Amazonギフトカードが当たる会員登録キャンペーン実施中!詳しくはこちら

世界終焉を防ぐ為に超兵器の転生者はがんばる

読了目安時間:4分

 第五話はじまりです。

第五話 ランカー襲来

 この日、幼年部のみんなで巨獣界の自然保護区への見学に来ていた。  幼年部のみんなと先生達を乗せる小型飛行艇は自然保護区の安全な場所に向かってる。  安全の為に空かない窓から外を見るミカヅチと、その隣にはデイナがいた。  最近、デイナはミカヅチをいじめる事は…少なくなった。  デイナは父親ケンジロウに怒られて、ミカヅチを鍛える事と言っていじめる事は無くなったが…近くに来て凄く睨んではいる事が多くなった。  そして、一言… 「今は、見逃してあげるけど…大きくなってギアの訓練部隊に来たら…」 と、デイナは恨めしい感じて呟いた。  ますます、ミカヅチは16になった後の事に悩みを抱える。  そうして、小型飛行艇は自然保護区の見学ツアーを続ける。  小型飛行艇はエーテルの力で浮き上がる船だ。  この世界の船は全部、エーテルの力で浮かび飛ぶ。  速度は、大型になれば遅く小型は早い。  空飛ぶ潜水艦のような感じだ。  ミカヅチは、自然保護区の着地地点に下りた小型飛行艇から降りて、高い木々の森を見渡す。  この自然保護区にある木々はどれも巨大で、三十メートル越えの巨木ばかりだ。  この世界には、通常の十メートルが限度の自然達がある人界と、このような三十メートル越えの巨木がある巨獣界がある。  その巨獣界には、それに見合う巨大な生物がいる。  幼年部の先生達が子供達を見守りながら高台の巨木に導くと、その巨木の高台から、恐竜のような巨大生物が遠くに見えた。  首長竜のような存在ではない、牛のような外見を持つ恐竜だ。  その巨木の高台は、周囲の巨木の森よりも高いので平原が見える。  その平原に恐竜の牛が数体、そして、巨木の森の中には鼻を伸ばす象のような恐竜がいる。  爬虫類な恐竜ではない、哺乳類が恐竜化している。  テーマパークらしい感じの自然保護区での見学。  ミカヅチが先生に 「ねぇ、先生。あんなに大きな草食獣がいるって事は、それを食べる肉食獣もいるの?」     その質問に先生が頷き 「ええ…いるわよ。ランカーっていう肉食獣がね」  ミカヅチが 「そのランカーっているの?」  先生は首を横に振り 「この当たりにはいないわ。追い出したり、討伐したから」  ミカヅチが 「そのランカーっているとマズいの?」  先生が頷き 「ええ…ここにいる巨大草食獣を食べてくれるなら、いいんだけど…。人界の方へ来る事があるわ。大きな獲物を襲うより、自分より小さいサイズの人界の生き物を襲うって食べる方が楽だから。この人界と巨獣界の境にある険しい山脈を越えて現れるの。その場合は、君のお父さん達、ギア使いが退治してくれるわ」  ミカヅチが 「じゃあ、ここにいるとそのランカーって来ない?」  先生が微笑み 「今日から一週間前の間に、ギア達がこの周辺を警戒してランカーがいないか、確認してくれたから問題ないわ。それに、ここの直ぐ近くにギアの部隊の基地があるから、大丈夫よ」  ミカヅチは「ふ…ん」と納得した。  そうして、この巨獣界の見学が終わり帰る時、デイナがミカヅチの背中を引っ張る。 「なに?」 と、ミカヅチが後ろにいるデイナを見る。  デイナが 「アンタ、アタシと来なさいよ」  ミカヅチが首を傾げて 「どうして?」  デイナが 「アンタのギアがどんなモノか、見てあげる」  ミカヅチが 「僕は…ギア…出せないけど…」  デイナがミカヅチの背中を引っ張り、背中を除いて 「アンタ、背中にギアを召喚できる証がでているんだから、出せるでしょう」  ミカヅチが 「いや、知らないって、その方法を…」  デイナが 「アタシは、知っているのだから…付いて来なさい!」 と、ミカヅチが引っ張られると、ミカヅチが 「先生!!!! デイナちゃんが!!!」  先生を呼ぶ。 「バカ!」とデイナがミカヅチの頭を殴る所に先生が来て 「デイナ…ちゃん…」  デイナがムッとした顔で 「アタシは悪くないもん!」  先生は呆れて 「話は後で聞きます。帰りましょう」  デイナがミカヅチの手を取って 「後で帰ります!」 と、巨獣界の森の中へ走る。  先生が 「はぐれちゃダメ! 危険よ!」  デイナが 「大丈夫です。さっきの高台に戻るだけです!」 と、ミカヅチを引っ張って行く。  デイナがミカヅチを引っ張り、先生が追いかける。  途中、ミカヅチがブレーキして 「いい加減にしてくれ!」  デイナが 「アタシは、アンタの為に!」  地面から震動が伝わる。  ミカヅチが「シー静かに」とデイナに言った所に先生が来て 「デイナちゃん!」  またしても震動が伝わる。  ミカヅチが周囲を見渡す。  草食獣の巨獣の震動ではない。草食獣は四脚で、すり足のように動くので震動がない。震動する歩き方は草食獣ではない。  デイナが黙っているミカヅチを見詰め、先生が 「デイナ」 「先生、静かに」 と、ミカヅチが告げると、先生とデイナの手を取って隠れる事ができる巨木の窪みに入る。  震動が連続する。  そして、隠れて見える所から巨木の間から、巨大な顎を持つ恐竜が出現する。  緑色で爬虫類のような表皮、短い手に二足歩行を可能とした足とバランスを取る為の巨大で長い尻尾、ティラノサウルスの如き肉食の巨獣が出現した。  先生が息を呑み 「ランカー どうして?」  別の場所、近くを警戒をしていたギアの部隊、女性のギア部隊が森にあるランカーの足跡を見つけた。 「そんな、数日前に討伐したばかりなのに」 「本部に知らせないと!」  別の部隊では、ギア・アーサーの操縦主が、巨木達の間を歩く巨大な足跡を見た。  ギアは全長十五メートルが標準だ。  そのギアの足より大きい。 「なんて事…これは…ドラゴソの…」

ランカー襲来、それに怯えるデイナと先生、ミカヅチは事態を打開する為に 次回、ギア戦闘

コメント

コメント投稿

スタンプ投稿


このエピソードには、
まだコメントがありません。

同じジャンルの新着・更新作品

もっと見る

  • 世話焼き神様と社畜の恩返し。

    これからも、ずっと、一緒ですからね

    11,100

    0


    2021年7月30日更新

    修学旅行と言えば一回ぐらいは経験があると思う なぜか売ってあるドラゴンが巻き付いた短剣のストラップ 俺はそれ・・・ではなく、その隣にあった健康長寿のドラゴンの置物をじいちゃんのお土産として購入した それから数年後 当時中学生だった俺「巽夏彦」も立派な真っ黒社畜 今はだいぶ落ち着いたが・・・会社に泊まる時だって少なくはない 「もう辞めたい」と思いながら仕事をこなす中、俺に届いたのはじいちゃんこと「巽龍之介」の訃報だった 流石に慶弔関連の休暇ぐらいはきちんと取らせてくれる 俺はじいちゃんの葬式と遺品の整理をしに、田舎へと戻っていったのだ そんな中、爺ちゃんの介護をしていた寅江さんより、俺は中学時代の修学旅行で購入した健康長寿のドラゴンの置物を預かった じいちゃんが大事にしてくれていたようで、それは昨日買ってきたかと思うぐらい綺麗なまま だからだろうか 例え、百年間大事にしていなくても 例え、職人の手ではなく、機械で作られた量産品であっても 「大事にされていた」という事実だけで「この子」はこの置物についてくれたのだろうか 拝啓、じいちゃん 貴方が旅立ってから一週間が経ちました 俺は、じいちゃんが大事にしてくれていたドラゴンの置物の付喪神を名乗る「りんどう」と共に暮らしています (小説家になろうにも、同一のものを投稿しています。なろうでは一月末に完結済) (サブタイに「+」表記がある分はそれ以降に追加した回となります)

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり
    • 性的表現あり

    読了目安時間:13時間57分

    この作品を読む

  • SSC【スペース・セキュリティ・カンパニー】-ホーリークレイドル-

    成長ありの能力バトルファンタジーです!

    700

    0


    2021年7月30日更新

    超能力の制御を目的とした学校の集まる人工島、ラグーンシティ。 そこで能力者である主人公、成神雷人(なるかみらいと)は生徒会の手伝いで不良を追い出すために立ち入り禁止の区画を訪れる。 突如として現れる巨大なロボット。突きつけられる銃口。 絶体絶命のピンチを救ったのは、魔法使いのようなローブを纏った少女だった!? SSC(宇宙に存在する何でも屋のような警備会社)の仲間達との日常や迫りくる異星人、学生との戦い。 時に様々な惑星で起きる事件に首を突っ込み、陰謀を打ち砕いて行く。 そんなバトル多めの能力バトルファンタジーです。 設定には粗があると思いますが、出来るだけ書くようにしたいと思います。 ※本作はなろう、カクヨムからの転載となります。 毎日更新ですが、最新話に追い付き次第、週二話、月曜、木陽の更新となる予定です! よろしくお願いします!

    • 残酷描写あり
    • 暴力描写あり

    読了目安時間:4時間0分

    この作品を読む

読者のおすすめ作品

もっと見る

  • 異世界転移して元の世界に帰れないのでここで生活を始めます

    少年レンは空の大地に!冒険生活の旅にでる

    957,100

    170,089


    2021年7月28日更新

    ある日突然、アズマ=レンは異世界に転移すると、少女セレナに鍵を探して欲しいと伝えられる、転移した者は元の世界に戻ることは出来ない。レンは帰る気が無かったので異世界で生活する事にした! スライムのレム、メイドのミュウ、ギルドマスターのセレナと共にギルド結成!! レンはレベルアップして召喚石で召喚獣のライとアンジュをサモン!二人がスキルで人の姿に変身!? レン達は様々な大陸や時にだれもいったことがない未開の地に足を踏み入れる! 第3章アースクラウドを舞台に風と雲ともう一つの地上を冒険! この広い異世界で生活しながら冒険の旅に向かう! 感想やポイントなどもらえると小説の励みになります!

    読了目安時間:15時間49分

    この作品を読む

  • 蒼空世界のメカ娘~レミエと神とあの空の話

    生意気最強メカ娘と往く空中都市の冒険譚

    846,161

    3,723


    2021年7月25日更新

    機械の四肢で空を駆けるメカ娘『奉姫』が人を支える空中世界『カエルム』 空の底、野盗に捕えられた奉姫商社の一人娘『アリエム・レイラプス』を助けたのは奇妙なAIと奉姫のコンビだった。 『奉姫の神』を名乗るタブレット、カミ。 『第一世代』と呼ばれた戦艦級パワーの奉姫、レミエ。 陰謀により肉体を失ったというカミに『今』を案内する契約から、アリエムの冒険が始まる。 カエルムと奉姫のルーツ、第一世代の奉姫とは? 欲する心が世界の秘密を露わにする、蒼空世界の冒険譚。 ・強いて言えばSFですが、頭にハードはつきません。むしろSF(スカイファンタジー) ・メカ娘を率いて進む冒険バトル、合間に日常もの。味方はチート、敵も大概チート。基本は相性、機転の勝負。 ・基本まったり進行ですが、味方の犠牲も出る時は出ます ・手足武装はよく飛びますが、大体メカ娘だ。メカバレで問題ない。 ※2020.3.14 たのの様(https://twitter.com/tanonosan)に表紙およびキャラクターデザインを依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます ※2020.8.19 takaegusanta様(https://twitter.com/tkegsanta)にメカニックデザイン(小型飛空艇)を依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます

    • 暴力描写あり

    読了目安時間:22時間15分

    この作品を読む