一茜の歌集(にのまえあかねのうたのーと)

読了目安時間:5分

2周年

あまり読者様としては関係ないことなのかもしれませんが、私がネットに投稿しはじめて、2年目となりました。 Twitterでのアンケートの結果、今まで投稿してきた和歌の背景などについて書いていくことにしました。和歌を投稿した当時には気づいていなかったことや、その時には言わなかったことを書けていければと思っています。 (少し引用が多くなるかもしれません。といってもどれも暗記しているけれど) ① 馴れ初めの 近江の山の 赤に染む 川の紅葉も われなりけらし 《私の真面目訳》 仲良くなったきっかけの 近江の山は(紅葉で)赤く染まっている 川に浮かんでいる紅葉も (あなたにあって顔が赤くなっている)私 (が水面に映っていたん)だったのなぁ ≪添え書き≫ 単刀直入に言うと、私が初めて詠んだ和歌です。 この和歌を詠んだ当時は、確か高校一年生でした。授業中にどうも集中できなくて、気晴らしに「百人一首とかで、こうゆーのあるよねー」とか思いながら詠んだと記憶しています。 普通の高校生は和歌を詠まないといわれたので、少しだけ経緯を。 中学生の時は読書は好きだったけれど国語のテストは苦手でした。高校生になると国語も含まれる塾に私は通うことにしました。 そこで出会った先生によって、国語という教科が好きになりました。大袈裟かもしれませんが、その先生によって、私の中に新しい視点や価値観が形成されたのだと思っています。 その先生の授業がいつも楽しくて、基本的な修辞についてはすぐに覚えてしまいました。 ☆☆☆ (余談) そしてその先生が高校一年の夏休みに古典の単語は全て覚えるべきとおっしゃったので私はよく出てくる約500単語を覚えることになります。どうやら4月の最初の授業で覚える単語をまとめた表が配られたらしいのですが、私は6月ぐらいからその塾に通うことになったためそのことを知りませんでした。結果私はテストが行われる3日前に表が渡されたのですが、最終的には片手の数も間違えなかったのはただの自慢。ただそのおかげで高校一年から和歌を詠むための単語力が。(詳しくは省略しますが普通に古典の勉強としても夏休みまでに覚えた方がいいと思っているの私だけでしょうか?) ☆☆☆ ということで古典の単語、文法は塾で自然と覚えました。次は百人一首の話を。 といっても話は単純で、負けず嫌いなので、中学性の時にあった百人一首のクラスでの大会でただ勝ちたかったために全て覚えました。(といっても開催されたのは一度きりで、今では少し忘れかけているのですが) 百人一首を覚えた当時でも和歌の訳を聞いて「なかなか興味深いよねー」くらいは思ってはいましたが、中学生の古典の知識では全く解読できず、それくらいにとどまっていました。いまではその時に買った「お風呂で覚える百人一首」を見ながらその詠まれた背景などを湯船で想像しながらゆっくり読んでいることもあります。 ② 君がため 繰り返したる 雪衣娘(せついじょう) (ちぎ)りももつれ 先も見えやも 《私の真面目訳》 まるで君のために何度も(好きだと)繰り返して言っている白いオウムのように 約束はあやふやになって先も見えるだろうか。いや、見えないだろう。 ≪添え書き≫ 和歌を投稿し初めて、最初にレスポンスを頂いた作品です。苦労自慢になるかもしれませんが、本当に初めて和歌を投稿したときは反応なくて……。もうやめていいかなーと思って、書き溜めが底をつきそうな時に投稿した作品です。ちょっとオウムってヤンデレなイメージがあるのは私だけでしょうか? あたかも知っていたかのように雪衣娘という言葉を使っていますが、たぶんこれは私のその時の趣味である同類語辞典を読むことによって見つけた言葉だと思います。でもそれが直接和歌の語彙として加わることはあまりないです。(漢語っぽいものが多いので) 友達に、「茜ちゃんが小説でコメントもらってめっちゃ喜んでる姿みてて、私も読んだら色々反応するようにした!」って言われたので、多分この時の経験が……というのが本音です。 ③ 今もなお 行く末知らず 魂は ここにや(はべ)る 天にや侍る 返歌として詠んだものなのでもとの歌も うまれこし (もと)をも知らで 魂の ゆくすえとおく まどうははかなき (日記として「歌詠み日記」に投稿してます。詳しくはそちらへ) 出雲に実際に行った時に詠んだものです。色々あって行ったのですが、楽しかったです! 和歌の発祥の地というイメージは強かったですが、特に「和歌を詠もう」と思って行ったわけではないです。でもさがというかなんというか、結局和歌のこと考えてましたね(//△//) 看板の写真を撮って帰りに考えたと記憶しています。 この作品では古語で日記を書いたのですが、なかなか大変でした。当たり前かもしれませんが、「古語→現代語」の辞書はあっても、「現代語→古語」の辞書は存在しません。調べたり、言い換えたりして自然にしたつもりですが、スラスラ書けたりはしてないです。 でも本当に重要なのはそれではなくて。この和歌を境に、他の作者様と関わることが増えまして。 1人だったらこの1年は何をやってたかな?という疑問は普通にあります。 詠んだ時には思いもしなかったほどのちに影響を与えた作品でした。 ☆☆☆ ということでいかがだったでしょうか? せっかくなのでもう少しだけ和歌の話を。 少し前、自分の作品が平安時代ぐらいに持っていかれたら、当時の人々にはどう思われるのか想像していました。そこで思ったのは、それは違うというかなんというか。 どこかで書いたかどうか忘れましたが、古語は使っているけれど、今、目の前にいる人を感動させることが出来ればよいとおもって和歌を詠んでいます。微力ながら喜んでいただけたら幸いです。 もうネットに投稿して2年……。感慨深くあります。3年前ぐらいの私は今の自分の現状を聞いて何を思うのか気になります。あの時はネットに小説を投稿する予定なんてなかったですし、和歌わかんない普通の子でしたし。 今まで応援してくださりありがとうございました。これからも頑張ります・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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  • ノベラひよこ

    藤和

    ♡2,000pt 2019年10月5日 12時46分

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    グッジョブ!

    藤和

    2019年10月5日 12時46分

    ノベラひよこ
  • 十二単風ノベラ

    一茜

    2019年10月5日 17時01分

    不定期更新で〆切を決めてないのによく書けるねって言われます。待ってる人が、反応してくれる人がいるから頑張れるのだと私は感じています。質は絶対に落とさないように頑張るので、是非待っていてください!

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    一茜

    2019年10月5日 17時01分

    十二単風ノベラ
  • アマビエペンギンさん

    志茂塚 ゆり

    ♡200pt 2019年10月5日 9時07分

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    キマシタワーッ

    志茂塚 ゆり

    2019年10月5日 9時07分

    アマビエペンギンさん
  • 十二単風ノベラ

    一茜

    2019年10月5日 17時05分

    ゆりさんとの出会いもちょうど一年前ですね!(意外と最近だった)私としてはかなり衝撃的でしたよ!結局あの看板は何だったのかよくわからないですが、私としてはあれを立て掛けてくれた人に感謝しきれません!お忙しいと思いますが、これからも思い出作りましょう!

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    一茜

    2019年10月5日 17時05分

    十二単風ノベラ
  • 刑事

    水沢ながる

    ♡100pt 2019年10月5日 8時21分

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    お疲れ様です

    水沢ながる

    2019年10月5日 8時21分

    刑事
  • 十二単風ノベラ

    一茜

    2019年10月5日 17時08分

    最近妙に睡眠時間が長いです。そしてそれ以上に、感慨深さを感じます。サンチマンタリズムになっているのでしょうか?小説書くの大変ですが、それだけの魅力を持っていると思います!今では後悔する気持ちはありません!(大正娘可愛いですよね)(〃ω〃)

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    一茜

    2019年10月5日 17時08分

    十二単風ノベラ
  • みりたりステラ

    kikazu

    2019年10月5日 13時58分

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    尊い…尊い…

    kikazu

    2019年10月5日 13時58分

    みりたりステラ
  • 十二単風ノベラ

    一茜

    2019年10月5日 17時23分

    まだ出会ったばかりですが、私ももう2年が経ってしまったんです。和歌を詠んだのはそれより前のもあるので、初期の作品見ていると「若いなぁ」と謎の気持ちになります。多分和歌に依存気味なので何かない限り不定期でも投稿はします!是非お待ちください(*゚▽゚*)

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    一茜

    2019年10月5日 17時23分

    十二単風ノベラ

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