現代/その他ファンタジー 長編 連載中
――いきなりの報告で悪いけど、東京は死にました。 2025年、東京。 『記憶の大渦巻(メモリシュトローム)』によって大量の記憶喪失者が生まれた都市には、 記憶喪失者ゆかりの品物を探す無法者『記憶探偵(メモライザー)』が彷徨っている。 『記憶探偵』雅楽川(うたがわ)シキもそのひとりだった。 シキは東京のとあるネットカフェを拠点に仕事をしていたが、その中でひとりの記憶喪失の少女と出会う。 ナユ、と名付けられた記憶喪失の少女はシキに無垢な愛を与え、暴力に染まったシキの心を解きほぐしていく。 しかし、ナユの記憶を調べていくことでその平和な日常は次第にほころびを見せていくのだった。 ――これは記憶喪失の少女ナユと、『記憶探偵』シキの、真実の愛を探す物語。
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投稿日2020/5/23 11:48 文字数681文字
投稿日2020/5/23 11:53 文字数961文字
投稿日2020/5/23 12:01 文字数3,873文字
投稿日2020/5/23 15:36 文字数2,956文字
投稿日2020/5/24 16:48 文字数2,805文字
投稿日2020/5/25 15:00 文字数2,467文字
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2020年12月23日更新
少年が目を開けると、そこは、薄暗く狭い「棺」の中だった。 身体を起こすと、白髪に赤い瞳の少女「テンシ」が隣に座り、にこにこと微笑んでいた。 彼女は言う。 「ここは突然の事故や病気などで、不幸にも命を落とした方が稀に流れ着く先であり、再び転生する為の様々な準備が出来る、死と生の狭間にある世界なんです」と。 悲しい死の後に横たわる狭間の世界で、少年と少女は出会い、新たなる生へ向け、不思議な日々を過ごしていく。
2021年2月26日更新
天才物理学者である普門院亮は、中世ヨーロッパに似た魔獣や魔法が存在するファンタジーな世界へと転生してしまった。 亮はバーデン=バーデン辺境伯の次男フリードリヒとして、懸命に学び、武技や魔法の修練を積んで冒険者としての活動を始める。 パーティーメンバーも次々と集まるが人外娘やら個性的な娘ばかり。クエストをこなすうち、更に人外も含む女性が集まってきて慕われるのだった。 やがてフリードリヒはシュバーベン学園に入学し、前世の妻の転生者であるヴィオランテと衝撃的な出会いをはたす。が彼女は高貴な家柄の姫だった。 ヴィオランテとの結婚をめざし、フリードリヒは早期に昇進を果たすため、軍人の道を選び、軍事学校を卒業するとシュバーベン公国の近衛騎士団への入隊をはたし、第6騎士団長に就任する。 そして、ホーエンシュタウフェン朝の復活や対デンマーク戦争で大活躍し、その軍功を認められホルシュタイン伯へと昇進するとともに、皇帝の命により元ホルシュタイン伯の娘と結婚する。 その後、モゼル公国が地方領主連合国軍に攻め込まれ、これを救出するが、モゼル公はなんとヘルミーネの父だった。フリードリヒは、ヘルミーネと結婚しモゼル公爵の地位を継ぐこととなった。 モゼル公となったフリードリヒは、ロートリンゲンの平定に奔走し、その実効支配に及ぶ。これを踏まえ、皇帝はフリードリヒにロートリンゲン大公位を与えるとともに懸案であったヴィオランテとの結婚を認めるのであった。 引き続きフリードリヒは自由経済圏の拡大などの政策に取り組んでいく (2021/1/14、1/22、1/27、2/18 部門別日間ランキング1位)
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復讐の為に、ベンチャー企業を創業せよ!
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2021年2月26日更新
ベンチャー起業で最強成り上がりざまぁ復讐劇! 異能スキルが誰にでも使えるようになった現代。かつて天才科学者の名をほしいままにしていた、神実樹(カンザネ・イツキ)は、研究不正の冤罪によって学会を追放され、大学を中退に追い込まれて、10年もたつ冴えないアラサーおっさんである。フリーランスのエンジニアとしてうだつの上がらない日々を送っていた。 そんなある日、仕事帰りに謎の金髪美少女JK殺し屋マリリン・クエンティンに命を狙われるはめになる。なんとか撃退したのだが、マリリンがいうには異能力業界最大手のベンチャー企業の創業者社長がイツキの命を狙っているということを知る。身に覚えがないイツキは成り行きでマリリンと組んで、その理由を調査する。明らかになったのは、そのベンチャーが提供する異能力スキル取引マーケットアプリの根幹技術には、かつてイツキが発明したアルゴリズムが使用されており、イツキの知らぬうちに勝手に特許を取られて発明の権利そのものを盗まれていたことを知る。そしてその秘密を守ろうとし、ベンチャー企業の社長の魔の手がイツキに迫る!大切なものすべてを奪われたイツキは復讐を決意する。そのやり方は、同じ業界にベンチャー企業を創設することだった! これは最強のアラサー男の最強成り上がり復讐劇である!ベンチャー・リベンジャー!
2021年2月26日更新
もしウィンクだけで人を殺せる力を手にしたら、貴方はその力、何に使いますか。 誰かを守るため? 自分を守るため? それとも――憎い相手を、殺すため? ☆★☆ 別れたはずの元恋人に殺されかけ、死の間際にあったある一人の少女。 そんな彼女が手に入れたのは、右目を瞑ることで人を殺めてしまう事ができる、wink killerと呼ばれる死神の力だった。 「この力は、大切な人を守るために使う」 少女はそう誓い、大切な者を守るために生きると決めた。 ――はずだった。 ※次回更新は2月26日(金)予定です。 ※小説家になろうにて前編完結済の作品の、リメイク版になります。 ※読者の皆さま、いつも温かいコメントをありがとうございます。 ※素敵な表紙絵は瑞樹くりむ様(@773_cream)に作成していただいたものになります。著作権は瑞樹様にあり、画像は小説表紙として使用許可を頂戴しておりますので、無断使用・無断転載はお控えください。
作者からの一言コメント
記憶を探す探偵の中二×ハードボイルド