現代/その他ファンタジー 短編 完結済
読了目安時間:7分
総エピソード数:1話
とある日本のとある大学。学生であるヒイラギは、夏季休暇前さいごの日に、魔法薬学部の厳格な教授・深見の部屋を覗き見る。 「うわ、深見センセってば学校であんな……うわ、わわわ」 十数年前に魔法が発現した世界にて。厳格教授と優秀な生徒の夏のお楽しみ。
総エピソード数:1話
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軽妙でコミカルな現代ファンタジー・読切短編集。 美麗双子のブロマンスをそえて。 陰陽師・安倍晴明の流れをくむ月御門(つきみかど)家の双子の兄弟。 17歳の若さで家業である神社の宮司をつとめる弟の陽向(ひなた)に比べて、兄の千影(ちかげ)は全寮制高校を1年あまりでドロップアウトした後は、『夢催眠カウンセラー』を自称する実質ニート。 だが、他人の夢の中に入り込んで干渉できるという異能の力を生まれつき持っていて…… ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称等は架空であり、 実在のものとは関係ありません。 表紙「たいとるぐらふぃ」http://underthesky.the-title.jp/ ※転載禁止
読了目安時間:1時間48分
学園一の聖人君子と噂(評価)されている青年・鏑木(かぶらぎ)竜正(りゅうせい)は、二メートルを越える巨大な芋虫の化物と遭遇する。薄羽を持つ芋虫の化物は、なぜか鏑木を執拗に追いかけてきて……。そんな彼の命の危機を救ったのは、後輩の少女・奈多切(なたぎり)恋白(こはく)だった。 ――見えないだけで世界に存在している手の平サイズの妖精たち。純粋無垢な彼女たちは、人間たちが生み出した娯楽・コンテンツを共に楽しんでいるが……、純粋無垢であるがゆえに、外部から受ける刺激を必要以上に吸収してしまう。 善意を受け取れば――悪意を受け取れば――、妖精は変化していく。 そして人間世界は、善意よりも悪意が多い世界である。 悪意を受けた妖精は『尾を引き』、やがて『悪化』し『化物』へ成る――。 そんな化物を元の妖精へ戻すためには、多量の『善意』が必要と言われていた。 善意は好意とも呼び――、善意を戦闘力へ変換する=つまり善意の強さであった。 鏑木を救った奈多切恋白の力の源は……さて、どこへ向いた好意なのだろう? ※カクヨムでも連載予定
読了目安時間:2時間19分
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「私、メリーさん。今日、不思議な人間に出会ったの」 都市伝説であるメリーさんが出会ったのは、背後に立っても慄かず、一杯の味噌汁を差し出してきた人間。 その味噌汁を飲んだメリーさんは、初めて食べた料理に衝撃を受け、もっと色んな料理を食べてみたいと願い始めた。 片や、毎日を生き延びるべく、試行錯誤を繰り返す楽天家な人間。 片や、ただ料理を食べたいが為だけに、殺す事が出来ない人間の家に毎日現れる都市伝説。 互いに嚙み合わないずれた思考が平行線のまま続くも、一つの思いだけが重なっていく日常。
読了目安時間:53分
作者からの一言コメント
魔法学校・薬学部、厳格教授の夏の楽しみ。