣れているのではないか。 「……あの、シウルさん」 「はぁい」 「ごめんなさい」 「何で謝るの?」 「あの、私、」 「あー、……知ってるか。トウキでしょ。あいつぅ、尻引っ叩いてやろうか」  マイラは知っている。シウルはトウキを叱るとき、たびたび尻を叩く――のではなく、尻に蹴りを入れる。その威力たるや、トウキがしばらく立てなくなるほどである。 「やっ、やめて下さいシウルさんっ! 今日は特に旦那様はくたくたでっ、明日は夜勤がっ」 「冗談だよ冗談、わかってるって。……ま、私もトウキのことマイラちゃんにいっぱい喋っちゃってるもんね、お互い様か」  近くに人がいないことを確認してから、マイラはシウルに小さく問い掛けた。 「……シウルさんは、その、陛下のこと」 「うん、好きだよ。ちっちゃい頃から何度も嫁さんになってくれって言われたし、ほんとは決まりかけてはいたんだ」 「じゃあ」  どうして皇帝の敵といわれるトウキについてきてしまったのか。  だから皇妃としてふさわしくないとされてしまったのではないか。  手早く肉を一口分の大きさに切り分けたシウルは、別の包丁に持ち替えて今度は洗っておいた芋の入った大きなカゴを引き寄せ、芋の皮を剥き始めた。 「トウキがウェイダにやられるって決まったときさ、約束したの。リュセイの代わりに私がトウキを守るって。だから、別に引き離されたとかそういうんじゃない、ちゃんと二人で話し合って決めたことなんだよ。ただ、気にするだろうからトウキに言ってないだけ。……ほんとだよ、天と地の神に誓って」  嘘ではない、マイラにはわかった。誤魔化すのなら、もっとそれらしく話したはずだ。 「逆賊なんて陰口叩かれて追い出された、なんていっても、実際都を離れちゃうのはなかなか危ないもんでね。宮廷みたいに常時衛兵がいるわけでもない場所、しかも国境に行くわけだし、命を狙われるのはもちろん、利用しようとする奴らに(さら)われちゃうかもしれない。一度(かつ)ぎ上げられちゃうと、良くも悪くも変なのが寄ってくるからさ、困ったもんだね」  少し困ったように笑いながらシウルは続けるが、 「……ん?」  マイラはその言葉に違和感をおぼえた。自分の使っていたものとシウルが肉を切るのに使っていた包丁を洗いながら、首を傾げる。 「どしたのマイラちゃん」 「あの、シウルさん、その……旦那様を、守るって」  最初は、辺境に放り出されたトウキが心細くないように、突然領主を任されてしまったのを支えるためについてきてくれたのだと思っていた――が、彼女のその語り口、それはまるで―― 「……あー、言ってなかったっけ、ごめんごめん……じゃなくって。申し訳ありません奥様、あの方の妻となった貴女には、もっと早くに説明しておくべきでした」  シウルは、皮を剥いていた途中の芋と包丁を危なくないようにカゴの中に入れてから、一歩下がり、膝をつく最上の礼をした。 「皇帝直属術剣士隊『白梅』隊員シウル・テュラ・オーギ、皇帝陛下の命により、チュフィン・ワバール・ロウと共にトウキ様の護衛として付き従っております」  侍女にしてはよく動き妙に力強いと思っていたが、まさかの正体に、 「…………ええぇ!?」  さすがのマイラも、驚愕(きょうがく)せざるを得なかった。      ◎     ◎     ◎  アヴィロ邸の裏庭は一画が奥方様によって耕されているが、祭事の準備や大掃除などのときに使用するために広く空間が確保されている。周囲には屋敷の者や近所の者たちが観客となって集まり、とても賑々(にぎにぎ)しい。  シウル・オーギは長らく使っていなかった手甲(てっこう)をはめながら嘆息した。 「久々に着けると、なーんか締め付け感がヤな感じね、こういうの」  いつもはちゃんとまとめている長い髪を邪魔にならない程度に簡単に結い、足首まである脚衣(きゃくい)の上から脛当(すねあ)てを着けているその姿はとても貴人の侍女とは言い(がた)い。  自分のものとは違う剣を大事そうに抱えているマイラがこの上なく気まずそうに言った。 「ごめんなさいシウルさん……私がつい口を滑らせなければ、こんなことには……」  あはは、と普段の調子でシウルは笑った。 「気にしなーいで。この方がショウハ様には()()()()()()()いいんでしょ」  正面には、剣を携える北方から来た勇ましき美姫ショウハ。シウルとは違い、彼女はどう見ても戦いには適していない、銀糸の刺繍(ししゅう)の見事な装いだ。  しかし目は意志を表すように、強い光を含んでいる。まさに剛の者の国ヴェセンの女戦士である。 「『自分が勝ったら陛下の元に来い』だなんてさ。惚れた男のために何かしたいとか、意外と尽くす子じゃないの。リュセイも恵まれてるねぇ、こんな可愛いお嫁さんもらえるなんて」  マイラから受け取った剣を腰に提げ、ひとつ、大きく息を吸い、吐く。  途端に、(まと)う空気が変わった。 「お下がり下さい奥様。相手は少女とはいえヴェセンの王族、私も手心を加えるわけには参りません。近くにいては危険です」  前へ進んでいくシウルとは反対に、マイラは気圧(けお)され思わず後ずさった。そのまま後退していくと、背中が何かにぶつかる。そして、両肩にあたたかいものが乗った。手だ。 「まさか、シウルのあの姿をここで見るとはな」  後ろ向きのまま見上げるとトウキが苦笑いしていた。 「旦那様……心配ではないのですか? 相手はあのショウハ様なのですよ?」 「何も問題ない、すぐ終わる」  試合の合図が聞こえた瞬間、びゅう、と強く冷たい風が吹き、同時に剣と剣がぶつかる音がして、ショウハが叫んだ。  視線を対峙(たいじ)していた二人の方に戻すと、ショウハが倒れ、彼女の剣はそこから離れた場所に突き立っている。(かたわ)らに立ったシウルはその喉元に切っ先を向けている。既に勝負はついていた。 「……え? な、に?」  ほんの僅かな間に一体何が起きたのか。理解できずにいる妻に、トウキは言った。 「シウルは『白梅』の第四席……いや、次席が引退してひとつ昇格したから今は第三席か。キクロ兄さんには及ばないし術士としては銀冠もないが、それでも皇帝直属術剣士の上から三番目、つまり“ものすごく強い術剣士”、ということだ。いくらヴェセンの民でもそう簡単には勝てんさ」  その横で、おばさますごい、かっこいい、と歓声を上げる娘を片手に抱き上げ、もう片手には大きな石のついた術杖を持ったキクロが、満足そうににこにこしている。 「あぁ、本当に、見事なものだね。さすがは僕の妹だ」  そのキクロの自慢の妹は、剣を納め、倒れているショウハを起こした。頭を打っていたら刺激するのはよくないので、そっと、丁寧に。 「ご無礼をお許し下さい、ショウハ様」  流暢(りゅうちょう)なヴェセンの言葉に、ぼんやりしていたショウハの意識がはっきりとしてくる。 「……お前、とても、強いのだな」 「『(ずる)い』と仰ると、思っていました」 「何が狡いものか、お前の持つ力だろう。術剣士というものは昨日見て理解していたし、それを知った上で私はお前に(いど)んだ。そして負けた。それだけのこと」  潔い物言いに、シウルは内心驚いた。ヴェセンの民は戦い、勝つことだけを重視していると聞いていたが、存外冷静で細かくものを考えるらしい。しかしすぐに、さもあろうと思い直す。そうでなければ、幾多の戦を勝ち残ってはこられない。 「勝負は勝負、だが……やはり、来てはもらえないのか?」  自分で身を起こしながら言うショウハは、明らかに残念そうだ。 「はい」 「だって、陛下はお前に会いたいと」 「存じております」 「お前も、そうでは」 「はい。ですが、私は陛下と約束しているのです。陛下の大事な親友(もの)を、私たちの可愛い弟分のトウキを守ると」 「そうか。……お前は、あの方と、強い絆で結ばれているのだな」  この少女は、自分が考えている以上にリュセイのことを想っているのだ。シウルは(たま)らなくなり、失礼します、と断りを入れてから、ショウハを抱き締めた。 「……そんな顔、しないで。笑ってショウハ様。せっかくこんなにきれいで可愛いんだから、笑顔でリュセイを魅了して、誘惑しちゃいなさい。私のことなんか思い出せなくなっちゃうくらいに」  ショウハも思った。この女と陛下は互いに心の底から信じ、想い合うのに、何故こんなことになってしまっているのか。 「バカ。あの方がお前を忘れるわけがなかろう」  力一杯、シウルにしがみつく。  と、 「こらこら、子どもに変なことを教えるんじゃないよシウル」  いつの間にか、後ろにキクロが立っていた。抱き上げられていたウティラが下りてきて、抱擁する二人に交じるようにぴょんと飛び付く。 「すごいねー! どっちもつよくってきれいねー!」  皇妃に無礼がないようにと大はしゃぎの姪を引き剥がし、自身で抱き上げながら、シウルは怪訝な顔をする。 「何、どうしたの兄さん」 「うん、頃合いだと思ってね。よいしょ」  術杖を使い、足元に描くのは―― 「転移……兄さ」  ん、と言い切るその前に。  術陣がぼんやりと赤く光ったかと思うと、長身の男が現れた。 「っ……わぁっ!? ちょっ、なに!? あっ…………いきなりすぎるよキクロ兄、ちゃんと合図送ってって言っただろ!? こっちにだって準備ってもんが」  明るい紫の装束。灰がかった茶色の髪の上には、繊細で優美な作りの金の宝冠。  シウルとショウハ、そして突然現れた存在のその正体を知る者は言葉を失い、 「あー! リュセイおにいさまだ!」  叔母の腕から抜け出たウティラは駆け寄っていった。

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