偉大なる奇跡にこそ裏がある

読了目安時間:16分

※文章量がいつもよりも少なかったため後半に、現状、名前が出ている登場人物のみの紹介文を入れました。良ければそちらもご覧下さい。

辿ったその先で

※※※ “開け人”は、幻書の妖精と契約するに当たり、繋がりをより強固なものとする方法、謂わば拘束するために設けられた理が二種類存在する。 一つは、幻書の妖精と契約を結んだ開け人の死を、冥界の主が自由に操れる様にするもの。 契約の上書きや一方的な破棄等が無い限り、幻書の妖精と契約を結んだ開け人は、自分自身や周囲が及ぼす力等では死ぬ事が許されない。もし冥界の主の意図とは別の所で死んでしまった場合、その開け人と契約を結んでいた幻書の妖精には、理を犯したとして、それ相応の罰が下される仕組みとなっている。 もう一つは、予め定められた死が契約者に訪れた時、契約を結んだ開け人の子孫へと、新たな開け人の任が強制的に継がれるというもの。 こちらは、冥界の主が開け人の死を自由に操る事はできないが、その代わりに開け人の子孫は代々、子を残す事を義務付けられ、彼等の子供の一人は必ず、次の開け人の任に就かなくてはならない。もしも、子が残されず開け人を継ぐものがいない場合には、理を犯したとして、その一族全員は否応無く死ぬ運命に遭う。 又、開け人になる条件は三つある。 一つ目は、幻書の妖精の幻書を契約前の時点で読める事。 幻書の妖精が持つ幻書の元とされる、幻書の妖精が生前に(したた)めていた日記帳は、単体で膨大な魔力を秘めている。 そのため、普通の人間では記された内容の処理が追いつかず、読み取る事自体ができない。加えて、無理にでも読み取ろうとすると、それだけで相当な負担となってしまい、最悪、幻書の持つ魔力に侵され死んでしまう。 次に、幻書の妖精に魅入られることだ。 契約を結ぶものが自身の鍵の元となるものを持っていたとしても、幻書の妖精が本心から鍵を持たせることをよしとしない限り、契約者は鍵を開ける度に精神を蝕まれる。それは契約者が廃人となるまで終わることはない。 廃人となってしまった場合、その者は開け人から解放されるが、残りの生を廃人として過ごさなくてはならない。 二つ目は、必ず幻書の妖精に魅入られる事。 この項目を満たしていない場合、例え契約を結ぶ者が幻書を開閉するための、鍵の元となる何かを所持していたとしても。幻書の妖精が本心から、その人物に鍵を持たせる事を快く了承としない限り、その人物に契約者となる素質を持っていたとしても、鍵を開ける度に精神を蝕まれるという枷が永久に存在し続ける事となる。 それは、契約者が廃人となる迄終わる事は決して無く。 かの人物が廃人となってしまった場合、その者は苦行からは解放されるが、残りの生を廃人として過ごさなくてはならない。 そのため、例え開け人の素質を持つ人物が、開け人となる事を望み鍵の開閉を自主的に行えば、それは正規の契約と見做される事は決して無いため、基本その様な状況に陥らないためにも、開け人としての自我が目覚める前に、鍵は予め冥界の主により密かに没収される。 三つ目は、たとえいかなる時であろうとも、錠前を開ける事を第一優先とする事。 これに関しては、基本的に幻書の妖精から予め、呼び出される前に通達が行われる。しかし、時として例外も存在せるため、その場合は例え自身の周囲で何があっても、錠前の解除を優先させなくてはならない。 もし、錠前を開ける事よりも別の事を優先してしまった場合、解除を怠った開け人は理を犯したとして、その時点で死ぬ運命と相成る。 そして理を犯した者たち同様に、その魂は死して尚、冥界を彷徨う事となり、永遠に天界へ行く事も、現世へ再び生を受ける事さえも許されない。 救われる事の無くなってしまった魂は、境界を彷徨い精神を崩壊させられるが如く、徐々に擦り切れ消えてゆくか、或いは悪魔にその魂を魅入られる、又は掠め取られ彼等の力の糧とされるかの、二択しか選択肢が存在しないとされている。 様々な拘束があるが開け人となった場合、基本的に巷で言う所の理不尽な死は殆ど存在しない。 開け人の任を世襲制とする場合も、元々、生前に魂に刻まれた寿命迄は、病気や怪我等を負う事なく、ある程度の天寿を全うする事ができる。 但し、世襲制よりも個人で力を有するものの方が、幻書の妖精との繋がりは、より強固なものとなるため、込み入った事情が無い限り、開け人たちは個人契約を選ぶ。 幻書の妖精の開け人となるかは、開け人候補となったものに、基本的には決定権が委ねられる。そう、契約を結ぶか否かは、その者に全て託されるのだ。 又、幻書の妖精の開け人であるという事は、冥界の主の許可が下りない限り、現世のものには決して知られてはならない禁止事項。もし、知られてしまった場合には、契約を破った時と同等の罰が下されてしまう。 そして、幻書の妖精が消滅する時、その幻書の妖精の開け人も魂ごと消滅するため、彼等は正しく運命共同体とも呼べる。 ※※※ 「え」 メイドデスのバブルはローズの発言に対し、思わず言葉を詰まらせた。 何せ一度、対面した事がある悪意のサーカスの団員の一人が、ローダ家の惨劇を引き起こした元凶と行動を共にしていたと言うのだ。更にその相手は、名を一度殺した団員でもあるときた。反応するのは必然だろう。 ローズの口振りからして、他の団員とは基本的に行動を共に行なっていなかったであろう事から、二人が親密な関係である事はある程度の予想がつく。 三人が茫然とする中、新しい紅茶を蒸らし終え、一度茶漉しで通した後、ヴァイスは優先的にローズのティーカップへと紅茶を注ぐ。その動作を視界に捉えたローズは、淹れ立ての紅茶へと手を伸ばし、一口飲むとゆっくりとした動作で、音を立てる事なくティーカップをソーサーに置き、再び三人の方へと視線を戻す。 「団員たちは、大抵が其々の能力と相性の良い者同士で組んで行動する事が多いの。だから前回のハルの行動は、極めて珍しいと言えるわ。単独行動だと、万が一の場合に対処が極めて困難だからでしょうね。」 ローズの説明によると、悪意のサーカスの団員たちは其々の能力を補う様にして、基本ペアを組み行動するらしく。 先程開示された情報を組み合わせれば、サーカス団員は攻撃系と援護や補助系が組む事が大半であり、釣り合いを取りつつ団長の命を遂行するのだろう。 又、効率良い仕組みをサーカス団は推奨しているため、ハルが前回取った行動自体が、余計に目を引いたに違いない。 一息つくべく、ローズは紅茶へと進んで手をかける。 現在、ティーカップに入っている紅茶が、かなり彼女の中でお気に入りのものなのか、一口飲む度にその表情は外見年齢相応に綻ぶ。 「ハルの演目内容は、残念ながら此方もよくは分かっていないんだ。君たちは、何か心当たりはあるかい?」 ローズの言葉を踏まえた上で、ヴァイスがメイたちに対し、前回の行動から気になった所はないかと尋ねる。 残念ながら、あの場にヴァイスはローズの意向により行く事は叶わなかったため、その現場を直接目にはしていないのだ。 その様な理由から、彼もハルがどの様な行動を取ったのか、少し気になっていたのだろう。 「演目内容、………って言っても、妙に動きが速かった位で。」 「目立った能力自体を使っている素振りは、あの時点では殆ど見られなかったし。」 「他の団員たちを見た訳じゃないから、此方としても特別、何とも言えないんだ。」 メイたち三人も順々に、前回ハルが取った行動を頭を絞りながら思い出してはみたものの、これと言った特徴的なものは無く、あまり良いと言えそうな情報は殆ど出てこない。 ローズが助けに来る迄の間、ハルはその様子から推察するに、かなりの余裕があるように見えた事も相まってか、自身の演目内容を隠す事自体造作もなかったのだろう。 デスの身体を乗っ取る目的の一つとして、力を溜めていたとも言っていたため、ローズが来なければ一人で全員を相手できるほどの能力なのだろう。 前に見かけた時にマリスと組んでいた事も加味すると、その内容は攻撃系の類の能力なのだろうが、それでも全く露見していない事から、彼も相当の手練れである事が窺える。 「まあ、それもあるから、ハルの能力は出現が多い割には未だにわかっていないのよ。」 恐らくマリスという、あからさまに演目内容が判明している団員と組む事が多いせいもあってか、それを隠蓑とし続ける事が可能な能力には違いない。 攻撃系の演目を持つ団員としてはとても珍しいのだが、マリスとよく組むペアの相手であると言うのならば、それ自体が造作もない事なのだろう。 「他の援護系の団員も攻撃系が分かり易い分、並行してハルだけが分かり難いのよ。」 イリエナが諦念気味に言葉を零す。 殆どのペアが、ハルとマリスとは逆の形式を取る事の方が多いため、彼等の形式の方が特殊且つ予測し辛いのだ。 もしかすると、ハルはマリスと組む事によって生じる利点も踏まえた上で、それらも考慮して毎回、突拍子もない行動を取っているのかもしれない。 そして、イリエナとローズはつい溜息を吐くと、更にクロエが言葉を重ねた。 「出現率の割に分かりにくいと言えば、三つ編み団子も分からないよなぁ。」 「三つ編み団子?」 クロエの不可思議な単語を聞いたメイたち五人の頭に、同時に疑問符が浮かぶ。 冥界の主を“クソババア”と言ったり、ヴァイスを“イカレロリコン野郎”と言う辺り、クロエのネーミングセンスは何故だか、揃って口が悪く辛辣なものばかりものばかりだ。 「クロエ……、混乱を招く言動は控えなさい。」 それに対し、イリエナはクロエの方へと冷たい視線を睨みつけながら送る。 いつもの事ではあるのだが、自分との会話で言うのならば兎も角、メイたちとの会話に交えられれば、彼女の言葉は只管混乱を招くものへと変貌する事は確かだ。 「三つ編み団子って……。多分クロエが言いたいのは、悪意のサーカスⅫ占い師エリーゼよ。あの団員は確か、サーカス内でもかなり古参だった筈だわ。」 ローズは軽く頭を押さえ呆れながらも、メイたちに向かって説明を行う。 新しい団員の名前が出た途端、メイたちは直様反応を示す。 敵の情報は、多ければ多い程いい。知れる事は、知れる時に知っておくべきだ。その理念に従い、彼等は常々行動している。 「Ⅻなのに古参なの?」 「ああ、番号は入団順とはあまり関係ないんだ。演目に適当な番号を振って、そこに適切な団員を当て嵌めているだけみたいだから。番号が新しいからと言って、古参とは限らないんだ。」 バブルの問いにヴァイスが分かり易く答えを示す。 彼の話から推測するに、団員たち一人一人に例え番号が振られているからと言って、その番号自体にはあまり意味はなく、古参新参の判断をする材料とはならないらしく。 そのため、団員が手練れかどうかは、サーカスに入った順と、生前の生業を元にした方が測り易いのだろう。 それもその筈。サーカスに入った順が早ければ早い程、団員としての能力を使う事に慣れているであろう事は、メイたちにも容易に想像が可能な話。 又、生前も現在同様に戦闘系の職種についていた人物であれば、その時の経験が十分にいかせているに違いない。団長が団員を選抜する時も、其れ等をある程度は考慮している筈だ。 演目や番号は本当に当てにならないと、メイたちは脳内の思考を瞬時に切り替える。 「そのエリーゼがどうかしたのか?」 「いや、前にハルが懇意にしている団員と、ペアを組んでいるのを見た事があったから。」 ルイチェルが尋ねると、クロエは口に焼き菓子を放り込みながら疾く。 如何やら、新しい紅茶はテーブルの上に並べられている焼き菓子によく合う様だ。いつの間にかテーブル用意されていたミルクのを確認すると、二杯目はミルクで頂こうと考えたのか、イリエナがミルクポットを自身の近くへと引き寄せた。 今、明示された情報を踏まえると、ハルが組んでいた事から、恐らくエリーゼの演目内容は援護や補助系なのだろう。 もしも、次に対面した時にハルがその団員と組んでいれば、ハルの能力が判るかもしれない。エリーゼという団員がどの様な団員か判らないものの、古参であり演目内容が判明していない所を聞くと、当然だが侮れない相手ではある様だ。 しかし、クロエはハルではなくハルと懇意にしていた団員と言っていた。そうなると、当然話は変わってくる。如何やらハル本人とエリーゼがペアを組んでいた、という訳はないらしく。 それに対してメイも問いを重ねる。 「懇意にって、マリスじゃなくて?」 先程の話ぶりからして、マリスとハルが懇意な事はある程度理解できる。 しかし、それ以外の団員の話となると、メイたちには全く想像がつかない事であり。 あの利己主義の塊の様なハルが、懇意にする程の団員とは、どんな人物なのだろうかと、ついつい気になってしまうのも仕方のない話で。 「マリスじゃなかった。お団子四つ頭に付けた奴も、確か新しい団員だった筈。」 「ああ………、あの子ね。」 クロエが又、不可思議な名称の様なものを口にすれば、何故かローズが溜息混じりに肩を落とし、重苦しく頭を抱え込む。どこからどう見ても、先程よりも深刻そうな雰囲気を醸し出して。 それは、目の前にお気に入りの紅茶があるのにも関わらず、全く手を伸ばそうとさえもしない重症振りであり。 それに加え、クロエがその団員の事を口にした途端、あからさまが過ぎる程、ヴァイスとイリエナも動揺の色を見せ始める。 どうやら彼等からしてみると、あまり良い印象は得られていない団員の様だ。 「?どうしたんだ。」 メイは不思議そうに尋ねるが、何故か今迄流暢に話していた全員が揃って口籠ってしまい。 遺憾ながらも、メイたちは彼等からその答えを聞き出すのに、それ相当の時間を要する事となる。 ______________________ 【登場人物紹介】 ●メイ・ローダ(十五歳) …ローダ家現当主兼貴族御用達の葬儀屋。  左目に手製の目隠しの様な物を装備している。  ルイチェル・レイチェルの契約者。  左目と前髪の色を契約の代償として奪われる。  母の死後、父に殺されかけた際、妹が身代わり  となり、天使との契約をし父を殺めた。  奇怪な噂を聞き付け、真実を確かめるべくナイ  トレイ家へと向かったものの、デスを乗っ取っ  ていたハルにより、一度殺されてしまう。  その後、生と死の狭間でネルの力により、奇跡  とも言える蘇りを果たすが、それが理に反する  可能性もあったため、特例で生きたまま冥界へ  と招かれ、家族の惨劇に関わる真実の一部を告  げられる。  現在、自身の家族を悲劇へと陥れた元凶と、何  故自身が、今尚“悪意のサーカス”から命を狙われ  ているのかを探るのと同時に人脈を増やすため、  開け人と幻書の妖精たちの元へと赴き、情報等を  集めている。  ーーー。  ーーのーーーーーーのーーーー。  ーーーーのーーーー。 ●デス・ナイトレイ(十四歳) …ナイトレイ家の双子の兄。  ナイトレイ家の双子のみに現れる能力の一つ、  時間操作能力を有する。  ルネの契約者。  三年前に転落死したため時間を停止し、死の直  前にルネと契約を交わしたものの、その隙を突  かれ蘇生後ハルに身体を乗っ取られてしまう。  しかしメイがナイトレイ家に来訪した際、無事  自身の身体を取り戻し、完全な蘇生を果たす。  メイと同様に理の審議を行うため、バブルと共  に冥界へと招かれ、悪意のサーカスの情報を掴  む。  ーーのーーーーのーー。 ●バブル・ナイトレイ …ナイトレイ家の双子の弟。  ナイトレイ家の双子のみに現れる能力の一つ、  治癒能力を有する。  アルの契約者。  デスの死を覆すために黒魔術に手を出し蘇生さ  せたものの、デスの身体を乗っ取ったハルによ  り、自身の身体を痛めつけられ続ける。  噂を聞き付けたメイがナイトレイ邸を訪ねた際  に、デスが完全な蘇生を果たし、ハルの暴行か  ら解放された。 ⚫︎冥界の門番 ●ルネ …闇の妖精であり、冥界の門番の一人。  デスの契約者。  デスが死ぬ直前に彼と契約を交わし、蘇生後は  彼の傍にいた。現在は冥界の門番としての役割  を再び果たしている。  ーーーーーーーーーのーーー。  ー・ーーーー。 ●アル …光の妖精であり、冥界の門番の一人。  バブルの契約者。  いつ契約したかは、今の所不明。現在は冥界の  門番としての役割を再び果たしている。  ーーのーーーであり、ーーーーーーーーーー。  ーーーーーーがーーーーーーーー。          ⚫︎幻書の妖精と開け人たち ●ローズ …花園の妖精。  ヴァイスを開け人としている。  現在、メイたちと行動を共にしている。  ヴァイスの幼馴染兼恋人。  ーーーのーーーであり、ーーーーーーーーー。 ●ヴァイス・ベル …ローズの開け人。  王国イスタリカの医師の名門、ベル家の当主。  現在、メイたちと行動を共にしている。  ローズの幼馴染兼恋人。  ーーーのーーーであり、ーーーーーーーーー。 ●クロエ …神風の妖精。  イリエナを開け人としている。  現在、メイたちと行動を共にしている。  生前のマリスを知る人物。  ーーのーーーのーーーにより、ーーーーーー。 ●イリエナ・ダグラス …クロナの開け人。  実業家としての顔を持つ。  現在、メイたちと行動を共にしている。  ーーーーの妹であり、デスとバブルの叔母。 ●ココナ …ーーの妖精。  現在、帝国サザンツに滞在中。  ーーー。  ーーーのーーー。 ●レミ …ーーの妖精。  現在、公国ラナドと、王国イスタリカの国境  付近にセピアと共に滞在中。  ー・ーーーーー。 ●セピア …ーーの妖精。  現在、公国ラナドと、王国イスタリカの国境  付近にレミと共に滞在中。  ー・ーーーーー。 ●ネル … 墓場の妖精。  ララを開け人としている。  生と死の狭間を彷徨うメイを蘇らせた張本人。  メディナや冥界の悲願と、自身の願いにメイが  関係していると言うが、現在の所は未だ不明。  ーーのーーーでありーーーーーーーーーーー。 ⚫︎ララ …ネルの開け人。  ーーのーーーであり、ーーーーーーーーー。 ●メディナ …冥界の主。  メイとデスの蘇生に関し、理に関する審議を行  いメイに家族の悲劇に関する情報を提示した。  とある事を冥界と自身の悲願としているが、そ  の真相は未だ明かされていない。  ーーのーーーーーーのーーー。  ーーーーーーーーにーーーー。 ⚫︎天使 ●ルイチェル …光の天使。  メイの契約者。  メイとの契約の折に、左目と前髪の色を代償と  して奪う。  ーーーーーーのーーーーーーーーーーー。 ●レイチェル …闇の天使。  メイの契約者。  メイとの契約の折に、左目と前髪の色を代償と  して奪う。  ーーーーーーのーーーーーーーーーーー。 ⚫︎悪意のサーカス ●団長 …悪魔たちにより構成された、悪意のサーカスの  団長であり、高位の悪魔たちの契約者。  メイの殺害をサーカスの第一目的としているが  その真意は未だ不明。 ●カーチェ …悪意のサーカスⅡ.猛獣使い。  悪意のサーカスの新入り。  現在、エリーゼと行動を共にしている。  ーーのーーーーーーのーーーーーーー。 ●ミア …悪意のサーカスⅢ.空中ブランコ。  ノアの双子の姉。  悪意のサーカスの初期団員の一人。  ーーーーーーーーー。 ●ノア …悪意のサーカスⅣ.空中ブランコ。  ミアの双子の弟。  悪意のサーカスの初期団員の一人。  現在、マリスと行動を共にしている。  ーーーーーーーーー。 ●マリス …悪意のサーカスⅥ.傀儡師。  メイの父親を操り、メイを殺そうと企てた。  ローダ家の悲劇を引き起こした要因の一人。  現在、ノアと行動を共にしている。  生前は裏社会の情報屋を営んでいた。  ーーーのーーーーーーーー。 ●ハル …悪意のサーカスⅦ.手品師。  力を貯めるべく黒魔術により生じた隙を突き、  デスの身体を乗っ取っり一度メイを殺害したも  のの、デスにより身体から追い出される。  ーーーーのーーーーーーーーーーのーーー。  ーーーーーーーーのーーーーーーー。 ●ハンナ …悪意のサーカス??.ーーー。  ーーーーのーーー。 ●エリーゼ …悪意のサーカスⅫ.占い師。  悪意のサーカスの古参団員の一人。  現在、カーチェと行動を共にしている。  ーーーのーーーーーーーーーーー。

読んで頂きありがとうございました。 登場人物紹介にある“ー”部分には、その本数分の文字が当て嵌まります。物語が進んでいくにつれて、閑話同様に適切な文字が埋まっていく予定です。ーの数が同じものもありますが、その点に関する関係性の有無はこの先の話で明かされていきます。 宜しければ、次回も読んで頂けると幸いです。

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