『大革命』を一応は沈静化させたと言うなぞの傭兵、ジョン・アンバー。この項ではなぞの多い彼について少し触れたいと思う。
2038.09.13 ジョン・ヒビキ少尉 記
このレポートを書くうちに一日が経過してしまった。本当は一日でなんとかまとめたかったけれど、書きたいことが山積みで、エピソードの取捨選択もついていない。しかも「僕の文章力で国民はわかってくれるのか?」という懸念もある。この話が無駄となるようならば、けっきょくリ・アメリカの人形はその程度だったと呼べる。おいおい、これでは本国から遠く離れた南の島のホテルに籠もってまで、筆を取った意味がなくなるぞ。
さあ無駄話はやめよう。今回は大革命の真っ最中に、慌てふためく国民を尻目に俊敏な対応を取った民間軍事会社『ブラック・マリーンUS』社とその企業に所属していると言われる「謎の英雄」……『ジョン・アンバー』について語りたい。
大革命が起きてから、国は大混乱となった。国民達は暴力をふるい、あるいはふるわれ。逃げ惑う女子供は身も心も犯された。国中のあちらこちらで暴動が起き、その後は虚無にも似た不気味な静けさが満たした。
僕は幼い頃からこの光景がとても疑問だった。あの演説でバーンズが発した言葉は、ずばり言ってしまえば大したことはない。証拠が薄いし、根拠もない。ただでまかせをくちゃべったと言っても気にするやつはいないだろう。
この大革命の一つの真相については、別項の『SナノとAナノ』についてを参照願いたい。「願いたい」と言ってもかなりショッキングな内容ではあるので、心臓が弱いお年寄りやなにかに影響されやすい思春期の子供は自己責任でお願いする。
その大革命の最中に僕も所属したことがある民間軍事会社『ブラック・マリーンUS』社がいた。旧アメリカ政府は最後のあがきで莫大な投資で賭けに出たのだ。「アメリカを潰すか? 存続させるか?」てね。
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アサシン工房
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アサシン工房
2021年12月25日 23時15分
玉屋ボールショップ
2021年12月26日 21時47分
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玉屋ボールショップ
2021年12月26日 21時47分
中村尚裕
いい感じに不穏ですなぁ(褒)! 背景を知らねば出てこない口調、されど読み手はその背景を知らず――という塩梅が非常にツボです。 この、いい意味での「置いてきぼり」感が深みを醸してなおツボに来ます。 これからも頑張ってください!
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中村尚裕
2020年11月3日 21時36分
玉屋ボールショップ
2020年11月3日 21時42分
いつも応援&PTありがとうございます!最後の一文はわざと無機質なぶつ切りにするよう心がけました! 自分の過去作も合わせて見ると色々な発見があるかも(宣伝) がんばります!
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玉屋ボールショップ
2020年11月3日 21時42分
金椎響
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金椎響
2020年10月31日 23時31分
玉屋ボールショップ
2020年10月31日 23時39分
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玉屋ボールショップ
2020年10月31日 23時39分
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