wink killer もし、ウィンクで人を殺せたら――。

読了目安時間:10分

エピソード:59 / 87

第五十五話 すべては、数百年前から続く予定調和の元に。

 同日夜、未玖の部屋にて。  風呂から上がった部屋の主はミニテーブルを広げ、パジャマのポケットから取り出したそれを上に乗せた。  「やっぱり疲れた日は()()だよね」  「まるで仕事終わりのOLのような台詞だな」  部屋の中央に木目調のローテーブルが一つ。ベージュの絨毯の上に腰掛け、彼女は「これが無いとやってらんないよ」などと供述しながら手慣れた手つきでラベルを剥がしていった。「深夜のプリン」と書かれた透明なラベルが机の上に置かれ、瓶蓋に手が掛けられる。  俺はローテーブルを挟んで彼女の反対側に座った。  透明な瓶を彩るのは艶やかなカスタードクリームと焦がしカラメルの二層仕立て。蓋を開けるとほんのりと甘い香りが広がり、彼女は満面の笑みを浮かべた。  付属のプラスチック製スプーンでクリーム部分を一口掬う。ふるりと揺れ動くカスタードを口に運んだ瞬間、幸せの絶頂を迎えたのだろうか、彼女は表情を蕩けさせた。一体どれだけ美味しければそんな表情になるのだろう。俺は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。  「なあ、未玖。それ、そんなに美味しいの?」  「ふふん。欲しいなら特別にあげても良くてよ」  「べ、別に? ほんのちょっとだけ気になっただけだし」  「あはは。素直じゃないんだから」  彼女が人を小馬鹿にしたように笑うので、俺はふいと視線を逸らした。  視線の先に映る家具を眺める。薄桃色の箪笥(たんす)の上には整頓されたパステルカラーのマニキュアが並ぶ。白壁には友人とふざけ合っている写真が飾ってあり、学習机の上にはロゴの入った学生鞄がしなだれていた。  死神の俺が存在しているのが異質な程、この部屋は平凡な女子高生の部屋だった。  「まったく。君は俺のことを何だと思ってるんだ?」  「子犬……」  即答!  「ハア。いいか? 俺は死神で君は人間なんだ。それに俺は君より年上だし、少しは畏敬の念をだな……」  「はい、あーん」  「えあ?」  振り向けば、目と鼻の先程の至近距離にスプーン。  嫌な予感がした頃には既に遅く――方向感覚皆無の彼女が操作するスプーンとその上に乗ったプリンは、そのまま勢いよく俺の頬に直撃した。  沈黙。  「ふぅん。下界ではこうやって食べ物をシェアするのか。ふぅん……」  「ごめんなさい。もうしません」  目を細めて溜息を一つ。左頬に付着した「洋菓子だったもの」を指で拭い、俺は渋々人差し指に乗った甘いそれを舐めてみた。  生温くなってはしまったが、濃厚な味わいが広がっていく。  (まあ、未玖が元気そうだから許してやるか)  不器用な彼女なりの心遣いだったのだろう。  ミニテーブルの向こう側で分かりやすく項垂れる彼女を眺めていると何だか可笑しくて、俺はそんな彼女を励ましてやることにした。  「今日の君の演技、ちゃんと観てたぞ。観客席側からな」  「保護者かな」  「それにしても凄いな。未玖は」  「ふえ……?」  「あの抑揚のない()()()()()()()。あんなに短い台詞なのに()()()()()()()()シュールな笑いのセンス。誇らしく思っていいぞ、未玖」  「…………」  「あの瞬間、俺は才能だと思った」  「心が抉られるから止めてください……」 ―――――――――――――――――――――――――――――― 第五十五話 すべては、数百年前から続く予定調和の元に。 ――――――――――――――――――――――――――――――  シックな黒い掛け時計は相も変わらぬ速度で時を刻んでいく。  深夜のプリンを食べ進める未玖を眺めながら、俺は先程の言葉を思い出した。  帰り道、彼女は劇中で起こった出来事について俺に告げた。  突如彼女の身に訪れた異変。尋常でない程鮮明な記憶が蘇ったその現象について。  (記憶力、か)  所謂”始まりの死神”と呼ばれる彼女は、天性の記憶力を持っていたという。  未玖の言う例の死神が件の彼女のことを指すのであれば、あるいは。先日の荒唐無稽な仮説が真実味を増していく。  「なあ。未玖」  「うん、何?」  「君のその記憶力には、理由があるかもしれない」  瓶の底にこびりついたプリンをかき集めていた彼女は手を止めた。  「本当に?」未玖はこちらにチラリと視線を向け、俺に続きを促す。  「高い精神エネルギーを持つ人間は、能力や潜在的な感覚を有している場合があるんだ」    かき集めた最後の一口を運ぶ。  多少思案を巡らせた後、彼女はパジャマの左ポケットから二個目のプリンを取り出し、徐に瓶蓋を開封した。  「ずっと疑問なんだけど、その“精神エネルギー”って一体何なの?」  今、何時だと思ってるんだろう――素朴な疑問は一度脇に置きつつ、俺は彼女の疑問に答えることにした。  「精神エネルギーっていうのは、人の魂が本来持っているエネルギーのことだよ」  「ええ。それって、私にもあるの?」  「勿論あるぞ。とはいえ、人間が知覚するのは難しいけどな」  ふーん。と唇を尖らせながら、彼女は小瓶のカスタードプリンを掬った。「深夜のプリン」を文字通り深夜に口に運ぶ女子高生は、「それと今日の私のファインプレーとに何か関係があるの?」と小首を傾げた。自分でファインプレーと言っているあたり相当調子に乗っていることが窺える。  「精神エネルギーの源は人の思念なんだ。だからえっと、そうだ。その源は幾つもの情報データが累積する形で形成されていく。つまり、記憶に近い性質を持つ」  「ねえミタ、そのカンニングペーパー何?」  「う、うるさい! 俺は何も見てないぞ!」  咄嗟に手帳を彼女の死角に隠してから、俺は話を続けた。  「とにかく。死を迎えて天界に渡った魂は精神エネルギーを消費する。再び下界に渡り来世を迎える魂はエネルギーを多く消費する。正確には、その源ごとほぼ失い累積がリセットされる」  「ごめんなさい。さっぱり解りません」  「生まれ変わった人間に前世の記憶はないだろ?」  彼女は「確かに」と目をぱちくりさせながら、額に手をあてて唸った。  「うーん。解ったような解らないような」  ひとしきり思考を巡らせた後、思考を放棄した未玖は「難し過ぎるよ!」と頬を膨らませた。咥えたままのスプーンがぴょこぴょこと上下に動いている。  (折角説明したのに……)  俺はガクリと項垂れてから、再び言葉を続けた。幾分か先程より声の調子が下がり気味になってしまう。  「簡単に言うと、再び下界に渡る魂は生まれ変わりの時に何もかもリセットされるってことだよ」  「リセット……」  「ただし、例外がある」  これが最初の話に繋がるんだよ。俺は口の端を持ち上げ、再び声のトーンを上げた。  「高い精神エネルギーを持つ魂は、エネルギーを身体の中に僅かに残したまま、生まれ変わった後に前世由来の能力や潜在的な感覚を獲得する場合があるんだ」  「前世の……」  「つまり、完全にリセットされない人間がいるってことだよ。例えば、下界の人間には見えるはずのないものが見える、とかな。そういう特殊な能力を持った人間もごく稀に存在する」  あの時感じた圧力(プレッシャー)は、「彼女」の膨大な精神エネルギーから由来したものだとしたら。  「彼女」がまだこの世に存在するという仮説を肯定することで、パズルのピースが繋がっていく。繋がってしまう。  「所謂“始まりの死神”と呼ばれる彼女は、天性の記憶力を持っていた」  精神エネルギーの源は人の思念。  それは幾つもの情報が累積する形で形成されていく。  かつて天界で処刑された「彼女」の思念がまだこの下界に在るならば、現在に至るまで既に数十年、否、数百年は経過しているはずだ。  その間に累積した思念は一体、どれ程になるのだろうか。  「じゃあ、あの時の記憶力は、前世の……」  二つ目のプリンを食べ終えた彼女は空の瓶にスプーンを入れた。カラン、と瓶の音が鳴る。  目線を上に移すと、窓の外の景色が映った。  もうじき冬へと移り変わる深夜の寒空。黒々とした世界の片隅に、欠けた月が浮かんでいた。次第に黒灰色の雲が白い光を覆い隠していく。  「そっか。前世の私、か」  彼女は俯いたままパジャマの袖をギュッと握りしめた。  「今日、永美に聞かれたんだ。『あなたは本当に未玖なの』って」  「…………」  「きっと私が永美の事を傷つけたから」  「…………」  「あのね、ミタ。私、昨日学校帰りに永美と話をしたの」  昨晩、大罪人の気配を追うために出掛けていた俺が未玖の部屋に戻った時、彼女の様子はどこかぎこちなかった。  俺の所為だと思っていた。けれど、本当は――  「永美はもしかしたら、気付いているかもしれない」  「未玖……」  「私が、その。人を……殺したこと」  厚手の袖を握り締める掌が震えていた。  彼女の言葉は弱々しく、後半は酷く掠れていた。  「なあ、未玖。その、もしそうだとしたら、君はどうするつもりなんだ?」  「どうするって」  焦げ茶色の瞳が小刻みに揺れていた。  眉尻を下げ、唇を噛み締めながら、彼女は言葉にならない声を漏らした。  「……済まない、忘れてくれ」  聞いてはいけないことを聞いてしまった気がして、俺は申し訳なくなって視線を落とした。  食べ終えた二つの瓶から、ほんのりと甘い香りが漂う。透明な小瓶に入れられたスプーンが視界に入り、ふと先程の出来事が脳裏を過ぎる。プリンの直撃した左頬に手を伸ばせば、不器用な彼女の優しさを思い出した。  優しい彼女に、友人を殺すか殺さないかの二択を迫るだなんて。  (全部俺の所為、だよな)  下界で時を過ごせば過ごす程、少しずつ「人間」の感覚に近付いていく。  俺は「人間」とは違う。下界で人間として生きてきた頃の記憶を封印された、罪深い魂だというのに。  いつから「人間」と同じように、胸が締めつけられるような痛みを感じるようになってしまったのだろう。  「なあ。君に力を奪われたって言っただろ」  「…………」  「済まない。あれは、嘘なんだ」  その瞬間、俺を見つめる茶色の瞳がピタリと動きを止めた。  ゆっくりと深い呼吸を一つ。  ようやく懺悔の覚悟を決めた俺は、彼女に真実を告げた。  「あの日、この力を君に与えたのは俺だ。君を人殺しにしてしまったのは、俺なんだ」  ()()()人間の魂を転送するのは大罪にあたるから。  俺は自分の代わりに彼女に十字架を背負わせてしまった。  「済まなかった。君という人間に背負いきれないと分かっていながら」  「ミタ……が、どうして」  「人間のことなんてどうでもいいと思っていた。けどあの日、俺は、何故か君を守らなければならないと思ったんだ。見も知らないはずの君の事を」  《何故かお前の事を守らなければならないと思った》  《お前の事など、知らないはずなのに》  ――え?  一瞬、有りもしないはずの光景が脳裏を過ぎる。  誰かの部屋。今日と同じような月の夜空が窓から覗く。その傍には髪の長い死神の姿があった。  それは確かに見覚えのある姿で、  聞き覚えのある声で、  けれど()()()()は――。  「どういう事だ……?」  嫌な汗が背中を伝う。  いつか同じ台詞を()()()()に言われたような気がしたから。  《きっと貴方に眠る力が貴方を導いてくれることでしょう》《だからどうか、ご無事で》  《世界を司るその力の名は――》  ()()()()が天界の牢獄を抜け出したあの日、女神様は俺にそう告げた。  クソ。分からない。分からないことだらけだ。  「そもそも奴は何の目的で下界に逃げて来たんだ……?」  ぼやけていく視界。  どこか遠くの方で未玖の声が響いている。  砂嵐の音。曖昧な境界線。やがて少しずつ懐かしい声が蘇っていく。  《私のこと、好きって言ってくれてありがとう》  また、君か。君は一体誰な――  《私達は繰り返しているんだ、■■》  歯車がカチリと噛み合う音がした。  同時に、幾重にも折り重なった言葉の波が押し寄せ、思考を圧し潰していく。  ――人畜無害なフリをして  本当は人殺しの極悪人だなんて  ――証拠も残さずにどうやって  お前は大切な人を殺した  ――どうか俺のことを殺してくれ。俺に罪を与えた、お前の力で  そうか、つまり。  つまり俺は。()()は――  その思考を最後に、俺の意識は途絶えた。   ☆★☆  一つ。この力を手にした者は呪われる。  一つ。この力を手にした者は繰り返す。  一つ。この力を手にした者は大切な者を喪う。  すべては、数百年前から続く予定調和の元に。

今週もお越しくださり誠にありがとうございます。 次回は来週、10月17日(日)投稿予定です。

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  • 女魔法使い

    seokunchi

    ♡1,000pt 2021年12月24日 19時57分

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    見事なお点前で

    seokunchi

    2021年12月24日 19時57分

    女魔法使い
  • キューコ(デンドロ)

    優月 朔風

    2021年12月25日 1時09分

    おお……嬉しいです! ありがとうございます!!

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    優月 朔風

    2021年12月25日 1時09分

    キューコ(デンドロ)
  • ひよこランチャー

    武藤勇城

    ♡1,000pt 2021年11月4日 5時30分

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    にゃかにゃか良い

    武藤勇城

    2021年11月4日 5時30分

    ひよこランチャー
  • キューコ(デンドロ)

    優月 朔風

    2021年11月4日 9時04分

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    ありがとうございます!

    優月 朔風

    2021年11月4日 9時04分

    キューコ(デンドロ)
  • くのいち

    希乃

    ♡1,000pt 2021年10月11日 20時43分

    うおおおぉぉ!ゆづさん、文章力がすごいです!ミタ視点だから余計にグッときました!歯車がハマっていく感じがたまらないですね!何気ない日常を過ごしてる未玖とミタが可愛かったです。ミタが横向いてるのに「あーん」する未玖も面白かったです笑 続きも楽しみにしてます!頑張ってください!

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    希乃

    2021年10月11日 20時43分

    くのいち
  • キューコ(デンドロ)

    優月 朔風

    2021年10月11日 21時37分

    文章をお褒めいただき感謝です……! 実は、後半はミタの混乱する思考世界に引き込みたくて、敢えて描写を削って改行を増やしてみたり。。! 横向いてるのに「あーん」しちゃダメですよね(*´˘`*)笑 いつもお言葉励みになるので、本当に頑張れます! ありがとうございます✨

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    優月 朔風

    2021年10月11日 21時37分

    キューコ(デンドロ)
  • ノベラひよこ

    徒人

    ビビッと ♡1,000pt 2021年10月10日 22時09分

    《嫌な予感がした頃には既に遅く――方向感覚皆無の彼女が操作するスプーンとその上に乗ったプリンは、そのまま勢いよく俺の頬に直撃した。》にビビッとしました!

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    徒人

    2021年10月10日 22時09分

    ノベラひよこ
  • キューコ(デンドロ)

    優月 朔風

    2021年10月11日 0時14分

    徒人さん、ビビっとありがとうございます✨ 第二章のネタをもう一度使ってしまいました。普通横向いてる時に「あーん」しないですよね、、今日も彼の苦労は絶えない笑

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    優月 朔風

    2021年10月11日 0時14分

    キューコ(デンドロ)
  • ウルスラ

    白井銀歌

    ♡500pt 2021年11月20日 22時41分

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    これは興味深い

    白井銀歌

    2021年11月20日 22時41分

    ウルスラ
  • キューコ(デンドロ)

    優月 朔風

    2021年11月21日 1時37分

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    ゆっくりしていってね!

    優月 朔風

    2021年11月21日 1時37分

    キューコ(デンドロ)

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