「裏の畑には「モンスター果樹園」がある。」(仮) 

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エピソード:11 / 27

第11話 火蟻-ファイアーアント-

  今日は快晴。かなり疲れた。銀の刀を磨くことを忘れないでおこう。 「ケガはないかい?」 「うんー、だいじょーぶー」  昔、魔法も使える戦士だった。今日は、その頃のことを強く思う日でもあった。  なにせ、畑の外にでかい火蟻の大群が迫ってきていた。文字通り、2メートルの大きさの蟻で、生きた炎を身にまとい、近づくものはすべて焼いてしまう。さらには尻にある毒針に刺されると、軽くて蕁麻疹(じんましん)、重症だと死ぬというのだから怖い。    「氷塊の剣」か「銀の刀」、「毒草酒の散布」でしか倒せないもんだから、非常に厄介だ。  私は助っ人を呼んだ。  みな、冒険者(ハンター)だった。現役だった頃がとても懐かしい。  蟻の世界はよく分からない。ただ一つ言えることは、仲間を守るためなら、相手を殺してしまうこと。これは人間と同じだということ。  火蟻の天敵を見つけた。火蟻と黒アリの戦いを見たというべきだろうか。縄張り意識が強いアリたちは、他の種族が縄張りに入ってきたら殺しにかかるようだ。  私は巻き込まれないように「遠目の術」を使って見ていたが、凄まじい戦いであり、最後に残ったのは黒アリであった。  火蟻は2メートル、黒アリは1メートルぐらいの体の大きさである。

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