歴史/時代 長編 連載中
「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。衆目駭然として敢えて正視する者なし、これ我が東行高杉君に非ずや」 明治四十二(一九〇九)年、伊藤博文はこの一文で始まる高杉晋作の碑文を、遂に完成させることに成功した。 晋作のかつての同志である井上馨や山縣有朋、そして伊藤博文等が晋作の碑文の作成をすることを決意してから、まる二年の月日が流れていた。 碑文完成の報を聞きつけ、喜びのあまり伊藤の元に駆けつけた井上馨が碑文を全て読み終えると、長年の疑問であった晋作と伊藤の出会いについて尋ねて…… この小説は二十九歳の若さでこの世を去った高杉晋作の短くも濃い人生にスポットライトを当てつつも、久坂玄瑞や吉田松陰、桂小五郎、伊藤博文、吉田稔麿などの長州の志士達、さらには近藤勇や土方歳三といった幕府方の人物の活躍にもスポットをあてた群像劇です!
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投稿日2020/3/22 19:48 文字数1,084文字
投稿日2020/3/22 19:50 文字数464文字
投稿日2020/3/22 19:51 文字数894文字
投稿日2020/3/22 19:53 文字数2,045文字
投稿日2020/3/22 19:55 文字数1,549文字
投稿日2020/3/22 19:56 文字数3,145文字
投稿日2020/3/23 21:00 文字数2,608文字
投稿日2020/8/30 20:00 文字数1,327文字
投稿日2020/8/31 21:00 文字数1,328文字
投稿日2020/9/1 21:00 文字数1,090文字
投稿日2020/9/2 21:00 文字数1,499文字
投稿日2020/9/3 21:00 文字数2,470文字
投稿日2020/9/4 21:00 文字数1,054文字
投稿日2020/9/5 21:00 文字数1,002文字
投稿日2020/9/6 21:00 文字数1,067文字
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2021年1月24日更新
機械の四肢で空を駆けるメカ娘『奉姫』が人を支える空中世界『カエルム』 空の底、野盗に捕えられた奉姫商社の一人娘『アリエム・レイラプス』を助けたのは奇妙なAIと奉姫のコンビだった。 『奉姫の神』を名乗るタブレット、カミ。 『第一世代』と呼ばれた戦艦級パワーの奉姫、レミエ。 陰謀により肉体を失ったというカミに『今』を案内する契約から、アリエムの冒険が始まる。 カエルムと奉姫のルーツ、第一世代の奉姫とは? 欲する心が世界の秘密を露わにする、蒼空世界の冒険譚。 ・強いて言えばSFですが、頭にハードはつきません。むしろSF(スカイファンタジー) ・メカ娘を率いて進む冒険バトル、合間に日常もの。味方はチート、敵も大概チート。基本は相性、機転の勝負。 ・基本まったり進行ですが、味方の犠牲も出る時は出ます ・手足武装はよく飛びますが、大体メカ娘だ。メカバレで問題ない。 ※2020.3.14 たのの様(https://twitter.com/tanonosan)に表紙およびキャラクターデザインを依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます ※2020.8.19 takaegusanta様(https://twitter.com/tkegsanta)にメカニックデザイン(小型飛空艇)を依頼・作成いただきました。この場を借りて感謝申し上げます
2021年1月23日更新
峻険な山々と荒海に囲まれた永世中立国モノリス。 それは五世紀も昔のことだ。 とある著名な魔術師が突如として訪れ、数々の奇跡とともに一つの予言を残し去っていった。 ~この国は、五百年後に滅ぶ~ 偉大な魔術師の残した予言に人々は畏怖した。だが長い歳月によって予言は風化し、いつの間にか忘れ去られていく。 その日が迫るにつれ大陸全土を巻き込む不穏な事態が相次ぎ、人々はかの予言を思い出した。そして気づいたのだ。その日がすぐそこまで迫っていることに。 亡国の予言、呪いと言い換えてもよいそれに対抗するため、国王直属部隊として魔術特務師団が急遽編成された。 とある事変を解決した功績が考慮され、若き英雄ヴィンス・アスカムは特務准将という破格の階級とともに師団長に任ぜられたのだった。 深紅の装束は英雄の称号を叙せられた彼だけに着用が許されている。その勇猛さと華麗さから、時に畏敬を込めて、時に嫉妬を秘めて、人々からクリムゾンナイトと呼ばれていた。 さまざまな思惑が渦巻く中、クリムゾンナイトは今日も街を駆け巡る…… ※毎週土曜日13:30更新予定です。HJ 小説大賞応募作です。
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2021年1月25日更新
第一幕 皇紀2127年、帝国暦に直しては77年。上御霊の戦いから始まった応仁の乱により嘉吉の乱からひび割れを見せ始めた室町幕府はついに決壊した。戦いは十一年は続き、諸将が疲れ果てた末に自然消滅したそれは日本の秩序をガタガタに崩壊させた。が、その秩序は早い段階に於いて応急処置とでもいうべき治療を受けて復旧することになる。 垣屋続成。奇しくも応仁の乱より十五年たった後に生誕した彼はある記憶をも兼ね備えていた。……十数代は枝分かれした後の、ある子孫の記憶である。 これは、ある逆浦転生者が図らずも天下統一に乗り出し、成功してしまい、そして海外に乗り出すまでの物語である。 第二幕 明応五年、皇紀に直しては2152年、垣屋続成は早くも四海を統一した。応仁の乱よりおよそ15年も経っていないそれは良く言えば傷口の早期治療、悪く言えば現状の追認に近かった。 だが、続成の発想はひと味違った。なんと、四海統一祝賀会の場に於いて天下切り取り勝手の号令を発布。これが何を意味するのかは諸説あるが、続成の存念はより多くの日本人町を海外に作り、日系人の地位向上並びに日本語の世界共通語化といったあたりにあった。無論、本人は富良東大陸への遠征準備を整え、大陸の皇帝になる予定であったが如何せん彼は若すぎた。嫡子すらまだできていない。 ひとまずは四海の安定と内治に励む必要があり、諸侯に於いてもせっかく沈静化した火の手を消すのに手一杯といったところであった。 ※尚、あらすじは開発中のものです、内容とは大きく異ならないとは思いますが。※ ※※現在、第五部以降は改稿を予定しております、展開が変わるわけではないのでご安心ください。※※ ※※※吾まだ死せず、軍艦大和の栄光の強化のため2月一杯まではたまに予告なく連載を停止することがあります、ご了承下さい。※※※
作者からの一言コメント
幕末長州の群像劇、始動!