ノーマディック・スプライサー

読了目安時間:13分

にぎる操縦桿 編

Case.18 パイロット

「プップーーーーーーーーーー!」  耳元で大音量の「目覚まし」が鳴り響く。  ぼくは慌てて飛び起きた……というよりは、ベッドから転がり落ちて顎を床に打ちつけてしまった。  毎朝のことだがこれだけは慣れない。基地からの緊急招集(コール)のほうがマシだ。 「ほら、アルツ。早く起きて。いつまで経っても食卓が片付かないじゃない」  目を開けると手縫いの室内履きがアップで現れる。室内履きは赤いスリッパで、黒い音符のアップリケが縫い付けられている。  そこから続く白いタイツに覆われた細い脚部はなめらかで、更に見上げていくと……。 「覗くな! 床でもう一度寝る気? 私は今日、ふつーに仕事なんですけど!」  苦情に渋々と身を起こし、こちらが立ち上がれば今度は彼女が見上げる立場になる。  まつ毛の豊かなブラウンの瞳、それに近しい駿馬の尾毛のようなライトブラウンの髪は後頭部で大きな三つ編みのおさげを作っている。  彼女の表情は苦情とは反対で親愛を込めた「おはよう」を投げ掛けていた。 「おはよう、ルネ」  正直なところ、同居なんて軽々しく決めるべきじゃなかった。  ぼくは朝に弱いんだ。今日は非番で昨日も基地待機だったが、趣味のトレーニングの疲労が溜まっていて肉体はまだベッドを求めていた。  睡眠によるホルモンの分泌は筋肉の育成に重要なファクターであり……。 「ね、私の服装、ちゃんと決まってる?」  今日のルネはクリーム色のボリューミーなニットにクロッカス色の丈の短めのプリーツスカートだ。 「決まってるが、わざわざスカートなんて履かなくてもよくないか? 寒いんだし、職場ではどうせ作業着に着替えるんだろう?」 「そうだけど! 勤務中以外はオシャレを心掛けたいの。戦争のせいで離職しづらくなっちゃったけど、そのうちに作業着とはサヨナラするんだから。今のうちにヒトに見られる練習をしておきたいのよ」  ルネの手の中ではゴールドのコルネットが窓からの光を受けてキラキラと光っている。  本来ならば、彼女はとっくに音楽関係の創造的職業に転職しているはずだった。  モラトリアム期の職業訓練ではありがちなロボット修理技師を選択していたが、真暦政府連合が非加盟国のテロ組織アンチ・ドラマツルギーとの戦争を始めたために、修理の仕事は猫の手を借りたいほどになってしまっており、それを理由に転職を保留にしていた。 「業界から声は掛かってるんだから、すぐにでも作業着を脱いでしまえばいいだろう?」 「なんだかそれって、逃げてるみたいでイヤなのよ」 「逃げてる?」 「みんな大変な時期なのに、私だけ夢を叶えちゃうのって違うと思う」 「ぼくはそうは思わないが。キミの音楽は人々の癒しで憩いだ。こういうご時世だからこそ、文化的なことを忘れるべきじゃない」  テーブルにつき、仕度されたスクランブルエッグとサラダ、ソーセージにクロワッサンと対面する。  アメリカンなノンカフェインコーヒーはすでに湯気を上げていなかった。 「ホントに、そうなのかな」  ルネはイスに座ると両肘をついて組んだ手の上に顎を乗っけた。メランコリーだ。 「才能のある者が相応しい役目に就かないのは世界の損失だよ」 「それは褒め過ぎ」  顔をほころばせ頬を染める少女。 「作曲にも手を出してるなら、いつかは“熱血シリーズ”の音楽担当にもなれるんじゃないか?」 「それはあなたの願望でしょ。私はあのシリーズの作曲家のファンなだけ」 「だけど、公園では“熱血解放リブレイザー”の演奏もしてたじゃないか」 「リクエストされたからね」 「なんにせよ、それがぼくらの縁だったし、一考の余地はあるだろう?」  休暇中に公園を通りがかった時、ぼくの好きな配信アニメーションで流れる曲の演奏が聞こえてきたのだ。  光に吸い寄せられる虫のごとくに近付いてみれば、ルネが人だかりの中でコルネットを吹き鳴らしていた。  大きな作戦のあとの解放感ということもあり、ぼくはつい解放(リリース)してしまい、初めて逢った彼女をお茶に誘ってしまったわけだ。 「偶然も偶然よね。あんな風に声を掛けられたのは初めてだったわ」 「ぼくもナンパなんてしたのは生まれて初めてだ」 「断ろうと思ったのに、なぜだかピンときちゃったのよね。そしたらテロでしょう? 休暇中の軍人のあなたをカッコ良く見せるにはあまりにもタイミングがナイスだったわ。ナンパされたのに今では私のほうがベタ惚れなんだもの」  ルネはぼくからフォークを取り上げると、ソーセージを刺してぼくの口へと突き出した。 「はい、あーん」 「食べづらいから勘弁してくれ」 「こういうことをしたくて、早く起きたのにー」 「だったら、もっとそれらしく優しく起こしてくれ。耳元でラッパを吹き鳴らして恋人を起こすなんてクレイジー過ぎるよ」 「優しくしても起きないんだもの。アルツは寝てる時に私が何をしてるのか知らないでしょ?」  そう言って彼女はぼくの朝食だったはずのソーセージを食べてしまった。貴重なたんぱく質が。 「何かしてるのか」 「ヒ・ミ・ツ」 「どうしても起こしたい時は、ぼくの端末に入ってる軍事用の警報アラームを使ってくれればいい。そうすれば飛び起きる。一般人が使うと違法だから、うちの中限定だが」  ぼくは手帳型端末を取り出す。アラームを鳴らすんじゃない。そろそろ“熱血鳥獣ギガジャスティム”の次話が配信される時間だからだ。 「それは、なんだかあなたをイジメてるみたいよ。やっぱり、訓練や実戦は厳しいの?」 「トレーニングやバーチャル・シミュレーションはハッキリ言って楽しかったが、実戦はそうも言ってられないな」 「つらい?」 「友人を失う時はな。だが、それも寝て起きれば薄らぐ」 「薄らぐ? M‐No.7がバグってるんじゃないの?」 「職業的に関連があるせいだと思う。軍部に所属した時にインストールされる追加プログラムの影響も多少はあるだろう」 「軍隊の条件付けもエビングハウス回路に高負荷だって聞いたことがあるし、若くしてボケちゃうのはやめてよね?」  ルネは席を立つとぼくの背後に回り込み、温かな体温を目いっぱいに押し付けてきた。 「無理しないでね」 「除隊して欲しいか?」 「除隊なんてできるの?」 「できないが、できればの話だ」  一度脳に軍事関連のデータを入れた人間が、ほかに所属することはありえない。  脳の仕組みとしても、法律としても。 「正確に言えば、ずっとそばにいて欲しい。そばにいて欲しいであって、除隊して欲しいわけじゃない。あなたが軍人であることと、今ここに居てくれることは切っても切れない関係だから。私に音楽をやめろというようなものよ」 「そうだな」 「でも、できればそれ(・・)はやめて欲しい」  ルネはぼくの手の中にある端末に手を伸ばした。  ぼくは奪われないように端末を遠ざける。ギガジャスティムのオープニング・ソングは一番熱いサビの部分だ。 「配信が始まってしまったからな」 「マジな話してる時にまでアニメ!?」 「山場が近いんだから許してくれ。配信開始してすぐに視聴しないと落ち着かない」 「それは知ってるけど、オープニングは毎回同じでしょ!」 「たまに不意打ちで冒頭からストーリーで入るパターンもあるから油断できない」 「今回は違うみたいじゃない。毎回良いタイミングで邪魔してくれるんだから! 嫌いになりそう!」 「どっちをだ?」 「ギガジャスティムを!」 「悲しい」 「そっちで悲しむな!」  ルネはコルネットを「プップ」と鳴らした。 「……ま、そういうところを含めてのアルツだから、仕方ないわね。一が軍隊で二がアニメ。私は三でもいい」  テーブルの上のルネのカバンと三つ編みが視界から消えた。 「拗ねないでくれ」  渋々動画を停止し、出勤しようとする彼女を追い掛ける。 「拗ねてない。あなたにとってのルネが三番でも、ルネにとってのあなたは一番なんだから。私は、あなたの帰るべき場所になりたい」  ここは紛れも無くぼくの自宅でルネは同居する恋人だったが、ぼくはここを「訪ねる」という感覚が強かった。  休暇中以外はなんらか訓練や作戦行動で空けており、半分は基地住まいだ。それがもったいないのも込みで彼女にはここに住んでもらっているが……。 「仕事、いってきます」  カバンを手にしたルネがぼくを見上げ、背伸びをし、まぶたを閉じた。  ……。  彼女は更に背伸びを試みてプルプルと震えて始めた。くちびるを必死に突き出し、じつにユニークな顔をしている。 「いってらっしゃいのキスは!?」 「したこともないだろう。キミにはまだ早い」 「は!? 私もうじき17歳なんですけど!」 「17は成人期の手前の猶予期間(モラトリアム)で、法的にも一部しか成人同等の権利が認められていない」 「恋愛は自由!」 「自由ならゆっくりでもいいだろう」 「もう付き合って半年にもなるのに! 同棲もしてる!  確かにあなたは私から離れてお空の上に居ることのほうが多いけど、  あなたのほうが最初に誘ったし、テロの時は命だって救って貰ってるのよ!?  映画ならその後にラブ・シーンくらいあってもいいし、  なんなら私は演奏家転向の前にお腹が大きくなって離職して、育児補助金で暮らしててもいいくらいなのに!」  それこそ映画かマンガ。ルネは床を踏み鳴らして憤慨している。 「色々とすっ飛ばし過ぎだ。迂闊にキミに手を出したくないんだ」 「私が子供だから?」 「若いほうが好きだ」 「それはそれでイヤな発言ね。うるさいのがイヤ?」 「キミの賑やかさには癒されるよ。軍隊とは違う自由な快活さだ。それでいて知的な話もできるし、静かにすべきシーンもわきまえている」 「だったらどうして?」 「戦うのが怖くなりそうなんだ」  正確には「死ぬのが怖くなりそう」だったが、あえてそうは言わなかった。 「あなたの好きなアニメなら、逆だと思うのだけれど。愛するヒトが居るから強くなれるってセリフもありがちじゃない?」 「これは現実だ。先に逝った兵士たちにも家庭持ちは珍しくなかった。葬儀にも参列した。だから分かる」 「つまり、私はあなたの帰る場所にはなれないということね」  少女は瞳に目いっぱい涙を溜めていた。それを零せば負けだと言わんばかりに、涙の中でブラウンは輝き揺蕩い続けている。 「戦いさえ終われば、ぼくも腹を括る」 「戦争はまだ始まったばかりよ」 「戦争に決まった長さなんて規定されていない。早く終わらせるのが兵士の役目だ」 「敵が次から次に新しくオールドの兵器を持ち出してきてるのは誰だって知ってるわ。この前もチームメイトのお葬式に行ってた。次は、あなたの番かもしれない」 「ぼくは単独で無人機にも対応できるエースパイロットだ。ふたつ名は“不死鳥”だぞ?」  ウソの無い自信と共に、ルネの両肩に手を掛け、真っ直ぐと瞳を見つめる。  ぼくは軍人で欧州部隊の鹵獲(ろかく)班に配属されているパイロットだ。  パンデミックや新政府誕生により争いどころでなくなった人類は、多くの兵器をほったらかしにし、オブリビオン・ウイルスにより色々と抜け落ちた結果、それらオールド・ウエポンへの信用を失った。  オールドな兵器は破棄され、ポーズやデモンストレーションの色の濃い有人機をメインとした新しいプロジェクトの元で技術開発とオールドの検証がやりなおされている。  だが、アンチ・ドラマツルギーの連中はオールドをどこからか持ち出して来て、実戦投入している。  その中には無人の戦闘機が含まれており、有人機を使うこちらよりも高スペックで脅威だ。  現時点では散発的に単機や数機で出現するうえに、メンテ不足で自滅することも多いためになんとか対抗できているが、万が一、大量投入されれば今の戦力では勝ち目がない。  オールド・ウエポンはデータ上は設計図や利用方法はこちらにも存在するものの、それらの解析と検証は遅れている。  ゆえに実際にちゃんと動いている兵器は喉から手が出るほど欲しいものだ。  解析すれば対抗策も分かるし、ニュー・エイジ開始以降に始まった新規の兵器の強化にも使える。  ものによってはプログラムさえ書き換えれば、そのままこちらの戦力に変えることも期待できるだろう。  鹵獲班の任務は今後の戦局を左右する重要なものだ。 「人間である以上、エースパイロットでも死ぬ時は死ぬのよ」  恋人の目からはいよいよ雫がこぼれそうになっていた。先んじて鼻水が凄いことになっているが。 「大丈夫だ。ぼくは自分の愛機を信じてるから」 「また妬かせることを言うのね」 「わざとだ。焼きもちを妬いてくれるのはキミしか居ないから。キミがぼくのメンテナンスをしてくれるようになってから戦績も良くなったし」  ルネは鼻をすすって、袖で涙を拭った。 「じゃあ赦す。あとは、相棒のほうのメカニックが心配ね。あなたが万全でも飛行機が落ちたらおしまいよ」 「若いけど腕は確かだ。チームのことは信頼してる」 「お掃除ロボのメンテをしてる私と経験値に大きな差は無さそうなんだけど。そっちでも妬けちゃう」  大きな溜め息。彼女はもう一度ぼくを見つめたが、今度は背伸びをしなかった。 「はあ……。話せば話すほど順位が下がる気がするわ」 「ぼくを構成する大事なものだからな。どれも嫌いにならないで貰えると嬉しい」 「勝てる気がしない。だから、良いことを考えたわ」 「良いこと?」 「ちょっと耳を貸して」  素直に従い腰をかがめる。 「あなたが好きなものは、私も好きになるように努力するわ。そうすれば、争わなくてもいいもの。どうせ恋人は私だけだし。筋トレはバカっぽいからしないけど」  ルネはそう囁いて、クスクスと笑った。  ……ふと、後頭部に痛みが走った。 『いいことを考えたわ。あなたがそれを好きだから、わたしもそれが好き、にする』  聞き覚えの無い女性の声が頭の中でリフレインしている。  続いてバラの香りがしたかと思うと、視界が影に覆われた。  くちびるに柔らかく、湿った、熱っぽい感触。呼吸が奪われる。  影から解放されると、顔をまさしくバラのように真っ赤にしたルネが現れる。  彼女からは優しいローズフレーバーのコロンの香りが漂っていた。 「帰る場所になれないなら、こっちが追い掛けたら良いってこと。私って、賢いでしょう?」 「そ、そうだな」  キスをされたらしい。初めての経験だったというのに、何かの幻聴のようなものに掻き乱されていまいちピンとこなかった。  頭が痛い。姿勢を正せば、立ち眩みでも来るかと思ったが、期待は外れた。  ……期待? 予想の間違いだ。 「ねえ、アルツ。……イヤだった?」  少女の恥じらいはすでに散っており、大きな不安が代わりに芽吹いていた。 「そんなことない。キミがついてくるというのなら、ぼくはその手を引こう。今日は仕事を休め。ちょうど顔も赤いことだし、風邪をひいたとでもウソをつけばいい」  花はまたも色づき、静かにうなずいた。  今度はぼくが見つめ、彼女が背伸びをする番だ。  ……が、端末から召集を告げるアラームが鳴り響いた。  同時にルネの端末からは臨時ニュースの通知。 「もう! 良いところだったのに!」  けたたましくアラームが鳴る中、ルネは部屋のほうへと駆けて行き、コルネットを手にして戻ると、アラームどもを超える盛大な不満を表明した。 「さすがに基地までついてくるなんて言うなよ?」 「言わない。一歩前進したから。その代わり……」 「大丈夫だ。ぼくは生きて帰って来るさ」 「……必ず帰って来てね。今晩なんて言わない。明日でも、明後日でも、一年後でもいいから、必ず」  ルネがぼくの背中へと手を回す。  ぼくもまた、彼女の小さな背には少し強過ぎるくらいに抱擁を返した。  人間同士の抱擁は、自己と他者の境界を曖昧にすると同時に、自己を強く固める。  ぼくらは回路だけでなく、誰かに頼らなくては生きられないちっぽけな存在なのだ。 「約束する」  それから改めて「リップ・サービス」をした。  そしてぼくは、戦場に「帰る」。だけど、生きてまたここへやってくる。必ずだ。  コードネーム“不死鳥(フェニックス)”は決して死ぬことはないから。 ***

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