SF 短編 完結済
――我々の全ては宇宙と繋がっているんです―― 教授はいつもそう告げる。私もそう思っていた。とくに彼――アツヒロとは繋がっていると思っていた。昨日までは。 原稿用紙15枚。お題作品。 テーマは「糸」。お題は「繋がる」「電話」「赤」「指先」。
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2021年1月24日更新
滅びゆく世界の伝奇×アクション×ラブコメディ! とある休日の黄昏どき、再就職を控えた青年・苗代沢は「真っ白な少女」をめぐる誘拐事件に巻き込まれた。窮地に陥る苗代沢だったが、とあるジンクスによりアウトローに生きる友人・ミソノに結果として助けられることに。とはいえ、困った「巻き込まれ体質」の苗代沢にとっては珍しいことではなかった。だから流してしまった。これにより、苗代沢は世界の裏側で暗躍する者たちの「化物探し」に呑みこまれたというのに。 気づけば真っ白な少女は幻のように消えていた。そうして、苗代沢の周囲で奇怪な事件が発生し始める。事件ではない。それは遠い過去から続く連続的な計画だった。たとえば、いたずらに消費された無垢な少女たち。とある化物を発端とする脆弱性と、十五年前の東京タワー爆発事故。国家権力の介入できない宗教組織の凶行を誘う、欠け落ちた神様のかけら。地下にうごめく秘密結社の統治者はとっくに狂っていて、世界はもはや取り返しがつかない。 緩慢に現実性を失いつつある世界で、変わらぬ日常を求め続けることは間違いらしかった。 であれば、いずれ来る世界の終わりに。 「君」を撃たねばならない。 —- 毎週日曜21時に更新します。 ローファンタジー作品ですが、そこに息づく人々のヒューマンドラマをしっかり書いていきたいです。
2021年1月24日更新
記憶を失った少年は、とある村で穏やかで平和な日々を送っていた。 自分は一体何者なんだろう? 何度考えても答えの見つからないもどかしさを抱えていた少年は記憶を取り戻すべく、一振りの剣と、おしゃべりな妖精と共に世界へ旅立つ。 第1章 行き倒れていた少年を救ったのは小さな村の住人達。暖かい村人、自分を慕ってくれる幼い少女。記憶をなくしながらも少年は幸せだった。 しかしその幸せな日々は長く続かなかった。少年は少女を救うべく機械仕掛けの獣、ギアビーストに立ち向かう。 第2章 ハンターを目指す少年は妖精と共に日々魔物狩りをこなしていた。そんな彼らの前に1人の魔術師が現れ依頼を持ち込んできた。 依頼の内容は究極の魔術の完成。魔術師の願いを叶えるべく少年は究極の魔術の完成を阻む悪名高い男達に挑む。
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2021年1月25日更新
彼の名は小林拓郎。 平凡で目立たないルックスと、中の下の成績で甘んじている普通の高校生。 「うーん、今日もフッッツーで平和な一日だった!!」 平凡を愛し、何気ない日常を謳歌していた男子高校生の生活は、とある夢を境に崩壊した。 不思議な夢を見て目を覚ました彼は、別世界の日本に住む コバヤシ・タクロー の身体と入れ替わっていたのだ! しかし、彼の苦悩は終わらない。何故なら、小林少年の意識が宿ったコバヤシ・タクローとは…… 迫りくる世界の〈終末〉を防ぐ役目を担う人類最後の希望。終末対抗兵器〈OVER PEACE〉だったのだから!! 突き抜けて最強! 何処までも無敵! そして最強無敵の秘訣は……存在しないはずの幼馴染!? 「どうしてこうなったぁぁぁ────!!?」 いきなり最終兵器にされた少年とパートナーであるツインテ美少女、そして愉快な仲間達が織りなすハイテンションSF終末青春 KOBAYASHI バトルコメディー……ここに開幕ッッ!! ナレーション:立木文彦 ※イラストは自前です。MONSTERキメた勢いで描きました。 ※旧版とはおおまかな展開は変わりませんが相違点が多々あります。新鮮な気持ちで楽しんでいただければ光栄です。 ※表紙絵の意味は第二章でわかります。
作者からの一言コメント
我々の全ては宇宙と繋がっているんです――