魔道具鑑定士レティの解説

読了目安時間:2分

エピソード:7 / 14

第七話~第九話解説

【第七話】 冒険者の酒場は定番ですよね。 果実水は果汁にハチミツを加えて水で割った感じです。果物が手に入りにくい場所では果汁の替わりに果実酒薄めたものが出されます。この街は辺境に近く、果実は近隣で手に入り辛く高価なので果実酒を薄めたものが出されたと思われます。 ここでレティの追放された理由を明かす回を入れようかなと思いました。別に身の上話を普通に話せばよいのですが、酔ってベラベラ喋らせる方が包み隠さず言いそうだなと思ってお酒を入れました。帝国には飲酒年齢の法律とかは無いです。 この話を書いている時点ではレティは家族との間に溝があり、冷たくされているという設定で考えていました。 いつでも話を切れるように下戸ということにしました。レティ「ゲロゲロ」シオリ「キャア―!?浄化!浄化!」というパターンが面白いと思ったので、つい定番化させてしまいました(笑) 【第八話】 書いていて「そういえばレティは囚人服のままだ!」と気付き、慌てて服を買う場面を入れました。 アンのカタナは私の趣味です(笑) アンのキャラの元ネタとなった某MMORPGの自キャラも、苦労の末憧れのカタナを手に入れたという事があったので愛刀ということにしました。 河の船に乗っている時に見えた浮遊大陸的なものは「後に出せるといいなあ」と未来の自分へ丸投げしています(苦笑) もし浮遊大陸の冒険を読みたいという方が居られれば作者に「浮遊大陸気になるなあ(チラチラ」と感想頂けるとその気になる……かもしれません。 【第九話】 「船旅ですんなり着くわけないよね」という作者の企みで船が破損して資金不足になり、クエストで地下迷宮探索になるという……。 古代遺跡ということでレティの出番を作って成長させて行きたいなあと思い、古代の力で天候を操る施設が暴走しているという、この「岬の地下迷宮」を思いつきました。 ディロンの精霊魔術「鬼火(ウィルオウィスプ)」は火と付いていますが強い静電気の塊のような精霊です。冒険には便利なので精霊魔術の中では最多の登場回数かもしれません。 地下迷宮の港の様な施設は恐らく古代で施設のメンテナンス用に作られたものです。

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