歴史/時代 長編 完結済

【漢文超訳】襄陽守城録―最前線に着任したら敵軍にガチ包囲されたんだが―

作者からの一言コメント

13世紀初頭、南宋。戦い抜いた3ヶ月間。

読了目安時間:6時間23分

総エピソード数:74話

【漢文超訳】襄陽守城録―最前線に着任したら敵軍にガチ包囲されたんだが―の表紙

オレは趙萬年《チョウ・バンネン》。 軍人やってる。 上司が京西南路の襄陽の守備に就くことになった。 いざ赴任してみりゃ、噂どおりマジで最前線だ。 敵軍との和平交渉はアッサリ決裂。 大河のほとりの水上交通の要衝・襄陽で、いたちごっこの籠城戦が始まった。 戦争って、何気に地道な土木工事ばっかだよな。 あと、敵軍から物資をかっぱらってきたりとか。 ―――――――――― 南宋代の開禧二年から三年にかけて、 西暦で言えば一二〇六年から一二〇七年にかけてのこと。 北方から攻め入った金軍が襄陽(湖北省襄陽市)を包囲した。 その際、襄陽で籠城した軍人の一人、趙萬年が記録を残している。 これは正史には載っていない戦場日記。 生の言葉で書かれた原文を活かして、超訳を試みる。 前近代風ファンタジーの戦場シーンを書く際、素材にし得るのではないかと思う。 また、古めかしい言葉遣いを作中に組み入れたいが書き方がよくわからないという場合には、書き下し文が一つの指標になるのでは。 本書の構成: 各章、一ページ目は超訳の本文、二ページ目は句読点付きの原文と書き下し文。 それぞれのページに適宜注釈を付ける。 二ページ目に興味がない場合はスルーしてください。逆に「校正したるわ」というかたは是非ご指導よろしくお願いします。 注意事項: 書き下し方が荒っぽく、文学的にはあまり美しくないと思われる。容赦されたし。 南宋代の(おそらく)軍人の筆なので、時代と身分に起因する「訛り」があり、実用的で率直。原文自体、文学的にはあまり美しくないと思われる。 出典: 維基文庫自由的圖書館『襄陽守城錄』(ウィキソース、オンライン開示) 胡玉縉撰『四庫全書總目提要補正』(中華書局出版、一九六四年)より趙萬年撰「襄陽守城錄」一巻(開禧三年三月) ノベライズ: 『守城のタクティクス』 2019.9.30~10.30 19:00更新

総エピソード数:74話

  • 一.四月。兄貴が襄陽を守ることになった。
  • 投稿日2019/9/30 19:00

  • 投稿日2019/9/30 19:00

  • 二.十一月三日、五日。敵軍は五十万、オレらは頑張っても一万。
  • 投稿日2019/10/1 19:00

  • 投稿日2019/10/1 19:00

  • 三.十一月七日。全兵力を襄陽に集結させたら、ヤバいのもいた。
  • 投稿日2019/10/2 19:00

  • 投稿日2019/10/2 19:00

  • 投稿日2019/10/2 19:00

  • 四.十一月十一日。隣組を作って火事対策をした。
  • 投稿日2019/10/3 19:00

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  • 五.十一月十七日。敵の大将はタコ金のお偉いさんだった。
  • 投稿日2019/10/4 19:00

  • 投稿日2019/10/4 19:00

  • 投稿日2019/10/4 19:00

  • 六.十一月十八日。兄貴は手紙で絶交宣言した。
  • 投稿日2019/10/5 19:00

  • 投稿日2019/10/5 19:00

  • 七.十一月二十二日。ローカルアーミー敢勇軍が結成された。
  • 投稿日2019/10/6 19:00

  • 投稿日2019/10/6 19:00

  • 八.十一月二十四日。ついに本格的に始まった。
  • 投稿日2019/10/7 19:00

  • 投稿日2019/10/7 19:00

  • 九.十一月二十五日到二十七日。敢勇軍がめっちゃ強かった。
  • 投稿日2019/10/8 19:00

  • 投稿日2019/10/8 19:00

  • 十.十一月二十八日、二十九日。全力で妨害してやった。
  • 投稿日2019/10/9 19:00

  • 投稿日2019/10/9 19:00

  • 十一.十二月一日、二日。天使が城にやって来た。
  • 投稿日2019/10/10 19:00

  • 投稿日2019/10/10 19:00

  • 十二.十二月三日、四日。襄陽にタコ金の大軍が襲来した。
  • 投稿日2019/10/11 19:00

  • 投稿日2019/10/11 19:00

  • 十三.十二月五日、六日。勝利の勢いに乗って押しまくった。
  • 投稿日2019/10/12 19:00

  • 投稿日2019/10/12 19:00

  • 十四.十二月七日到十四日。焼き払ったハシゴ車、合計千二百を超えていた。
  • 投稿日2019/10/13 19:00

  • 投稿日2019/10/13 19:00

  • 十五.十二月十五日到十七日。敢勇軍リーダーズが大暴れした。
  • 投稿日2019/10/14 19:00

  • 投稿日2019/10/14 19:00

  • 十六.十二月十八日到二十一日。襄陽に刺客が送り込まれた。
  • 投稿日2019/10/15 19:00

  • 投稿日2019/10/15 19:00

  • 十七.十二月二十二日到二十九日。そしてそのまま年が暮れた。
  • 投稿日2019/10/16 19:00

  • 投稿日2019/10/16 19:00

  • 十八.一月一日到三日。正月早々、ド派手な戦闘が勃発した。
  • 投稿日2019/10/17 19:00

  • 投稿日2019/10/17 19:00

  • 十九.一月四日到五日。激しすぎるバトルはさらに続いた。
  • 投稿日2019/10/18 19:00

  • 投稿日2019/10/18 19:00

  • 二十.一月十六日到二十一日。トレンチを掘るという新展開に至った。
  • 投稿日2019/10/19 19:00

  • 投稿日2019/10/19 19:00

  • 二十一.一月二十三日到二十四日。トレンチ掘削中に襲撃を受けた。
  • 投稿日2019/10/20 19:00

  • 投稿日2019/10/20 19:00

  • 二十二.一月二十七日到三十日。兵法の見本市みたいになってきた。
  • 投稿日2019/10/21 19:00

  • 投稿日2019/10/21 19:00

  • 二十三.二月一日到十日。暗夜、襄陽じゅうの兵士フル動員で激戦した。
  • 投稿日2019/10/22 19:00

  • 投稿日2019/10/22 19:00

  • 投稿日2019/10/22 19:00

  • 二十四.二月十一日到十三日。タコ金のボンボンが投降してきた。
  • 投稿日2019/10/23 19:00

  • 投稿日2019/10/23 19:00

  • 二十五.二月十四日到二十一日。タコ金軍の土木工事を完全に撲滅した。
  • 投稿日2019/10/24 19:00

  • 投稿日2019/10/24 19:00

  • 二十六.二月二十三日到二十五日。漢江北岸で大激戦が繰り広げられた。
  • 投稿日2019/10/25 19:00

  • 投稿日2019/10/25 19:00

  • 二十七.二月二十六日。そろそろ本当に掃討戦になってきた。
  • 投稿日2019/10/26 19:00

  • 投稿日2019/10/26 19:00

  • 二十八.二月二十七日。ついに決着の時が来た!
  • 投稿日2019/10/27 19:00

  • 投稿日2019/10/27 19:00

  • 二十九.我らが兄貴、趙淳という人のこと。
  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 投稿日2019/10/28 19:00

  • 三十.もし籠城することになったら参考にしてください。
  • 投稿日2019/10/29 19:00

  • 投稿日2019/10/29 19:00

  • 投稿日2019/10/29 19:00

  • 投稿日2019/10/29 19:00

  • 編者あとがき
  • 投稿日2019/10/30 19:00

  • 投稿日2019/10/30 19:00

  • 投稿日2019/10/30 19:00

  • 投稿日2019/10/30 19:00

  • 投稿日2019/10/30 19:00

作品情報

作品名 【漢文超訳】襄陽守城録―最前線に着任したら敵軍にガチ包囲されたんだが―
作者名 原著:趙萬年/訳・注釈:馳月基矢
ジャンル 歴史/時代
タグ 漢文 中国 南宋 13世紀 東洋史 戦記 アクション/バトル 中華風 ミリタリー 実録 戦場日記 注釈が長い
セルフレイティング 暴力描写あり
初掲載日 2019年9月30日 19時00分
最終更新日 2019年10月30日 19時00分
完結日 2019年10月30日 19時00分
文字数 191,373文字
読了目安時間 6時間23分
総エピソード数 74話
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