怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~

読了目安時間:1分

エピソード:28 / 89

二十六、神様

 仏像に化けた狸と乞食に化けた神様の話。  人 (?)を見た目で判断するのはやめましょう、的な教訓話を模した内容ですね。  最初は神様にパシられている狸、というだけの設定だったのですが、打ち合わせで「たぬき神社とかどうですか?」と言われまして。  調べてみたら四国を中心に東京や札幌などいろんなところにあるみたいです。  神社=狛犬のイメージが強かったですが狛犬ならぬ狛狸もいるようで。実際に見てみたいなぁと思いました。  そんな狸を神様の眷属(けんぞく)にしようと思ったのはほんの偶然で。  人を化かす動物で思い浮かんだのが狐と狸。  どっちがいいかなぁと考えた時に話の雰囲気に合いそうだったのが狸だったという、ただそれだけのきっかけです。  神様だから低調に扱う、乞食だから蔑ろにする、ではなくて、誰に対しても平等に対応できる人間になりたいですね。  ……口で言うのは簡単でも、実行するのはなかなか難しいことではありますが。

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