窓の中のWILL

Chapter:78 「だったら家に押しかける!」

 夏休みに入ってから二周目になる特講が始まった。氷づけの事件が終息したばかりではあったけれど、学校自体重い被害はくらっていなかったし、生徒とその関係者にも人的被害はそうなかった――もちろん多少なりとも被害のあった生徒にはそれ相応の対応があったそうだが――ので、特講は予定通り行われることになったわけである。  真面目にノートをとり教師の話を聞く景と、授業が始まって五分で夢の世界へ飛び込む五月、教師の言うことにいちいち突っ込んで授業そのものを止めてしまう博希、まあ三人はいつもといえばいつものごとく、退屈で刺激的でふわふわした――どれが誰の感覚とは言わないけれど――特講三時間を過ごしていた。これから大変なことが起こることなど、それぞれがカケラも思わずに。  この週の特講二日目、一時間目は数学だった。当然、数学の担当は零一。退屈がる博希をなだめつつ、自分も眠くなっていた五月は、うとうとしながら零一のほうに目をやっていた。  瞬間。  まさに瞬間と呼ぶにふさわしかった。  ずっと黒板方面を見ていた景にすら、気づかれず。 「え!?」  五月の脳髄に、鋭い針の刺さった感覚が響き渡った。ざくりというのではなく、すとんと、一本の道ができたかのように。 「ふ……あ……」  日本語ともなんともつかない、むしろ自然に口からついて出たため息のような声をもらすと、五月はそのまま、くらっと後ろに倒れた。 「五月サン!」 「五月!」  五月が椅子ごと、それこそまるで椅子に身をあずけるような形で倒れたことで、教室は騒然となった。零一は教科書をパタンと閉じると、すぐに言った。 「お前ら、落ち着け! どうした若林!?」  それから五月のところに走り、様子をうかがう。五月は気を失っていた。 「いかんな。保健室に運ぼう、お前ら自習してろ」  零一はそう言って、五月を抱え上げようとした。が、景は――もしかしたら博希も――ほんの一瞬、その場に漂ったある種剣呑な気配を読んでとった。それがどこからくるものかははっきりと解らなかったが、とっさに、彼らは零一に言っていた。 「俺が運ぶ」 「僕も付き添います。先生はどうぞ授業を続けてください」 「しかし、」 「自習にしたってどのみち博希サンは寝ますよ」 「どういう意味だっ、景っ」  博希は一瞬だけくってかかったが、それが無駄なことであることを知っている。すぐにまっすぐな目を零一に向けた。 「…………解った。だがすぐ戻ってこいよ」 「……ええ。五月サンが目を覚ましたら、戻ります」 「ホントは戻りたくねえけどな」 「……やっぱ松井はここに残れ!」 「やなこったっ」  言うなり、博希は五月の身体をひったくるように自分のほうに寄せると、抱え上げて教室を出た。 「博希サンっ。……先生、僕も行きますから。僕がいれば、少しは信用するでしょう?」 「ああ。あいつの手綱を握ってやってくれ」 「ええ」  景は博希を追って教室を出た。ふと、出際に、彼は零一に向かって、ほんの少しの殺気をこめた冷たい瞳を向けた。零一がそれに気がついたかどうかは解らない。それでも、景はそんな瞳を向けずにはいられなかった。解らないけれど。まだ、疑問が確信に変わったわけではないけれど。  景が保健室に入ったとき、すでに博希は五月をベッドに寝かせていた。 「すみません」 「いや。保健の先生、いないみたいだったし。勝手に使わしてもらった」  気こそ失っているものの、五月は傍目から見れば眠っているだけのようだった。それでも倒れたということは、色々と懸念しなくてはいけないことも多い。二人は五月の足に枕を持っていったり、色々なことをやった。 「それにしても……どうして倒れたんだろなぁ」 「さあ……解りません。昨日は至って元気でしたし、今日だって」 「眠そうなとこ省けば元気そのもの……だった」  だとすれば何かがおかしい。二人は首をひねった。博希には本当に何一つ心当たりがなかったし、景は景で、心当たりがないわけではなかったけれど、確実でない情報を当てはめてみるわけにもいかなかった。  今のところ、まだ計算式は虫食いだらけだった。 「うー……ん」  二人が首をひねる脇で、五月がうめいた。まだ目は覚ましていない。 「なんだなんだなんだ」 「五月サン。大丈夫ですか、五月サン」  長年友人をやってきて、五月がこんなにうなされるのを見るのはほとんど初めてに近い。博希は慌てて、五月の頭に乗せていたタオルを代えた。景は声をかけながら、五月の華奢な肩をゆさぶった。 「顔色が青い。風邪でもひいたかな?」 「……ここ最近、いろんな意味で強行軍が続いていましたし、ありえないわけではないですが……」  それにしたって、何か様子がおかしい。風邪ではないのではないか。博希も景も、心のどこかでそう感じている。うんと底のほうでくすぶり続ける何かが、間違いなくあることを確信している。ただ、それが一体どこからきているものなのか、今の自分たちには解らなくて、悔しい。 「このまま特講サボろうぜ。五月が心配だ」  いつになく真剣な面持ちで、博希がそう言った。五月が心配なのは紛れもない本心だろうが、特講をサボろうというのも、彼の場合一片の誤りもなく、サボりたいという希望から出た言葉だったに違いない。 「それはそれで構いませんが。どうでしょう、いっそこのまま五月サンを家まで送っては――」 「うん……その方がいいかもしれない」  このまま帰れば多分五月の母・玲花が恐慌状態に陥ることは違えようもない事実となって二人の前に現れることだろう。だが、今、二人の感じていた微妙な予感が、「五月をこのままここへ置いていてはいけない」と告げていた。博希も景も、あえて何も言わなかったけれど、二人の気持ちは間違いなく一致していた。 「黙って出ましょう。先生には後で言っておけばいいでしょう」 「お前すっかり悪くなったよな」 「あなたほどではありません」  そう言ってのけた景は、博希に反論する間を与えず、五月の身体を起こしかけた。決まったことは早めに行動に移したほうが賢い。こと、今回の場合は。  だが―― 「松井、浦場。若林は大丈夫か?」  今一番来てもらいたくない人物が、まさにジャストタイミングで目の前に現れた。このまま五月を家まで送る予定だった二人にとって、こんなところでいらぬ邪魔が入るのはとても厄介なことだった。 「ああ、大丈夫だよ」  博希はとりあえず、ぶっきらぼうにそう答えてみた。 「そうか。それなら……よかった。授業には戻れるか?」 「見て解りませんか。まだ目が覚めていないのですが」  今日の景の言うことにはいちいちトゲがあった。博希にその理由を量ることはできなかったけれど、景がなぜか零一に好意ではない何かを抱いていることだけは、なんとなく解った。 「目が覚めていない? じゃお前らはどこへ行くつもりなんだ?」  触れられたくないところに触れられた。景はこれ以上ないというくらい眉根にシワを寄せると、零一のほうを見ずに、つぶやくように答えた。 「このままじゃ心配ですからね。今から、五月サンのお家まで送っていこうと思っていました」 「送る? しかし」 「何か、不服ですか」  ぎっ、と零一を見たときの、景のまるで尖るような瞳を、博希は後々にいたるまで忘れられないと語ることになる。 「いや――別に。そうだな、若林もそっちのほうがいいかもしれないな。出席扱いにしておくから、二人で行ってやれ」 「ご厚意、感謝します」  そう言って、ゆっくりと頭を下げると、景は五月を背負っていそいそと保健室を出た。博希が一瞬だけあっけに取られて、あとに続く。 「…………」  主のいなくなったベッドをほんの少し眺めやり、零一はつと、手を触れた。シーツにしわをつくって、手のひらが敷き布団に沈む。 「やはり、」  じんわりと手のひらが熱くなる感覚。 「若林か」  だろうと思っていたよ――含んだ声で笑って、零一は保健室をあとにした。 「景、待てよっ」  ずんずんずんずんと足音が聞こえるほど、景の歩みは力強かった。その足並みに怒りの片鱗さえ見え、博希はなんともいえない気分になった。 「……どうしたんだ、景。なんでそんなに怒ってんだよ?」 「怒っている……? そういう風に、見えますか」 「見える」 「――――だとしたら、すみません」  景は丁寧に謝ってから、怒っているというよりはほんの少し機嫌が悪いだけなのですよ――とだけ、言った。 「どうして」 「……うまい説明ができませんねえ。僕の中でもまだまとまりきっていないんです。ただ、」 「アドが怖かった」 「なぜか本能的にね。――博希サンも、ですか?」  景のその言葉に、博希は小声でうん――と言った。それはとてもくぐもった、少々自信のなさそうな声だったが、そのすぐあと、言葉を探しながら、彼はぼそりと言った。その言葉は、景には独り言にも聞こえた。 「あの怖さはなんか違う気がする」 「違う?」 「なんつうのかな。教室で怒ってるアドとは、違う感じがしたんだ。もっと別の、こう……ネチッコイ怖さつうのか、ありゃ人間の怖さじゃねェな」  博希のその言葉を聞いて、景は「え」とだけもらした。息と同じタイミングで吐かれたその言葉を博希が聞くには、ずいぶん努力が要るものだったが、そのときの景の表情だけで、博希は景の持つ不可解な気持ちを察した。 「お前もそう思うか」 「……まあその」  景は少し、言葉を濁した。自分の抱える疑問だとか、思っていることをそのままぶつけてしまうのがまだ怖くて、ごまかすように言った。 「少し公園で休みませんか。喉も渇きましたし」 「そうか? そーいやカラッカラだな。行こう行こう」  ここからなら、幸い、すぐ近くにいつもの公園がある。二人は交代で五月を担いだり支えたりしながら公園を目指した。  今日もずいぶん、暑いらしい。歩くふたりの顎から、ほたっ、と、汗がこぼれた。そのとき―― 「ううん」  五月が背中でむずかるのを聞いて、背負う係を交代していた博希は、傍らで荷物を持つ景に「起きたかな」と聞いた。 「起きたというよりは――五月サン、大丈夫ですか」 「……ヒロくん? カーくん? ふわ、なんでぼく背中なの?」 「ナニお前、覚えてねーの? 教室で倒れたんだよ」 「え? 倒れたのぼく?」  原因が貧血であれ日射病であれなんであれ、倒れる瞬間の記憶が飛ぶというのは別段珍しいことではない。五月も例に漏れずそうだったのだが、 「どうして倒れたのかな。昨日は早く寝たし、身体も別にどこも悪くないし」  彼はそう言って首をひねった。ともかく公園が目の前だったので、三人はそのまま公園に入り、屋根つき休憩所に腰をおろすことにした。 「ぶあー」  ざざばー、と、博希が頭から水道の水をかぶってぶるぶると振った。余程暑かったらしく、彼はTシャツを脱いで上半身裸になると、休憩所の椅子にごろりと寝転んだ。ベンチの冷たさが気持ちいい。  景はそれを見ながら、自分の財布から小銭を出す。それでスポーツドリンクとサイダーと日本茶を買うと、五月にひょいとよこした。日本茶は自分のぶんである。 「楽になりました?」 「うん、っていうか、全然なんともないよ」 「まあ妙な話だよな。顔色もいいし」  博希は景からサイダーをもらうと、自分の財布を開いてサイダー代を景に返した。そのあたりはキッチリしているのだ。それから博希はペシとフタを開け、一気飲みした。  五月もそれに倣ったが、さすがに一気飲みするほどの太い食道を持っているわけではないので、一口ずつそっと飲んだ。喉を通ってゆくほんの少しの甘たるい感覚を二度ほど楽しんだ後、五月の脳髄の中に、何かが訴えた。 「……あ! ……」  五月が上げたその声はとても大きなものだった。寝転んでいた博希がガバッと起き、立って柱にもたれていた景が飛んでくるほどの。 「どした!?」 「どうかしましたか。やはり具合が?」 「違う。違うの、ぼく……思い出したの。倒れる前に、アドせんせが、ぼくの目の中に入ってきたの」  思い出し思い出し、説明した五月だったが、博希にとってはどうも理解しがたいものだったらしい。 「?? アドがどうやって目の中に入るんだよ」 「博希サン、比喩ですよこれは」 「ヒヤ? 赤ん坊の薬か?」 「比喩です! ヒ・ユ。カンの虫の薬でどうやって目の中に入るんですか。たとえですよ、五月サンは少なくともそういうふうに感じたんです。もちろん、実際には先生がそうしたわけではないでしょう、僕らもいたわけですし」  またしてもとんでもない勘違いをかました博希をいなして、景は続きを聞くことにした。 「それで? 安土宮先生は五月サンの目の中に入って、何をしたんです?」 「なんだかね、目の奥をつつかれた感じだったけど、よく解んないや。アッと思って目を伏せたけど、気がついたらヒロくんの背中だったし……」 「目の奥を」 「つつかれたア?」  どういうことだろう、と、博希と景は考えた。だが、考える時間はとても短く、博希が先に口火を切った。 「少なくともアドだぞ」 「言ってることが解りません」 「だからアドだよ」  本当は博希がなにを言いたいのか、景にはだいたい察することができていた。と、いうよりも、今回の場合に限って、博希の言いたいことは最早九割方景の言いたいことにもなっている。ひとり話題について行けていない五月に向かって、ともかくも景は五月が倒れてから今までのことを詳しく話して聞かせた。もちろん、自分たちがそのとき感じたことなどもつけくわえて。  話を聞き終わって、五月は指をくきくき折りながら言った。 「……じゃあ、アドせんせが、ぼくのこと貧血にしたの? どうして?」 「貧血ではないと思うんですが……どうして、と聞かれると解りませんね」 「あとひとつ。なんでアドにそんなことできるんだ」  博希が横から言う。それが一番の問題だった。  三人は説明のしようがない感覚に襲われた。自分たちにとってただの担任に過ぎない零一を恐れる理由などないはずなのに、なぜか今は、底の知れない恐怖を感じずにはいられなかった。  ――ただし、景だけは――以前、零一のパソコンに【レドルアビデ】の文字を見ている彼だけは、その恐怖に理由がつけられるような気がしていた。  彼は決心を固めた。これ以上、零一がこの件に関してまったくのシロであると思うのは愚かなことだと言わざるを得ないからだった。 「二人とも、聞いてもらえますか。実は」  景は、あの夏の日の昼下がり、自分が見たことを、聞いたことを、博希と五月につぶさに話して聞かせた。若干自分の主観なども混じったものではあったが、彼の話す内容はほぼ事実に近いものだった。 「アドせんせーが……レドルアビデのパソコンを……?」 「いえ、それがレドルアビデのパソコンかどうかまでは僕の知るところではありませんが……何か関わりがあることだけは、間違いないと思います」 「つまりレドルアビデがアドなんだろ!」 「短絡的過ぎます!」 「じゃあなんだ。アドがレドルアビデか!」 「さっきと言ってることが一緒ですよ!!」  突然に熱くなった博希と景をまあまあと抑えて、五月が言った。けれども本人も少しばかりの動揺を抑え切れなくて、言葉はとてもあいまいだった。 「でもさ……。もしそれが本当で、それなら、これからどうしたらいいのかな。明日になればどうしてもアドせんせには会うでしょ……」 「それは……」 「決まってら。明日アドのヤローを締め上げて問いただす!」 「駄目ですよ、それで何か反撃に出られたらどうするんですか。あるいは僕らがここまで知ったことを察して、姿を見せないということもありえます」 「だったら家に押しかける!」 「アドせんせの家知ってるのヒロくん?」 「……………………」  話はそこで進むことなく終わった。深い沈黙があたりを包んだ。しばらくたって、五月がスポーツドリンク最後の一口を喉に流し込み、博希が低く「げーふ」と――飲んだのがサイダーであったから――うなった後で、景が言った。彼の手の中には、まだ飲みきっていない日本茶が残っていた。 「今のところはどうすることもできません。ただ、五月サンをはじめとして、先生が僕らに何らかの危険を為そうとしている可能性は捨て切れません」 「じゃあ、どうするの?」 「三人、できるだけ離れないようにしましょう。これまでももちろんそうでしたが、一緒にいるようにしましょう。幸いマスコミの方々もおとなしくなっているようですし……」  そういえばそうだったね、と五月がつぶやいた。 「……ま、仕方ねえな」  ただし今度アドがなんかしでかしたら俺は遠慮なく奴を殴り倒すぜ――博希はそれだけ言って、Tシャツを着た。景も五月も、そのことに特に異存はなかった。もし今回、五月が倒れたことが本当に零一のせいだったならば、果たして明日にまでもそう急いた真似をするだろうか。自分たちに察しをつかれたということが想定できない人間ではないと思うから――明日くらいは身を潜めているのではないだろうか、それが、景の見解だった。  しかし、現実はいつも意図せぬやり方で対象を襲う。  完全なはずの景の計算が、この夏何度目かに狂うときがきた。

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