仏像に化けた狸と乞食に化けた神様の話。
人 (?)を見た目で判断するのはやめましょう、的な教訓話を模した内容ですね。
最初は神様にパシられている狸、というだけの設定だったのですが、打ち合わせで「たぬき神社とかどうですか?」と言われまして。
調べてみたら四国を中心に東京や札幌などいろんなところにあるみたいです。
神社=狛犬のイメージが強かったですが狛犬ならぬ狛狸もいるようで。実際に見てみたいなぁと思いました。
そんな狸を神様の
怪説書 ~完全版・怪奇短編集オフィシャルファンブック~
読了目安時間:1分
エピソード:28 / 89
仏像に化けた狸と乞食に化けた神様の話。
人 (?)を見た目で判断するのはやめましょう、的な教訓話を模した内容ですね。
最初は神様にパシられている狸、というだけの設定だったのですが、打ち合わせで「たぬき神社とかどうですか?」と言われまして。
調べてみたら四国を中心に東京や札幌などいろんなところにあるみたいです。
神社=狛犬のイメージが強かったですが狛犬ならぬ狛狸もいるようで。実際に見てみたいなぁと思いました。
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およそ百年前、女勇者アルウェンと後の伴侶となる少年によりサッキュバスの王クシモは敗れ封印された。 しかしその直前、クシモは『お前達の子が余を復活させる神官となる』という不気味な予言を残す。 そして現在、クシモは既に復活しており魔王としてではなく地母神として崇拝されていた。 復活させたのは予言の通りアルウェンの息子であった。 彼はクシモを信仰する慈母豊穣会を組織し教皇として君臨している。 しかも彼は復活したクシモを征伐しにきた数多の勇者を悉く屠っている強大な守護者でもあった。 これは勇者の息子でありながら神々に『魔人』と呼ばれ畏れられている男と神に未来を托された勇者達との闘争の物語である。 今日もまた一人の勇者が斃され、教皇ミーケの手向けの言葉が紡がれる。 「生まれ生まれ生まれ生まれて生(しょう)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くら)し」
読了目安時間:3時間2分
陽之戸国の都、貴墨に住む三流作家の丞幻(じょうげん)はある夜、祟り神が出るという噂の荒れ寺で男を拾う。 埋められていた土の中からずるずると這い出て、力尽きたように倒れている男を見て、丞幻は思わず呟いていた。 「――あらやだ、ネタだわ」 これは、怪異を見聞きする力を活かして関わった事件を小説にしているものの、いまいち売れない三流作家が愉快な仲間達と共に(次回作のネタの為に)怪異に挑み。 神隠し調査の為に異界に突撃し。 美味しいものに舌鼓を打ち。 賭博ですってんてんになり。 時には盗人捕縛に駆り出され。 はよ次の話を書けと、版元に物理で尻を叩かれる。 そんなお話である。 ※キャラはコミカル、ホラーはまったりな、なんちゃって和風怪異モノです。よろしくお願いします。 ※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為の描写がある場合があります。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 ※毎週水曜日、日曜日の午前0時前後更新します。 ※複数の小説投稿サイトでも公開しています。
読了目安時間:3時間11分
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