異世界ファンタジー 短編集 連載中
読了目安時間:1時間3分
総エピソード数:2話
異世界の南洋諸島にある小さな島国、アスノーク王国。時に、時空を捻じ曲げる嵐によって彼らの世界と私たちの世界は混ざる。 これはそんな、嵐によってたまたま天から零れ落ちてきたものが、様々な喜びや悲しみをもたらす、不思議な世界のお話。
総エピソード数:2話
投稿日2021/7/16 12:49
投稿日2021/7/16 12:52
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古き語り……昔話を用いて、酔いどれ神使たちと戦う和風ファンタジー。 その日――殺生石は割れ、封印が解かれた。 殺生石伝説。 青年と白狐の大蛇退治の伝説は永い時を経て風化し、やがて九尾の狐を封印する物語へと変貌を遂げていた。 薄れつつある神への信仰によって殺生石の封印さえも風化し、ついに殺生石は割れ、幾百年もの間封印していた邪な神が復活してしまった。 邪な神は十二体の神使を利用し、人々を不安や恐怖によって自らを神として信仰させ、この世全てを支配しようとしていた。 平和な世を築いた神、宇迦之御魂神はこの事態に対し、三体の神使を遣わせた。 しかし三体の神使は失われた信仰により、すべての力を発揮できなくなっており、強い神気を持つ人間の力を借りなくてはならなかった。 「慎太郎、準備は良いな?」 「うん、行こう稲荷!」 神の衣【神羽織】を纏いて、酔いしれた同胞を古き語りで目覚めさせよ。 そして新たな信仰とともに失われた力を取り戻し、邪を払い除け。 たとえ、【カミノイイナリ】と呼ばれようとも。
読了目安時間:1時間24分
作者からの一言コメント
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