Chapter:58 「……俺、何やったんだ?」

「デ、ィ、ル、…………」  博希は渇いた口で、ようやくその言葉だけを紡いだ。だが苦しさは変わらない。しゅるしゅると、自分の肌と炎がこすれる音だけが不気味に響いている。それにリテアルフィの笑いが、かぶる。 「ほうら、ディルがひからびていくよ。あはははははっ、せっかく執政官になれたのにねえ? ま、どうせボクが殺してたと思うけどね……!」  そう、許しはしないのさ、キミみたいな熱血漢。――そうつぶやき、リテアルフィは本当に楽しそうに、言った。 「どうせ、キミはボクに納める税金を減らすつもりだったんだろう? そしてボクを倒すつもりだったんだ? 甘いね! ボクがいる限り、終わらないよ、この支配は! そして、レドルアビデ様の支配も!」  あははははははは、高笑いが響く。  光球の中のディルは声にならない声をあげ、苦しそうに転がっていた。 「しぶといねー……」  博希はリテアルフィのその言葉を聞いた時、自分の中の何かがスイッチを入れたのを、はっきり認知した。何のスイッチだかは解らないが、何かのスイッチ。かすんでいた瞳が一瞬だけ、開く。  その瞳の中に飛び込んできたのは、光球の中の、ディル……さっきまで転がっていたはずの彼は、博希と目が合った瞬間、少し――本当にわずかに、笑った。あまつさえ、握り拳までつくって。  恐らくそれが彼の意識の続く範囲でのことだったはずである。その一瞬のみ、ディルは自分の意識を確立させ、そのあとは、深く、沈み込んだ。  ――そう、光球の中、ディルは、動かなくなった。 「あれえ? ……死んだかな?」  くすり、その笑いが耳に届いた瞬間、五月のリボンは解けた。景が苦労して解いていたリボンが、やっと、解けたのだ。炎の壁の中、景は、ゆっくりと顔を上げて、叫んだ―― 「ディル――――っ!」  ディルが動かなくなったのとほぼ同じタイミングで、博希も動かなくなった。だが――  どくん。  どくん。  どくん。  彼は感じていた。体中が心臓になっていた。頭の上から指先、足の先、神経の一本一本に至るまでが、脈動する。 「こっちも動かなくなったみたいだねえ? もう少し楽しませてくれるかと思ったんだけど……」  言ってから、リテアルフィは、さっき自分が言った言葉の間違いに気がついた。違う。 「……生きてる?」  むしろ、この生命の高まりはなんなのだろう。  どくん。  リテアルフィはもとより、景にも、リボンの解けた五月にも、聞こえた。  どくん。 「……ヒロくん……!」 「博希サン、……まさか……」  この知的美少年は何かを感じ取った。 「まさか、」  またか!?  ゆらゆらと、リテアルフィの炎が、何かに包み込まれて消えていく。 「これは……!? ボクの炎が!?」 「あれは……」  ブルーの光。  ディルの親父と戦った時に生まれた光と、まったく、同じ色―― 「俺は」 「!」  しゃべることができないはずの博希がしゃべった。だが、その声は、何か不自然な声だった。譬えていうならどこかからマイクを通しているような。 「俺は、お前を絶対許さねぇ!!」  瞬間!!  『炎の鎖』が、破れた。 「鎖が壊れた!? まさか、なんで、これは……」  立ち上がった博希の体中から、ブルーの光があふれ、彼の武器を――剣を、形作る。  やはり?  景は思った。これで、まったく、同じになった。この前の五月サンと。  『声』を出していないのに、武器が、出た。光から。  これはなんだろう。五月サンの時に博希サンが言ったように、覚醒? 「……なるほどね? この前と同じだね」  リテアルフィは言ったが、すでにその表情には余裕がない。 「くっ……」  リテアルフィはそうつぶやき、もう一度、手をかざした。恐らく光球を生んで、博希を封じ込めようという考えなのだろう、だけど、たぶん、無駄ですね。――景はそう、思った。  なぜそう思ったのかは解らない。なぜか、絶対にうまくいかないのが、解っていた。光球が博希に迫る。炎の壁の中からそれを見ていた五月は、景にしがみついた。 「カーくんっ」 「……大丈夫です。今の博希サンなら、あれは、壊れます!」 「え……」 「いつかの五月サンと同じです。僕たちはどこかで、本当に【伝説の勇士】として目醒めようとしているのかもしれない」  まだ仮定の域を出ませんが。景はそう言って、五月の頭をなでた。  そして、二人は、じっと博希とリテアルフィを見た。  博希は光から生まれた剣を、愛しそうに抱きしめた。ゆっくり、目を、閉じる。次の瞬間、博希の瞳が、危険に輝いた。  だが、その表情を見ている余裕は、リテアルフィにはなかった。 「キミもこれにとらわれてしまえばいいんだ! ボクの技を封じた罪は重いよ……! は……は。あはははははははははっ!」  リテアルフィは狂ったように笑って、博希に光球をぶつけた。博希とぶつかって、光球は、ぶぱあああんっ! と、はじけた。 「え…………!?」  無論この声はリテアルフィのものである。  オレンジの光球に、ブルーの光が、勝った。  城の一室中に、ブルーの光があふれる。 「うあああああああ――――!!」  博希の絶叫! 光は爆発し、そこにいた全員を包んだ。 「な……」 「博希サンッ、」 「ヒロくうん」  一瞬、景も五月もリテアルフィも、何も見えなくなる。  景がやっと目を開けられた時、博希とリテアルフィは、ぐったりとしていた。オレンジはすべて消えており、つまりディルを包んでいた光球も、消え失せている。執政官とディルの親父はだらしなくのびていた。 「……カーくん」  五月も目を覚ましたらしい。それですぐこの状況に気がついたのか、 「ああ、ディル! ヒロくんっ!」  博希を揺すりにかかった。 「ヒロくん、ヒロくん、しっかりしてよう」  景も急いでディルを揺する。 「ディル。ディル、大丈夫ですかっ」  その時――  が、ら。  城が揺れ始めた。 「え……!?」  リテアルフィの体は残っている。まだ、砂になっていない!  なのに、なぜ…… 「まずいですよ、このままだと――ディルっ!」 「ヒロくんっ、起きてようっ」  だが二人とも目覚める気配はない。ついでにいえば執政官とディルの親父は完全に無視されていた。  必死に博希を揺すり続ける五月が、ビクン、と、震えた。景がそれに気がついて、五月の身体をつかむ。 「どうしました!?」 「そこに、誰か、いるっ!」 「なんですって!?」  部屋の隅。いつからいたのだろう、身の丈2mはあろうかという男性が立っていた。その瞳と髪は真っ赤で、黒い翼を持っている―― 「誰です、あなたは!?」  きらきらと光る薄い布を身にまとい、こちらを見てにやあ、といやな笑いを向けて――その笑いに、景は見覚えがあった。 「リテアルフィの笑いにそっくり、ですね……誰なんです、あなたはっ!!」  五月がおびえて、景の腕をつかむ。鮮やかな赤い瞳には、どろんとした悪意が浮かんでいた。 「貴様らが【伝説の勇士】だな……」 「…………っ」  景はその声に、素で震えた。動けない。 「誰だと聞くならば答えてやろう……俺の名は……レドルアビデ」  !! 「あ……なたが……!」 「レドルアビデ……!」  景はくっ、と、唇を一度、噛んで、それから、言った。 「――なにをしに、来たのです? 僕らを皆殺しにでも来ましたか」 「そうしてもよい――のだが、いかんせんそのために来たのではないのでな」 「なんですって……」  レドルアビデはそして、ぐったりとしたリテアルフィを抱えた。 「早くここから出なくては、この城はほどなく崩れるぞ……?」 「……なぜです。リテアルフィは死んでいない、なのになぜこの城が崩れるのです!?」 「今、リテアルフィの魔力はゼロに近い……まさか【伝説の勇士】がここまでやるとはな」 「ゼロ? でも、死んでないなら、この都市はどうなっちゃうの?」 「……案ずるな、……この都市は以後リテアルフィの支配下には置かぬ……勝手にするがいい」 「……レドルアビデ……あなた、何を考えて……!?」  だが彼は答えず、いかにも『しゃべり過ぎた』という顔で、またいやらしく笑うと、すっ――と、消えた。 「消えちゃったあ……」 「あれが、レドルアビデ……」  しばらく二人は呆然としていたが、恐らくリテアルフィがいなくなったせいだろう、城の揺れがますますひどくなった。 「きゃああああ」 「くっ……! 五月サン、フォルシーを呼ぶんです! 博希サンとディル、不本意ですがそこの二人も運んでもらいましょう!」 「大丈夫かな? 全部で六人になるけど」 「無理なら置いていくだけです!」  残酷。 「とにかく呼ぶね!」  五月は胸から下げていた笛を吹いた。ドレスに着替えてもこれだけは手放さなかったらしい。偉い偉い。 『勇士様!?』  がらがらと崩れかける城にフォルシーが飛び込んで来たのは、まさに間一髪というところだった。 「六人、乗りますか!?」 『多分大丈夫だと思います、頑張ります』 「申し訳ありません」 『構いません、なんとかなるでしょう』  フォルシーは翼をいっぱいに広げた。まず博希とディル、それから執政官とディルの親父を乗っけると、二人はフォルシーに飛び乗って、ディルの村に急いでもらった。  フォルシーが城から出た直後、城は崩れきった。  やはり外は夜。暗闇にフォルシーの翼は美しかった。  博希が目を覚ましたのは、翌日の昼ごろだった。 「……俺、何やったんだ?」  目を覚ましての第一声がそれだった。景と五月は一晩中博希とディルとを往復して、看病を続けた。  本当をいうと心配なのは博希よりディルのほうで、ディルは完全に水分が体から抜けていた。しかし、アイルッシュでリテアルフィにやられた警官と同じで、命に別条はなかった。それでもとにかく水分を戻さなくてはディルは眠り続けるだけである。点滴は欠かせなかった。パープルウォーでお世話になったルピーダを呼びたいですねえ、景はそう言って苦笑した。 「ディルは?」  博希は目を覚ましてからそうも聞いた。彼の最後の記憶はディルが光球の中で倒れた映像だったという。景は時間をかけて、ディルが倒れてからのことを、五月と交替で博希に詳しく話した。 「それで、」  レドルアビデが現れました。彼はリテアルフィを抱えて消えました――そこまで話すと、博希は、多少、絶望的な表情で、言った。 「じゃあ……リテアルフィは倒せなかった……?」 「まあ、そういうことにはなります。ですが、」 「なんだよ?」 「博希サンのパワーは、リテアルフィの魔力をほとんどゼロにしました」 「ゼロ」 「それで彼の城は崩れた――」 「だけど、砂にはなってないんだろ。じゃあ!」 「いえ――これはレドルアビデが言っていたのですが――」  景はあの時レドルアビデが言った、『この都市は以後リテアルフィの支配下には置かない』という言葉を伝えた。 「なぜだ……?」 「僕にも解りません。今までからいうと彼は自分の部下でさえも切り捨て見捨てる敵でした。それがなぜリテアルフィに限って助けにきたのか――」 「それと、なんで、オレンジファイの支配をやめたか、だ」 「解らないよね。でも、あの目は、怖かったよ」  五月が皿を持って部屋に入ってきた。 「リンゴみたいなくだもの、つぶしてもらってきたの」 「ああ、ありがとな」 「それとね、ディル、さっき、目、覚ましたよ」 「ああ、それはよかった。どうでした?」 「まだちょっとふらふらしてるけど、テンションは高めだった」   五月はそう言ってにっこり笑った。 「じゃあ、僕はディルのほうを見てくることにしましょう」  景は博希の部屋を出て行った。五月はさっきまで景が座っていたイスにちょこんと座ると、くだもののつぶしたのを口に運ぶ博希を見ながら、聞いた。 「ヒロくん、どお?」 「ああ、俺は別にそこまでひどい目に遭ったワケじゃないしな?」 「そっか。ううん、ならいいんだけどね」  あの時のヒロくんがあんまり……ね、いつもと違ったもんだから。五月はそう言った。 「ごめんな、心配かけてさ」  博希は苦笑しながら言うと、五月の頭をくしゃっとやった。  まだ、だるい。博希はもう一度、眠ることにした。  翌日、博希は景から、ディルの調子がほとんどよくなったということを聞いた。 「そうかあ、そりゃよかった。……でさ、昨日、聞かなかったことなんだけど」 「なんです?」 「カマ執政官とディルの父ちゃんは?」 「……彼らですか」  景は少し、苦笑してから、言った。 「フォルシーに頑張ってもらって、六人、乗せたんです。そのあと、二人をそのままディルの屋敷に運んで、僕と五月サンとでいつものアレをやりまして」 「やったのか。なんだ、俺もやりたかったな」 「彼らは博希サンが目を覚ます前に目を覚ましましたが、パニックになっていましたよ」 「そこまでやったのか?」 「ええ、今までにないくらい手酷くね」  静かに笑う。 「しかも油性ペンですから、ふふっ」 「……怖ッ」 「もう彼らは権力を失いますよ。ディルとお父様とはいい親子になれるのではないですかね、悪態をつきあいながら――」  そして二人はしばし笑った。それから、博希はもう一つ、聞かなくてはならないことがあったのを思い出した。 「もひとつ」 「え?」 「……レドルアビデよお……」 「……ああ……」 「どんなヤツだった?」 「どんなヤツ、といいますと……」 「うん、外見とか」 「身長が二メートルはゆうにある人物でしたよ、それから……瞳と髪が鮮やかな赤、でした。そして真っ黒い翼を持っていて――たぶん翼の間から見えていたのは【神の羽衣】でしょうね、とても美しい透明な布でした。……それから、真っ白な肌」 「…………!」  博希はハッとした。その外見に、覚えがあった。 「どうしました?」 「……いや……」  この前、見た夢じゃないか。  赤い瞳、赤い髪、真っ黒な翼。  これは何かの偶然か? それとも、……  ……あいつは沙織を抱えていた。  偶然じゃ……ない気がする。  博希はあの時自分が目を覚ましていなかったのを心から悔しがった。もしまともに見ていたなら、はっきりそれと解っただろうに。 「ところで」 「なんだ?」 「今こんなこと聞くのはどうかとも思いましたが。これから、どうします?」 「……そうだなあ……いったん、帰っても、いいか?」 「……言いたいことはよく解ってますよ。むしろ旅を続けたいとか言ったら、殴ってでも無理やり帰していたかもしれません」 「だったら聞くなよ」  苦笑。それでも博希は、景の心遣いがありがたかった。 「博希サンのお家のことばかりを言っているのではなくね。僕は博希サンの体も案じているのですよ、だからあと少しはここで静養して帰りましょう」 「ホント悪いな」 「いいえ。だいたい今回はずいぶんディルにもお世話になりましたからね。ちょっと長めに滞在することにしましょう」 「ああ」  もう起き上がっても何の支障もないくらいに、博希の体は回復していた。

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