歴史/時代 短編 完結済

八頭の賭け勝負

作者からの一言コメント

オロチの兄弟が目覚めました。

読了目安時間:33分

総エピソード数:10話

それは、どなたの御世の頃でございましょうか。 昔々のとある山、風爽やかなる秋の朝、山奥のそのまた奥の、光の差さぬ窖(あなぐら)で、兄弟達が目覚めました。 青緑の鱗に銀の腹、赤く輝く火の瞳、山をも巻ける長い胴、畏れ語られるオロチです。 さて、久方ぶりに起きたるオロチの、朝一番の関心事は、山と村との境に生える、朱く熟した木練り柿でございました。 勝負好きなオロチの兄弟の昔話風ほのぼの童話です。 外来語を使わない縛りで書いたお話で、音読しやすい構成を目指しました。

総エピソード数:10話

作品情報

作品名 八頭の賭け勝負
作者名 ちょろけ
ジャンル 歴史/時代
タグ 民話 童話 和風 ほのぼの ハッピーエンド
セルフレイティング なし
初掲載日 2019年9月25日 21時22分
最終更新日 2019年10月4日 19時16分
完結日 2019年10月4日 19時17分
文字数 16,661文字
読了目安時間 33分
総エピソード数 10話
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