異世界ファンタジー 長編 連載中

魔法薬師と魔王の今日これから

作者からの一言コメント

魔法薬師なりたい女の子のお話

読了目安時間:57分

「魔法が使えないくせに道の真ん中歩かないでちょうだい」 わざと転ばされたソフィアに向かって冷たい言葉が吐かれた。 ソフィアはその言葉に返すこともなく、今しがた割れてしまったフラスコを眺めていた。 誰も手を貸すことなく、その王国の姫は兄である王子と共にソフィアを馬鹿にした。 話を聞いてくれるのは、お付きの子だけ。 寂しい ――なんて、ソフィアは思わない。 食客として王城に住んでいたソフィアは笑顔で言う。 「私がここに居た理由は図書館の本。やっと今日それを読み終えたの。だからね図書館にはもう用がないの」 周りが呆然としているなかで更に続ける。 「私は出て行くけど国王様には謝っておいてね」 そうしてソフィアはクレモデア王国から財宝と一緒にトンズラしたのだった。 ソフィアには昔から夢があった。 それは未だに誰もなった事がない『魔法薬師』になること。 その一歩を歩むために買った家にはボロボロの男が倒れていた。 治療を終えて目が覚めた後に男が言ったのは「僕が恐ろしくないのか?」 実は彼は勇者が倒した魔王であった! だけどソフィアはそんな事を知らずに、魔王に魔法薬師になるために手伝ってほしいと伝える。 「今日これから何をしよう」 魔法薬師になりたいソフィアと、ソフィアに振り回される魔王が様々な困難を乗り越えていくお話です。

前へ

次へ

前へ

次へ

作品情報

作品名 魔法薬師と魔王の今日これから
作者名 緒海ちろ
ジャンル 異世界ファンタジー
タグ 女主人公 HJ大賞2020後期 魔法 魔王 薬師
セルフレイティング なし
初掲載日 2021年1月4日 1時43分
最終投稿日 2021年1月4日 20時37分
完結日 -
文字数 28,431文字
読了目安時間 57分
ブックマーク登録 0件
コメント 0件
スタンプ 1件
ビビッと 0件
応援ポイント 500pt
ノベラポイント 0pt
応援レビュー 0件
誤字報告 フォロワー同士のみ受け付けています

ページの上部へ

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • D’s

    謎が謎を呼ぶ、日本紛争劇

    54,600

    520


    2021年6月21日更新

    2080年、第三次世界大戦終戦。 人類は、自国・自身の利益の為に戦い全てを「無」に戻した。 勝者はおらず、残ったのは荒れ果てた地と朽ち掛けた資源、そして未来のない人類。 生き残った人類は、第二次大戦時に核が投下された国「日本」のみ。 如何なる状態でも、どの国にも援助を行わず他国からは後ろ指を刺されていたが、 各国の情勢が悪化するにつれ、人々は日本という存在を忘れ自国の滅亡の道を歩んだ。 終戦後、生き残り限られた資源の中で生活していた日本であったが、 歴史は悪い方向に繰り返す。 協力し合い、少しでもより良い生活を共に生きようとしていたはずが 一つの事件を元にまた一歩滅亡の道を歩むことになる。 きっかけは関東圏で15歳以下の男女が、毎日100人以上姿を消すという事件が発生した。 理由は不明。犯行手口・時間も不明。 関東圏全域を捜索するも被害者の姿は一人も見つからなかった。 被害者が、2000人を超えたあたりで関東圏統括本部に一つの音声データが届く。 「・・・・・関西圏を・・調べて」 雑音交じりの音声で、部分的に聞き取れない場所もあったが、 今回の事件に関与してる可能性があると判断し、 関東圏統括本部は関西圏統括本部に支援・調査を要請した。 数日調査結果を待ったが連絡がなく、不審に思った関東圏統括本部は調査隊を派遣した。 5日後、1メートル四方の木箱と共に一通の手紙が本部に到着。 手紙の内容は 「本日をもって関西圏統括本部は日本国を独立する」という文面。 届いた木箱をあけると5日前に派遣された調査員達の顔のみの亡骸だった。 関西圏のクーデターにより関東圏は対策チームを立ち上げ制圧を試みる。 準備されていたかのような関西圏の抵抗により、状況は悪化し内戦状態となる。 理由の分からない拉致事件と関西圏の独立、武力の抵抗。長期に渡る内戦。 関東圏は関西鎮圧・原因究明の為に部隊「deleter」を発足し対抗するのであった。

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:2時間8分

    この作品を読む

  • なにぶんわがままなものでして(旧題:わがままでごめんあそばせ)

    わがままだって突き通せば幸福になるのです

    126,400

    330


    2021年6月22日更新

    シシリアは五歳の時にこの世界が前世で読んだ小説の物とそっくりな世界であり、自分はその中に登場する悪役令嬢出ることに気が付いた。 幼い頃から婚約させられる第二王子を異母妹に奪われた挙句に失意に飲まれたまま修道院に移され、そのまま自害するという未来を思い出し、シシリアはそんなこと許されないと決意をする。 そして幸せになるにはどうすればいいか考えた末、第二王子と婚約をしなければいいのだということに思い至り、親に強請って夜会に連れて行ってもらい、婚姻相手を探すことに。 そこで目に入ったのが大叔父であるルツァンドだった。 年の差なんてなんてその、猛烈にアタックをして思わぬ見方をつけて無事に婚約にこぎつけたシシリア。 けれども彼女の本来の目的は婚約ではなく婚姻。 そうして迎えた六歳の誕生日、シシリアはルツァンドと婚姻届けを正式に提出した。 わがまま娘として評判のシシリアは婚姻しても相変わらず自分の意志を押し通し、自分が幸せになる為の努力を惜しまない。 そしてその周囲の人々はそんなシシリアに巻き込まれて人生を変えていく。 優しく厳しく、いっそ残酷なまでに自分の道を歩いていくシシリアの愛は、未来は何処へ向かっているのだろうか。 そしてそんな彼女が選んだ最期とはどういうものなのか。 シシリアの真の願い、そして最期の結末に気が付いている者は、それが羨ましいとうっとりと囁く。 貴族として生まれたシシリアの選ぶ道は難しいものだけれども、だからこそやりがいがあるのだとシシリアは笑う。 死ぬまで永遠に終わらないいたちごっこでも、シシリアは自分の幸せの邪魔をする物を絶対に許さず、邪魔な者は徹底的に排除する。 ※わがままでごめんあそばせの改稿版(「冷たい指先に触れる唇」まではほぼ変わりませんが名前や口調、表現が多少変わります) 以降は別物になります

    読了目安時間:8時間16分

    この作品を読む