窓の中のWILL

Chapter:79 「メイが、メイが、メイが」

 翌日がどんな日だったか、実は三人ともよく覚えていない、と、博希たちは後にそう語った。それほどに、この日起こったことがとにかくインパクトの固まりすぎて、ほかのことに目を向けている暇などなかったのだろう。  ただ、暑い暑い日だったことは、確かだ。  この日、五月は特講を休んだ。昨日の帰り、博希がそうすすめたのだ。景の考えとしては学校に来させてできうる限り二人で五月を保護するのが最善ではないか、自分たちの目の届く範囲なのだし、ということだった。しかしどちらかというと、学校で保護に走るよりは休ませて完全な保護下に――心配性な五月の母・玲花ならば、きっと一日彼を表には出さないだろうし――おいたほうが、五月にとっては安全なのではないか、それが博希の考えだったのだ。 「俺たちだけでどこまで五月を守りきれるか、それも自信ねえし、何より俺たち自身が狙われたときが問題だと思うんだよな」  景はその考えになぜか若干の危うさを感じ、一瞬賛成しかねた。しかし冷静に考えてみれば、確かに博希の言うことにも一理あるのだ。あの母親ならば何があっても五月を部屋から出すまい。そして、仮病を使って学校を休ませることが一番たやすいのは彼である。  結局、五月には「お腹が痛いとウソをつくように」と言い、五月はそれを実行した。その結果、今朝景が五月の家を訪ねると、憔悴しきった玲花が出てくるなり 「どうしましょう、メイが、メイが、お腹が痛いって言うのよ。盲腸かしら、それともガンだったら……ああ、どうしたらいいのかしら、すぐお医者様に連れて行ったほうがいいのかしら、アッキーは昨日から出張でいないのよ! どうしたらいいのっ」  そうわめいた。とにかく「どうしたらいいの」しか言わない玲花の様子に、景は多少の罪悪感を抱きつつ、言った。 「大丈夫ですよ、ここ最近ずっとおかしな気候が続いていましたし、体の調子を崩したのでしょう。マメに水分を与えて様子を見てください。たぶん明日、明後日には元気になっていますよ」 「そうかしら……」 「ええ、そうですよ。ただし、一時間か三十分ごとに、ちゃんと様子を見てあげてくださいね」  その口調が――当然ながら――自信に満ちたものであったから、玲花は景を信用することにした。もともと景の頭の良さは彼女も知っていたし、五月が景に信頼を寄せているのも当然知っていたから、景にとってはそれがとてもありがたかった。 「では先生にお休みすることを伝えておきますよ。お大事に」  それだけ言って、景は五月の家を出てきた。 「どうだった、五月は?」  学校までの道すがら、博希が聞く。 「元気なんじゃないですか? 本人には会えませんでしたけど」 「……あの母ちゃんか?」 「ええ、ずいぶん心配なさっていました」 「だろうなァ。俺もちっとは心配されてみたいけど、ああまでやられるとちょっとヒクわ」  ウハハ、と博希は笑った。つられて景もくすと笑う。風が穏やかに吹く中、二人は学校へ向かうのだった。 「若林が休み?」  朝一番に職員室で景からそのことを聞いた零一は、ある意味意外だという顔をした。 「別におかしなことではないと思いますけれどね。昨日のこともありますし、大事をとったのでしょう」  昨日のことも、という言葉に、景はほんの少し力と皮肉をこめた。もっとも零一がそれをどう受け取ったか、景には量りかねたけれど。 「まあ、大したことがなければいいな」  零一は言って、特講のしたくを始めた。景はこれ以上ここにいる理由がなかったので、自分も教室に戻ることにして、さがった。  閉じられたノートパソコンが、やけに気になった。  三限目、零一担当の特講は、とりあえず何事もなく進んでいった。昨日五月に起こったことが博希や景に起こるわけでもなく、二人は少々拍子抜けした気分で、特講のすべてを――特講は三限まででおしまいであるから――終えようとしていた。  博希など、チーとも自分の身に何かが起こらないのがつまらなくなったらしく、授業終盤頃からいい寝息をたて始めていた。それを見て頭にきた零一が、博希を狙ってチョーク三本と黒板消し二個をかまえたところで、チャイムが鳴った。 「おーお、終わった終わったー」  松井博希という人間にとって、終了のチャイムは目覚まし時計である。チャイムが鳴った途端、いかにも気持ちよさそうに起き上がった博希に、零一はチョークをしまいながら言った。 「命拾いしたな、松井」  当然起きたての博希がその言葉の意味を正しくとらえているはずがない。しかし、少々格好をつけたつもりで、彼は零一の目の前まで近づいて言った。 「俺はそう簡単には殺れねーぞ? 景も五月もな」 「――――あ?」  見た感じ呆気にとられている零一と、なぜか勝ち誇っている博希とを見比べて、景は「あちゃあ」という顔をした。果たしてどちらに「あちゃあ」と思ったのか、定かではなく、そのときの景には――もちろん、言葉を発した張本人である博希にも――その言葉に含まれていた、ある意味での正確さを解することはできなかった。 「違いますよ博希サン。先生の手をごらんなさい」  言われて、博希は零一の左手を見た。黒板消しが二個、零一の手からプラプラと下がって落ち着かない。 「…………そんなに黒板、汚れてるか?」 「違う」  結局、零一から二度ほどぶん殴られて、博希の機嫌は最高に悪くなっていた。 「ナナメですねえ」 「うっせ。アドのヤロ、本気でやりやがって。――それよりさ、五月、どうしたろ」 「ま、家でしょうね?」 「電話かけてみよーぜ。今から帰るってさ」  携帯電話などという高尚なものを持たない二人は、学校内の公衆電話へ向かった。まだ博希の機嫌は微妙なものであったけれども、この場合どうしようもないので、景は黙って五月の家の電話番号をプッシュした。  コール音が一回だけして、電話の向こうに相手の出た反応。 『……はい』 「あ、若」  ……林さんのお宅ですか、と、景が切り出そうとした瞬間、電話口で一気に爆弾がはじけたような感覚がした。 『その声はカーくんね? カーくんでしょ!? メイがね、メイがね、ああ、もう、どうしたらいいのっ!?』  そういうこの声は玲花である。ずいぶんパニックになっているらしく、一方的にまくし立てているようだが、景はありがたいことなのかどうなのか、この手のパニックには割と慣れている。ざわつく心臓をおさえて、景は一応落ち着いて聞いた。 「五月サンのお母様ですね? どうしたんですか、落ち着いてお話しください」 『メイが、メイが、メイが』  さすがに直接電話口に出ていない博希も、景の応対ぶりに妙だと思ったようで、ジェスチャーで「どうした?」と景に聞く。景はまたこれで、ジェスチャーをもって「解りません」と答えた。それで、博希は少しでも話の内容を聞き取るために、受話器に耳をぴたーとくっつけた。これで、少しは聞こえるはずだ。 「五月サンがどうしたのです」 『いなくなったの。消えてしまったの』  あきらかすぎるほどはっきりと、その言葉は二人の耳に届いた。 「……なんですって?」 「……なんだって?」  顔から、血の気がすうと引いていくのが解る。おさえてもおさえても、心臓のざわめきが止められない。そんな馬鹿なと。ありえないと。今ここで叫びたいのを必死にこらえ、景はまた話し出す。 「気がついたのはいつです」 「五分くらい前よ。様子を見に行ったらいなくって、まるで消えたみたいで」 「最後に五月サンを見たのは?」 「三十分くらい前よ。あの、警察を呼ばなきゃ、メイが、メイを、」  本当ならその場にとんで行ってなだめなければ、彼女は本当に110番する。玲花がそういう気質のひとであることを、景も博希も十分知っていたが、事態が事態だけにそんなことをしている暇など当然ない。とすると、あと、彼女をなだめることができるのは、この世でたった一人しかいない。 「ともかく、ご主人に連絡を取ってください。警察を呼ぶのはそれからでも遅くありません。僕らも捜してみますし、見つかったらきちんと送り届けることをお約束します」 「ええ、……ええ、」  どうやら向こうは泣き出している。景と博希はかわるがわる受話器を取って玲花をなぐさめ、十分後にようやく電話を切った。  それから、あらためて、景はつぶやいた。 「五月サンが消えた…………」  しかし景がそう言うか言わないかのところで、博希はほとんど反射的に駆け出していた。 「博希サン!?」 「とりあえずアドをシメる!!」 「ちょ、待ってください! とりあえずはともかく、実行犯として考えるなら先生はシロですよ!!」 「なんでだっ!」 「考えてもみてください。五月サンのお母様が異変に気がついたのが電話の五分前。最後にお母様が五月サンを見たのがその三十分前。その間の二十五分間、僕らは何をしていました。先生は何をしていました!?」 「……っ」  考えるまでもない。モロに顔つきあわせて特講中だったはずだ。 「だけど……だけどアドが何かしたのには違いないはずだろ? そうだろ?」 「極論になってしまうので明言は避けたいところですが……僕も正直、先生を疑っています」  二人の意見は一致した。 「探すぞ、景! まだ多分、学校内にいる!!」 「どうして解るんです!」 「カンだ!!!!」  二人は走り出した。そしてまずしたことは、職員室への飛び込みだった。 「安土宮先生? さっきから見えないけどね」 「どこに行かれたかは……」 「さあ? 荷物はまだあるし、帰ってはないと思うけど」  博希はそれだけ聞くと、もう足踏みをはじめている。  景は職員室に入り、中のぐるりを見渡した。そうして、彼は、たったひとつ、足りないものがあることに気がついた。 「……パソコン……!!」  あのパソコンがない。  【レドルアビデ】のパソコンが。 「クロ……真っ黒も真っ黒、漆黒ですね、もう」  景は吐き捨てるようにつぶやいた。そして、最早遠慮はいらない、とも思った。 「行くんだろ! 景っ!!」 「ええ! ともかく博希サンは学校の西側をあたってください! 僕は東側をあたります!」 「解った! で、西はどっちだ!」 「……僕の行くのと反対のほうですっ!」  言うなり、景は走り出していた。博希は一瞬、ぽかあんとして、それから我にかえった。 「反対だなっ!」  いくら方向音痴でも、それくらいは解る。博希は景に背中を向ける形で、走り出した。  急げ。捜せ、それもひと気のないような密室を!  景。  進路指導室―― 「失礼しますっ!」 「どうした浦場?」 「失礼しました」  博希。  作法室―― 「入るぜっ!」 「何の用です! 学年クラス氏名をお言いなさい!」 「一年四組松井博希! ここにゃいねーな……失礼したな!」  景。  化学室および物理実験室―― 「失礼しますっ! …………ハズレですか…………」  博希。  家庭科室および調理室―― 「入るぜっ! …………カギかかってやがる……!!」  彼はこの瞬間、この部屋が怪しいと見た。すざっと後ろに下がり、自慢にしているかどうかそれも怪しいものだがおのれの右足を平行に振り上げ、家庭科室のドアめがけて全力で蹴りを入れる!  メコリと、嫌な音を立てて、家庭科室のドアは壊れた。 「五月ッ」  しかし反応や返事はない。念の為、博希は家庭科室と調理室をくまなく、戸棚の中や皿の裏側に至るまで五月の姿を捜したが、残念ながら見つからなかった。 「別んトコか……」  景。  数学準備室―― 「……ぶっちゃけ、本命はここなんですよね」  全身にビリビリと緊張感を漲らせ、彼は数学準備室の扉に手をかけた。 「失礼しますっ」  ――――だが、そこに、五月はいなかった。しかも五月はおろか、零一の姿さえ、数学準備室にはなかったのである。 「ハズレ……本命がハズレでしたか……!!」  それでも、疑えるだけ疑ってみなくてはならない。本当に零一がクロならば、どこかに隠れているという可能性もある。景は準備室中を走り回って五月の名を呼んだ。  だが、らしい返事は、聞こえてこなかった。  もちろん、気配さえも感じられなかった。 「くっ…………」  どこへ――――  が、瞬間。  景のひとしく全身に、ざ、あ――――っと震えがきた。 「っうあ――……!」  この震えに、彼は覚えがあった。たぶん恐怖で身体が震えるというのは、以前【科学的にありえぬモノ】を目撃したとき――無論それは勘違いであったが――を除いて、これで二度目だ。  だから……この震えは…… 「やはりこの辺でビンゴ……!」  景は数学準備室を飛び出すと、震える身体をようよう抑えて、隣の歴史準備室へ走った。  こんなにも近く、こんなにも強い力!  景は歴史準備室の扉に手をかけた。が、 「!」  静電気ともなんともつかない、奇妙な痺れを手に受けて、思わず手を引っ込める。それで、彼はここがまさに大本命であることを悟った。  痺れはまるで焼けつくように景の手のひらを襲う。しかし、 「死んでもこの扉は開け……ます……っ!」  景は扉に手をかけたまま、ちぎれんばかりの力をこめて引いた。手ばかりか、腕もぢりぢりと痛みを叫ぶが、そんなことに構っている暇はない!  じあ……  たぶん気のせいではなく、景は己の身体から滲み出る、淡い緑色の光を見た。  その瞬間――――  ダシャンッ!!  なんとも激しい音を立てて、歴史準備室の扉は開かれた。景の手の痺れはなんとか治まっていたが、その代わり、心臓がギュルギュルと動揺をはじめた。 「五月サンっ!」  思わず、その場の状況も、自分の置かれている立場も捨てて、彼はそう叫んでいた。目の前に映るものは、  制服の胸をはだかれ生気のない顔で倒れている五月と、  燃えるような真紅の瞳でこちらを見ている、零一……。 「あ……ああ……」  景は息を呑んだ。そして次の瞬間、自分の心の中の、多少冷静な部分で、この場は自分ではもうどうにもならない――と思った。  状況として、色々なことを想像するには十分なシチュエーションではあったが、その想像の間さえ、景には与えられなかった。それゆえ卒倒しなくてすんだのが、果たして幸運だったのか不運だったのかまでは誰にも知りうるところではない。 「――――っ。」  身体が動かない。まるでこれは金縛り。景はあの真紅の瞳から、目がはなせなくなっていた。  目の前の――最早零一と呼んでいいのか悪いのかさえ判断に苦しむ人物が、自分の手をじょるっ……となめる。さも美味そうに。  これは違う。先生であって、先生でないもの――――  じょる。  じょる。 「う、ラば…、………か?」  その声を聞いた瞬間、景の全身の毛穴という毛穴から嫌な汗が噴いた。心臓がさっきの動揺より三割増でギョルギョルと音を立て、頭の中の信号が赤からずっと変わらない。  これはいけない。いけないけれど――声が出ない……!  これが本物の恐怖というやつ、かもしれない。いや、きっと、そうだ。  逃げるにも、叫ぶにも、鎧装着をするのでさえ、今は状況が許さない。その場の一秒が、景にはとてつもなく長く感じられて仕方がなかった。 「お、マエ…………も、そのチか――――ラ、ヨこせ……!」  さっきなめたばかりの手が、ヌラヌラと無気味に照りを帯びて景の胸元を狙う。 「やめ…………!!」  景がなんとか発することのできたその言葉は、誰にも届かないくらい小さかった。しかし、彼の背後には、今、何よりも頼りになる人物が間に合っていた。 「本物ならスマン!」  その声に、景は反射的に振り返っていた。それとほぼ同時くらいに、少し古びたジーパンの足がものすごいスピードで伸び、景を狙った手を蹴り飛ばした! 「博希サン!!」 「あー良かった、間に合ったな。ものすごい音したからすっ飛んできたんだ」  ここの扉が開かれたときの音ですね、景は思った。ホッとしたのか、よろけて柱に背中を打つ。もたれる形になって、彼は改めて目の前の状況を冷静に見ることができそうな気がした。 「やっぱり五月に手ェ出しやがったなこのヤロウは!」  博希が憤って叫ぶ。  景の目には、博希の怒りが炎のように煙のように渦巻いているように見えた。だが、止めない。自分が博希でもそうしているはずだから。 「五月に何をした!? 返事によっちゃぶん殴るかぶっ飛ばすか張り倒すぜ!」  ……どのみち相手がえらい目に遭うのは決定事項なのだ。  ぎし――――二人の目の前で、歯のかみ合わせが音を立ててわらった。

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