管理者は今日も悠久を往く

うえ…また説明を入れてしまった… 完全な説明回になってしまいましたね…飛ばしてもらっても大丈夫なようになっておりますので、『設定なんか興味あるかぁ!!』という方は次の6話よりお読みください!

『管理者』は疑われる

()()は何者ですか。見た目通りの少年のはずがない、私でも遠く及ばないその魔導技術。そして魔力量…人ではないでしょう…? 「ああ…バレてしまっては仕方がないですね…僕は……あなたたち人や動植物、そしてこの世界を作った『神』です」 …………… 「言うつもりがないのならいいですよ…無理に聞こうとは思ってません。先ほど言った通り貴方には敵わないんですから…で、貴方の階級は?シラに教えることができると言う事は少なくとも魔術使い以上ではあるのでしょうね?」 まったく信じてもらえなかった…まあそれはそれでいいか、後でなんか言われても「あの時言ったじゃないですか…」って言えるし…それよりも階級か…なんて言おう?まこれも本当のことを言っとけばいいか… 「魔導士…それと原核(オリジン)です」 「っはぁ!?…なんだとッ…!そんなわけがあるか!」 ラドリアさんは相当驚いたようだ…正直こうなる事は想像していたが、まさかここまで驚かれるとは… 「…!んっんん…失礼、取り乱しました……でもそれは、本当なのですかにわかには信じられませんが?」 「の、のう…」 ラドリアさんに証明して見せようかと思ったところでシラが話しかける。 「その…原核(オリジン)とはなんなんじゃ?それに魔導士って…?」 「あ~…わかったシラ、最初の授業だよ…いいかい?よく聞いてね」 まずこの世界にはいくつかのなくてはならないモノがあるんだよ。それを大きく三つに分けると…『魔法』『科学』『それ以外』となるわけ。まあ順番に説明していくと… 『魔法』…魔力と呼ばれるものを使い、様々な現象を起こす。基本的には火を付けたり水を出したりと言った日常的なことから、馬車なんかの乗り物に付与して揺れを軽減したりなんかだね。 便利ではあるが使うには条件や制約(せいやく)などがあるんだ。まあ一番大きいのは素質だけど… 次は『科学』…実際に見たり触れたりできる物質を使って現象を起こす。機械と呼ばれるもので魔法ではできない多数の計算、処理なんかができるが、作っているのは人間なので何時か壊れてしまうよ。 できないことも多いね、技術力が上がればまた話は変わってくるんだけど…また、医学に関しては科学の方がいいよ。軽いかすり傷や骨折程度なら魔法で何とかなるけど、あまりに大きな傷や病気なんかは魔法じゃ直せないからね。 そして最後の『それ以外』…これは本当に色々な物がある。精霊や妖精の使う術、人間ではない種族…エルフやドワーフ、鬼人などが使う術…マイナーだけれどとても強いし魔法や科学なんかじゃできないことが出来る。また、魔科学なんてのもあるよ。 これらにはそれぞれ階級(かいきゅう)のようなものがついているんだ。単純に強さで分けていたり使えるものや技で分けてたりだね。魔法はの呼称で分けられていて… ・魔法使い(まほうつか )魔法師(まほうし)魔術使い(まじゅつつか ) ・オリジナル ・ツインキャスター ・ヘキサキャスター ・魔術師(まじゅつし)魔導士(まどうし) の順だねこれは単純な使える魔法の数や種類で変わってくるよ。 で科学が… ・研究員(けんきゅういん)研究者(けんきゅうしゃ)開発者(かいはつしゃ)解明者(かいめいしゃ)森羅者(しんらしゃ)創造者(そうぞうしゃ) だね。綺麗に分けられているのは科学と魔術だけ、それ以外のは多いから端折るね。でさっきの『原核(オリジン)』って言うのは、魔法と科学その他の技術全てを使える者を言うんだよ。で僕は魔術に関しては最高位、でその他すべての技術も使えますよ~っていうこと。 「なんじゃと…!そんな…お主!!ありえんじゃろ…!」 シラは心底信じられないといった顔で見ている。そんなシラを見てラドリアさんも頷いている。 さっきから僕何も信じてもらえてなくないかな、ここまで疑われ続けると流石の僕も傷つくんだけどなぁ… 「あ~うん。わかったよ、証明すればいいんでしょ?」 さ~て、何を使おう…

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