ホラー 短編 完結済
読了目安時間:13分
総エピソード数:1話
コンビニの深夜シフトに入った若い女性。 その店ではやけに蛾が死んでいる。蛾を掃きだすのがバイトの仕事だ。 バイトを始めてしばらくのち、彼女がシフトに入る深夜帯のコンビニで、自動ドアが勝手に開いて閉まる現象が相次ぐ。 特に害もないため放置を決めた矢先に恐ろしい事が起きる…… (女性一人称視点/ホラー/不条理)
総エピソード数:1話
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2XXX年――地球は保護殻に閉ざされ、配信者たちの観光ダンジョンと化していた。 トレーナーたちはプレイヤーは星間戦争で従属させたメカ娘を送り込み、タイムを、技を競い合って金とする辺境の娯楽。 そこには競技ゆえの様々な規則や規定があり、特に大きなものが重さ……重量である。 「重すぎる、な」 「アタシがデブだっての!?」 しかし、ああ。 融機生命体であるところのメカ娘たちに、生活習慣で減らせる肉などありはしない。 メカ娘の悩みに主は何ができるのか。 苦悩、暴走、明後日の方向に突き進む、あるメカ娘のダイエット狂騒曲。
読了目安時間:5分
かつて辺境の森の奥の村で、村人を全員喰らい殺した人狼がいた。 その人狼は何百年という時を生き、人を喰らい続け、王国中で畏怖される伝説の獣として言い伝えられていた。 だが人狼は、他人の命を奪い、ただ無意味に生き永らえる己の生き方に疑問を抱いていた。 かつて愛していた妻と娘を殺し、自分だけが獣に成り下がりのうのうと生き残っている。 その罪深き過去は、人狼をずっと苦悩と後悔で苛んでいた。 やがて人狼は家族を愛していた事実さえ忘れ去ろうとしていた。 だがそんな折に、自らを生贄だと名乗る少女が現れる。 その娘は王の命令により、己が人狼に喰らわれることを望んでいた。 その娘は言う。「あなたに喰らわれることで私の生きる意味を見出したい」と。 人狼はその不可解な娘の言葉に興味を抱き、そして喰らうことをやめる。 やがて言葉を交わすうちに少女は、かつて人狼が滅ぼした村に行きたいと願うようになった。 人狼と娘は、何もかもを失った血塗られた伝承の村へと向かう。 これは生きる意味を失った怪物と少女が、自らの生きる意味を探す物語。 ※表紙イラストはAIを使用しています。
読了目安時間:20分
「――絶対ナメられてるッ!!!」 世界最高峰のブランドを背負う学生が集う「稜泉学園」、その黑稜キャンパス。 その一人である裏口入学レベルのヤンキー志向お嬢様・ココアは今日も嘆いていた。 自分がほぼ全てにおいてへっぽこであることが気になって仕方なかったのである! だったら自慢できるような実績(ステータス)を作ったら? と周りからのアドバイスを受けて、ココアはある検定資格の勉強を始める。 様々な分野の「死語」を使いこなす「レコンキスタエクスプレサー」への道。 ココアが択んだのは、カッコ良さげな「難漢字」表現。その筆頭である四字熟語の世界を、頼もしい(?)仲間と共に突き進んでいく。 一人の少女のお瑣末な日常。 貧弱ココアは果たして立派なヤンキー、じゃなくて稜泉に相応しい女になれるのか!? ☆ 留意事項 ☆ ・本作世界観やキャラは「SAKΔ」シリーズを踏襲してますが、何も知らなくても雰囲気で楽しめます。 ・本コンテンツは「エブリスタ」との重複投稿となっています。いつかオリジナルHPも作る予定です。
読了目安時間:24時間6分
作者からの一言コメント
そのコンビニでは蛾が死んでいた