現代/青春ドラマ 短編 完結済
読了目安時間:23分
総エピソード数:7話
地方から出てきた美大一年生の村木創吉は、郊外の美術館で知り合った壮年の画家から、ボナールなど、印象派以降にパリ画壇で活躍した画家を教えてもらう。ボナールの友人のヴュイヤールに強い興味を抱く。いっぽう、創吉の前に現れた奔放な美女・高階麗に戸惑う。ヴュイヤールの青春時代を自分の立場と重ねながら成長してゆく。ボナール、ヴュイヤールなどの実際の絵画図版とともに20世紀初頭のパリ画壇を味わう。 図版はヴュイヤール(1868~1940)《室内》1893年 油彩 厚紙 37×27㎝ マサチューセッツ州 スミス・カレッジ美術館
総エピソード数:7話
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本作は「わたしの周りの人々」略称「わたまわ」の第26章を切り出しアレンジしたものです。1話目にいままでのエピソード目次(短編ばかり)がありますので参照になさってください。 帰化中国人でKNJ商事副社長のリャオこと金城明生は在東京の新興IT企業ツー・ファー・ランドから中国語通訳の依頼を受けました。大陸からやってくる取引相手とレセプションでの同席を求められた、はずが、いざ東京に到着してみると東京観光案内からレセプションのセッティング一切を「丸投げ」されることに。それでも自分の母国の人々をもてなすのだからと当初にこやかに応対していたのですが、ツー・ファー・ランドの重役と顔を合わせた瞬間、リャオはついにキレました……。 レセプションでの様子(日本語訳付き中国語 小糸味醂さんご教示による0字表現テクを使用しました)にthe Rolling Stones の楽曲を絡ませ、続いてリャオの重役への「倍返し」の模様をお届け。なお中文はネイティブ台湾人の方によるチェック済となっておりますので中国語の勉強にも是非お役立てください。
読了目安時間:11分
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(物理的に)不器用な神様の子とその周囲の人々がわちゃわちゃする、90年代ライトノベル風味の現代ダークファンタジー。 スプラッタや、稀に同性愛表現が含まれます。 ****** 人間の両親と聖獣“朱雀”のミトコンドリア置換で生まれた『試験管ベイビー』の主人公、翔。そんな彼は不器用で、能力の扱いはイマイチ。痛覚が鈍く、しかし痛いのが大好きで、自傷癖持ち。一番の友だちは、百舌鳥の寒太。 ふわふわの薄栗色の髪の毛には太いアホ毛。とても目立つワインレッドの眼は、いつも眠そう。顔付きは可愛くもなければ、男前でもない。 特性だらけのモブ。 成り行きで婚約者となった未来の嫁は魔女らしく、超絶美人な日本×ドイツのハーフ。その嫁の使い魔は、自分が殺してしまった父親。 だが、翔は婚約者がどうも苦手だったりする。 そんな彼らに忍び寄る、他組織の影。 時に爆発を起こし、時に自分を刺したりしながら、家庭内や、自らが所属している組織内でマイペースに成長していく。……のかもしれない。そんな話。 ================ ☆小説家になろうからの転載 ☆週1~2回更新 ☆ブックマーク、感想、スタンプなど頂けると踊って喜びます!(ただし、作者はおぼろ豆腐のようなメンタルの持ち主です) ☆挿し絵も自作 『ウサギ印の暗殺屋~13日の金曜日~』(完結済)の、ちょうど二年前の話(『ウサギ印』の親的なお話)になります。 (連載開始は『ウサギ印』より早かったのです……) キャラ多過ぎ! をコンセプトに書いてるお祭り小説なので、キャラが多いです。
読了目安時間:6時間18分
作者からの一言コメント
現役美大生が印象派以降のパリ画壇を探る