文芸/純文学 短編集 完結済
読了目安時間:9分
総エピソード数:2話
明治から昭和辺りをイメージした物語。
総エピソード数:2話
投稿日2020/9/1 17:00
投稿日2020/9/1 18:00
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「──大丈夫です。私、八月三十一日に、寿命で消滅しますから」 人付き合いが苦手な高校生・四宮夏月が引き取ったのは、”白波”と名乗る祖父の遺産、余命一ヶ月のバーチャル・ヒューマノイドだった。 遺品整理のために田舎の離島へと帰省した彼は、夏休みの間だけ、白波のマスターとして一つ屋根の下で暮らすことに。 しかし家事もままならないポンコツヒューマノイドは、「マスターの頼みをなんでも叶えます!」と、自らの有用性を証明しようとする。夏月が頼んだのは、『十数年前にこの島で遊んだ初恋の相手』を探すことだった。 「──これが最後の夏休みなので、せめて、この夏休みを楽しく過ごせたら嬉しいです」 世界規模の海面上昇により沈みゆく運命にある小さな離島で、穏やかに消滅を迎えるヒューマノイドは、”最期の夏休み”をマスターと過ごす。 これは夏の哀愁とノスタルジー、そして”夏休みの過ごし方”を描いた、どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。
読了目安時間:41分
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地球の日本──とある「神域」で働く女神アリアは、ある日、天界で開かれた大抽選会の特賞として惑星(メラ)が当選し、浮かれまくるが彼女の身の周りに謎のハプニングが次々と湧き上がる。 二百数十年後、惑星メラでは移住してきた地球人も含め、それぞれ八つの異なる星からやってきた八つの種族が自らの力で解決しようと必死に頑張り、それを女神や天使達も陰ながら応援する……。 この広い宇宙のどこかで繰り広げられる冒険、戦争等を想い描いた物語。 その惑星に住まうものからすれば、そこはまさしく幻想世界(ファンタジー!) 七人の主人公が織り成す群像劇。 ギャグを定期的に入れないと呼吸できなくなる作者が描く、時にシリアス、切ない恋心、おもしろ女神様等見どころ多数の本物語を是非ご覧ください♪ 【※1】縦読み対応可。 【※2】別投稿サイトでも掲載されております。 【※3】表紙イラストの無断転載は固くお断りします。
読了目安時間:10時間46分
作者からの一言コメント
一話完結の短編集。