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アイノマ。

読了目安時間:1分

片隅のBAR。

 ここは。  人生に疲れた方。  人生に憂いを感じている方。  そして、人生を終えようと思考される方のみが立ち寄る事を許された、最後の一時を過ごすためのBARでございます。  二度目のご来店は出来ません。  訪れることが出来るのは貴方の人生でたった一度っきり。  なんとも貴重で、なんとも稀少な、ただその一時を差し上げる。そんな場所でございます。  ですから……。  この店は貸し切り。  決して他の者が入り込むことのない様に、一日お一人様限定。  それ以上のお客様はお迎えしておりません。  その一日の間であれば幾ら滞在くださっても結構。  時間を忘れ、自分の過去を振り返るもよし、あるはずだった未来の自分を語り明かすもよし。  アナタはただ、この空間をご自由に、自らの空間として、自分の思考のみで埋め尽くしてください。  ここはそんな店なのです。  私ですか? はい、私はこの店のマスター。  ご注文されればどんな品でもお出しします。  BARではありますが、おにぎりが欲しいといわれればおにぎりを出しますよ。  おや、可笑しいですか?  この空間はBARであってBARで無いのです。  さて、今宵はどの様な方がやってこられるのか?  ほら、ドアの向こうに影が……。 「いらっしゃいませ。貴方にとってより良い一時を」

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